ドルフィンズが4年間総額1800万ドルというオファーを出していたRB C.J.アンダーソンですが、ブロンコスが同額で引き留めて移籍を阻止しました。

ドルフィンズにとっては残念な結果となったんですが、ブロンコスもこのオフに主力が次々と離脱しているので、なんとしてもアンダーソンは残したかったんでしょうね。しかしこの結果、ドルフィンズは新たにベテランRBを探すか、あるいはドラフトで指名しなければいけなくなりました。

現時点でFA市場に残っているRBはアルフレッド・モリス、アリアン・フォスター、レガレット・ブロウント、ジェームズ・スタークス、ロニー・ヒルマンといったところですが、今のところ面談予定はないようです。

かと言ってドラフト1巡目指名でRBを指名することは考えにくいんですが、オハイオ州立大学のエゼキール・エリオットという選手を指名できる可能性はあるようです。ただ、やはり1巡目指名は他のポジションの選手だと思われます。

こうなったらドラフト下位でRBを指名して、先発RBには2年目のジェイ・アジャイを起用しても面白いかと思いますが、HCアダム・ゲイスがどう考えるのか、今後の動きが注目されます。


他方、ドルフィンズからFAとなっていたQBマット・ムーアとの再契約を発表しました。契約期間は2年間ということで、これでムーアはまたライアン・タネヒルの控えを務めることになりました。

ムーアはこのオフにダラスカウボーイズとインディアナポリスコルツと接触を取ったんですが、いずれも契約には至りませんでした。今年はムーアは他チームに移籍するのではないかと思っていましたので意外でしたが、ドルフィンズとしては他のベテランQBと契約するよりムーアと再契約したほうがいろいろな面で都合がよかったんでしょうね。