空席となっていたNFL選手会の新しいエグゼクティブ・ディレクターの座に弁護士のデモーリス・スミスという方が座ることになったようです。現地時間15日にハワイで投票が行われた結果だそうですね。

今回の投票ではスミス氏の他に同じく弁護士のデビッド・コーンウェル氏、そして共に元NFLの選手会長を務めていたトロイ・ビンセントとトレース・アームストロングの4人が最終選考の候補に残っていました。
当初はビンセント氏が有力候補だと報じられていたんですが、結局NFLとはまったく関わりのなかったスミス氏が選ばれたことは意外でした。

スミス氏はNFLとの関わりがなかっただけでなく、選手会のリーダーとして必要な労使交渉関係の案件を扱った経験もないそうです。
ただ、バラク・オバマ米大統領やエリック・ホルダー司法長官など政権中枢部には深いコネクションを持っている人物のようです。
スミス氏がこれからどのように選手の地位向上やNFLの発展に関与していくのかが注目されますよね。

ちなみに、最終選考に残ったビンセント氏とアームストロング氏は共にかつてマイアミドルフィンズに在籍していましたよね。
2人ともリーダーシップを持ったいい選手でした。