ドルフィンズの過去49シーズンをそれぞれ1つの数字で振り返る企画。最終回の今回は現政権下、HCジョー・フィルビンの時代、そしてQBライアン・タネヒル登場です。
2012 - 431
この年、新しいHCにジョー・フィルビンを迎えたドルフィンズは、ドラフト1巡目指名のライアン・タネヒルを先発QBに抜擢しました。そのタネヒルは16試合すべてに先発出場しましたが、新人選手らしく不安定な内容に終わりました。しかし、9月30日に行われた対アリゾナカージナルス戦ではパスで431ヤードを記録して、あのダン・マリーノを抜いてチームの新人記録を更新しています。
2013 - 7
このシーズンのドルフィンズは第15週を終了した時点で8勝6敗の成績で、プレーオフ進出はおろか地区優勝の可能性も残していました。しかし残りの2試合、対バッファロービルズ戦と対ニューヨークジェッツ戦で合計7点しか取れず連敗して、プレーオフ進出も逃しています。ちなみにシーズン終了後にはOCマイク・シャーマンとGMジェフ・アイルランドが相次いで更迭されています。
2014 - 193
このシーズンのドルフィンズは10試合を消化した時点で6勝4敗とプレーオフ進出への期待が持たれていました。しかしその後の6試合では2勝4敗、特にディフェンスの崩壊により35失点以上の試合が4試合あるなど、6試合で計193失点(1試合平均32.1点)しました。
以上、計6回に渡ってドルフィンズの過去49シーズンをそれぞれ1つの数字で振り返りました。すべて個人的な見解であり、ファンの方それぞれに思い出される数字とか、思い入れのある数字が他にもたくさんあると思います。それらの積み重ねがドルフィンズの歴史となって、皆さんの心の中に記憶されていることでしょう。
今年50周年を迎えるドルフィンズですが、今シーズンはどんなドラマがどんな数字とともに歴史に刻まれていくのか、そのあたりも楽しみにしたいと思います。