先週の試合でチームを逆転勝利に導いたQBマット・ムーアが先発したこの試合、大いに期待したんですが結果は40-0で今シーズン2度目の完封負け(実質は3度目か)でした。
どうしてこんなに得点が取れないのか信じられない失望感を覚えたんですが、改めて振り返ってみるとここまで大差がつく試合ではなかったと思います。ただ、それ以上に後味が悪い負け方でした。
この試合で大きなポイントとなったのはドルフィンズのオフェンスをレイブンズのディフェンスが完璧に抑えたということですが、最も大きなものはRBジェイ・アジャイのランプレーを止められたということでした。
この試合が始まるまでレイブンズのランディフェンスはNFL最下位だったんですが、当然そういう数字は当てにしていませんでした。ただ、最初のランプレーでいきなり21ヤードをゲインしたのでかなり走れるかと思ったんですが、その後はさっぱりでした。
やはりアジャイのランプレーが止められるとドルフィンズのオフェンスは苦しくなるんですが、その最大の要因はオフェンシブラインだったと思います。非常に酷いプレー内容で、あれではどんなRBでも走れないし、どんなオフェンスでも得点を取るのは難しいと思います。
レイブンズのディフェンスもそんなに強力ではないんですが、完全に調子づかせてしまいました。また、それとは別にレイブンズはドルフィンズのランプレーに対してしっかりと準備をしてきたということが言えると思います。
ドルフィンズのオフェンシブラインは先発5人のうちLGアンソニー・スティーンが欠場し、LTラレミー・タンシル、Cマイク・パウンシー、RTジャワン・ジェームスが怪我を抱えてのプレーだったのでその影響が出たこともあったでしょう。スティーンの代わりにジェシー・デービスが出場しましたが、スティーンが出場しても弱いオフェンシブラインがデービスに代わったことによりさらに弱くなっていたと思います。
この試合だけでなく、今シーズンのオフェンスの不振はこの不安定なオフェンシブラインによるところが非常に大きいと思います。シーズン途中で大きな入れ替えはできないので、今シーズンはこんな調子でいくんでしょうか。ただ、もうすぐOGテッド・ラーセンが怪我から復帰してくると思いますので、そうなればまた変わってくるかもしれません。それに期待するしかないですかね。
この試合での大きな出来事と言えば、レイブンズQBジョー・フラッコがLBキコ・アロンソにタックルを受けて脳震とうを起こし退場したことですが、それがレイブンズのチーム全体を奮い立たせるきっかけとなってしまい、ドルフィンズにとってはより戦いにくくなってしまったと思います。
あのタックルでアロンソは非難され、場合によってはNFLから出場停止処分を課されるかもしれません。確かに危険なタックルだったことは間違いなく、反則を取られるのは仕方がないと思いますが、映像を見る限りフラッコがスライディングするのとほぼ同時にアロンソがぶつかっています。あれを避けろというのはちょっと難しかったのではないでしょうか。
40-0というスコアを見ると完膚なきまでにやられた感がありますが、実際には後半の20失点というのはインターセプトリターンTDが2つとあとはファンブルしたボールが運悪くエンドゾーン内でレイブンズ側に抑えられたということで、もしかすると0点に終わっていた可能性もあります。ただ、試合の流れというか、フラッコの退場による効果も含めて試合全体の雰囲気がすべてレイブンズ側に傾いていた結果だったと思います。
また完封負けしたとはいえまだ4勝3敗と1つ勝ち越しています。負けは負けとして仕方がないので切り替えて次に向けて準備をしていなければいけないでしょう。酷い負け方をしたんですが、また勝つことによってチーム状態も変わってきます。次戦はホームでの対オークランドレイダース戦で、およそ10日間空きますのでしっかりと対策を立てて臨んでもらいたいと思います。QBはジェイ・カトラーが復帰してくるでしょうかね。
ところで、ドルフィンズは1つのシーズンで2回完封負けしたことが過去に2シーズンあるんですが、そのいずれでも10勝以上しています。直近では2001年なんですが、この年も地区優勝をしていますから今シーズンもまだどうなるかわかりません。今後の試合をどう戦うかが大切になると思います。
どうしてこんなに得点が取れないのか信じられない失望感を覚えたんですが、改めて振り返ってみるとここまで大差がつく試合ではなかったと思います。ただ、それ以上に後味が悪い負け方でした。
この試合で大きなポイントとなったのはドルフィンズのオフェンスをレイブンズのディフェンスが完璧に抑えたということですが、最も大きなものはRBジェイ・アジャイのランプレーを止められたということでした。
この試合が始まるまでレイブンズのランディフェンスはNFL最下位だったんですが、当然そういう数字は当てにしていませんでした。ただ、最初のランプレーでいきなり21ヤードをゲインしたのでかなり走れるかと思ったんですが、その後はさっぱりでした。
やはりアジャイのランプレーが止められるとドルフィンズのオフェンスは苦しくなるんですが、その最大の要因はオフェンシブラインだったと思います。非常に酷いプレー内容で、あれではどんなRBでも走れないし、どんなオフェンスでも得点を取るのは難しいと思います。
レイブンズのディフェンスもそんなに強力ではないんですが、完全に調子づかせてしまいました。また、それとは別にレイブンズはドルフィンズのランプレーに対してしっかりと準備をしてきたということが言えると思います。
ドルフィンズのオフェンシブラインは先発5人のうちLGアンソニー・スティーンが欠場し、LTラレミー・タンシル、Cマイク・パウンシー、RTジャワン・ジェームスが怪我を抱えてのプレーだったのでその影響が出たこともあったでしょう。スティーンの代わりにジェシー・デービスが出場しましたが、スティーンが出場しても弱いオフェンシブラインがデービスに代わったことによりさらに弱くなっていたと思います。
この試合だけでなく、今シーズンのオフェンスの不振はこの不安定なオフェンシブラインによるところが非常に大きいと思います。シーズン途中で大きな入れ替えはできないので、今シーズンはこんな調子でいくんでしょうか。ただ、もうすぐOGテッド・ラーセンが怪我から復帰してくると思いますので、そうなればまた変わってくるかもしれません。それに期待するしかないですかね。
この試合での大きな出来事と言えば、レイブンズQBジョー・フラッコがLBキコ・アロンソにタックルを受けて脳震とうを起こし退場したことですが、それがレイブンズのチーム全体を奮い立たせるきっかけとなってしまい、ドルフィンズにとってはより戦いにくくなってしまったと思います。
あのタックルでアロンソは非難され、場合によってはNFLから出場停止処分を課されるかもしれません。確かに危険なタックルだったことは間違いなく、反則を取られるのは仕方がないと思いますが、映像を見る限りフラッコがスライディングするのとほぼ同時にアロンソがぶつかっています。あれを避けろというのはちょっと難しかったのではないでしょうか。
40-0というスコアを見ると完膚なきまでにやられた感がありますが、実際には後半の20失点というのはインターセプトリターンTDが2つとあとはファンブルしたボールが運悪くエンドゾーン内でレイブンズ側に抑えられたということで、もしかすると0点に終わっていた可能性もあります。ただ、試合の流れというか、フラッコの退場による効果も含めて試合全体の雰囲気がすべてレイブンズ側に傾いていた結果だったと思います。
また完封負けしたとはいえまだ4勝3敗と1つ勝ち越しています。負けは負けとして仕方がないので切り替えて次に向けて準備をしていなければいけないでしょう。酷い負け方をしたんですが、また勝つことによってチーム状態も変わってきます。次戦はホームでの対オークランドレイダース戦で、およそ10日間空きますのでしっかりと対策を立てて臨んでもらいたいと思います。QBはジェイ・カトラーが復帰してくるでしょうかね。
ところで、ドルフィンズは1つのシーズンで2回完封負けしたことが過去に2シーズンあるんですが、そのいずれでも10勝以上しています。直近では2001年なんですが、この年も地区優勝をしていますから今シーズンもまだどうなるかわかりません。今後の試合をどう戦うかが大切になると思います。