Palm Beach PostのブログでMock Draftの記事が掲載されていました。それによるとドルフィンズは昨年のようにトレードダウンして2巡目指名権を獲得する可能性があるとしながらも、現時点での1巡目(全体15番目)指名権でウィスコンシン大学のОTゲイブ・カリミという選手を予想しています。

カリミはОGとしてならすぐにでも先発できて、数年後にはRTにコンバートできるだろうとのことです。ちなみにドルフィンズは先発RTバーノン・ケアリーが今年の7月で30歳となり、ケアリーの後任も必要となります。オフェンシブラインの再建が必要なドルフィンズにとっては、このカリミという選手は適しているかもしれませんね。

他方、昨年の10月に解雇された元スペシャルチームコーディネーターのジョン・ボネイムゴがニューオーリンズセインツのアシスタントスペシャルチームコーチに就任したようです。ボネイムゴは2008年にドルフィンズに来る前はセインツでスペシャルチームコーディネーターを務めていたので古巣に復帰ということですが、今回は内部昇格したマイク・マロリーの下でアシスタントを務めることになりました。

昨シーズン、ドルフィンズは第4週にニューイングランドペイトリオッツと対戦してキックオフリターンとFGブロックでいずれもTDを許し、さらにパントブロックも喫するなどスペシャルチームの失態で41-14と大敗しました。その試合後にボネイムゴは敗戦の責任を取らされる格好でチームを追われました。

ただボネイムゴにとって不幸だったのは、特に昨シーズンは選手の入れ替わりが非常に激しく、安定したスペシャルチームを維持できなかったということがありました。解雇された直後は同情した意見も聞かれましたし、そういう意味では気の毒だったと思います。新天地での活躍を期待します。