Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

アンドリュー・フランクス

Dolphins Daily News 9.4―キッカー交代

昨日53人のロースターが決定したドルフィンズですが、早くも入れ替えがありました。Kアンドリュー・フランクスとLBトレバー・ライリーが解雇されて、その代わりにクリーブランドブラウンズを解雇されたKコディ・パーキーとカンサスシティチーフスを解雇されたLBジャスティン・マーチ-リラードを獲得しました。

パーキーはブラウンズがドラフト7巡目指名で獲得したKゼイン・ゴンザレスとのポジション争いに敗れた格好となりました。ところで、パーキーとドルフィンズは昨年ちょっとした因縁があって、昨年の両チームの対戦でパーキーは6本中3本のFGを失敗しブラウンズ敗戦の大きな要因を作っています。

こういう話を聞くと、そんなキッカーを獲得して大丈夫か? と思われますが、実はこれには裏話があって、パーキーがブラウンズと契約したのはドルフィンズ戦の前日で、もちろんロングスナッパーやホルダーの選手とは初めてプレーし、練習も試合前のウォームアップで少しやった程度だったということです。そんな状況でしたので失敗が多かったのもやむを得なかったのではないでしょうか。実際、その後の試合では19本中17本のFGを成功させています。

もともとパーキーは2014年にドラフト外でインディアナポリスコルツに入団してNFLのキャリアをスタートさせた選手です。しかし8月にはトレードでフィラデルフィアイーグルスに放出されました。ただ、この移籍がパーキーにとって転機となり、イーグルスで正キッカーとなり、FG34本中32本を成功させ、さらにエクストラポイントのキックも54本すべてを成功させて、NFL新記録となる150ポイントを獲得しています。

それまでの記録が1985年にシカゴベアーズのKケビン・バトラーが作った144ポイントだったので、実に29年ぶりに記録を更新したことになります。そしてパーキーはその活躍が評価されて新人ながらそのシーズンのプロボウルにも選出されました。

しかし、翌年の2015年には開幕してまもなく足の付け根を痛めて故障者リスト入りし、昨年のシーズン開幕前にイーグルスを解雇されました。そして昨年、Kパトリック・マレーを怪我で失ったブラウンズがパーキーと契約したという流れになっています。イーグルス時代の栄光をドルフィンズで再び取り戻せるのか 、非常に興味深いところですが、開幕までしっかりと練習を積んでもらいたいと思います。

一方解雇されたフランクスですが、プレシーズンゲームのイーグルス戦では56ヤードのFGを記録したんですが、先日のミネソタバイキングス戦では45ヤードを失敗しています。それが解雇の決め手になったんでしょうか、いずれにしても安定感という点では難があったので仕方なかったんでしょうか。

フランクスはTwitterでドルフィンズに対する感謝の言葉を述べています。すぐにとはいかなくてもいずれどこかのチームでプレーする機会があると思いますが、新天地でのフランクスの活躍を祈念したいと思います。


また、マーチ-リラードという選手についてですが、2015年にドラフト外でチーフスに入団していますが、1年目は故障者リストで過ごし、2年目も怪我のために5試合しか出場していません。怪我のリスクのある選手を獲得したわけですが、解雇したライリーよりも優れているのかよくわからないところです。


その他の話題として、QBブランドン・ドーティ、TEトーマス・デュアルテ、Sジョーダン・ルーカス、OTショーン・ヒッキー、WRドリュー・モーガンとマルコルム・ルイス、DEキャメロン・マルビュー、RBデベオン・スミスの8人を練習生として登録しています。


Dolphins Daily News 5.7

オフェンシブコーディネーターのクライド・クリステンセン、ディフェンシブコーディネーターのマット・バーク、スペシャルチームコーディネーターのダレン・リジーがそれぞれ記者会見を行いました。その中からいくつか話題を拾ってみます。

RBジェイ・アジャイは昨年よりパスレシーブの能力が200%よくなっている。

WRデバンテ・パーカーの現在の状態は、”ヘルシーでハングリー” だということで、今シーズンは大きな飛躍が期待される。

今シーズンから先発LTを務めるラレミー・タンシルについては大学時代のような高いレベルでのプレーが期待できる。

TEジュリアス・トーマスは10TDパスレシーブぐらいはあげられるだろう。

WRジャキーム・グラントはリターナーだけでなくオフェンスでのプレー機会が増えるだろう。

ランディフェンスはもっとよくなる。

LB陣はミドル、アウトサイドの両方のポジションをこなせるように準備をしている。

DEテレンス・フーデイはDTにはコンバートしない。

グラントはリターナーとしてはボールの扱いが不安定なので、もっとボールセキュリティを向上させる必要がある。

今シーズンもWRジャービス・ランドリーを要所でパントリターナーに起用する。

Kアンドリュー・フランクスとポジョション争いをさせる選手は必要ない。


開幕が楽しみになってきますね。





Dolphins Daily News 5.1

NFLドラフトが終了して、様々なメディアで各チームのドラフトの結果を評価しています。ドルフィンズについて見ると、AからCまで評価はばらついており、どれが信頼できるのかまったくわかりません。まあ、ドラフト自体がギャンブルのようなものですから、1年経ってみないと本当の評価はわかりませんね。

そんな中で、ESPNのアナリストであるメル・キッパー氏がドルフィンズのドラフトについて言及しています。それによると、ドルフィンズは2巡目指名でオハイオ州立大学のLBレークワン・マクミランを指名しましたが、キッパーはマクミランではなくてバンダービルト大学のLBザック・カニンガムを指名すべきだったと言っています。

その理由として、マクミランはパスカバーにおいてカニンガムより劣ることをあげています。また別な見方では、マクミランはミドルLBとしてプレーしていたので、アウトサイドLBを必要としているドルフィンズにはカニンガムの方がよかったというものもあります。ちなみに、カニンガムはドルフィンズがマクミランを指名した後の3番目にヒューストンテキサンズに指名されています。

これについてもいろいろな考え方があると思いますが、前述のようにどっちが正解だったかというのは今の時点では結論が出ないでしょう。ただし、ドルフィンズがマクミランをミドルで育てるのかアウトサイドで育てるのかというのは興味深いところで、注目したいですね。

ドラフト2巡目で指名したんですから当然即戦力として期待してのことでしょう。となれば、ベテランLBコア・ミーシーと競わせてアウトサイドLBとして育てるというのが普通に考えられますが、果たしてどうでしょうか。


正式発表はまだですが、ドラフトされなかった選手14人との契約を行ったようです。ドラフト外入団の選手はなかなか53人のロースターに残るのが難しいのですが、近年のドルフィンズではドラフト外入団でロースター入りする選手が目立っています。LBのネビル・ヒューイットやマイク・ハル、Kアンドリュー・フランクス、Pマット・ダー、そしてRBダミアン・ウイリアムスなどがいます。

そのウイリアムスについてですが、制限付きFAだったんですが、いまだにドルフィンズからのオファーにサインしていないようです。ウイリアムス自身は複数年契約を望んでいたようですが、今となっては、もしウイリアムスがプレーしたければドルフィンズからの1年180万ドルというオファーにサインせざるを得ません。最終的にはいつかの段階でサインするでしょうが、ちょっと気になるところではあります。

昨シーズンのウイリアムスはHCアダム・ゲイスのオフェンスで重要な役割を果たしてきました。RBとして、あるいは3rdダウン時のレシーバーとして貴重な働きをし、ランとパスレシーブで計6つのTDをあげ、スクリメージから計364ヤードを稼いでいます。




Wild Card Playoff 対スティーラーズ戦

ドルフィンズの2008年シーズン以来のプレーオフ進出ということで盛り上がりましたが、この初戦の対ピッツバーグスティーラーズ戦はやはり大方の予想通りの結果となりました。大変残念なんですが、振り返って見れば、圧倒的に実力の差があったかと言えばそうでもない気がしました。

敗因は細かいことを言うといろいろとあるんでしょうが、やはり怪我人が多かったですね。特にディフェンスは厳しかったと思います。ベストメンバーで戦っていたらどうだったかというのが見たかったんですが、それを言っても仕方がないところです。

試合展開から見ると、前半終了間際からの3連続ターンオーバーが痛かったです。結果的にはそのターンオーバーから第3Qに10点取られたわけで、得点差的にはそれがかなり重かったです。

ただ、それより問題なのは前半の20失点だったと思います。敵地でのプレーオフ初戦、しかも戦前から不利だと予想されている状況で相手に先に得点を取られるというのは非常に厳しいです。しかも得点の取られ方がスティーラーズのオフェンスの中心3人、QBベン・ロスリスバーガー、RBレベオン・ベル、WRアントニオ・ブラウンが揃って活躍しての得点ですから、スタジアムも一層盛り上がりますし、アウェイのチームとしては大きなハンデとなりました。

今シーズンのドルフィンズについては、この試合だけでなく、試合序盤に相手に先にリードを許して追いかける展開が多くて、そこがこの試合での懸念材料だったんですが、結局その傾向は修正できませんでした。スティーラーズに簡単に2連続TDを奪われてしまったんですが、そこのところをもう少しなんとかできなかったのかという気がします。

14点取られた後、FGでなんとか3点は返して、その後のスティーラーズの攻撃を抑えればよかったんですが、次のベルのTDランを抑えられなかったのも大きかったと思います。あの攻撃ではスティーラーズは10プレーすべてでベルを走らせました。その結果およそ80ヤードを走られたわけですが、抑えるのは難しかったですかね。

それでもドルフィンズはその直後にFGを返して結構食い下がって試合を作っていたと思います。それだけに前半最後のところでのファンブルが残念だったんですが、仮にあそこでTDを取って20-13で前半を折り返していたとしても、後半で逆転できていたかと言えば、恐らく厳しかったでしょう。それだけに3TDのうち1つでも防いでいたらというのが悔やまれます。

スティーラーズとはレギュラーシーズンで1度対戦していますが、その時はドルフィンズのディフェンスはベルもブラウンも抑えていました。そのイメージがこの試合にも残っていて、彼らの実力を軽視していたということはないと思いますが、ここまでやられるとは思っていなかったのではないでしょうか。いずれにしてもディフェンスの準備が不十分だったと言わざるを得ません。

ただ、確かにドルフィンズのディフェンスはよくなかったんですが、基本的に人材不足な上に多数の怪我人が出ており、限界があったんでしょうね。それにスティーラーズの方が一枚上手だったということでしょうね。最初のブラウンのTDパスレシーブで勢いづかれてしまったような気がします。

一方オフェンスの方ですが、QBマット・ムーアはパス36回投中29回成功で289ヤード獲得で1TDパスという内容は数字的にはよかったと思います。ただ、インターセプトとファンブルのターンオーバーがチームにとって致命傷になりました。先にリードされた状況で追い上げなければいけないというプレッシャーもあったんでしょう。

それとRBジェイ・アジャイですが、もう少し走れると思ったんですが、スティーラーズのディフェンスがしっかりと準備をしてよく抑えたのではないかと思います。得点差がついて、特に後半ほとんどランプレーが出せなかったのもオフェンス的には残念でした。それにオフェンシブラインも完全にスティーラーズのディフェンスに負けてましたね。

オフェンスもディフェンスもいいところがあまりなかったんですが、スペシャルチームはいいプレーを見せてくれました。KRケニアン・ドレイクはいいキックオフリターンを見せてくれましたし、Kアンドリュー・フランクスは風の影響を受ける難しい場面で2本のFGを決めました。それとフェイクパントからマイケル・トーマスのランで1stダウンを更新したプレーも見事でした。スペシャルチームの活躍はこの試合で数少ない光ったプレーだったと思います。

これでドルフィンズの2016年シーズンが終了しました。全体的な総括はまた別の機会にするとして、今シーズンは近年になく我々ファンを楽しませてくれたと思います。シーズン開始前は6〜8勝ぐらいだと予想されており、1勝4敗という酷いスタートを切ったにも関わらず、10勝6敗という素晴らしい成績でシーズンを終了し、プレーオフに出場して1試合多く見せてくれました。そして何よりも来シーズンに大きな期待を抱かせるシーズンだったと思います。

この試合での敗戦はとても残念なんですが、この試合での経験を来シーズンにつなげて、来シーズンはより多くの試合を見せてくれるチームに成長してもらいたいと思います。


 

Week 16 対ビルズ戦

ドルフィンズにとって、勝てばプレーオフ進出に大きく前進する対バッファロービルズ戦は今シーズン最大のビッグゲームと言っても過言ではありませんでした。そのビッグゲームに、本当に劇的で見事な勝利を飾りました。対戦相手がビルズで、しかも敵地ということで、ドルフィンズは不利だと思われていたんですが、それを覆しての勝利は素晴らしかったです。

これであとは日本時間の12月26日の試合でデンバーブロンコスがカンサスシティチーフスに敗れれば、その時点でドルフィンズのプレーオフ進出が決まります。ブロンコスが負けなければまた来週に持ち越しということになりますが。

この試合はオーバータイムにもつれ込んだこともあり、本当に長い試合でいろいろなことが起こった試合でした。細かいことを言い出すとキリがないのでほどほどにしたいと思いますが、まず非常に見応えのある試合で純粋に見ても楽しめる試合だったんですが、ドルフィンズは負けていてもおかしくない、際どい試合でした。

第4Q終盤に逆転された時はもう負けを覚悟して見ていました。今シーズン序盤までのドルフィンズだったら恐らく負けていたと思います。しかし、こんな試合を追いついて勝ってしまうんですから、今のドルフィンズのチーム状態は非常にいいと思います。確かにビルズ側のミスとか審判の判定に助けられた部分はありましたが、それでもこの勝利はチームの実力がもたらしたものだと思います。

一番の殊勲者はKアンドリュー・フランクス、そしてスペシャルチームだと思います。フランクスはこの試合で46ヤードのFGを失敗しているんですが、それだけに第4Q終了間際に決めた55ヤードの同点FGは本当に価値あるものでした。

あの場面はタイムアウトが残ってなくて、しかも時計が止まっていない4thダウンで、まさに絶体絶命の状況です。急いでFGのフォーメーションを作り、なおかつプレーを始めなければいけないという場面で、よく決めてくれたと思います。まあ、気を抜けないところで余分なことを考える余裕がなかったのと、ビルズのスペシャルチームも準備が十分整わないうちにプレーが始まってしまったというのが逆によかったのかもしれません。

ちなみに、ビルズ側はギリギリでタイムアウトをコールしたようですが、リプレイで見ると若干遅れていました。仮にタイムアウトが取られていたらあのFGは成功したかどうか微妙なところですが、この試合では後日審判の判定がいろいろと問題になるかもしれませんね。ただ、どんな理由があったにせよ、あのフランクスの同点FGは賞賛されるべきだと思います。

そしてスペシャルチームはその他の場面でも素晴らしいプレーをしたと思います。この試合ではジャキーム・グラントとケニアン・ドレイクがそれぞれ、41ヤードと39ヤードという素晴らしいキックオフリターンを決めました。特にドレイクのリターンは、あれがあったからこそ、フランクスの同点FGがあったので、ある意味ではチームを救ったキックオフリターンだったと思います。

それと何と言ってもこの試合ではRBジェイ・アジャイの貢献度は見逃せません。試合前のポイントとしてアジャイが走れるかどうかが注目でした。ビルズのディフェンス相手に100ヤード以上走ることができれば、ドルフィンズの勝利の可能性は高まると思っていました。ビルズのランディフェンスが予想以上によくなかったということもありますが、それにしても200ヤード以上走るとは思いませんでした。

アジャイは前回のビルズ戦でも200ヤード以上走っていますが、ディフェンスに自信を持っているHCレックス・ライアンとしては2度の対戦でいずれも200ヤード以上走られるというのは、まさに屈辱的は結果だっただろうと思います。

これで今シーズンは3度目の200ヤード以上のラッシングなんですが、この記録はO.J.シンプソン、アール・キャンベル、ティキ・バーバーに次ぐNFL史上4人目の快挙だそうです。また同一シーズンで同一の対戦相手に対していずれも200ヤード以上のラッシングを記録したのはシンプソン、ジャマール・ルイスに次ぐ史上3人目だということです。

それとともに、この試合のアジャイの記録で特筆すべきは、Cマイク・パウンシーがいなくなってから走れなくなったと思われていたことが、パウンシーがいなくても走れるということを証明したことではないでしょうか。すなわち、この試合ではCは控え選手のクレイグ・アービックが務めていたことで、特定の選手がいなくてもチーム力を落とさないということがオフェンシブラインの自信にも繋がったと思います。

一方、ドルフィンズのディフェンスはビルズのオフェンスにランで272ヤード、パスで329ヤードと計589ヤードを献上してしまったんですが、普通なら負けてる試合だと思います。ディフェンスに関しては修正点などがあると思いますが、怪我人の影響や絶対的な戦力不足、そして試合展開などにも影響されることですし、何よりビルズのオフェンスもターンオーバーなどのミスもなかったわけで素晴らしい内容でした。その状況で勝ったということですから、ディフェンスの不調をその他でカバーしたチーム力の勝利ですね。

近年苦手としていたビルズに連勝したことは、またチーム状態が向上することになると思います。前述のように最終戦を待たずにプレーオフ進出が決定するかもしれませんが、この勢いで最後の対ニューイングランドペイトリオッツ戦も勝利してもらいたいですね。






 
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