Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

GAME RECAP

Week 14 対ペイトリオッツ戦

第14週のマンデーナイトゲームは、大方の予想に反してマイアミドルフィンズがニューイングランドペイトリオッツを27-20で破りました。ペイトリオッツは連勝が8でストップするとともに、ロードゲームでの連勝も14でストップしました。さらにこの試合に勝てばAFC東地区優勝が決定していたんですが、それも決まりませんでした。

ドルフィンズにとってはHCアダム・ゲイスとなってから初めてのペイトリオッツ戦での勝利となりました。また、この試合では1972年のパーフェクトシーズンの時のスローバックジャージで戦ったんですが、昨年から数えてスローバックジャージでは3連勝で負けなしです。ここでもまだパーフェクトが続いています。

さて試合の方ですが、ドルフィンズの素晴らしい勝利で、今シーズンというか近年でのベストゲームと言ってもいいかもしれません。オフェンス、ディフェンスともペイトリオッツを上回り、大きなミスもなくて完勝と言っていいと思います。

この試合で一番の殊勲者はCBザビアン・ハワードでしょうね。ペイトリオッツの最初の攻撃でQBトム・ブレイディから見事なインターセプトを奪いました。試合開始直後の攻撃でドルフィンズがFGで3点を先制したんですが、その直後にペイトリオッツに反撃されていたら試合展開も変わっていたと思うんですが、それを防いだことが大きかったと思います。そのインターセプトをきっかけにオフェンスが追加点をあげているのでなおさらでしょう。

それとハワードは後半開始のペイトリオッツの攻撃でもブレイディからインターセプトを奪っています。ここでもドルフィンズのリードはわずかに3点だったので、その攻撃でペイトリオッツに得点されていたらその後の展開も変わっていたと思います。さらにそのインターセプトをきっかけにTDで7点を追加していますので、非常に効果的でペイトリオッツにダメージの残ったプレーだったと思います。

ハワードはシーズン開始前は期待されていたんですが、シーズンが開始されると相手チームのエースWRと相対することが多く、パスディフェンスの評価も低かったんですが、先週の対デンバーブロンコス戦での活躍で覚醒したんでしょうか、ブレイディというNFLNo.1のQBとペイトリオッツのNo.1オフェンスを相手に素晴らしい活躍でした。ちなみに2試合連続での複数インターセプトはチーム史上初の快挙です。

それから2番目の殊勲者はRBケニアン・ドレイクですね。ドレイクはこの試合で25キャリーで114ヤードを獲得しました。またパスレシーブでも5回で79ヤードを稼いでおり、ランとパスレシーブ合わせて193ヤードを稼いでいます。さらに目立たないんですが、ペイトリオッツディフェンスのブリッツをブロックしてQBジェイ・カトラーのパスプレーを助けています。

先週の対ブロンコス戦で120ヤードのラッシングを記録していますので、2試合連続で100ヤード以上のラッシングとなります。ペイトリオッツのランディフェンスはそれほどよくはないんですが、それでも前回の対戦では抑えられていました。この試合でドレイクがどれだけ走れるかがポイントだったんですが、予想以上の結果だったと思います。

この活躍でドレイクは欠場中のダミアン・ウイリアムスが復帰してもエースRBとして信頼されることでしょう。大学時代には控えRBだったドレイクをドラフト3巡目で指名したフロントの選択は正しかったということでしょう。ジェイ・アジャイが抜けてもまったく遜色ない、むしろアジャイよりいろいろな面で優れているのではないでしょうか。

ハワード、ドレイク共に2年目の選手なんですが、同じく2年目のジャキーム・グラントも活躍しました。素晴らしいTDパスレシーブを決めたのも含めて2回のパスレシーブで42ヤードを獲得しています。願わくば第4Qのロングパスもキャッチしてくれたらよかったんですが。ただ、グラントもオフェンスの武器となることが証明された試合でした。

それとカトラーの活躍も忘れてはいけません。この試合でパス38回投中25回成功で263ヤードを獲得、3TDパスを決める一方でインターセプトはなく、非常に安定したプレーを見せてくれました。ペイトリオッツ戦での初勝利となり、ブレイディに投げ勝ったことになります。カトラー自身にとっても今シーズンのベストゲームで、過去に遡っても久しぶりの会心のパフォーマンスだったのではないでしょうか。

あとはディフェンス陣の活躍ですね。ブレイディから2つのインターセプトを奪ったハワードも素晴らしかったんですが、それとともに驚かされたのがペイトリオッツの3rdダウンコンバージョンを11回すべて抑えたということです。NFLNo.1のオフェンスを相手に3rdダウン時に1stダウンを更新させなかったというのは素晴らしいことです。この試合の勝因は実はこれに尽きるのではないでしょうか。

その他、ペイトリオッツのランプレーをわずか25ヤードに抑えたのもよかったと思います。前回の対戦では196ヤードも走られていたので、今回の対戦ではそこを抑えることが絶対条件だったんですが、見事に抑えてくれました。それによってブレイディにもよりプレッシャーをかけられたので、効果はあったと思います。

試合終盤にゴール前1ヤード地点まで攻め込まれた場面があったんですが、あそこもTDを取られるかと思ったんですが、ディフェンスがよく抑えてFGに止めました。最後までよく守ったと思います。

本当にドルフィンズの素晴らしいところが目立った試合だったんですが、ペイトリオッツというか特にブレイディが不調だったこともあるんでしょうね。怪我をしているみたいですから、そのことも影響したんでしょうか、今ひとつ切れがなかったと思います。その不調にも助けられた勝利でしたね。

ただ、どんな状況であれ王者ペイトリオッツに勝ったことは事実で、圧倒的とも言える実力差を跳ね返しての勝利は誇れるものだと思います。この調子を継続させて、今シーズン残りの3試合にもできれば全勝してもらいたいですね。そうすればほとんど無理だと思われていたプレーオフも見えてくるかもしれません。


Week 13 対ブロンコス戦

マイアミドルフィンズとデンバーブロンコス、共に連敗中の両チームの対戦だったんですが、予想外に一方的な試合となり、ドルフィンズが35-9で圧勝しました。35得点は今シーズン最高得点で、アダム・ゲイス政権となってからも最高得点となっています。

とにかく11月は勝ちがなく、10月22日以来の勝利でしたので、ファンとしては久しぶりにいい気分です。得点差では圧勝ですが、内容的にはミスもあったりしてスッキリとしない部分もあったんですが、勝ったということでよしとしなければいけないでしょう。ただし、ブロンコスの不調に助けられたところもあります。

この試合、ドルフィンズはオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームでそれぞれビッグプレーを見せてくれました。

まずオフェンスですが、RBケニアン・ドレイクがよかったです。23キャリーで120ヤード獲得はいずれも自己最高記録となりました。ドレイクは大学時代も控えRBだったので1試合に20回も走ったことはなかったんですが、この試合でNFLで十分1試合を任せられるRBであることを証明しました。

ダミアン・ウイリアムスが怪我をしたためにドレイクひとりに頼らざるを得なかったんですが、NFL4位のブロンコスのランディフェンスを相手にしたこの結果にはファンとしては満足ですし、ドレイクも自信が持てたのではないでしょうか。ファンブル癖があるという悪評を吹き飛ばしてくれましたね。

ディフェンスでは先制得点となったセーフティを記録するとともに、CBザビアン・ハワードが2つ、S T.J.マクドナルドが1つの計3つのインターセプトをブロンコスQBトレバー・シーミアンから奪いました。特にハワードの最初のインターセプトはリターンTDとなった価値あるものでした。

QBジェイ・カトラーがTEジュリアス・トーマスにTDパスを決めて逆転した直後、どうしてもブロンコスの攻撃を抑えなければいけない場面でターンオーバーを奪っただけでなく、得点を奪ってリードを広げたということで、一気にドルフィンズ側に試合の流れを引き寄せました。

ハワードは2年目となり期待された今シーズンだったんですが、ここまでインターセプトはなく、パスディフェンスでもほとんど目立った活躍はできていませんでした。それどころかCBとしての評価も非常に低かったんですが、この試合での活躍はハワードに自信をもたらすのではないでしょうか。

それとブロンコスの攻撃で3rdダウンコンバージョンを13回中1回しか成功させなかったのも勝利の要因の1つでした。しかもその1回も大量得点差がついた第4Qの試合終了間際ですから、3rdダウン時にまったく1stダウン更新を許さなかったと言ってもいいでしょう。

それからスペシャルチームですが、テレンス・フーデイのパントブロック、そしてKコディ・パーキーのオンサイドキック成功、さらにパントキックのカバーチームが記録したセーフティとビッグプレーの連続でした。ちなみに1試合で2度セーフティを記録したのはチーム史上初のことです。その他にもPRジャキーム・グラントが4回のパントリターンで計61ヤードを獲得したのも見逃せません。

あとはPマット・ハークのパントキックが素晴らしかったです。9回のパントのうちブロンコス陣内20ヤード以内に落としたパントが実に7回ありました。これによりブロンコスは自陣奥深くの厳しいフィールドポジションからの攻撃を強いられることになり、その結果インターセプトやセーフティを犯すきっかけとなっています。

ドルフィンズのオフェンスがいいフィールドポジションから攻撃を開始できたことは、ハークのパントキックによるところが大きかったと思います。

ただし、大差で勝利したとはいえ反省点もいくつかありました。カトラーはブロンコスのパスラッシュに苦しめられたとはいえ、2つのインターセプトを犯して、そのうちの1つはリターンTDを決められています。それも含めてパスは不安定なところもありました。

それから3rdダウンコンバージョンは15回中わずか4回しか成功していません。普通これだけの勝利ならばもっと数字がよくてもいいと思うのですが、3rdダウン残り1ヤードを更新できなかったのもいくつかあったと思いますので、そのあたりを確実に取れるようにならないといけません。

あとはランディフェンスですね。この試合でもブロンコスに100ヤード以上走られています。シーミアンのパスオフェンスが不調だったので助かっていますが、もう少しランプレーを止められるようにならないと成績のいいチームを相手にした時には厳しいでしょうね。

それと心配なのはWRデバンテ・パーカーです。連敗中はほとんど目立ったプレーはなく、この試合でもパスレシーブはわずか1回で獲得したのは5ヤードのみです。シーズン開始前は最も活躍するWRだと言われていたんですが、これではシーズン終了後には戦力外となってしまうかもしれません。なんとか復調してほしいのですが。

これで連敗を5でストップさせたわけですが、相手のブロンコスも連敗中だったということでこの勝利も少し割り引いて考えなければいけないでしょうね。それにしてもブロンコスの不振ぶりを見ていたら、なかなか得点が取れず苦しんでいた時のドルフィンズを見るようでした。ブロンコスHCバンス・ジョセフの苦悩する姿は、昨年ドルフィンズのディフェンシブコーディネーターだっただけに痛々しく感じました。

ともあれ、これで5勝7敗となり、残り4試合にも希望が持てるように感じました。プレーオフ進出は厳しいでしょうが、来週のニューイングランドペイトリオッツとの試合に勝利すれば、ひょっとすると光明が見えてくるかもしれませんね。


Week 12 対ペイトリオッツ戦

4連敗中で4勝6敗のマイアミドルフィンズと6連勝中で8勝2敗のニューイングランドペイトリオッツの対戦でしたが、両チームの現状がそのまま出た結果となり、ドルフィンズは17-35で惨敗しました。

両チームの実力の差は歴然としていましたが、それを如実に表す場面がそれぞれにありました。まずペイトリオッツの方ですが、試合開始直後の攻撃で自陣27ヤード地点で4thダウン残り8ヤードという場面なんですが、普通ならばほぼ100%パントを蹴ると思われます。しかしここでペイトリオッツはまさかのフェイクパントで一気に14ヤードゲイン、1stダウンを更新し、その後に攻撃を継続させてTDを奪っています。

一方のドルフィンズの方ですが、第3Q開始直後の攻撃で、この時点で10-21と11点リードを許していたんですが、自陣33ヤード地点で4thダウン残り1ヤードもなかった場面なんですが、パントを蹴って攻撃権をペイトリオッツに渡しています。その結果ペイトリオッツはその攻撃でTDを奪ってリードを広げました。

ペイトリオッツのフェイクパントは結果オーライかもしれませんが、あの場面でフェイクパントを敢行することができる背景には、たとえ失敗してその結果点を取られてもすぐに取り返せるという自信があったからだと思います。それほどオフェンスには自信を持っていたということになり、それに加えてディフェンスが抑えてくれるだろうということもあったのではないでしょうか。

逆にドルフィンズの方は1ヤードもないのにそれを前進させる自信がなくてパントを蹴ってしまった、もしギャンブルして失敗したらディフェンスはペイトリオッツの攻撃を抑えられないだろうという恐れもあったと思います。しかし11点ビハインドでどうしても後半最初に得点を取りたかったところでしたので、同じ得点を取られるならばギャンブルもありだと思いました。

そのそれぞれのシーンがあまりにも対照的で、この試合の両チームを象徴している場面だったと思いました。

ドルフィンズは18点差での敗戦だったんですが、試合前半はそれなりに食い下がっていたと思います。それだけに前半終了間際のQBマット・ムーアのインターセプトが残念でなりません。エンドゾーンのWRデバンテ・パーカーに向けて投じたパスだったんですが、パス自体は悪くありませんでした。ただ、パーカーとの息が合わなかったのか、パーカーが合わせられなかったのか、いずれにしてもパーカーがタイミングよくジャンプしていればキャッチできたと思います。

あれがTDとなっていたら17-21と4点差に迫って後半を迎えられていたので、もっと違う試合展開になっていたかもしれません。ただし、最終的に試合に勝てていたかどうかはわかりませんが。

オフェンス、ディフェンスともどこまで我慢できるかというのがポイントだったんですが、序盤に14点差をつけられたわりには前半はよく我慢していたと思います。まあ、ペイトリオッツのミスにも助けられたこともありましたが。しかし後半最初のオフェンスが進まなかったというところでちょっと切れてしまったような気がしました。

オフェンスでは特にオフェンシブラインが我慢しきれませんでしたね。この試合でムーアは計7つのQBサックを受けたんですが、前半はわずか1つだったのが後半には6つ受けています。まあ、もともと不安定で、さらに先発メンバーが2人も欠けているんですから限界があったんですかね。

ディフェンスの方はQBトム・ブレイディによくプレッシャーをかけていたと思います。結局QBサックは1つしか記録できなかったんですが、QBヒットを8つ記録しています。ブレイディが8つのQBヒットを受けたのは今シーズン最多だったようで、それだけプレッシャーを受けていたと思います。

ただ、ディフェンスバックがレシーバーをフリーにしすぎですね。あれではいくらパスラッシュをかけてもパスを通されてしまいます。それとやはりブレイディは数多くの選手にパスを投げ分けてくるので守りにくいというのもあるんでしょうね。

それに加えて根本的にディフェンスのシステムに問題があるのではないかと思います。シーズン当初はトップ10のディフェンスだったんですが、特にこの5連敗中は最低ランクに落ち込んでいます。マット・バークはディフェンシブコーディネーターとしては1年目で経験がないのでこの先も厳しいでしょうね。

それとあとは怪我人も深刻で、この試合でRBダミアン・ウイリアムスが肩を痛めて途中退場しました。ウイリアムスは地味ながら貴重な働きをしてくれていたのでチームにとっては大きな痛手です。怪我の状況がよくわかりませんが、少なくとも次週の試合には出場できないのではないでしょうか。控えRBのセノリス・ペリーも脳震とうを起こしましたので、RBはケニアン・ドレイクただ1人となってしまいました。

それとDEウイリアム・ヘイズはこの試合に出場していなかったんですが、どうやらシーズンアウトの大怪我を負っているようです。背中を痛めているということですが、詳しくはわかりません。ヘイズはランディフェンスには長けたものを見せてくれていただけに、この離脱もディフェンスには大きな痛手です。

やっぱりフォックスボロでのペイトリオッツ戦には勝てなかったわけで、これで9連敗です。まあ、控えQBと不安定なオフェンシブライン、そしてNFL最低ランクのディフェンスでは到底太刀打ちができないということですね。ただ、ペイトリオッツも怪我人を抱えているわけで、そこをなんとかして試合を作るのがコーチングだと思うのですが、その点でも大きく劣っていますね。

これで4勝7敗となり昨シーズンの負け数を超えてしまいました。プレーオフ進出もほぼ絶望的でいいところがほとんとないんですが、選手は必死にプレーしているという姿勢が見えましたので、残りの試合はそこに期待したいと思いました。


Week 11 対バッカニアーズ戦

ドルフィンズにとっては絶対に負けられない試合だったんですが、結果は試合終了間際にFGを決められて3点差で敗れました。(その後のファンブルリカバーTDは意味のないものです)点差から見たら惜敗と言えるのでしょうが、それ以上の敗北感を感じました。

結局前半の4つのターンオーバー(3インターセプト、1ファンブル)で失った17点が命取りになったんですが、4ターンオーバーで17失点で収まったというのは、バッカニアーズのチーム成績を表していると思います。もっと成績のいいチームだったらもっと得点されていたでしょう。

それがドルフィンズが後半同点に追いつけた要因だったんですが、同点止まりではなくて、勝つチャンスはいくらでもあったと思います。そのチャンスをことごとく潰してしまったのが反則でした。

まず第3Q開始直後の攻撃で敵陣1ヤード地点まで攻め込んでQBマット・ムーアからTEアンソニー・ファサーノへのTDパスが通ったんですが、これがファサーノの反則で取り消され、結局FG止まりとなりました。また、次の攻撃でも敵陣8ヤード地点まで攻め込みながらオフェンシブラインの反則で罰退し、結局これもFGに終わっています。

この2回の攻撃はいずれもTDが取れる可能性が大きかったにもかかわらず、それが取れなかったというのがなんとも残念で歯がゆい結果でした。

それと不可解だったのは第4Qに入ってバッカニアーズの最初の攻撃で、ドルフィンズはQBライアン・フィッツパトリックをエンドゾーン内でQBサックしたにもかかわらず、これがセーフティとならず1ヤード地点でダウンと判定されたことです。ビデオリプレイで見てもセーフティだったのは明白で、審判の明らかな誤審とも思えました。

さらに試合全体を通してドルフィンズはチームワースト記録に迫る17個もの反則を犯しましたが、どこが反則なのかと疑いたくなるようなものもいくつか見られるなど、ツキにも見放されてしまったことも響いたと感じました。

この試合に勝つためには、ドルフィンズは先に得点を取って、さらに追加点をあげて試合を優位に進めなければいけないと思っていましたが、それができなかったのが根本的な敗因だったかもしれません。

第1Qドルフィンズは試合開始直後のバッカニアーズの攻撃を抑えて攻撃権を得て、RBダミアン・ウイリアムスが69ヤードランというビッグプレーを決めて、先制得点の大きなチャンスをつかみました。ここでTDを決めていたらこの試合はおそらくドルフィンズが勝利していたと思います。

しかし、結果は敵陣9ヤード地点からのプレーでQBジェイ・カトラーがインターセプトを犯してTDどころかFGでの3点も取れなかったということで、あれで試合の流れがバッカニアーズ側に移ってしまったように思えました。

ところでそのカトラーですが、この試合で3つのインターセプトを犯して試合を壊した格好になりました。まあ、すべてがカトラーのせいではなく、最初のはWRデバンテ・パーカーが足を滑らせたか引っ掛けられたかしたもの、そして3つ目もパーカーがキャッチミスしたのを取られたものですので不運といえばそうでした。

しかしカトラーは脳震とうを起こして試合後半はムーアに代わっているんですが、どの時点で脳震とうを起こしたのかまったくわかりませんでした。それどころか、前半のどこかで脳震とうを起こしていたならば、その時点で交代すべきだったと思うのですが、そのあたりがわかりません。もしもカトラーが無理してプレーしていたのならそれはそれで大きな失態だと思うのですが… 

試合のスタッツを見るとオフェンスの獲得ヤード数や3rdダウン時の1stダウン更新率はドルフィンズの方が上回っているんですが、それでも敗れてしまったというのは、まず第1にターンオーバーと反則が最も大きいのですが、その他にはコーチングだと思います。

特に印象に残ったのが、第4Qに敵陣34ヤード地点の2ndダウン残り1ヤードという場面で、3回連続でランプレーを敢行してすべてノーゲインとなり、4thダウンギャンブルを失敗したところです。結果的にその次の攻撃でTDを決めて同点に追いつくのですが、試合の流れ的にも大きなポイントだったと思います。アダム・ゲイスのプレーコールに工夫が感じられなかったのにも失望しました。

この敗戦でドルフィンズの今シーズンが終了したとか、来シーズンに目を向けるだとかいう見方をする人が大部分だと思いますが、残念ながら個人的にもそう感じます。オフェンス、ディフェンス両方の面で大きな修正などが必要になるのではないでしょうか。残り試合の日程を見てもかなり厳しく、現在のチーム状態では勝ち越すことは至難です。

反則やターンオーバーが大きな敗戦となったこの試合ですが、それらはメンタル的な問題が大きいと思います。すなわちチーム全体が一丸となってプレーに集中できていないのではないかと感じました。常に先にリードを許して追いかける展開となり、それゆえに追い込まれた状態でプレーを続けている、そうした状況が負の連鎖を生む要因となっているのではないかと思います。そのあたりを修正するのがコーチングだと思うのですが、それができていないのではないでしょうか。

今シーズン中はそれを修正するのは難しいかと思いますが、これからの残りの試合を全力で、そして丁寧に戦って、少しでも多くのいいプレーを見せてもらいたいと思います。


Week 10 対パンサーズ戦

マイアミドルフィンズは第10週のマンデーナイトゲームでカロライナパンサーズと対戦しました。戦前の予想でもドルフィンズが圧倒的に不利だったんですが、結果は45-21という惨敗でした。得点差も去ることながら、内容的にも見ていて辛い敗戦でした。

まあ、一言で言えば前半終了間際のQBジェイ・カトラーのインターセプトに尽きると思います。第2QにドルフィンズがTDを奪って7-10と3点差まで追い上げ、直後のパンサーズの攻撃をパントに抑えて攻撃権を得て、残り時間でFGでも蹴られれば、というところでした。

ところが最初のプレーでいきなりインターセプトを犯し、さらにパンサーズはそれをきっかけにしてTDを奪い、17-7として前半を終了しました。あそこでドルフィンズが仮に得点は取れなくてもターンオーバーを犯さなければ、この試合はもっと違う展開になっていたかもしれません。

ドルフィンズが攻撃権を得たところで前半残り時間が47秒でしたから、無理に攻めなくても時間を流せばよかったという見方もあると思いますが、試合の流れがドルフィンズの方に傾きかけていたところだったので、攻めるのは当然でしょう。ただ、その結果が悪かった、というか投げたパスが最悪でした。

前半終了間際にあげたTDがパンサーズに勢いを与えてしまい、その結果試合後半はもうほぼ一方的なパンサーズペースになりました。後半5回の攻撃で最初の4回がすべてTDということで、ドルフィンズのディフェンスはまったく止められなかったですね。最後の1回も時間切れにならなければTDを取られていたと思います。

この試合を迎えるにあたって、NFLトップのディフェンスを崩すようなプレーコールをドルフィンズのオフェンスに期待したんですが、逆に崩されたのはドルフィンズのディフェンスの方だったというのがなんとも皮肉な結末でした。

総喪失ヤード数が548ヤードでそのうちラン喪失ヤードがなんと294ヤード、これはこれまでのドルフィンズのランディフェンスを考えると3試合分以上の喪失ヤード数でした。さらに3rdダウン時の1stダウン更新が14回中11回で79%と、まったくディフェンスが機能していないかのような結果でした。

先週からオフェンスが少しよくなってきたと思ったんですが、その代わりにディフェンスが悪くなってきて、昨シーズンの状況に戻りそうな状況です。シーズン開始からしばらくディフェンスがよかったんですが、中盤に差し掛かってきて対戦相手に研究されてきているんでしょうか。もしそうならばここから立て直しを図らなければいけないのですが、ディフェンシブコーディネーターとしては1年目のマット・バークには難しいかもしれませんね。

それともうひとつ気になるのは試合前半に得点が取れない、特に相手より先に得点できないというのがオフェンスもディフェンスも苦しくなる要因だと思います。この試合でも先にパンサーズに10点リードを許してしまっています。10点というと一度の攻撃では追いつけない点差で、同点あるいは逆転するためには最低2回の攻撃が必要になりますので、オフェンスには焦りが出ますし、相手のディフェンスには余裕を与えてしまうという悪循環に陥ります。この点を改善できなければ今後も苦しい試合は続くでしょう。

酷い試合内容でしたが、数少ない明るい話題といえばまずはRBケニアン・ドレイクでしょうか。この試合で今シーズン、チーム初となる66ヤードのTDランを決めました。RBジェイ・アジャイがいなくなってランオフェンスが懸念されたんですが、このドレイクとRBダミアン・ウイリアムスで計100ヤード走っています。アジャイがいなくても問題はないということを証明しています。

それとこの試合からオフェンシブラインが変わり、LGにテッド・ラーセン、RTにジェシー・デービスが入りました。特にデービスはどうかと思ったんですが、カトラーはQBサックを受けませんでしたので、よくやっていたと思います。

あとディフェンスでは出場停止処分があけてS T.J.マクドナルドが復帰しました。ある程度の存在感は示したものの、ミスタックルもあったりしてまだ真価は発揮されませんでした。マクドナルドについてはこの試合が復帰第一戦でしたから、今後に期待をしたいと思います。

今シーズンの1つの山場とも言えるプライムタイムゲームの3連戦が終了しました。ドルフィンズはその3試合にすべて敗れたわけですが、その3試合での失点が計112点ということで、全米のみならず世界中のNFLファンに醜態を晒した結果になりました。1つぐらいは勝ってほしかったんですが、これが今年の実力でしょうか。まだもう1試合プライムタイムゲームが残っていますが、相手がニューイングランドペイトリオッツだけにこれも難しいかな、でも今度こそはなんとか勝ってほしいです。

3連勝の後の3連敗で遂に勝率5割を割りました。しかしシーズンはまだあと7試合残っています。まだ諦めるような状況ではないですし、来週はホームゲームなのでチームを立て直してもらいたいと思います。


livedoor プロフィール
Amazonライブリンク
楽天市場
最新コメント
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ