Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

コルト・マッコイ

対ブラウンズ戦

残り試合時間3分半でドルフィンズが16-10とリード、ブラウンズがオフェンスを始めた時、嫌な予感がしたんですが案の定でした。ただ、ディフェンスがなんか守りに入ってしまったような印象でした。ブラウンズは一流のWRがいるわけではないので、もっとQBにプレッシャーをかけていけば逆転はされなかったような気がします。LBジェイソン・テイラーの反則も痛かったですけどね。

しかしもっといけないのはその後です。残り試合時間が1分もなかったとはいえ、キックオフリターンに反則までもらって逆転のお膳立てをしてもらったにもかかわらず、3プレーですべてパス失敗、挙げ句の果てにインターセプトでゲームオーバーではなんとも虚しすぎました。さあ逆転だ! という場面だっただけに、ドルフィンズのチーム状態はもう最悪ですね。

相手にチャンスをもらって、4回のプレーで1ヤードも進めないなんて、なぜこんなチームに成り下がったのでしょう。確かにプレーするのは選手ですから、選手が悪いと言えばそれまでなんですが、それだったらコーチは必要ないわけで、コーチングで勝てる試合や取れる得点は必ずあるはずです。その部分もこのチームには欠落しているんでしょうね。

この試合でも相変わらずレッドゾーンでのオフェンスでTDが取れませんでした。なぜだろうと思うんですが、レッドゾーンに入っていくとプレッシャーがかかって、それに打ち勝てないんでしょうね。結果FG止まりに終わってしまう、そしてFGも失敗するとなると、まさに負の連鎖です。まあ、FG失敗はレッドゾーン内ではなかったんですが、何とかならないかと思うんですがね…

新人RBのダニエル・トーマスが先週に引き続いて好成績をあげました。23キャリーで95ヤード獲得、2試合連続100ヤードラッシングにもう少しだっただけに残念でした。それに引き換えベテランRBレジー・ブッシュはよくないですね。ファンブル2回はとてもベテラン選手とは思えません。チームが低迷しているときこそ、経験のあるベテラン選手がいいプレーをして盛り立てていかなくてはいけないんですが、これではねぇ…

ディフェンスも昨シーズンほどの切れがありません。この試合では結局QBサックがありませんでした。思うにディフェンスに関しては慢心があったのではないでしょうか。シーズン開始前からドルフィンズのディフェンスを疑問視する人は誰もいなかったと言っていいでしょう。そこに隙があったんでしょうね、怪我人が目立つのもそのせいのような気がします。

両チームのQBに関して見れば、数字的にはチャド・ヘニーの方が上でした。しかし肝心な時にコルト・マッコイは試合を決める活躍をしました。それを思えばマッコイの方がヘニーよりも優れた内容であるのは疑いないところです。ヘニーも開幕戦では目を見張る活躍もあったんですが、試合を重ねるごとに昨年とほとんど変わらなくなってきました。非常に残念なことです。

負けるのは癖になる、と言ったSイェレマイア・ベルの言葉が気になりました。今のチーム状態を象徴してるんでしょうが、選手がそんな気持ちでは勝てる試合も勝てないような気がしますが… 次の試合、なんとか意地を見せてもらいたいと思います。




対ブラウンズ戦 ブレビュー

先週オークランドレイダース相手に素晴らしい勝利をあげたドルフィンズですが、クリーブランドブラウンズにも勝利して9月以来の連勝をしたいところです。今シーズンのブラウンズは4勝7敗という成績なんですが、ニューオーリンズセインツ、ニューイングランドペイトリオッツといった強豪に勝利した実績もありますので決して油断できない相手です。

ブラウンズのオフェンスで最も注意しなければいけないのはRBペイトン・ヒリスです。ヒリスはこれまで900ヤード以上のラッシングを記録して13TDランをあげMVP級の活躍をしています。ドルフィンズがレイダース戦で見せたようなランディフェンスをできればブラウンズ攻略は難しくないでしょう。ちなみにLBチャニング・クロウダーがどうやら出場できないようなので、レイダース戦でチームトップの6タックルを記録したLBティム・ドビンスの活躍が期待されます。

そしてブラウンズは新人QBコルト・マッコイが足首を痛めてドルフィンズ戦は出場できず、ベテランQBジェイク・デロームが先発します。今シーズンのデロームは3試合に先発していますが6つのインターセプトを犯しています。またパスターゲットとなっているのはヒリスがNo.1でベテランTEベンジャミン・ワトソンが2番目と決して脅威ではありません。ヒリスにかき回されるとちょっと厄介かもしれませんが、その点を注意すればパスを抑えることも難しくないでしょう。

ドルフィンズの戦い方としてはやはりランを止めてランを出すということが基本でしょう。ブラウンズのランディフェンスは決してよくなく、過去3試合でもニューヨークジェッツに172ヤード、ジャクソンビルジャガーズに145ヤード、そしてカロライナパンサーズに151ヤードと走られています。ドルフィンズはレイダース戦でRBロニー・ブラウンとリッキー・ウイリアムスが2人で180ヤードを走りましたが、ブラウンズ相手にも再現することは可能性十分です。

ブラウンズのディフェンスには元ドルフィンズの2人のLB、デビッド・ボウエンスとマット・ロスがいます。ボウエンスはセインツ戦でインターセプトリターンTDを2つ記録していますし、ロスもドルフィンズ相手には闘志を燃やしてくるでしょう。パスプレーではQBチャド・ヘニーに相当なプレッシャーをかけてくるでしょうし、ブラウンズはこれまで15インターセプトを記録しています。

ヘニーはレイダース戦でデボン・ベス、ブライアン・ハートラインといったメインターゲットの他にRBパトリック・コブス、新人WRのマーロン・ムーアとロバート・ワラスといった脇役にもパスを決めています。数多くのレシーバーにパスを散らしてディフェンスに的を絞らせないことが重要ですね。

その他ブラウンズにはプロボウルリターナーのジョシュ・クリッブスがいます。スペシャルチームが不安定で、レイダース戦でもキックオフリターンTDを決められているドルフィンズですので、このクリッブス対策も必須ですね。


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