Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

GAME PREVIEW

Wild Card Playoff 対スティーラーズ戦 プレビュー

ドルフィンズの8年ぶりのプレーオフ初戦は敵地での対ピッツバーグスティーラーズ戦です。スティーラーズとはレギュラーシーズンの第6週で戦っており、ドルフィンズが30-15で勝利したんですが、今回の対戦では両チームの状況はその時とは違います。

スティーラーズは7連勝でレギュラーシーズンを終了しており、先週のレギュラーシーズン最終戦ではQBベン・ロスリスバーガー、RBレベオン・ベル、WRアントニオ・ブラウンら主力選手をプレーオフに備えて休ませていました。それにもかかわらず、クリーブランドブラウンズにオーバータイムの末に勝利しています。

それに対してドルフィンズはスティーラーズ戦以降9勝2敗と好成績を残しているものの、QBライアン・タネヒルをはじめ主力選手に怪我人が続出しており、さらに先週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦には敗れています。それに加えて今回の対戦はスティーラーズのホームゲームですから、戦前の予想ではドルフィンズの圧倒的不利が予想されています。

ドルフィンズが勝利するためには、何よりもターンオーバーなどのミスをしないことですが、それに加えてスティーラーズより先に得点を取ってリードを奪うことです。今シーズンのドルフィンズは相手チームに序盤で得点を取られてリードを奪われることが多いです。それでも後半に逆転して勝利しているケースが多いんですが、プレーオフに出てくるような強豪チーム相手にはそれでは苦しくなります。

それとスティーラーズのオフェンスの核であるロスリスバーガー、ベル、ブラウンを抑えることが重要です。前回の対戦ではロスリスバーガーのパスを189ヤードに抑えて2インターセプトを奪い、ベルのラッシングを53ヤードに抑え、そしてブラウンについては4回のパスレシーブでわずか39ヤード獲得に止めています。

さらに、スティーラーズに対して攻撃時間を23分30秒しか与えませんでした。スティーラーズのようなオフェンスの強いチームに対しては、しっかりとボールコントロールをして相手に攻撃時間を与えないということが勝利の可能性を高めることです。

そのためにドルフィンズとしては、RBジェイ・アジャイのランプレーを中心にオフェンスを展開していく必要がありますが、前回アジャイはスティーラーズに対して204ヤードのラッシングを記録しています。ただ、今回も同様に走れるとは考えにくいです。当然スティーラーズ側もアジャイのランを最も警戒してくるでしょうから、それに対して正面からランプレーで挑んでいくのは厳しいでしょう。

スティーラーズのランディフェンスはNFL14位とそんなによくないように思えますが、シーズン中に相手チームに100ヤード以上のラッシングを許したのはわずか6回しかありません。ドルフィンズがランプレーを効果的に出すためには、やはりパスプレーとの連携が必要になってきます。

ドルフィンズはQBマット・ムーアが先発しますが、タネヒル欠場を受けてプレーするようになってから8TDパスに対して3インターセプト、QBレイティングは105.6という成績です。内容的にはそれほど問題はないのですが、1試合に必ず1つはインターセプトを犯しているというところが気になります。

スティーラーズのパスディフェンスはNFL16位とそれほどよくはなく、前回の対戦でもタネヒルはインターセプトもQBサックも受けておらず、パス成功率は75%でした。ただし、TDパスも決められてはいないので、パスを通すためにはランプレーとのバランスが大切になってきます。

ジャービス・ランドリー、ケニー・スティルス、デバンテ・パーカーのWR3人は計算できますが、その他にTEやRBへのパスプレーを効果的に出していくことが必要です。単調なパスプレーだけでは攻略は難しいかもしれません。

一方ディフェンス面では怪我人が非常に多いのでかなり苦しくなることが予想されます。前回ブラウンをカバーしていたCBバイロン・マックスウェルは出場できませんし、ロスリスバーガーからインターセプトを決めた先発Sの2人もいません。経験の浅い2人のCB、ザビアン・ハワードとトニー・リペットがブラウンをどこまでカバーできるかがポイントです。

あとはパスラッシュがどれだけ効果的にかけられるかですね。ドルフィンズが勝利するためにはDTダムコン・スーとDEキャメロン・ウェイクを中心としたパスラッシュでロスリスバーガーにプレッシャーをかけることが必須です。逆にそれができなければロスリスバーガーに自由にパスを通されて一方的な展開になってしまうかもしれません。

それとこの試合の大きなポイントとしては、ドルフィンズは新人HCで選手もほとんどがプレーオフ初出場、対するスティーラーズはプレーオフの常連でHCとQBはスーパーボウル制覇を達成したことがあるという経験の差です。この差が試合にどのような影響をもたらすのかというのも気になります。

前述のとおりスティーラーズ優位は圧倒的で、ドルフィンズの勝利を予想する人はほとんどいないんですが、それでもドルフィンズが勝つ可能性はゼロではありません。チーム一丸となって自分たちのフットボールをしていけば光明は必ず見えてくると思います。勝利のチャンスを逃さずに、そしてあるいはいつもと違う戦術もオフェンス、ディフェンス共に仕掛けていっても面白いかもしれません。ともあれ、どんな形でもいいので、この試合のドルフィンズの勝利を期待しています。



 

Week 17 対ペイトリオッツ戦 プレビュー

今シーズンのレギュラーシーズン最終戦、ドルフィンズとニューイングランドペイトリオッツの対戦です。両チームともすでにプレーオフ進出を決めていますので、本来ならば消化試合的な意味もあるんですが、普段と変わらずレギュラーメンバーでの対戦をお互いに表明しています。なぜならば、最終的にプレーオフのシード順が確定していないということがその理由だと考えれられています。

ドルフィンズは現在第6シードですが、この試合に勝利して、なおかつカンサスシティチーフスがサンディエゴチャージャースに敗れれば第5シードになります。一方ペイトリオッツの方は現在第1シードですが、この試合に勝利するか、あるいはオークランドレイダースがデンバーブロンコスに敗れれば、第1シードが確定するとともにプレーオフでのホームフィールドアドバンテージを獲得することになります。

ただ、冷静に考えると仮にドルフィンズが勝利してもチーフスがチャージャースに敗れる可能性は低いでしょうし、先発QBを失ったレイダースがアウェイでブロンコスに勝利する可能性は低いでしょうから、ペイトリオッツは負けても第1シードとホームフィールドアドバンテージを獲得することになると思われます。

したがって、試合展開次第では両チームとも、というか特にペイトリオッツは主力を休ませることも十分考えられます。ペイトリオッツ側から見ると、試合前半に全力でプレーして大量得点差をつけて、試合後半は主力を引っ込めるという戦い方が理想ではないかと思います。ただ、ドルフィンズにとってはそうされないように、なんとか食い下がって試合を壊さないようにしたいところです。

実際に今シーズン最初の対戦では前半で24-3とペイトリオッツがリードし、ドルフィンズが後半追い上げたもののあと一歩及ばず、31-24でドルフィンズが敗れています。しかもこの試合でペイトリオッツはQBトム・ブレイディが欠場しており、第2QBジミー・ガロポロも途中で負傷退場したにもかかわらず、ドルフィンズはペイトリオッツに追いつくことはできませんでした。しかし今回はブレイディが出場しますので、試合前半にもっと得点を取られてリードを奪われる可能性は十分にあります。

ドルフィンズはこの試合を迎えるにあたって、先発Sイサ・アブドル-クドゥスが肩を怪我してシーズンアウトとなっています。また前の試合から欠場しているCBバイロン・マックスウェルとLBジェラニー・ジェンキンスも出場できない見込みです。ディフェンスの主力選手が多数欠場するドルフィンズにとって、ブレイディ率いるペイトリオッツのオフェンスを止めることは非常に難しいと言えます。

ペイトリオッツを攻略するためにはブレイディにプレッシャーをかけていき、ターンオーバーを奪うことが必要ですが、ブレイディはこれまで25TDパスに対してインターセプトはわずかに2つしか犯していません。またブレイディのパスは非常に素早く、パスラッシュが届く前にパスを成功させてしまいます。

ドルフィンズはDEキャメロン・ウェイクとDTダムコン・スーを中心としたパスラッシュで活路を見出したいところですが、それが空回りしてしまいそうです。かといって、やはりパスラッシュをかけなければブレイディにより自由にパスを投げられて、オフェンスを進められてしまいますので、非常に頭が痛いところです。

ドルフィンズが勝利するためには、まずオフェンスができるだけボールをコントロールして時間を消費してペイトリオッツの攻撃時間をなるべく少なくさせる、そして絶対にターンオーバーを犯さず先に得点をあげてリードを奪うことです。リードを奪われて追いかける展開になると圧倒的に不利ですし、得点の取り合いとなったらまず勝つことは難しいでしょう。

前回の対戦と違うと言えばペイトリオッツ側はブレイディの存在なんですが、ドルフィンズもQBがライアン・タネヒルではなくて第2QBのマット・ムーアであることです。さらにRBジェイ・アジャイの存在も大きく違います。前回の対戦ではアジャイはわずか5キャリーで14ヤード獲得とオフェンスの主力ではありませんでした。

その後のアジャイのプレー内容を考えると、ペイトリオッツにとってアジャイは初対戦の選手と言っても過言ではないと思います。当然ペイトリオッツ側もアジャイを最重点課題として対策を講じてくるでしょうから、そのペイトリオッツのディフェンスに対してアジャイがどんなプレーをするのかが大きなポイントとなります。ちなみにペイトリオッツのランディフェンスはNFL3位と強力で、対するアジャイは先週の対バッファロービルズ戦で肩を痛めていますのでその点が懸念されます。

戦前の予想ではペイトリオッツが圧倒的に有利と言えますが、ドルフィンズにとっての強みはホームゲームであるということです。ドルフィンズは今シーズン、ホームでは6勝1敗で現在5連勝中、さらに対ペイトリオッツ戦では現在3連勝中です。ただ、ペイトリオッツも当然その結果は承知しているでしょうし、いつまでも負け続けることはしないでしょう。その意味でもベストメンバーで戦うという意思を示していると思います。

いろいろな角度から見てもペイトリオッツの優位は変わらないと思いますが、ペイトリオッツを倒すためには相手の想定外の展開に持ち込むことが必要です。その意味では初対戦のムーア、そして前回の対戦時とはガラッと変わったチームの状態が、この試合に光明を見出すかもしれません。とにかくどんな形でもいいからペイトリオッツを苦しめてもらいたいと思います。




 

Week 16 対ビルズ戦 プレビュー

ドルフィンズがこの試合に勝利して、デンバーブロンコスがカンサスシティチーフスに敗れると、シーズン最終戦を待たずにドルフィンズの2008年シーズン以来のプレーオフ進出が決定します。その意味でもこの対バッファロービルズ戦は今シーズン最大のビッグゲームと言ってもいいでしょう。

しかしドルフィンズにとっては非常に厳しい試合となることが予想されます。まず第一にビルズの本拠地での試合であるということです。ドルフィンズがビルズの本拠地で最後に勝利したのは2011年まで遡ります。ということはQBライアン・タネヒルが入団してからは勝っていないということになるんですが、今回プレーするのはタネヒルではなく、その2011年に勝利した時のQBマット・ムーアです。

ちなみにその時の試合は当時HCだったトニー・スパラノが解任された後、トッド・ボウルズが暫定HCとなって最初の試合で、RBレジー・ブッシュが203ヤードを走って勝利に貢献しています。そのブッシュが現在はビルズにいるということで不思議な巡り合わせになっています。

ビルズは現在7勝7敗でプレーオフ進出にはわずかに可能性を残していますが、それよりもビルズはドルフィンズのプレーオフ進出を阻止するために全力を注いでくると思われます。HCレックス・ライアンのことですから、ブッシュを積極的に起用してくるなど嫌らしい戦術を用意してくるのではないでしょうか。

ドルフィンズはビルズに今シーズン最初の対戦では勝利しています。第4Qに2TDをあげての逆転勝利だったんですが、試合の主役はRBジェイ・アジャイでした。アジャイはビルズのディフェンスを相手に214ヤードを走って勝利に大きく貢献しました。今回の対戦でもその再現ができれば勝利の可能性も高まるでしょうが、それはあまり期待できないかもしれません。

ドルフィンズとしては前回同様にアジャイのランで試合を優位に進めたいところですが、アジャイのランは過去4試合では61ヤード以下に止まっており、さらにそのうちの3試合では平均2.7ヤード以下に抑えられています。ビルズのディフェンスも前回200ヤード以上走られていますので、今回は是が非でも止めにくるでしょう。

さらにドルフィンズにとって不安な要素は、前回の対戦時にプレーしていたCマイク・パウンシーが欠場することです。パウンシーが欠場してからランオフェンスが低下したドルフィンズにとって、パウンシー不在のオフェンシブラインでランを出すことは非常に難しいと考えざるを得ません。

ランが止められればパスで活路を見出したいということになります。ムーアは先日の対ニューヨークジェッツ戦で4TDパスを記録する活躍を見せました。しかしビルズのディフェンスを相手に同じようなプレーができるかどうかはわかりません。ビルズ側も当然ジェッツ戦を研究しているでしょうし、ジェッツはムーアのパスプレーを軽視していたようなところもあると思います。

ランが止められてパスも通らないということになるとどうにもならないので、なんとか活路を見出していかなければいけないのですが、ランとパスのバランスが取れたオフェンスをすることができるかどうかがポイントになります。

一方ディフェンス面ですが、ビルズは前回の対戦ではエースRBルショーン・マッコイが怪我をしていて満足にプレーできませんでしたし、WRロバート・ウッズも欠場していました。しかし今回はその2人がプレーできる状態にあり、オフェンスの戦力は向上しています。マッコイが万全の状態でプレーできるということは現在NFL1位のランオフェンスを止めることは難しく、特にドルフィンズのランディフェンスは同30位ですので、普通に考えると厳しい状況です。

また、仮にマッコイのランを抑えられたとしても、ビルズのランオフェンスにはQBタイロッド・テイラーのランもあります。そこがNFL1位のランオフェンスとなっている要因なんですが、ドルフィンズのディフェンスは走れるQBに苦戦していますので、このテイラーのランにも注意を払わなければいけません。できるだけテイラーの足を止めたいところですが、難しいでしょうね。

ドルフィンズは過去9試合で8勝しているんですが、その大きな要因となているのがターンオーバーです。先週の試合でもジェッツから4つのターンオーバーを奪ったことが試合を優位に進める結果となりました。ビルズのオフェンスのリズムを崩してターンオーバーを誘発させるには、やはりディフェンスがテイラーにプレッシャーをかけ続けていくことが必要です。プロボウラーコンビのDTダムコン・スーとDEキャメロン・ウェイクを中心としたパスラッシュが鍵になります。

試合展開としては、ビルズのランを止められずに簡単に点を取られ、オフェンスが抑えられて反撃ができずズルズルとビルズのペースになっていくと厄介です。どんな形でもいいから先に得点を取って優位に試合を進めたいところです。



 

Week 15 対ジェッツ戦 プレビュー

ドルフィンズが敵地に乗り込んで対戦するニューヨークジェッツ戦ですが、この試合は両チームとも控えQBが先発します。ドルフィンズは先週の対アリゾナカージナルス戦で左膝を痛めたQBライアン・タネヒルに代わって、QBマット・ムーアが先発します。対するジェッツは不振のQBライアン・フィッツパトリックに代わって2年目のQBブライス・ペティが先発します。

ペティはこれまで4試合に出場していますが、そのうち2試合が先発でQBレイティングは65.6、2TDパスに対して4インターセプトという内容です。先週の対サンフランシスコ49ers戦ではパス35回投中23回成功で257ヤード獲得、TDパスはなく1インターセプト、さらにQBサックを6回も受けましたが、チームをオーバータイムの末の勝利に導いています。

一方、ムーアは2012年1月1日以来の先発出場となります。その年は負傷欠場したQBチャド・ヘニーに代わって10試合に出場しましたが、パスで2497ヤードを投げて16TDパス、9インターセプトでQBレイティング87.1という成績で、そのシーズンのチームMVPにも選ばれています。ただし、それから約5年間、タネヒルの下で控えを務め、ほとんどプレー経験がありませんでした。

両チームとも先発QBに不安定感があるために、戦術としてはやはりランオフェンスが中心となり、その成否が勝敗に直結するような試合展開が予想されます。ドルフィンズはRBジェイ・アジャイがジェッツのディフェンス相手にどこまで走れるかが課題となります。前回の対戦では、当時NFL1位だったジェッツのランディフェンスに対して、111ヤードのラッシングを記録して勝利に貢献しています。

その時と比べてジェッツのランディフェンスは現在NFL17位と大きく成績を下げています。そして過去5試合のうち4試合で相手チームに100ヤード以上のラッシングを許しており、特に先週の49ers戦では248ヤードを走られています。およそ1ヶ月半の間で1位から17位まで順位を下げるというのはあまり考えられないことなので、相当状態が悪いということが言えます。ただし、数字というのはあてにならないので、今回アジャイが同じように走れるかどうかはわかりません。

アジャイも前回のジェッツ戦以降は100ヤード以上のラッシングを記録しておらず、先週のカージナルス戦では20キャリーでわずか48ヤード獲得に止まっています。ランプレー不調の要因はオフェンシブライン、特にCマイク・パウンシーが欠場しているということも影響しており、そのパウンシーはすでに故障者リスト入りし、当然この試合にも出場しません。アジャイが走れなければムーアのパスプレーにも影響を及ぼしますので、なんとかしてランプレーでヤードを稼いでいく必要があります。

対するジェッツはエースRBマット・フォルテが怪我をしており思うように走れない状態のようです。しかし控えRBバイラル・パウエルには要注意で、先週の49ers戦ではオーバータイムでの決勝TDランも含めて、145ヤードを走っており、シーズン通しては456ヤード(平均5.8ヤード)のラッシングを記録しています。また、前回の対戦では6キャリーで22ヤード獲得に抑えていますが、ほとんど参考にならず侮れません。

ジェッツは過去7試合のうち5試合で100ヤード以上のラッシングを記録しており、49ers戦では40キャリーで188ヤードを記録しています。対するドルフィンズのランディフェンスはNFL30位、カージナルス戦では175ヤードを走られて、それも含めて過去4試合すべてで相手チームに100ヤード以上のラッシングを許しています。

ドルフィンズが勝利するためにはジェッツのランオフェンスを止めることが必須ですが、幸い先週のカージナルス戦を欠場したLBキコ・アロンソがこの試合では復帰します。ジェッツのランオフェンスを止めてパスを多用させ、ペティにパスラッシュをかけてミスを誘発するようなディフェンスができるかどうかがポイントとなります。

前回の対戦ではKRケニアン・ドレイクの96ヤードキックオフリターンTDでドルフィンズが逆転勝利をあげているんですが、両チームの実力は拮抗していると言えます。加えてジェッツにとって有利なのは自身のホームゲームであるということです。寒冷地での試合でもあり、天候不順も予想されることから、その点ではドルフィンズにとって不利な条件なので、ターンオーバーなどのミスを犯して相手に試合の主導権を握られないようにする必要があります。

両チームの最近5試合の成績を比べてみるとまったく対照的で、ドルフィンズが4勝1敗であるのに対して、ジェッツは1勝4敗となっています。しかし、ドルフィンズは長期に渡って実戦経験のなかったムーアが先発すること、そしてジェッツは先週の勝利で勢いづいていると思われるところもあり、その5試合の成績はまったく参考にならないと思います。

プレーオフ進出の可能性があるドルフィンズですが、ジェッツはライバルチームとしてドルフィンズのプレーオフ進出を阻止するために全力を尽くしてくるでしょう。そのジェッツを打ち負かすことができるのか、その点が今シーズンのドルフィンズのチームとしての実力を図る尺度となると思われます。



 

Week 14 対カージナルス戦 プレビュー

先週ボルチモアレイブンズに38-6と大敗を喫したドルフィンズは、今週末ホームでアリゾナカージナルスと対戦します。カージナルスは5勝6敗1引分で、過去6試合を見ても2勝3敗1引分と勝率は芳しくありません。ただし、オフェンス、ディフェンスの成績を見てみると、オフェンス(ラン15位、パス9位)、ディフェンス(ラン11位、パス3位)となっています。

その成績を見る限り、なぜ負け越しているのか不可解なのですが、やはり何か理由があるのだと思います。しかしカージナルスは昨年は13勝3敗という成績を残し、プレーオフではNFC決勝まで行ったチームで、今シーズンは当初はスーパーボウル候補にもあげられていたいような気がしますので、実力は十分あると思われます。

この試合はドルフィンズのディフェンスがカージナルスのオフェンスを抑えられるかが1つのポイントとなります。ドルフィンズのディフィエンスは過去2試合で計971ヤードを相手チームに献上しています。特に先週の対ボルチモアレイブンズ戦ではパスで386ヤード喪失、そして先々週の対サンフランシスコ49ers戦ではランで193ヤード喪失と、ランもパスも抑えられていない状況となっています。

このディフェンスをなんとしても立て直していかないといけないのですが、この試合を迎えるに当たって最大の懸念材料となっているのがLBキコ・アロンソの怪我です。アロンソはレイブンズ戦で親指とハムストリングを痛めており、この試合に出場することはほぼ絶望的となっています。

また同じくLBジェラニー・ジェンキンスも膝の怪我で出場は無理そうです。アロンソとジェンキンスの代わりには、それぞれマイク・ハルとネビル・ヒューイットが務めることになりますが、戦力ダウンは否めません。LB陣が手薄となるとランディフェンスに大きく影響しますし、パスディフェンスでもTE、RBへのパスカバーが厳しくなります。レイブンズ戦ではTEへのパスをカバーできなかったことが敗因の1つともなっています。

カージナルスのオフェンスの中心はRBデビッド・ジョンソンで、今シーズンのジョンソンはすでに1005ヤードを走って11TDランを記録しています。それに加えてパスレシーブでも64回で704ヤードを獲得しており、WR並のヤード数を稼いでいます。アロンソとジェンキンスの先発LB2人が欠場するドルフィンズが、このジョンソンを止めることはかなり厳しいことが予想されます。

そしてカージナルスのもうひとつの武器はWRラリー・フィッツジェラルドです。今シーズンはこれまで88回のパスレシーブで880ヤードを獲得して5TDパスレシーブを記録しています。フィッツジェラルドをカバーするのはニッケルCBのボビー・マッケインが主になるんでしょうが、これも容易なことではないでしょうね。

カージナルスのQBカーソン・パーマーは18TDパスに対して11インターセプト、QBレイティングは85.5でこれはNFL23位の成績となっており、特筆していい成績ではありません。しかし先週の対ワシントンレッドスキンズ戦では300ヤードを投げて3TDパスを記録し、チームの31-23の勝利に貢献しています。 

ドルフィンズとしてはパスラッシュでパーマーにプレッシャーをかけて自由にパスを投げさせないようにすることが勝利につながりますが、先週のレイブンズ戦ではQBジョー・フラッコにプレッシャーを与えられず、1つもQBサックを決められませんでした。この試合でもパーマーにプレッシャーをかけられなければレイブンズ戦の二の舞となる可能性が高くなります。

 他方、ドルフィンズのオフェンスはやはりRBジェイ・アジャイのランプレーが鍵となります。カージナルスのランディフェンスはNFL11位ですが、過去4試合で相手チームに100ヤード以上走られたのは1試合しかありません。アジャイはあと92ヤード走れば1000ヤードラッシャーとなりますが、もしこの試合でそれが達成されるようならば、ドルフィンズが勝利する可能性は高まります。

またQBライアン・タネヒルは先週のレイブンズ戦でパス40回投中29回成功で226ヤードを獲得しましたが、自己ワーストの3インターセプトを犯しています。カージナルスのパスディフェンスはNFL3位と強力で、今シーズンは相手QBに250ヤード以上を許した試合はわずか1試合、ニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディに対した時の257ヤードだけです。

そしてタネヒルを守るパスプロテクションも大切で、カージナルスはLBのチャンドラー・ジョーンズとマーカス・ゴールデンがそれぞれ8.0QBサック、7.0QBサックを記録しており、この2人を中心としたパスラッシュにも注意が必要です。

先週から復帰したLTブランデン・アルバートとLGラレミー・タンシルは怪我で体調が万全ではなく、Cマイク・パウンシーはこの試合も出場できません。オフェンシブラインにも不安を抱えるドルフィンズがカージナルスのパスラッシュからタネヒルを守れるのか、またプレッシャーを軽減するためのランプレーやプレーアクションパスの成否が勝敗に影響すると考えられます。

いろいろな角度から見てもカージナルスの優位は変わらないんですが、ただ1つ、ドルフィンズにとって優位な条件といえばホームゲームであるということです。今シーズンのドルフィンズはホームで5勝1敗、対するカージナルスはアウェイで1勝4敗、さらに東海岸での試合は0勝3敗です。その流れがこの試合でも影響するようならばドルフィンズにも勝機は訪れるでしょう。

ただし、大切なことはやはりカージナルスよりも先に得点を取って試合を優位に進めることだと思います。先週のレイブンズ戦でも序盤の得点チャンスを無駄にしたことが敗戦につながっています。確実に得点してターンオーバーなどのミスを犯さないことが勝利の鍵だと思います。

そして、あとはやはりディフェンスがどこまで踏ん張れるかにかかってくるでしょうね。ジョンソンかフィッツジェラルドのどちらか一方でも抑えることができれば、カージナルスのオフェンス、特にパーマーもリズムを崩すでしょうし、そうすればミスも誘発することができると思います。とにかくディフェンス陣の奮起に期待したいです。



 
livedoor プロフィール
楽天市場
最新コメント
記事検索
QRコード
QRコード
好きな時間に「聞き流すだけ!」の英語教材  スピードラーニング
Amazonライブリンク
  • ライブドアブログ