Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

アール・ミッチェル

Dolphins Daily News 2.25

NFLは今年のドラフトでの補償指名権を16チームに付与したことを発表しました。補償のドラフト指名権は全部で32個で、ドルフィンズはそのうち3つを獲得しています。

ドルフィンズが獲得した指名権は、3巡目の33番目(全体97番目)、5巡目の35番目と41番目(全体180番目と186番目)で、それを含めると今年のドラフト指名件は次のようになります。

1巡目:22番目
2巡目:22番目
3巡目:33番目
4巡目:なし
5巡目:22番目、35番目、41番目
6巡目:22番目

4巡目がもらえなかったのは残念でしたが、トータルで7つのドラフト指名権を持てることになりました。ただ、ドラフト当日には指名権のトレードも発生するかもしれませんので、最終的にはドラフトで何人の選手を指名できるか終わってみなければわかりませんね。


QBライアン・タネヒルの膝の怪我が概ね治癒したようで、手術の必要はなく、オフシーズンのプログラムを進めることができるようです。そして順調にいけば7月のトレーニングキャンプには万全の態勢で臨むことができそうで、大変嬉しいニュースです。

ただし、練習中はもちろんでしょうが、シーズン中もニーブレイスを着けることになるようです。以前のような足を使ったプレーはできにくくなるので、一部プレーブックの修正が必要になるかもしれませんね。


ドルフィンズを解雇されたDTアール・ミッチェルがサンフランシスコ49ersと契約しました。契約内容は4年間で総額1600万ドル(約17億9000万円)ということですが、金額よりも契約年数にちょっと驚きました。4年間というのはちょっと長いような気がしますが、それだけ49ersとしては期待しているんでしょうか。



 

Dolphins Daily News 2.19

DEキャメロン・ウェイクと2年間の契約延長を締結したことを発表しました。ウェイクは2018年シーズンまでドルフィンズでプレーすることになりました。契約内容は2年間で総額1900万ドル(約21億4000万円)で、そのうち1100万ドル(約12億4000万円)が保証されます。

ウェイクは2015年のアキレス腱断裂という大怪我から復帰した2016年シーズンは、当初控えDEという扱いでしたが第6週の試合から先発の座に復帰し、最終的にチームトップの11.5QBサック、5ファンブルフォース、1インターセプトを記録しました。11.5QBサックはAFC3位でNFLでは6位の成績でした。

正直言って怪我から復帰しただけでも素晴らしいと思うのですが、その上に好成績を残してプロボウルにも選出されたことは驚きでした。34歳という年齢のこともあったので、まさかここまで活躍してくれるとは思いませんでした。昨日解雇されたDEマリオ・ウイリアムスはウェイクより若いんですが、そのプレースタイルを見るとウェイクの方がはるかにスピード、パワーともに上でした。

今年35歳となったウェイクですが、まだまだNFLのトップパスラッシャーとして活躍してくれると期待しています。

なお、ドルフィンズではWRジャービス・ランドリーとSレシャッド・ジョーンズも契約延長が考慮されています。両選手ともに2017年シーズン終了後にFAの権利を得ることになっています。


昨日解雇されたDTアール・ミッチェルですが、早くも次の所属が決まりそうです。ミッチェルはシアトルシーホークス、サンフランシスコ49ers、アトランタファルコンズ、デンバーブロンコスの4チームと面談を行う予定だと報じられました。

特にシーホークス、49ers、ファルコンズはいずれも4-3のディフェンス隊形を採用しており、ミッチェルが過去3年間ドルフィンズでプレーしていた隊形と同一なので、この3チームが有力候補となりそうです。

ミッチェルもいい選手なんで残ってほしかったんですが、決して安くないサラリーと昨年怪我をしたことが放出の要因となってしまいました。新天地での活躍を祈念しています。



 

Dolphins Daily News 2.17

ドルフィンズはDEマリオ・ウイリアムス、DTアール・ミッチェル、そしてCBイフォ・エクプレ-オロムの解雇を正式に発表しました。ちなみにウイリアムスとミッチェルの解雇により、サラリーキャップにはおよそ1250万ドルの余剰ができたようです。

ウイリアムスは昨年ドルフィンズと2年契約を締結して先発DEとして期待されましたが、5試合の先発を含む13試合に出場してわずか1.5QBサックと期待を大きく裏切りました。脳震とうや足首の怪我があったようですが、それにしてもそのプレー内容にはまったくスピード感がありませんでした。シーズン当初は先発DEだったんですが、当初控えだったDEキャメロン・ウェイクに先発の座を奪われました。

またミッチェルは昨シーズン開始時は故障者リストに登録されていました。しかし11月に復帰して5試合の先発を含む9試合に出場しています。そしてエクプレ-オロムは昨シーズンはすべて故障者リストに登録されており、試合に出場することはありませんでした。

しかし、最初の報道ではこの3人に加えてLTブランデン・アルバートも解雇されれるだろうということでしたが、公式にはアルバートはまだ解雇されていません。これについては、あるチームからトレードのオファーを受けたためだということですが、はっきりとはわかっていません。

仮にトレードされるとしたら交換条件はドラフト指名権になる可能性が高いと思われます。現在のNFLでオフェンシブラインの選手を必要としているチームは決して少なくありません。アルバートも32歳と若くはないんですが、怪我さえなければ先発LTとして十分な活躍が期待できます。ドルフィンズにとってはただで手放すよりもトレードしたほうがいいのは当然です。

アルバートについては今後の動向が注目されるんですが、トレードされなければやはり解雇ということになるでしょう。ただ、いずれにしてもアルバートがいなくなることにより、ドルフィンズはサラリーキャップに720万ドルの余剰を得ることができます。

アルバートの抜ける穴は2年目のOTラレミー・タンシルが埋めるでしょうが、そうなった場合はOGの選手の補強が必須です。FAで獲得するかドラフトで指名するかのどちらかですが、上手く補強ができればいいのですが。



 

Dolphins Daily News 2.12

Sun Sentinel.com のコラムニストであるデーブ・ハイド氏が、ドルフィンズがこのオフにやるべきこととして10項目を提案していますが、その中からいくつかを紹介します。

まずベテラン選手をカットすることとして、DEマリオ・ウイリアムス、LBコア・ミーシー、DTアール・ミッチェル、そしてOTブランデン・アルバートの4選手の名前をあげています。この4人をカットすることにより、サラリーキャップにおよそ2400万ドルの余裕を生むことができるということです。

ウイリアムス、ミーシー、ミッチェルの3人はおそらくカットされると思います。ウイリアムスは期待外れ、またミーシーとミッチェルは怪我のリスクが大きいです。特にミーシーは昨年痛めた首の怪我が選手生命をも危うくさせるほどの大怪我でしたので、NFL自体から退く可能性もあります。

アルバートに関しては、もしカットするとしたら大きな決断です。まだ先発LTとしては十分にプレーする実力はあると思いますが、今年33歳になるという年齢的なものもありますし、昨シーズンも怪我で数試合4試合欠場しています。そしてカットすることによりおよそ700万ドルの金銭的余裕を生むことができます。

今年2年目を迎えるOTラレミー・タンシルが先発LTとして使えそうですので、アルバートをカットする可能性は低くないでしょう。ただ、その場合はオフェンシブラインの選手を補強しなくてはいけませんが、そことの兼ね合いが難しいところでしょうね。


そしてFAのWRケニー・スティルスとの再契約をあげています。昨シーズン、チームトップの9TDパスレシーブを記録したスティルスですので是非とも残したいところでしょう。ただし、再契約するには5年間で総額3500万ドル以上の契約が必要になると見られています。多くの補強ポイントを抱えるドルフィンズにとっては決して安くない金額です。

ドルフィンズはWRジャービス・ランドリーの契約延長も視野に入れていますし、スティルスに関してはフィラデルフィアイーグルスをはじめ複数のチームが興味を持っているようです。FA解禁までに再契約がまとまらなければ、おそらくドルフィンズには戻らないでしょうね。


またベテランLBの獲得も必須です。ミーシーの解雇は確実でしょうし、LBジェラニー・ジェンキンスもFAとなります。ジェンキンスと安価で再契約する可能性もあり、またドラフトで指名するということも考えられますが、それにしてもLBのポジションをアップグレードするためにはベテラン選手の補強が必要です。

ハイド氏はバッファロービルズのザック・ブラウンやニューイングランドペイトリオッツのドンタ・ハイタワー、ロサンゼルスチャージャースのメルビン・イングラム、グリーンベイパッカーズのニック・ペリーといった名前をあげていますが、それらの選手を獲得するためには今年クリーブランドブラウンズとジェイミー・コリンズが締結した4年間総額5000万ドルという契約が必要になるかもしれないということです。


さらにTEの獲得にも言及しており、ジャクソンビルジャガーズのジュリアス・トーマスの名前をあげています。FAのTEではマーテラス・ベネットがいますのでそちらも候補なんですが、トーマスもベネットもかつてアダム・ゲイスのオフェンスの下でプレーしていた選手ですが、ベネットに関しては今年30歳となりますし、FAなので大きな金額での契約が必要になります。

それに対してトーマスの場合は28歳とベネットより若く、2015年にジャガーズと5年間総額4600万ドルで契約しているものの、ジャガーズの首脳陣の体制が代わったことによりカットされる可能性があります。したがって低位のドラフト指名権との交換で獲得できるかもしれません。

ただし、トーマスについて注意すべきは、NFL6年間のキャリアで1度も全試合に出場したことがないことです。昨シーズンは背中の怪我の影響で9試合しか出場していません。トーマスを獲得するにしても健康状態を十分勘案しなければいけないでしょう。



 

Week 10 対チャージャース戦

3連勝中のドルフィンズでしたが、苦手としている西海岸での試合でどういう展開になるのか注目していました。結果は先週に続いてこの試合でも第4QにリターンTDで決着をつけました。今回のリターンTDはディフェンスの活躍、インターセプトリターンでした。

今シーズンはディフェンスのビッグプレーがあまりなかったんですが、この試合ではリターンTDも含めてインターセプトを4つ決めました。決勝点をあげたLBキコ・アロンソとCBバイロン・マックスウェルのトレードコンビ、そして2年目のCBトニー・リペットは2つのインターセプトを決めてくれました。

アロンソとマックスウェルに関してはシーズン前には失敗トレードか? とも言われていただけに、この活躍は素直に嬉しいです。またリペットに関しては、元WRということでキャッチングは上手いと思っていたんですが、その他の面についても徐々に成長してきている気がしています。ひょっとするとリペットは素晴らしいCBに成長してくれるのではないかとも思っています。

そのインターセプトもあったんですが、この試合の勝因としては、第4Q序盤にPRジャキーム・グラントがパントキックをファンブルして絶対絶命の場面になったんですが、その後のチャージャースの攻撃で得点を許さなかったディフェンスにあると思います。もしあの時にTDを取られて逆転されていたら、試合は一気にチャージャース側に流れていったのではないかと思います。結局はその後に逆転されてしまうのですが、あの場面は1つのポイントだったと思います。

それだけに、あの時のドルフィンズのディフェンスはチームを救ったディフェンスと言えるのですが、同時にミスを犯したグラントも救ったものだったと思います。ファンブルを犯した後のグラントはうつむいて、あるいは涙を流していたんでしょうか、悲壮感が漂っていたんですが、ディフェンスが無失点に抑えてくれてグラント自身も嬉しかったでしょう。ただ、グラントはこの試合では最初からボールが手につかなかったようなところがありましたから、その点は反省点ですね。

ちなみにそのチームを救ったディフェンスで最後を締めたのがリペットの最初のインターセプトでした。あのインターセプトなどはまさにWRのパスレシーブみたいな感じで素晴らしかったです。TDを取られるのを覚悟していましたので、リペットがインターセプトしてくれた時は爽快な気分になりました。

一方そのインターセプトを犯してしまったチャージャースのQBフィリップ・リバースですが、この試合では通算300TDパスを記録し、ホームゲームでもありましたし勝利していれば素晴らしい記念の試合になったことでしょう。しかし結果は自己ワーストの4インターセプトで300TDパス達成もどこかに吹き飛んでしまったようです。

ただ、インターセプトがすべてリバースのせいだというわけでなく、そこにはドルフィンズディフェンスのパスラッシュの影響が大きかったと思います。この試合を迎えるにあたってはリバースへのパスラッシュが勝利の鍵になると思っていたんですが、ディフェンシブラインがよくプレッシャーをかけ続けたと思います。それとあとはリバースとWRの連携ミスにも助けられたようですね。

それとアロンソのインターセプトの場面ですが、その前のオフェンスでTDが取れずにFGで同点止まりだったので嫌な気がしていました。なにしろFGでもサヨナラ負けですから気が気ではなかったんですが、あのインターセプトは明らかにリバースのミスでしょうね。まあアロンソの動きもよかったんでしょうが。

あとディフェンスではRBメルビン・ゴードンのランプレーをよく止めていました。特にこの試合から復帰したDTアール・ミッチェルがよかったのではないでしょうか。ゴードンに自由に走らせなかったからリバースがパスを投げざるを得ず、その結果勝利に繋がったとも言えると思います。

また前半TEアントニオ・ゲイツへのパスをよく決められていたんですが、後半は1つも通させませんでした。というか前半はゲイツに8回パスを投げられて4回通されたんですが、後半は1回しかパスを投げさせず、それも不成功でした。たまたまだったのか、それともディフェンスが修正できたのか、どちらかはわかりませんが、ゲイツへのパスがポイントだと思っていたので、後半抑えたのも勝因だったでしょう。

一方オフェンスではRBジェイ・アジャイが19キャリーで79ヤード獲得でした。チャージャースのディフェンスがよかったこともありますが、そうそういつも100ヤード以上走れませんね。それでも40ヤードと21ヤードのランがありましたし、よかったのではないでしょうか。

それとQBライアン・タネヒルはパス24回投中17回成功で240ヤード獲得と平凡な記録だったんですが、特筆すべきは3rdダウンロングでディフェンスのQBサックをかわして18ヤードを走ったスクランブル、そしてWRケニー・スティルスへの39ヤードTDパスとWRデバンテ・パーカーへの56ヤードパス、加えてパーカーには反則で取り消されたんですが、41ヤードパスも通しています。 

そのパーカーですがこの試合では5回のパスレシーブで103ヤードを獲得しました。最近怪我の影響かほとんど目立たなかったんですが、これをきっかけにまたオフェンスの大きな武器としての活躍を期待したいところです。

あとオフェンスで見逃せないのがRBダミアン・ウイリアムスの活躍ですね。この試合ではランとパスレシーブの両方でTDを記録しました。特にTDパスレシーブは難しいキャッチだったと思いますが、素晴らしいプレーでした。あまり目立たないんですが、オフェンスの要所で秘密兵器的な活躍をしてくれていると思います。正直言ってシーズン開始前はロースターに残れないんじゃないかと思ったりもしましたが、今やなくてはならない存在です。

これで4連勝でほぼ1ヶ月負けなしです。これだけ負けないとファンとしては本当に気分がいいんですが、4連勝は2008年以来ということで、本当に久しぶりなんですね。そして今シーズンの成績も5勝4敗となりプレーオフ進出の可能性も高まりました。こうなると序盤の1勝4敗(借金3)が響いてくるんですが、新政権になっての1年目ということで、本当の勝負は来年以降だと思っていますので、今年は運よくプレーオフに滑り込んでくれれば御の字でしょうね。ただ、シーズン終盤に向かって楽しみと期待が高まってきました。




 
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