Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ケビン・コルブ

対カージナルス戦 Part 2

昨日の対アリゾナカージナルス戦で、いろいろとポイントはあったと思いますが、ドルフィンズにとって最も大きなポイントは、やはり21-14とリードした残り試合時間3分のところでしょうかね。2ndダウン残り8ヤードの場面でドルフィンズはパスプレーをコールしました。その結果、相手LBのブリッツが入ってQBライアン・タネヒルがファンブルし、ターンオーバーを犯してしまいました。あとは皆さんご存知のとおりです。

それまで3回連続ランプレーで計24ヤードを獲得していました。時間を消費するには当然ランプレーを選択すべきだったのですが、相手の裏をかいたつもりか、あるいはどうしても1stダウンが更新したかったのか、いずれにしてもあのプレーコールが悔やまれるところです。ただ、あの場面では最後まで諦めずにラッシュを仕掛けたカージナルスのディフェンスを褒めるべきでしょうか。そのあたりが連勝中のチーム状態なんでしょうね。

その他で注目したい場面が2つあります。まず1つ目は前半残り時間2分でFBジャーボースキー・レーンがTDランを決めた場面です。あそこは3点リードしていて4thダウン残り1ヤード、前政権ならば間違いなくFGを蹴っていました。そしてその後の反撃を許していたでしょう。

しかし、今年のチームは強気に攻めて、その結果TDを取りました。そしてその強気の攻めが、直後のカージナルスの攻撃でQBケビン・コルブの焦りを呼び、CBショーン・スミスのインターセプトにつながったと言えるかもしれません。

そして2つ目は第4QにタネヒルがTDパスを決めた場面です。あのタネヒルからWRブライアン・ハートラインへの80ヤードTDパスにはしびれました。あんなビッグプレーが見られるとは思っていませんでした。さらに、その直後の2点コンバージョンでのタネヒルからレーンへのパスも絶妙でした。この2つのプレーコールも前政権では考えられなかったでしょう。

付け加えると、これにも布石があり、前のカージナルスの攻撃でスミスがインターセプトして失点を防いでいます。このインターセプトは通常ならばパス失敗という判定を受けても仕方がないものだったのですが、ドルフィンズ側に有利な判定となりました。当然カージナルス側は不満を持つなどしたまま守りに移ります。TDパスのプレーコールはその隙をついた思い切った作戦だったと思いますが、それが見事に当たりました。

このカージナルス戦、多くのドルフィンズファンは負けて残念という気持ちと同時に、将来に向けての希望とか期待を抱いたことと思います。それは僕が触れた場面以外にも素晴らしいプレーがたくさんあったからだと思っています。

タネヒルはここまでの4試合で2TD、6インターセプトと決して褒められた内容ではありません。しかし、このドルフィンズであのダン・マリーノを超える記録を作る新人が現れるとは思いませんでした。そしてチームも1試合ごとにチーム力を上げていっているように思えます。

早くも4分の1が終了した今シーズンですが、次の試合、そして残りのシーズンが非常に楽しみになってきました。今シーズン、どこまでチーム力が向上していくのか、そして最終的にどのような成績で終わるのか、最後まで見守って応援していきたいと思います。




対カージナルス戦 プレビュー

先週ニューヨークジェッツに惜しい負け方をしたドルフィンズは、今週末からロード2連戦です。その初戦は、開幕3連勝中、そしてホーム7連勝中のアリゾナカージナルスです。カージナルスは開幕前は先発QBが定まらず、評価の低いチームでした。しかし今や最も勢いのあるチームの1つで、非常に手強い相手です。

カージナルスは3勝無敗とはいえ、冷静に見ると強いオフェンスがあるわけではありません。今のカージルスを支えているのは3試合で2TDしか許さず、12QBサックを記録しているディフェンス力です。それとあとはミスが少ないことですかね。3試合でターンオーバーが2つしかありません。

QBケビン・コルブはここまで4TD、0インターセプトですが、開幕前は控えQBでした。それがQBジョン・スケルトンが怪我をしたために正QBの座を奪っています。元々先発失格のQBなんですが、チームを勝利に導く活躍は侮れません。特に過去2週はニューイングランドペイトリオッツ、フィラデルフィアイーグルスと強豪を倒してきています。

とはいえ、カージナルスのオフェンスはWRラリー・フィッツジェラルドがすべてだと言っても過言ではありません。フィッツジェラルドは先週の対イーグルス戦では、9回のパスレシーブで114ヤードを獲得して週間MVPに選出されています。

カージナルスのオフェンスの成績を見てみると、ラン、パス、総獲得ヤードのいずれもNFL26位以下の成績です。さらにRBバーニー・ウェルズは故障者リスト入り、TEトッド・ヒープも怪我でドルフィンズ戦出場は難しく、RBライアン・ウイリアムス、WRアンドレ・ロバーツなどもそこそこの成績を残していますが、相手チームにとって大きな脅威ではありません。

ドルフィンズはなんとしてもフィッツジェラルドを封じなければ勝ち目は薄いでしょう。ここまでの3試合で、ヒューストンテキサンズのWRアンドレ・ジョンソンに8回119ヤード、ジェッツのWRサントニオ・ホームズに9回147ヤードと一流のWRをカバーできていません。さらに過去2試合ではQBにいずれも300ヤード以上のパスを許しています。

パスディフェンスに不安のあるドルフィンズですが、先発CBリチャード・マーシャルが背中の怪我で出場が微妙となっています。ますますディフェンスバック陣がレベルダウンしそうです。かといってパスラッシュも特出したものがなく、ここまで3試合でわずかに3QBサックです。対するカージナルスが12QBサックですから、その差は歴然としていますが、そのあたりがチームの成績にも影響いるんでしょう。

その他の怪我人情報ですが、先週の試合で怪我をして途中退場したRBレジー・ブッシュですが、どうやら試合出場は可能なようです。ただし、100%ではないようですのでプレー時間は限られてくるでしょうし、あるいは大事をとってプレーさせないかもしれません。そうなればRBダニエル・トーマスとラマー・ミラーの2人でランニングゲームを構築していかなければいけません。

戦前の予想ではカージナルスの勝利一色で、ドルフィンズファンとしては全く面白くないんですが、現在の成績とカージナルスのホームゲームであるというのが大きな理由でしょうか。戦力的にはほとんど差はないと思いますので、勝負の分かれ目はやはりミスでしょう。ドルフィンズとしてはミスをしないようにすれば勝機は十分にあると思います。

あとは、序盤にミスを犯して得点を取られてしまったりすると、カージナルスのホームなので一気に試合の流れがカージナルス側に行ってしまいます。序盤で失点を重ねることは絶対に避けたい、なんとかディフェンスに踏ん張ってもらって、そのうちに流れをつかみたいところですね。




ドルフィンズ、QBオートン獲得か?

ベテランQBの獲得が予想されているドルフィンズはデンバーブロンコスからQBカイル・オートンを獲得すべく交渉している模様です。この交渉の行方がどうなるのか注目されますが、結果は少なくとも今週中には出るものと思います。果たしてドルフィンズ入りが決定するのか。

その他のベテランQBでこのオフにドルフィンズ関連で名前があがっていた選手については、まずドノバン・マクナブはミネソタバイキングスに、またマット・ハッセルベックはテネシータイタンズに入団することが決まったようです。またケビン・コルブはアリゾナカージナルス入りが濃厚のようです。 

そしてドルフィンズはベテランRBの獲得も狙っていますが、オフシーズンに話題に上ったカロライナパンサーズのデアンジェロ・ウイリアムスは結局パンサーズと5年間の再契約で落ち着いたようです。ドルフィンズはニューヨークジャイアンツのアーマッド・ブラッドショー獲得が噂されていたんですが、ブラッドショーは大型契約を望んでいるようでちょっと難しいでしょうか。

その代わりに浮上してきた話がニューオーリンズセインツのレジー・ブッシュ獲得です。両者の間でトレードが成立するかもしれません。またダラスカウボーイズを解雇されたマリオン・バーバー獲得の可能性もあります。QB同様、RBの方も誰が加入してくるのか注目されます。

そんな中で自軍のFA選手の動向としてはDTトニー・マクダニエルとの再契約が決まり、契約期間は2年間のようです。 マクダニエルは昨シーズンはディフェンスラインの控えだったんですが、36タックル、2.5QBサック、4パスディフェンスと活躍しました。このマクダニエルとの再契約はチームにとって大きいと思います。



プロボウル

ハワイ州ホノルルのアロハスタジアムでプロボウルが行われ、NFCが55-41で勝利しました。前半を終了したところでは42-7という大差だったので一方的な結果に終わるかと思っていましたが、最後はAFCもよく追い上げました。MVPにはインターセプトとファンブルリターンTDを記録したワシントンレッドスキンズのCBデアンジェロ・ホールが選ばれました。

ドルフィンズ勢は代替出場のDEランディ・スタークスが4タックルとAFC唯一のQBサックを記録、また先発出場のLBキャメロン・ウェイクも4タックルを記録したようです。来年のプロボウルではドルフィンズのオフェンスの選手の活躍を是非とも見たいものですね。

フィラデルフィアイーグルスがQBマイケル・ヴィックをフランチャイズ選手に指定するみたいで、控えQBケビン・コルブがトレードに出されそうです。コルブも2010年シーズンの開幕時は先発QBだったんですが、開幕戦で脳震とうを起こしたり期待はずれの内容に終わったりでヴィックにポジションを奪われてしまいましたね。


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