アメリカでは11月の第4木曜日がサンクスギビングデーということで感謝祭の祝日です。NFLではこの日に3試合が行われるんですが、ドルフィンズは過去にサンクスギビングデーにおいて7試合を行っています。

通算成績は5勝2敗で勝率.714ということで、これはサンクスギビングデーに5試合以上行ったチームの中で2位タイの成績だということです。ちなみに1位はフィラデルフィアイーグルスの勝率.857だそうです。

7試合の対戦相手はダラスカウボーイズが最も多くて5試合、その他はセントルイスカージナルスとデトロイトライオンズです。カージナルスとライオンズにはいずれも勝利しており、カウボーイズとは3勝2敗です。

その中で最も印象的なのは1993年のカウボーイズとの対戦で、この時は積雪のテキサススタジアムでの試合だったんですが、試合終了間際に逆転のFGをブロックされて失敗したドルフィンズだったんですが、転がったボールにカウボーイズDTレオン・レットが雪で滑って触れてしまい、そのボールをドルフィンズ側がカウボーイズ陣内1ヤード地点でリカバーし、再びFGを蹴ってこれを成功させて16-14で勝利しました。

この試合は今でも語り草となっており、サンクスギビングデーが訪れるたびにその映像がネット上に流されています。当時のドルフィンズのHCはドン・シューラ、一方カウボーイズのHCはジミー・ジョンソンでした。その時はまさかジョンソンがシューラの後を受けてドルフィンズのHCに就任するとは夢にも思わなかったことでしょう。

その他には2003年のカウボーイズとの対戦ではQBジェイ・フィードラーがWRクリス・チャンバースに3本のTDパスを決め、DEジェイソン・テイラーがファンブルリターンTDを決めるなどで40-21で圧勝した試合も印象に残っています。