Dol-fan Blog

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クリス・カーター

Dolphins Daily News 6.25―マニング復帰を打診?

興味深いニュースが紹介されていました。昨年12月にQBライアン・タネヒルが負傷してプレーできなくなった時、HCアダム・ゲイスが2015年シーズンを最後に引退したQBペイトン・マニングの復帰の可能性について考慮したというものです。

タネヒルが使えなくなったので、プレーオフを見据えてマニングを復帰させ、あわよくば先発QBとしてプレーさせようということだったのでしょうか。これが事実だったのかどうかわかりませんが、現実的にかなり無理がある話だと思いますし、疑わしくてとても本気で考えたとは思えません。

確かにゲイスはかつてマニングのオフェンシブコーディネーターで、マニングもゲイスのオフェンスをよく知っているということはあったでしょうが、引退して1年近くもフィールドから遠ざかっていた選手がNFLにいきなり復帰して活躍できるとは思えません。フットボールはチームスポーツですからいかにマニングの準備ができたとしても他の選手との連携は一朝一夕にはできませんし、チームを勝利に導けることはないでしょう。

これと同じような話を思い出しましたが、ドルフィンズは2002年の10月に前シーズンを最後に引退していた元プロボウルWRクリス・カーターを復帰させました。この復帰の背景には先発WRだったオロンデ・ガズデンの欠場があったと思いますが、当時カーターと一緒にテレビの仕事をしていたダン・マリーノの勧めもあったようです。

これによりカーターは第9週の対グリーンベイパッカーズ戦で復帰し3回のパスレシーブで31ヤードを獲得しています。しかしこの試合で怪我をしてその後4試合を欠場しています。第14週に再びプレーを再開したんですが話題ばかりが先行して満足な結果が残せず、結局計5試合に出場して8回のパスレシーブで66ヤード獲得1TDパスレシーブに止まり、シーズン終了後には再び引退をしています。

さらにドルフィンズはカーターが加入して以降の9試合では4勝5敗と負け越し、最終的に9勝7敗でシーズンを終えてAFC東地区2位タイながらプレーオフ進出を逃しています。

このカーターの例を見てもわかるとおり、一度引退した選手がシーズンの途中で新しいチームに復帰して活躍できるほどNFLはあまい世界ではないと思います。今回のマニングの話はシーズンオフの話題づくりのための1つだったのでしょうか、情報源はマニングの父親からとも報道されていますが、本当のところはどうだったんでしょうかよくわかりませんね。




Dolphins Daily News 1.4

元ドルフィンズのDEジェイソン・テイラーが2017年のNFL殿堂入りの最終候補者15人の中に選ばれました。殿堂入り選手はスーパーボウルの前日に決定される予定です。

テイラーは2011年に引退しましたが、NFL15年のキャリアのうち13年をドルフィンズで、そしてワシントンレッドスキンズとニューヨークジェッツでそれぞれ1年過ごしました。キャリア通算139.5QBサックを記録していますが、そのうちドルフィンズでは131QBサックを記録して、これはドルフィンズのチーム記録となっています。

テイラーは殿堂入りの資格を得た最初の年で最終候補まで残りました。実力的には殿堂入りしても問題ないのですが、最初の年でいきなり選ばれるかどうかはわかりません。ちなみにドルフィンズの選手としては2013年にWRクリス・カーター、2007年にRBサーマン・トーマスが選ばれていますが、この2人はドルフィンズの選手としての印象はほとんどありません。それを除くと、もし選ばれたら2005年のQBダン・マリーノ以来ということになります。


ドルフィンズはCFL(カナディアンフットボールリーグ)のLBデオン・レイシーと契約するようです。もちろん、これは2017年シーズンに向けての契約ということで、プレーオフに対する補強ではありません。

2017年シーズンに向けてはLBのポジションの補強が必須となります。特に現在のメンバーのうち、ジェラニー・ジェンキンス、ドナルド・バトラー、スペンサー・ペイシンガーの3人がこのオフにFAとなりますし、故障者リスト入りしているコア・ミーシーもどうなるかわりません。

現在26歳のレイシーは2013年にドラフト外でダラスカウボーイズに入団しましたが、開幕前に解雇され、翌年からCFLのエドモントンエスキモーズでプレーしていました。エスキモーズでの3年間では通算で54試合に出場して114タックル、7QBサック、3インターセプトの成績を残しています。


DEマリオ・ウイリアムスがシーズン終了後に解雇されるだろうと見られています。ウイリアムスは昨年、FAで2年契約でドルフィンズと契約していますが、今シーズンは13試合に出場してわずか1.5QBサック、13タックルと大きく期待を裏切っています。

まだ正式に決まった話ではないでしょうが、先日のレギュラーシーズン最終戦の対ニューイングランドペイトリオッツ戦にも出場しませんでしたし、サラリーも高いので解雇されるのはほぼ間違いないでしょう。プレーオフに向けて大事な週なのになにとも寂しい話題ですが、本当に期待していただけに残念です。


最後に、DCバンス・ジョセフについてですが、デンバーブロンコスは新ヘッドコーチの招聘にあたってジョセフと面談することが決定しているようです。ちなみにジョセフの他にはアトランタファルコンズのOCカイル・シャナハン、カンサスシティチーフスのスペシャルチームコーチのデーブ・トウブとも面談を予定しているということです。

ブロンコスとジョセフは2年前にもHC就任の件で面談していますので、もしかするとジョセフは2017年シーズンにはブロンコスのヘッドコーチとしてドルフィンズと対戦することになるかもしれませんね。



 
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