Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

GAME PREVIEW

Week 17 対ビルズ戦 プレビュー

2017年シーズンの最終戦、マイアミドルフィンズはホームでバッファロービルズと対戦します。ドルフィンズはすでにプレーオフ進出の望みは消えていますが、ビルズはまだ可能性を残しています。

ビルズはこの試合に勝利して、かつ他チームが敗れるなどとなった時に1999年シーズン以来のプレーオフ進出が決定します。しかしその条件は厳しく、ボルチモアレイブンズが敗れるか、ロサンゼルスチャージャースとテネシータイタンズの両方が敗れなければいけないという、ほとんど可能性のないものです。ただし、この試合に向けてのモチベーションはホームのドルフィンズよりもビルズの方が高いと思われます。

両チームは2週間前にも対戦しており、この時はビルズのホームゲームであったこともあり、24-16でビルズがドルフィンズに勝利しています。ドルフィンズはビルズのオフェンスの武器であるRBルショーン・マッコイとQBタイロッド・テイラーを抑えられず敗れ、その敗戦により実質的にプレーオフ進出の可能性を絶たれています。

昨シーズン10勝6敗という成績をあげて2008年シーズン以来のプレーオフ進出を果たしたドルフィンズでしたが、今シーズンは開始前からQBライアン・タネヒルなどの主力選手の怪我に見舞われるなどで期待外れのシーズンに終わりました。この最終戦はホームでの最終戦であることもあり、また同地区のライバルであるビルズのプレーオフ進出を阻むためにも是非とも勝利したいところです。

そのドルフィンズですが、この試合にはLTラレミー・タンシルが足首の怪我のために欠場が濃厚となっています。代わりに出場するのがNFL初先発となるOTザック・ステラップです。当然ビルズのディフェンスはそこを狙ってパスラッシュを仕掛けてくるでしょう。反対サイドのRTサム・ヤングも本来は控えの選手で、オフェンシブラインの不安がありQBジェイ・カトラーを守りきれるかがポイントとなります。

そのカトラーですが、この試合では先発が予定されていますが、試合展開によっては控えQBのデビッド・ファレスが途中から出場することが考えられます。すでに勝敗が関係なくなったドルフィンズですので、来シーズンを見越しての選手起用も考えられます。ファレスの起用は来シーズンの控えQBとしてチームに残れるかどうかのテストの場でもあるかもしれません。現在のロースターで来シーズンもドルフィンズに残留する可能性が一番高いのがファレスですからね。

個人の記録的なことから見ると、WRジャービス・ランドリーは現在103回のパスレシーブを記録していますが、これまでの最多の110回を更新することができるか、またDEキャメロン・ウェイクが二桁QBサックを記録できるか、RBケニアン・ドレイクが100ヤード以上を走れるかというところが注目されます。

またカトラーも現役続行を希望しているようですので、この試合のパフォーマンスは来シーズンへのアピールの意味でも重要になってくるかもしれません。過去2試合は内容が悪かったんですが、ホームでニューイングランドペイトリオッツを破った時のようなプレーができるかどうかでしょうね。

この試合はドルフィンズのホームゲームであるんですが、ビルズの方が3ポイント有利という予想が出ています。ドルフィンズは勝ってもあまり意味はなく、逆に負ければ来年のドラフト指名順が10番以内になるということで負けた方がいいのでは? という見方もあるようですが、やはり試合をする以上は勝つために戦ってもらいたいです。いろいろと悪いニュースが多かった今シーズンですので、最後ぐらいは気持ちよく勝って終わってもらいたいと思います。

勝つためには、やはりビルズよりも先に得点をあげて試合の主導権を握ることですね。そのためにはなんとしてもディフェンス陣の奮起に期待したいです。そしてオフェンスでは3rdダウンコンバージョンを成功させてできるだけボールを保持し、ビルズに攻撃時間を与えないことです。そうすればビルズ側にも焦りが出てくると思うので、より試合を優位に進められるでしょう。あとは絶対にターンオーバーをしないことですね。

シーズン最終戦を迎えるにあたって、実に16人もの選手が故障者リスト入りしているドルフィンズですが、シーズン後半には若い選手の活躍が目立ってきていますので、この試合でも若い選手のプレーに注目したいです。ドレイク、WRジャキーム・グラント、CBザビアン・ハワードとコードレイ・タンカーズレイ、DEチャールズ・ハリスあたりに期待しています。

それとこの試合は両チームとも1970年台のスローバックジャージを着用して試合に臨むようです。ドルフィンズにとっては昨シーズンから無敗のスローバックジャージでの試合ですので、3週間前のペイトリオッツ戦同様、素晴らしい勝利を見せてもらいたいです。


Week 16 対チーフス戦 プレビュー

マイアミドルフィンズは敵地でカンサスシティチーフスと対戦しますが、ドルフィンズはこの試合に敗れればプレーオフ進出の可能性が全くなくなり、かつ今シーズンの負け越しが決定します。

一方のチーフスはこの試合に勝てばプレーオフ進出が決定しますし、仮に敗れてもロサンゼルスチャージャースが敗れればプレーオフ進出が決定します。またチーフスは現在AFC西地区首位で、地区優勝の可能性も十分にあります。

今シーズンのチーフスは開幕5連勝と素晴らしいスタートを切りましたが、その後は4連敗を含む1勝6敗と低迷しました。しかし過去2試合は同地区のライバルであるオークランドレイダースとチャージャースに連勝して開幕当初の頃の勢いを取り戻したような状況です。

チーフスはオフェンスがNFL5位(ラン10位、パス7位)で、ディフェンスは同28位(ラン27位、パス26位)とオフェンスの強さが目立っています。そのオフェンスの中心はQBアレックス・スミスで、スミスはこれまで25TDパスに対してインターセプトはわずかに5つ、さらにQBレイティングはNFLトップの105.6です。

またそのスミスの好調の陰にはパスターゲットとなるレシーバーの存在があります。TEトラビス・ケルシーは79回のパスレシーブで991ヤードを獲得して7TDパスレシーブを記録、そしてWRタイリーク・ヒルは69回のパスレシーブで1074ヤードを獲得して同じく7TDを記録しています。

しかし、今シーズンのチーフスのオフェンスで最も印象的なのが新人RBカリーム・ハントで、チーフスのオフェンスを支えていると言っても過言ではないかもしれません。ハントはすでに1201ヤードを走っていますが、これはNFLで2番目に多いヤード数です。また平均5.0ヤードのラッシングでTDランも6つ記録しています。

これまでチーフスは、ハントが100ヤード以上走って試合では6戦全勝、逆に100ヤード未満に抑えられると2勝6敗となっており、まさに勝敗の鍵はハントのラッシングにかかっているとも言えます。

ドルフィンズはこのハントのランプレーを止めることが勝利に近づくことになりますが、もし止められなければハントだけでなく、チーフスのオフェンス全体を止められなくなり、非常に厳しい戦いを強いられることになります。それだけに、なんとしてもハントのランを止めてもらいたいと思います。

さらにドルフィンズのディフェンスにとっての懸念材料は、ケルシーへのパスをカバーできるかということです。今シーズンもドルフィンズのディフェンスは相手チームのTEの選手へのパスプレーを上手くカバーできていません。この試合でも同様の傾向になりスミスからケルシーへのパスは通されると思いますが、それを最小限に抑えることが必要です。

ドルフィンズのパスラッシュがスミスにプレッシャーをかけることも必要になりますが、それもあまり期待できないかもしれません。DEキャメロン・ウェイクは現在チームトップの9.0QBサックを記録していますが、もうひとりの先発DEアンドレ・ブランチはひざの怪我で本調子ではありません。新人DEチャールズ・ハリスがカンサスシティ出身なので奮起してくれればいいんですが。

チーフスのオフェンスが止めにくいとなると、ドルフィンズとしてはできるだけボールコントロールをしてチーフスの攻撃時間を少なくすることです。そのためにはRBケニアン・ドレイクのランプレーは確実に出していかなければいけませんし、3rdダウンコンバージョンを成功させて攻撃を継続させ、チーフスにボールを渡さないことが必要です。

QBジェイ・カトラーは第14週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦では3TDパスに対して0インターセプトという素晴らしい内容でしたが、先週の対バッファロービルズ戦では逆に0TDパスに対して3インターセプトといい時と悪い時がはっきりしていて安定感がありません。この試合でのカトラーのプレー内容もドルフィンズが勝利するためには大きなポイントとなります。

戦前の予想では圧倒的にチーフスが有利です。ホームゲームでもあり、地区優勝も争っているんですから当然でしょうが、ドルフィンズとしてはなんとしても先に得点をあげて試合を優位に進めることです。そうすればオフェンス、ディフェンス共にプレーにリズムが出てきて流れを引き寄せることができると思います。

チーフスはドルフィンズにとって決して勝てない相手ではないと思います。ただ、敵地での試合ですし絶対にターンオーバーは犯さないようにしなければいけません。そこをクリアすれば光明は見えてくるかもしれません。


Week 15 対ビルズ戦 プレビュー

マイアミドルフィンズとバッファロービルズの今シーズン初めての対戦です。レギュラーシーズンも残り3週となりましたが、ドルフィンズはビルズとこの試合を含めて2試合を行います。まず今回はビルズのホームゲームで、2週後の最終週にドルフィンズのホームで対戦します。

ビルズは現在7勝6敗で1999年シーズン以来のプレーオフ進出に大きなチャンスを迎えています。一方のドルフィンズは6勝7敗と負け越していますが、こちらもわずかではありますがプレーオフ進出の可能性を残しています。その意味ではどちらも負けられない一戦となります。

ビルズは先週ホームでインディアナポリスコルツと対戦しましたが、積雪の中での試合をオーバータイムの末に13-7で制しています。最後はRBルショーン・マッコイが21ヤードのTDランを決めて勝利しています。そのマッコイは今シーズンすでに1007ヤードを走り、5つのTDランを記録しており、ビルズオフェンスの最も大きな武器となっています。

ドルフィンズはこのマッコイのランプレーを警戒しなければいけません。ビルズのランプレーを止めることが勝利への最低条件だと言ってもいいでしょう。ちなみにドルフィンズは先週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦では、ペイトリオッツのランプレーをわずか25ヤードに抑えています。

ドルフィンズのランディフェンス対マッコイのランプレーというのが注目されていますが、ドルフィンズにとってそれ以上に厄介だと思われるのがQBタイロッド・テイラーです。テイラーは他チームと対戦する時よりもドルフィンズを相手にした時の方が内容がいいです。テイラーには足があるので守りにくいからでしょうか、今までの対戦で結構苦戦している印象があります。またテイラー自身も対ドルフィンズには自信を持っているのではないでしょうか。

ただし、テイラーはひざを痛めており先週のコルツ戦では新人QBネイサン・ピーターマンに先発を譲っています。しかし、テイラーはコルツ戦に出場しなかったことにより怪我も回復したようで、ドルフィンズとの対戦には万全の状態で臨むものと思われます。

ドルフィンズはペイトリオッツとの対戦では今シーズン最高の内容と言ってもいい勝ち方をしています。QBジェイ・カトラーはパス38回投中25回成功で263ヤードを獲得して3TDパスを記録しています。今シーズンの内容を考えるとやや出来過ぎという印象もありましたので、このビルズとの対戦でその反動がきそうな不安はあります。

また、ドルフィンズのディフェンスはペイトリオッツの3rdダウンコンバージョンを11回すべて抑えました。加えてその前週の対デンバーブロンコス戦でもブロンコスの3rdダウンコンバージョンを13回中12回抑えています。こちらも内容的に出来過ぎの感は否めませんので、そのディフェンスが崩された時に試合の流れをビルズの方に持っていかれそうではあります。

ただ、ドルフィンズもチーム全体でこのブロンコス、ペイトリオッツとの試合に連勝したという自信を持って来ていると思いますので、その自信が過信に変わらないように、丁寧で確実なプレーを心がけてもらいたいと思います。特に敵地での試合ですのでターンオーバーは絶対に避けたいところです。

ドルフィンズがペイトリオッツに勝利した要因はいろいろと考えられますが、その1つがボールコントロールだったと思います。したがって、この試合でもボールコントロールを上手くすればビルズ攻略は難しくないのではないかと思います。特にRBケニアン・ドレイクのランプレーがポイントとなるでしょう。

ドレイクはRBダミアン・ウイリアムスが肩を痛めて欠場した後に先発RBを務めていますが、これまで2試合連続で100ヤード以上のランプレーを記録しています。この試合でビルズのディフェンスを相手に100ヤード以上走れるかどうかで試合の行方は大きく違ってきそうです。

ちなみにビルズは昨シーズン、ドルフィンズとの対戦で2試合ともRBジェイ・アジャイに200ヤード以上を献上していますので、この試合では徹底的にドレイクのランを封じにくることが予想されます。ビルズのランディフェンスはNFL27位と数字的にはよくないのですが、それを甘く考えてはいけないと思います。

戦前の予想ではビルズがホームゲームであるということで有利となっていますが、実力的には互角だと思います。それだけに1つのミスや致命的な反則を犯すと試合の流れはビルズ側に移っていくと思われます。まずはビルズよりも先に得点をあげて、しっかりとボールをコントロールして試合の流れを支配していくとこがドルフィンズの勝利につながると思います。


Week 14 対ペイトリオッツ戦 プレビュー

先週デンバーブロンコスに35-9で勝利して連敗をストップさせたドルフィンズですが、第14週はニューイングランドペイトリオッツを地元マイアミに迎えます。この試合でドルフィンズが敗れてペイトリオッツが勝利すれば、その時点でペイトリオッツのAFC東地区優勝が決定します。

この試合はマンデーナイトゲームとして行われるんですが、ドルフィンズはマンデーナイトゲームでは過去8試合でわずか1勝しかしていません。またマンデーナイトも含めた夜間の試合、いわゆるプライムタイムゲームでも今シーズンは過去3戦に全敗しています。

そして、この試合のドルフィンズの先発QBジェイ・カトラーは、過去にペイトリオッツと3度、ブロンコス時代に1度とシカゴベアーズ時代に2度対戦していますが、すべて敗れています。

さらに戦前の予想でもペイトリオッツが圧倒的に勝っており、11ポイント有利だという数字が出されています。まあ、今シーズンの両チームの状況を考えれば仕方がないところでしょう。ドルフィンズにとってはネガティブな状況が揃っており、試合をやる前からすでに負けることが決まっているかのようです。

この試合を迎えるにあたって、ペイトリオッツは攻撃の核であるTEロブ・グロンコウスキーが先週の対バッファロービルズ戦での反則により出場停止処分を受け、欠場が決定しています。ドルフィンズは2週間前のペイトリオッツとの対戦ではグロンコウスキーに2つのTDパスレシーブを決められていますので、ディフェンスにとってはやや負担が軽くなるかもしれません。

ただ、ペイトリオッツはグロンコウスキーがいなくてもほとんど戦力が落ちるわけではなく、昨シーズンも2度の対戦ではいずれもグロンコウスキーは出場していませんでした。にも関わらずドルフィンズはペイトリオッツに勝てていません。ペイトリオッツは主力選手が怪我をしてもほとんど戦力は変わらず、状況に応じた戦術や戦略を用いてきます。

この試合でドルフィンズが注意すべきはQBトム・ブレイディのパスプレーもそうですが、それよりもペイトリオッツのランプレーを警戒しなければいけないでしょう。前回の対戦でドルフィンズはペイトリオッツのRB陣、ジェームス・ホワイト、レックス・バークヘッド、ディオン・ルイスなどに計196ヤードを献上しています。

ブレイディには計8回のQBヒットを浴びせるなどパスラッシュはそこそこ効果があったと思います。しかし、ランプレーを止めない限りドルフィンズは勝機をつかめないような気がします。ランを止めればある程度僅差の試合になるのではないかと思いますが、逆にブレイディのパスが威力を発揮してくるかもしれません。

ディフェンスバック陣のパスディフェンスに不安のあるドルフィンズですが、先発CBコードレイ・タンカーズレイが先週の対ブロンコス戦で足首を痛めており、この試合ではプレーできそうもありません。代役はアルテラウン・バーナーとなりますが、どこまでカバーできるかが懸念されます。

一方オフェンス陣ですが、RBダミアン・ウイリアムス、RGジャーモン・ブッシュロッド、そして控えQBマット・ムーアの欠場はすでに決定しています。ウイリアムスの欠場によりランオフェンスはRBケニアン・ドレイク頼みということになりますが、ドレイクはブロンコス戦では23キャリーで120ヤードを稼ぐラッシングを見せました。

当然ペイトリオッツ側もドレイクのランプレーを警戒してくるでしょうから、そこでどれぐらい走れるかがポイントとなります。ドレイクのランがある程度出るようならばオフェンスの幅も広がりますし、カトラーへのプレッシャーも軽減されるでしょう。

前回の対戦ではムーアがペイトリオッツのディフェンスに計7つのQBサックを受けました。オフェンシブラインはその時のメンバーと同じなのですが、今回の試合がそのメンバーでの3試合目となります。前回よりは連携もよくなっていると思うので、カトラーをプレッシャーからある程度は守ってくれると期待しています。

いろいろな角度から見てもペイトリオッツの優位は変わらないし、ペイトリオッツは弱点が少なく、またその弱点を補って余りあるプラスαの要素があります。それはブレイディの能力であったり、HCビル・ベリチックの戦術であったりするんだと思います。しかし、ドルフィンズも先週のブロンコス戦では、ブロンコスの不調に助けられたとはいえ、非常にいい勝ち方をしてきたと思います。オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームがそれぞれいいパフォーマンスを発揮して、それがチームとして1つにまとまった勝利だったと思います。

その勝利の勢いをなんとかこの試合にも継続させて、絶対的に不利だと言われている状況を覆してもらいたいと期待しています。仮にそれができなくても、ペイトリオッツを苦しめていけば必ず勝機は訪れます。そのためにはまずはペイトリオッツより先に得点をあげて試合の主導権を握ることですね。

ドルフィンズはこの試合でスローバックジャージを着用して試合に望みます。今シーズンは初めてですが、昨シーズンはスローバックジャージで臨んだ2試合はいずれも勝利しています。そのスローバックジャージでペイトリオッツを打ち負かしてくれることを願っています。


Week 13 対ブロンコス戦 プレビュー

マイアミドルフィンズとデンバーブロンコスは昨シーズンは合わせて19勝をあげた、AFCでも優れたチーム同士でした。しかし、今シーズンはこの対戦を迎えるにあたって共に連敗中で、大きく期待を裏切る結果となっています。

ドルフィンズは現在4勝7敗で5連敗中、一方のブロンコスは3勝8敗で7連敗中です。勝った方が連敗脱出となるだけに、両チームとも絶対に負けられない試合となっています。

ブロンコスはドルフィンズより勝率が悪くなっていますが、ディフェンスを見るとNFL3位でランとパス、いずれのディフェンスも同4位とバランスが取れています。このディフェンスで3勝8敗という成績なのが信じられないぐらいです。

その要因となっているのはオフェンスにあると思われます。ブロンコスは先発QBが安定せず、シーズン開幕時はトレバー・シーミアンが先発して3勝1敗の好成績を残していましたが、その後3連敗して先発の座をブロック・オズワイラーに譲りました。

しかしそのオズワイラーも3連敗して先発を降格、昨年のドラフト1巡目指名のパクストン・リンチに交代しています。そのリンチですが、先週の対オークランドレイダース戦で足首を痛めてしまい、この試合には再びシーミアンが先発することになります。

3人の中ではシーミアンが最も期待できるQBですが、これまで10個のインターセプトを犯すなど不安定な要素もあります。

対するドルフィンズもQBのポジションには泣かされています。エースQBライアン・タネヒルがシーズン開幕前に怪我をしてプレーできなくなり、急遽引退していたジェイ・カトラーを復帰させたものの練習不足の不安定さに加えて怪我により2度の欠場を余儀なくされています。さらに控えQBマット・ムーアも先発した試合では0勝2敗と結果を出すことができていません。

この試合では先週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦を欠場したカトラーが先発しますが、脳震とうからの復帰となり、安定したプレーができるかどうかがポイントとなります。

そのカトラーを守るべきオフェンシブラインはシーズン当初の先発メンバーのうち2人が欠けています。RTジャワン・ジェームスはすでにシーズンアウト、そしてRGジャーモン・ブッシュロッドは先週のペイトリオッツ戦に続いてこの試合でも欠場が決定しています。そのオフェンシブラインはペイトリオッツ戦では7つのQBサックを許しています。

またカトラーのパスプレーの成否はランオフェンスにかかっていますが、ドルフィンズのRB陣はダミアン・ウイリアムスが肩を痛めて欠場、第3RBのセノリス・ペリーも脳震とうでプレーできません。そこで急遽練習生だった新人RBデベオン・スミスを昇格させていますが、NFLでの実績はまったくありません。

そんな中で2年目のケニアン・ドレイクがただ1人計算できそうなRBとしてプレーしますが、実績に乏しく、またこれまで4試合で2度のファンブルを犯しているということで、決して安心して任せられる状態ではありません。スミスにも多くの期待はできないでしょうし、ランが進まないと厳しいでしょうね。

この試合でドルフィンズが勝利するためにはカトラーの安定したプレーも必要ですが、それよりもまずオフェンスがブロンコスよりも先に得点をあげて優位に立つことです。NFL30位のオフェンスのドルフィンズがブロンコスのディフェンスから多くの得点を奪うことは容易ではありません。それだけに、先にリードを許してしまって追いかける展開になると、これまでの5試合のように勝てない可能性が高くなってきます。

また、ディフェンスがブロンコスのオフェンスを抑えることも必要です。ブロンコスのオフェンスはNFL22位、スコアリングオフェンスは26位と決してよくありません。ただし、ランオフェンスは同16位とそれほど悪くないので、このランをなんとしても止めることが必須です。

ランを止めてシーミアンにパスを投げさせる回数を増やすことで、パスラッシュをかけてオフェンスのリズムを崩させれば勝機は見えてくると思います。ただし、ドルフィンズもディフェンスバックのパスカバーがあまりよくないので、そこをしっかり守れるかがポイントとなります。

ドルフィンズのHCアダム・ゲイスとブロンコスのHCバンス・ジョセフは昨シーズンはドルフィンズで共に戦い、好成績を残してチームをプレーオフに導きました。今シーズンはそれぞれ敵としてこの試合を迎えるわけですが、まさかこんなチーム状態で対戦するとはシーズン当初は思ってもみなかったでしょう。

戦前の予想ではドルフィンズがほんの少し有利、ただしホームチームであるということを除けばブロンコスが有利とも言えます。ブロンコスの強みはやはりディフェンスだと思いますので、そのディフェンスに圧倒されるようだとドルフィンズが勝利するのはかなり難しいと言えます。

ただ、ホームゲームですし、なんとしても勝ってほしいです。11月は勝利がなかったドルフィンズですので、ファンとしては久しぶりに勝利する姿が見たいと思います。


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