ニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディが今年発売されるビデオゲーム『MADDEN NFL 18』のカバーデザインとなることが発表されました。

『MADDEN NFL 18』はNFL公認のアメリカンフットボールゲームで、数多くのNFLファンの方がプレーしたことがあるかと思います。このゲームは1988年に最初に発売され、2000年以降は毎年NFLのスター選手がカバーのデザインとなっています。

ただ、毎年ゲームのカバーにデザインされた選手が、そのシーズンでは怪我などで成績を落としていることなどから ”マッデンの呪い” などと言われています。

例えば、昨年のカバーデザインとなったペイトリオッツのTEロブ・グロンコウスキーは怪我のためにプレーオフを含む8試合を欠場しています。その他にも遡ればマイケル・ヴィック、ドノバン・マクナブ、ショーン・アレキサンダー、ビンス・ヤング、ペイトン・ヒリスなど数々の選手が不振や何らかのトラブルに遭遇しています。

そんなジンクスがあることから、ラダニアン・トムリンソンはこのカバーデザインのオファーがあった時に断っていたそうです。

しかし中には成績を落としていない選手もあり、2012年のカルビン・ジョンソンはNFL新記録となる1964レシービングヤードを達成していますし、2015年のオデル・ベッカムは96回のパスレシーブで1450ヤードを獲得し13TDパスレシーブを記録しました。

今回ブレイディがカバーデザインとなることで、今シーズンのブレイディおよびペイトリオッツがこの ”マッデンの呪い” を受けて不本意なシーズンとなるかどうかは実際に終わってみなければわかりません。

ちなみにドルフィンズのWRジャービス・ランドリーが、今シーズンはペイトリオッツに連勝すると言っていましたが、もしドルフィンズがペイトリオッツ戦に連勝することがあれば、それはブレイディに ”マッデンの呪い” がかかったと言えるのかもしれません。ただ、そんなジンクスに頼らなくても連勝できるチーム力がドルフィンズに備わってくれることを期待したいですね。

MADDEN NFLのカバーデザインに選ばれた選手は今年も含めて20人ほどいるようですが、ドルフィンズの選手が選ばれたことはありません。選ばれてほしい反面、選ばれると嫌な予感がするかもしれませんので、できれば選ばれないほうがいいんでしょうかね。