Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

GAME RECAP

Wild Card Playoff 対スティーラーズ戦

ドルフィンズの2008年シーズン以来のプレーオフ進出ということで盛り上がりましたが、この初戦の対ピッツバーグスティーラーズ戦はやはり大方の予想通りの結果となりました。大変残念なんですが、振り返って見れば、圧倒的に実力の差があったかと言えばそうでもない気がしました。

敗因は細かいことを言うといろいろとあるんでしょうが、やはり怪我人が多かったですね。特にディフェンスは厳しかったと思います。ベストメンバーで戦っていたらどうだったかというのが見たかったんですが、それを言っても仕方がないところです。

試合展開から見ると、前半終了間際からの3連続ターンオーバーが痛かったです。結果的にはそのターンオーバーから第3Qに10点取られたわけで、得点差的にはそれがかなり重かったです。

ただ、それより問題なのは前半の20失点だったと思います。敵地でのプレーオフ初戦、しかも戦前から不利だと予想されている状況で相手に先に得点を取られるというのは非常に厳しいです。しかも得点の取られ方がスティーラーズのオフェンスの中心3人、QBベン・ロスリスバーガー、RBレベオン・ベル、WRアントニオ・ブラウンが揃って活躍しての得点ですから、スタジアムも一層盛り上がりますし、アウェイのチームとしては大きなハンデとなりました。

今シーズンのドルフィンズについては、この試合だけでなく、試合序盤に相手に先にリードを許して追いかける展開が多くて、そこがこの試合での懸念材料だったんですが、結局その傾向は修正できませんでした。スティーラーズに簡単に2連続TDを奪われてしまったんですが、そこのところをもう少しなんとかできなかったのかという気がします。

14点取られた後、FGでなんとか3点は返して、その後のスティーラーズの攻撃を抑えればよかったんですが、次のベルのTDランを抑えられなかったのも大きかったと思います。あの攻撃ではスティーラーズは10プレーすべてでベルを走らせました。その結果およそ80ヤードを走られたわけですが、抑えるのは難しかったですかね。

それでもドルフィンズはその直後にFGを返して結構食い下がって試合を作っていたと思います。それだけに前半最後のところでのファンブルが残念だったんですが、仮にあそこでTDを取って20-13で前半を折り返していたとしても、後半で逆転できていたかと言えば、恐らく厳しかったでしょう。それだけに3TDのうち1つでも防いでいたらというのが悔やまれます。

スティーラーズとはレギュラーシーズンで1度対戦していますが、その時はドルフィンズのディフェンスはベルもブラウンも抑えていました。そのイメージがこの試合にも残っていて、彼らの実力を軽視していたということはないと思いますが、ここまでやられるとは思っていなかったのではないでしょうか。いずれにしてもディフェンスの準備が不十分だったと言わざるを得ません。

ただ、確かにドルフィンズのディフェンスはよくなかったんですが、基本的に人材不足な上に多数の怪我人が出ており、限界があったんでしょうね。それにスティーラーズの方が一枚上手だったということでしょうね。最初のブラウンのTDパスレシーブで勢いづかれてしまったような気がします。

一方オフェンスの方ですが、QBマット・ムーアはパス36回投中29回成功で289ヤード獲得で1TDパスという内容は数字的にはよかったと思います。ただ、インターセプトとファンブルのターンオーバーがチームにとって致命傷になりました。先にリードされた状況で追い上げなければいけないというプレッシャーもあったんでしょう。

それとRBジェイ・アジャイですが、もう少し走れると思ったんですが、スティーラーズのディフェンスがしっかりと準備をしてよく抑えたのではないかと思います。得点差がついて、特に後半ほとんどランプレーが出せなかったのもオフェンス的には残念でした。それにオフェンシブラインも完全にスティーラーズのディフェンスに負けてましたね。

オフェンスもディフェンスもいいところがあまりなかったんですが、スペシャルチームはいいプレーを見せてくれました。KRケニアン・ドレイクはいいキックオフリターンを見せてくれましたし、Kアンドリュー・フランクスは風の影響を受ける難しい場面で2本のFGを決めました。それとフェイクパントからマイケル・トーマスのランで1stダウンを更新したプレーも見事でした。スペシャルチームの活躍はこの試合で数少ない光ったプレーだったと思います。

これでドルフィンズの2016年シーズンが終了しました。全体的な総括はまた別の機会にするとして、今シーズンは近年になく我々ファンを楽しませてくれたと思います。シーズン開始前は6〜8勝ぐらいだと予想されており、1勝4敗という酷いスタートを切ったにも関わらず、10勝6敗という素晴らしい成績でシーズンを終了し、プレーオフに出場して1試合多く見せてくれました。そして何よりも来シーズンに大きな期待を抱かせるシーズンだったと思います。

この試合での敗戦はとても残念なんですが、この試合での経験を来シーズンにつなげて、来シーズンはより多くの試合を見せてくれるチームに成長してもらいたいと思います。


 

Week 17 対ペイトリオッツ戦

レギュラーシーズン最終戦、ホームゲームでもありあわよくばと期待したんですが、やはりペイトリオッツは強かった。というか、強かったというより巧妙でスキがないという感じですかね、とにかく一枚も二枚も上だということを感じた試合でした。

13点を追う第4Q、RBダミアン・ウイリアムスのファンブルによるターンオーバーがクローズアップされるかもしれませんが、そこは大きな問題ではなく、一番の問題は序盤から20得点を連取されたところだったと思います。ペイトリオッツを相手にする時には先に得点を取ってターンオーバーをしない、ということが重要だと思いますが、この試合ではいずれも当てはまりませんでした。

ターンオーバーはこの試合で2つあり、その結果計11得点を奪われておりそれも敗因の1つではあると思いますが、それよりも序盤2つのTDが一番痛かったですし、絶対に与えてはいけないものだったと思います。

特に最初のTDですが、あのTDドライブでは最初の2プレーを抑えて3rdダウン残り6ヤードまで追い込んだんですが、次のプレーでQBトム・ブレイディのスクランブルにより1stダウンを更新されてしまいました。そしてその後はリズムをつかんだペイトリオッツのオフェンスがテンポよくエンドゾーンまでボールを運んでしまいました。

あのブレイディのスクランブルはプレーが壊れてしまった結果のものですので、それを抑えてパントを蹴らせていたらこの試合はもっと違う展開になっていたと思います。まあ、普通に考えてブレイディが走るとは思わないですから難しかったでしょうが、本当に悔やまれるプレーだったと思います。

ドルフィンズは今シーズンの第2週にペイトリオッツと対戦しており、その時はブレイディはいなかったんですが、この試合はその時と同じような負け方をしています。前回の対戦でも最初に24得点を連取されて、結局最後に追い上げたんですが追いつかず7点差で敗れています。今回は得点差こそ21点だったんですが、ウイリアムスのファンブルがなければTDを取れてて6点差になって、結局最後は追いつかずという展開が予想されます。

ということはドルフィンズは同じパターンでペイトリオッツにやられていることになります。そのあたりディフェンスはもっと考えなければいけなかったのかなと思います。それも含めて今シーズンは本当に最初に相手に得点を与えてしまうというケースが非常に多く、それがディフェンスを苦しくし、加えて試合展開を苦しくしています。

まあ、見方を変えればペイトリオッツの試合に対する準備が完璧で、1つの勝ちパターンになっているんでしょうね。最初に得点を重ねて相手チームより優位な展開で試合を進めていく、そういう戦い方をすれば勝つ確率は高くなってくるのは当然と言えます。

それとこの試合に限らず毎回感じることですが、得点を取った直後にすぐに取り返されるというのは非常にまずいです。第3QにQBマット・ムーアがWRケニー・スティルスにTDパスを決めて6点差に追い上げました。そのドライブは3rdダウンコンバージョンを3回連続成功させてリズムよく攻撃したもので、次のオフェンスにも期待をさせるものとなりました。

しかし、直後にビッグプレーでTDを取り返されてしまいました。まあ、ペイトリオッツ側としてもまさかあんなビッグプレーを期待してはいなかったでしょうが、ドルフィンズの反撃ムードを打ち消すには大きな効果がありました。事実上あのTDで試合は決まってしまったと言ってもいいでしょうね。 

ただ、ドルフィンズのディフェンスも人材不足の上に故障者続出で厳しい面もあるでしょうし、その上にペイトリオッツの上手さというかブレイディの上手さで仕方のないところでしょうか。結局ブレイディは0QBサックでペイトリオッツは0ターンオーバー、パスラッシュなどのプレッシャーもあまりかかっていなかったんですが、それもブレイディの上手さですね。

ムーアはインターセプトでターンオーバーを犯してしまいましたが、それほど悪くはなかったと思います。QBサックも受けなかったのでオフェンシブラインもよくムーアを守っていたと思います。それとペイトリオッツもそれほどパスラッシュが厳しくなかったです。

ただし、RBジェイ・アジャイのランプレーは特に序盤は完全に抑えられました。ペイトリオッツ側はランプレーを警戒していましたが、それに正面から挑んでいって、結局オフェンスが進めなかったので、序盤のオフェンスでもう少し工夫が欲しかったという気もしました。実際に得点差が開いてディフェンスが引いて守るようになったらそこそこランが出ていましたから、それを考えると残念な面もあります。

それとあと気になったのは、細かいことですが、ドルフィンズはTEへのパスが1つもなかったということです。正確には1つありましたが、プレーが崩れた末のパスでしかもインターセプトされてしまいました。TEへのパスが使えなかったのがオフェンスの幅を狭めた要因だったような気がします。

これでレギュラーシーズンの全日程が終了しました。最後はあまりいい終わり方ではなかったんですが、来週からはプレーオフが始まりますので気持ちを切り替えて次のピッツバーグスティーラーズ戦に臨んでもらいたいと思います。ちなみにスティーラーズに勝利すればまたペイトリオッツと対戦することになります。

その時にリベンジを、と期待したいのですが、怪我人も多いですしやはり難しいでしょうかね。ただ、ペイトリオッツは確かに上手くて強いんですが、決して勝てない相手ではないということもこの試合を振り返って見て感じました。それほど今シーズンのドルフィンズのチーム状態はよくなっていると思います。



 

Week 16 対ビルズ戦

ドルフィンズにとって、勝てばプレーオフ進出に大きく前進する対バッファロービルズ戦は今シーズン最大のビッグゲームと言っても過言ではありませんでした。そのビッグゲームに、本当に劇的で見事な勝利を飾りました。対戦相手がビルズで、しかも敵地ということで、ドルフィンズは不利だと思われていたんですが、それを覆しての勝利は素晴らしかったです。

これであとは日本時間の12月26日の試合でデンバーブロンコスがカンサスシティチーフスに敗れれば、その時点でドルフィンズのプレーオフ進出が決まります。ブロンコスが負けなければまた来週に持ち越しということになりますが。

この試合はオーバータイムにもつれ込んだこともあり、本当に長い試合でいろいろなことが起こった試合でした。細かいことを言い出すとキリがないのでほどほどにしたいと思いますが、まず非常に見応えのある試合で純粋に見ても楽しめる試合だったんですが、ドルフィンズは負けていてもおかしくない、際どい試合でした。

第4Q終盤に逆転された時はもう負けを覚悟して見ていました。今シーズン序盤までのドルフィンズだったら恐らく負けていたと思います。しかし、こんな試合を追いついて勝ってしまうんですから、今のドルフィンズのチーム状態は非常にいいと思います。確かにビルズ側のミスとか審判の判定に助けられた部分はありましたが、それでもこの勝利はチームの実力がもたらしたものだと思います。

一番の殊勲者はKアンドリュー・フランクス、そしてスペシャルチームだと思います。フランクスはこの試合で46ヤードのFGを失敗しているんですが、それだけに第4Q終了間際に決めた55ヤードの同点FGは本当に価値あるものでした。

あの場面はタイムアウトが残ってなくて、しかも時計が止まっていない4thダウンで、まさに絶体絶命の状況です。急いでFGのフォーメーションを作り、なおかつプレーを始めなければいけないという場面で、よく決めてくれたと思います。まあ、気を抜けないところで余分なことを考える余裕がなかったのと、ビルズのスペシャルチームも準備が十分整わないうちにプレーが始まってしまったというのが逆によかったのかもしれません。

ちなみに、ビルズ側はギリギリでタイムアウトをコールしたようですが、リプレイで見ると若干遅れていました。仮にタイムアウトが取られていたらあのFGは成功したかどうか微妙なところですが、この試合では後日審判の判定がいろいろと問題になるかもしれませんね。ただ、どんな理由があったにせよ、あのフランクスの同点FGは賞賛されるべきだと思います。

そしてスペシャルチームはその他の場面でも素晴らしいプレーをしたと思います。この試合ではジャキーム・グラントとケニアン・ドレイクがそれぞれ、41ヤードと39ヤードという素晴らしいキックオフリターンを決めました。特にドレイクのリターンは、あれがあったからこそ、フランクスの同点FGがあったので、ある意味ではチームを救ったキックオフリターンだったと思います。

それと何と言ってもこの試合ではRBジェイ・アジャイの貢献度は見逃せません。試合前のポイントとしてアジャイが走れるかどうかが注目でした。ビルズのディフェンス相手に100ヤード以上走ることができれば、ドルフィンズの勝利の可能性は高まると思っていました。ビルズのランディフェンスが予想以上によくなかったということもありますが、それにしても200ヤード以上走るとは思いませんでした。

アジャイは前回のビルズ戦でも200ヤード以上走っていますが、ディフェンスに自信を持っているHCレックス・ライアンとしては2度の対戦でいずれも200ヤード以上走られるというのは、まさに屈辱的は結果だっただろうと思います。

これで今シーズンは3度目の200ヤード以上のラッシングなんですが、この記録はO.J.シンプソン、アール・キャンベル、ティキ・バーバーに次ぐNFL史上4人目の快挙だそうです。また同一シーズンで同一の対戦相手に対していずれも200ヤード以上のラッシングを記録したのはシンプソン、ジャマール・ルイスに次ぐ史上3人目だということです。

それとともに、この試合のアジャイの記録で特筆すべきは、Cマイク・パウンシーがいなくなってから走れなくなったと思われていたことが、パウンシーがいなくても走れるということを証明したことではないでしょうか。すなわち、この試合ではCは控え選手のクレイグ・アービックが務めていたことで、特定の選手がいなくてもチーム力を落とさないということがオフェンシブラインの自信にも繋がったと思います。

一方、ドルフィンズのディフェンスはビルズのオフェンスにランで272ヤード、パスで329ヤードと計589ヤードを献上してしまったんですが、普通なら負けてる試合だと思います。ディフェンスに関しては修正点などがあると思いますが、怪我人の影響や絶対的な戦力不足、そして試合展開などにも影響されることですし、何よりビルズのオフェンスもターンオーバーなどのミスもなかったわけで素晴らしい内容でした。その状況で勝ったということですから、ディフェンスの不調をその他でカバーしたチーム力の勝利ですね。

近年苦手としていたビルズに連勝したことは、またチーム状態が向上することになると思います。前述のように最終戦を待たずにプレーオフ進出が決定するかもしれませんが、この勢いで最後の対ニューイングランドペイトリオッツ戦も勝利してもらいたいですね。






 

Week 15 対ジェッツ戦

QBライアン・タネヒルが負傷欠場して、代役として控えQBマット・ムーアが先発したこの試合、およそ5年間公式戦でほとんどプレーしていないムーアがどんなプレーをするのか、そしてその結果ドルフィンズがどういう戦い方をするのか、多くのドルフィンズファンの方が注目していたことと思います。

しかし結果は、ムーアが4TDパスを記録するという大活躍で、ドルフィンズは34-13という大差でジェッツを粉砕しました。敵地での試合でもあり、勝つにしてもまさかこんな大差で勝てるとは思いませんでした。近年、ジェッツには大差で負けたことは何度かありましたが、これだけの差で大勝するのは何年ぶりのことなのか、ほとんど記憶にありません。

ちなみに、ドルフィンズのQBがジェッツを相手にして4TDパスを記録したというのは、1994年のダン・マリーノ以来およそ22年ぶりのことだそうです。あの試合はいまだに語り継がれる一戦で、“フェイク・スパイク”とも”クロック・プレー”とも呼ばれています。試合終了間際、24-21で劣勢だった状況で、マリーノが時間を止めるためにスパイクをするふりをしてTDパスを決め、28-21でドルフィンズが勝利した試合でした。

マリーノ引退以降のドルフィンズのQB事情を考えれば、対ジェッツに限らず1試合4TDパスというのもあったかどうかあまり記憶がないんですが、それだけジェッツはドルフィンズにとって難敵であったということが言えると思います。そのジェッツを相手に4TDパスを決めたムーアのプレーは本当に素晴らしかったと思います。

今シーズンのドルフィンズの試合を予想するにあたって、ランを止めてランを出す、すなわちRBジェイ・アジャイのランプレーが出なければ苦戦するのではないかというのが大方の見方だと思っていました。実際にこの試合もアジャイのランが出なければムーアにも負担がかかり、それが要因となって試合に敗れるのではないかという懸念もありました。

結果的にはアジャイはジェッツのディフェンスにほぼ完璧に抑え込まれ、19キャリーで51ヤード(平均2.7ヤード)獲得に止まったんですが、それでも試合には勝っています。これを見ると、ランが出ない=勝てない、という図式は必ずしも当てはまらないと思えます。ただ、そこには他の要因、例えばターンオーバーや相手のミスなどがあってのことだと思うので、やはりランを出すことは大切です。

しかし、この試合ではランが出ないにしてもプレー回数はラン27回に対してパス18回と圧倒的にランプレーが多いです。また後半は大差がついたのでランが多くなりましたが、前半だけでみてもラン10回に対してパス12回と若干パスが多いもののバランスが取れていると言えます。やはりランとパスのバランスがよかったので、ランであまりヤードを稼げなくても効果的だったのかもしれません。

全体的に見ると、第3QのSウォルト・エイケンズのパントブロックからのリターンTDで試合の流れが一気にドルフィンズ側に移り、それが勝因だったと言えますが、それ以外にも前半の2つのターンオーバーがこの試合では大きな意味を持っていたと思います。試合開始直後のジェッツのオフェンスで簡単にTDを取られて7点を先制され、さらに次の攻撃でも自陣奥深くまで攻め込まれました。そこで3点ないし7点を取られていたら、この試合は恐らく勝てる可能性が低くなっていたと思います。

しかし、そこでDEキャメロン・ウェイクがQBサックを決めてターンオーバーを誘発させたというのが、非常に大きかったと思います。さらに第2QでもムーアがTEディオン・シムズにTDパスを決め、同点かと思っていたところでエクストラポイントを失敗した後、ジェッツに自陣27ヤード地点まで攻め込まれた場面がありましたが、そこでもウェイクがインターセプトして得点を許しませんでした。あの場面でも3点ないし7点を取られていたら、ドルフィンズのムードはあまりよくなかったと思います。

その2つのターンオーバーでは、ドルフィンズは得点をあげていないんですが、仮にそのターンオーバーがなければ前半をリードして折り返せなかったのではないかと思いました。それにしてもウェイクのインターセプトは非常に珍しいプレーで、キャリア初ということですが、ウェイクのプレースタイルからしてありえませんよね、貴重なものを見せてもらいました。

個々の選手に注目してみると、ムーアやエイケンズ、ウェイクもそうなんですが、DTダムコン・スーやCBのザビアン・ハワードやトニー・リペットなども素晴らしい活躍をしました。特にハワードはこの試合が怪我からの復帰戦で、CBバイロン・マックスウェルが試合早々に足首を痛めて退いてからはジェッツのエースWRブランドン・マーシャルとマッチアップしました。

そしてそのマーシャル相手に素晴らしいカバーを見せてくれました。怪我の回復状態が心配されたんですが、それを感じさせない動きで3パスディフェンス、結果としてマーシャルは11回もパスを投げられながらわずか1回しかレシーブできず、獲得ヤードは16ヤードに止まりました。目立たないんですが、それも勝因の1つだったと思います。

それとHCアダム・ゲイスの2回のチャレンジもこの試合では非常に効果的でした。当然といえば当然かもしれませんが、あのチャレンジがジェッツ側に傾きそうだった試合の流れを自軍に押し戻す結果となりました。それにしてもシムズのTDパスレシーブは難しいパスキャッチを見事に決めてくれました。

これで9勝5敗となり2008年シーズン以来の勝ち越しを決めました。加えて過去9試合で8勝1敗という成績は、いくら対戦相手の勝率が悪いとはいえ立派な成績だと思います。Sレシャッド・ジョーンズが欠場し、タネヒルが倒れ、Cマイク・パウンシーもいなくなり、さらに入れ替わりで怪我人が出ている状況でのこの成績は素晴らしい、まさにチーム力での勝利だと思います。残り2試合がどんな結果になるのかわかりませんが、このチーム力がある限り大きな希望が持てる気がしています。



 

Week 14 対カージナルス戦

ドルフィンズにとっては連勝が止まった直後の試合で大事な試合だったんですが、雨が降り続いていてコンディションが悪かったせいか、本当にいろいろなことが起こった試合でした。ターンオーバーの応酬や微妙な判定に珍しいプレー、そして極めつけはQBライアン・タネヒルの負傷退場となかなか整理がつけづらい試合でした。

最も衝撃的な出来事はタネヒルの怪我なんですが、それは後で触れるとして、まずは試合を振り返ってみたいと思います。結果的にはドルフィンズがサヨナラFGで決勝点をあげて勝利したんですが、そこに至るところでもハラハラさせられました。FGを蹴る1つ前のプレーですが、残り試合時間が10秒ほどだったと思いますのでプレーする必要はなかったと思うんですが、なんとランプレーを敢行しました。

最後の最後まで時間を使い切るということだったと思うのですが、そのランプレーでなかなかダウンせず、あわや時間切れになるんじゃないかと本当に心配しました。まさにギリギリでダウンしてタイムアウトを取ったんですが、あそこでもう少し遅れていたらとんでもないことになっていたと思います。勝利であまり目立たなくなってしまったんですが、どちらかというと反省点だったのではないでしょうか。

この試合の勝因としては、大きなものとしてはターンオーバー、そしてカージナルスがキッキングをミスしてくれたことでしょうか。ターンオーバーに関してはドルフィンズが3つでカージナルスの4つより少なかったこと、そしてドルフィンズがターンオーバーから7点を取ったのに対して、カージナルスは得点を取れなかったことが大きかったと思います。

それとキッキングのミスに関しては、カージナルスはFG1本とエクストラポイント2本をミスしています。FGとエクストラポイント1本はスナップが悪かったことによるもので、雨でボールが濡れていたということもあったでしょうが、それとは別に56ヤードのFGを決めていますので、失敗の言い訳にはならないでしょう。

そしてもう1本のエクストラポイントのミスはそれだけで終わらず、結果としてドルフィンズが2点を奪っています。カージナルス側のミスだったのか、ドルフィンズのスペシャルチームがよかったのか、恐らくその両方だっだんでしょうが、それにしてもディフェンスによる2ポイントのプレーを始めてみたんですが、リカバーしたウォルト・エイケンズがあれだけ走ってエンドゾーンまでボールを運びながら2点だけとは何か報われないような気がしました。

あとこの試合ではドルフィンズが最初に得点を取れるか、そしてカージナルスのオフェンスの中心であるRBデビッド・ジョンソンとWRラリー・フィッツジェラルドのどちらかを抑えられるか、というところが勝利の鍵だと思っていたのですが、その両方を達成できたというのも勝因の1つだったと思います。

ドルフィンズは最初にTDで先制し、結局最後までカージナルスにリードを許しませんでした。タネヒルが負傷退場するまでに21-9と12点差をつけていたことがよかったと思います。もしもっと競った展開だったら、QBマット・ムーアでは正直言って勝てていたかどうかわかりません。

またフィッツジェラルドについては3回のパスレシーブでわずか12ヤード獲得に止めました。パスターゲットとなったのが9回あったことを考えると、ドルフィンズのディフェンスがよく抑えたと言えます。さらにジョンソンについてもランを80ヤードに抑えましたので、その点もディフェンスの勝ちだったと言えるのかもしれません。ただ、それとは別に95ヤード走られていますから、そこはちょっとまずいんですが…

ドルフィンズのオフェンスに関しては、誰がよかったというより効率よく点を取っていったという印象が強いです。ただ、タネヒルはパス20回投中15回成功で195ヤード獲得、ややアンラッキーなインターセプトはありましたが、TDパス3本と非常に堅実なプレーをしていたと思います。

そのタネヒルですが、検査の結果左膝の靭帯を痛めたということですが、断裂ではなくて手術の必要もなく、本当に不幸中の幸いだったと思います。試合途中に涙を浮かべながらチームメイトと抱擁していたシーンを見た時には、これはシーズンアウトは間違いないと思っていました。しかし、もしかすると最終戦には出場できるかもしれないということでホッとしました。ただ、やはり今シーズンはもうプレーできないような気もしますが、今後の動向に注目したいと思います。

何はともあれ、これでドルフィンズは8勝5敗となり、とりあえず今シーズンの負け越しはなくなりました。プレーオフにも望みを残したことになりますが、ただタネヒルなしでは正直言って残りの3試合は厳しいでしょう。他にも主力選手で怪我人はありますし、これまでほとんどプレーしていないムーアでどこまでやれるのか、ここはHCアダム・ゲイスの手腕に期待をするしかないところです。チームが本当に一丸となって戦えば、残り3試合、あるいは光明も見えてくるのかもしれません。



 
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