Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジェイク・グローブ

ドラフト2日目まで終了

NFLドラフトが2日目まで終了しています。ドルフィンズは初日に1巡目(全体15番目)でフロリダ大学のC/Gマイク・パウンシーを指名しました。Mock DraftなどではRBマーク・イングラムやQBライアン・マレットの名前があがっていましたし、あるいは昨年のようにトレードダウンして2巡目指名権を獲得する可能性もあったと思います。しかし終わってみればパウンシーの指名は妥当な選択だったと思います。
パウンシーは大学時代は主にOGでプレーしており、Cでプレーするようになったのは4年生になってからのようです。それまでCを務めていた双子の兄弟のマーキス・パウンシーがピッツバーグスティーラーズにドラフトされて先にNFLでプレーすることになりました。その穴埋めとしてマイクがフロリダ大学のCを務めていました。

ドルフィンズではパウンシーはどうやらCとして起用する方針で、一部で言われていたリッチー・インコグニトは昨年同様LGでプレーしそうです。そしてRGのポジションはジョン・ジェリー、ネイト・ガーナー、ジョー・バーガーの3人で争うことになりそうです。

過去3シーズン、ドルフィンズのCは2008年がサムソン・サテーレ、2009年がジェイク・グローブ、そして昨年がバーガーと1年毎に変わり安定しなかったんですが、パウンシーが入って数年間安定してCでプレーしてくれたらオフェンシブラインもしっかりしてくるんじゃないかと思います。

そして2日目の今日ですが、2巡目指名権を持たないドルフィンズは3巡目での指名かと思ったんですが、なんとワシントンレッドスキンズとのトレードで2巡目指名権を獲得して、カンサス州立大学のRBダニエル・トーマスを指名しました。ドルフィンズが3巡目、5巡目、7巡目の3つの指名権をレッドスキンズに譲渡し、2巡目の30番目の指名権を獲得しました。

これには驚きましたが、ドルフィンズがそこまでして獲得したかったトーマスというRBはロニー・ブラウンの後継者とも言えるワイルドキャットオフェンスに特化したRBであるようです。ということは、これでブラウンとの再契約はありえなくなったということですね。

トーマスは身長180cmで例えるならセントルイスラムズのスティーブン・ジャクソンや元カンサスシティチーフスのラリー・ジョンソンのような選手のようです。ただし、トーマスはパスレシーブにも長けており、さらに昨年はワイルドキャットフォーメーションからのパスを8回投中4回成功させ70ヤードのTDパスも決めています。

しかし、これでドルフィンズは今後もワイルドキャットオフェンスを続けていく方針であることがはっきりしました。ただ、個人的にはもうワイルドキャットはやめてほしかったんですけどね… 昨シーズン、オフェンスのリズムを崩したのはワイルドキャットだったわけですし、その結果としてQBチャド・ヘニーの成長の妨げとなったと見ています。さらにワイルドキャット要員の獲得はパット・ホワイトで一度失敗しているということもあります。他にもFA等でRBを補強してくると思いますが、この指名がいい結果を招いてくれることを願うばかりです。

明日の最終日は4巡目から7巡目までの指名があり、ドルフィンズは計4人の選手を指名することになります。QBやTEなど必要なポジションの選手の指名となると思われますが、どんな結果になるにせよ、内容のあるドラフト指名にしてほしいと思います。明日も注目しています。




どうなる? オフェンシブライン

ドルフィンズが2人のLTの選手をテストしたというニュースが報じられていました。31歳でシンシナティベンガルズ、ワシントンレッドスキンズで97試合に出場したレビー・ジョーンズと2007年ドラフト2巡目指名でシーズン前にインディアナポリスコルツを解雇されていたトニー・ウゴーという選手です。

LTのポジションについてはジェイク・ロングが肩を脱臼しながら先日のシカゴベアーズ戦に出場したんですが、満足なプレーができていませんでした。このロングを今後どうするのかわかりませんが、大きな不安を抱えての今回のテストだと思います。現在のデプスチャートを見ると、ロングの控えにはNFL2年目のライドン・マーサという選手がいるんですが、この選手はそんなに使えないんでしょうか。個人的にはベアーズ戦でのプレーを見てもそうですが、ロングを無理して使ってほしくないと思います。

またベアーズ戦で怪我をした控えCのコリー・プロクターですが、どうやらシーズンアウトで故障者リスト入りするようです。ベアーズ戦を欠場した先発Cジョー・バーガーは次のオークランドレイダース戦には出場できるようですが、控え選手がいなくなります。前述のLTのポジションと同様、ここも早急に対策が必要ではないでしょうか。

こうなってくると昨シーズンの先発Cジェイク・グローブを解雇してしまったことが悔やまれますが、グローブの場合は怪我のリスクに加えて高額サラリーも影響してたと思います。ただ、このグローブが抜けたことがランオフェンスに大きく影響していることは間違いないでしょう。

先発QB交代

2010年シーズンもちょうど半分を過ぎたところで大きなニュースが2つありました。まず1つは、遂にQBチャド・ヘニーの降格を決断しました。次の対テネシータイタンズ戦にはチャド・ペニントンが先発QBとしてプレーするようです。

ヘニーのここまで8試合での成績はパス成功率63.5%で1900ヤードを獲得、8TD、10インターセプトという成績で、QBレイティングはNFLで24位の78.2という内容でした。そしてチームの成績は大きく期待を裏切った4勝4敗に終わっています。

結果から見ればヘニーの降格は当然なのかもしれませんが、これは決してヘニーひとりの責任ではありません。真っ先に非難されるべきはヘニーも含めたオフェンス陣を上手く導けなかったОCダン・ヘニングだと思います。まあ、いまさらヘニングを解雇できないかもしれませんが、ブランドン・マーシャルというプロボウルWRを補強し、大きなけが人も出ていない中でオフェンスTDがAFC最低の12個しかあげられていないというのは責任を取ってしかるべきでしょう。

ヘニー降格の決定的要因となったのは先日の対ボルチモアレイブンズ戦での0TDに対して3インターセプトというプレー内容だったと思います。特に前半終了間際に大きなTDのチャンスがありながら、オープンになっていたTEアンソニー・ファサーノにTDパスを通せなかったのが指摘されています。確かにそのプレーも大きいんですが、その前のプレーでのWRデボン・ベスへのパスもミスしています。

エンドゾーンまで残り9ヤードというところでヘニーがベスにパスを投じたんですが、このパスがやや高かったためにベスはジャンプしてこのボールを捕球しました。その結果スタートが遅れてエンドゾーン1ヤード手前で止められてしまいました。パスがよければベスが捕球後すぐに走れてておそらくTDは取れていたと思います。たぶんこのことはヘニーにもわかっていたでしょうから、そのミスを引きずった結果がファサーノへのパスミスだったような気がします。

しかしこんなことを言っても仕方ないので、ヘニーにはサイドラインでチームに貢献してもらって、ペニントンの活躍に期待したいと思います。ペニントン復帰を待ち望んでいたファンも多くいたでしょうから。

そしてもう1つのニュースはCBジェイソン・アレンが解雇されたことです。アレンは今シーズン開幕前に先発CBの座を勝ち取って、ここまでチームトップの3インターセプトを記録していたんですが、第8週の対シンシナティベンガルズ戦の試合序盤でポジションを外され、レイブンズ戦ではディフェンスのプレーで起用されなかったようです。

個人的にはアレンにとって今シーズンは大きなチャンスで、何とかブレークしてくれればと期待していたんですが、やっぱりだめだったかという結果で残念でした。ただ、アレンはスペシャルチーム選手としては十分使えたと思うので、ここでカットするのはどうかと思います。特にスペシャルチームは内容がよくないですから、ここでまた経験のあるベテランが抜けるのは大きいんじゃないでしょうか。

そのアレンの代わりに元プロボウルCBアル・ハリスと契約しました。ただ、ハリスは実績は十分ですが怪我のリスクがある上に35歳という年齢で、果たしてシーズン途中の加入でどれだけ働けるのか疑問です。ポジションは違いますが同じく怪我のリスクのあったCジェイク・グローブやОGジャスティン・スマイリーを解雇したのにハリスを取るというのは何か矛盾しているような気がするんですが。



 

グローブ解雇

Cジェイク・グローブが解雇され、その代わりにОGコリー・プロクターと再契約しました。グローブはジョー・バーガーとの先発争いに敗れて控えになっていましたが、ドルフィンズはシーズン開幕を前にしてОGがほしくてプロクターと契約したようです。グローブは今週も練習には参加していたようですが、ОGのポジションをこなせないというのも解雇の理由のひとつだったようです。

グローブは昨年3月に5年間総額2950万ドル(約245000万円)という契約でドルフィンズに移籍してきましたが、昨シーズンは怪我のために10試合しか先発出場できませんでした。さらに今シーズンはキャンプに入ってから左足を痛め、プレシーズンゲームでは肩を怪我しました。もちろん怪我が多いというのも解雇の理由でしょうし、金銭的な面もあると思います。

高額契約のFA選手がまたひとりチームを去るわけですが、Sジブリル・ウイルソン、WRアーネスト・ウィルフォードなど、現政権になってからFAでの失敗というのも目立ちますね。またОGジャスティン・スマイリーもいい選手だったんですが、同様に怪我のために放出しています。

オフェンスラインは消耗の激しいポジションだと思うので怪我のリスクというのは大きいんですが、ドルフィンズの場合は中央のCとОGの選手の入れ代わりが激しいですね。ちなみにESPNのウェブサイトでそのあたりが詳しく報じられています。

http://espn.go.com/blog/afceast/post/_/id/17748/dolphins-are-malcontents-on-interior-o-line




昨日解雇された選手が…

昨日解雇されたTEコリー・スペリーですが、今日早速デンバーブロンコスと契約したようです。ちなみにその代わりというわけではないでしょうが、昨シーズンまでドルフィンズに在籍していたLBエイキン・アヨデールがブロンコスを解雇されています。

27日のプレシーズンゲーム第3戦、地元マイアミでの対アトランタファルコンズ戦はプレシーズンゲームの中でも最も重要な試合となりそうです。1stチームの選手は第3Qまでプレーするようで、ファルコンズ相手にどれだけの結果を残せるのか注目されます。

あとはポジション争いと最終ロースター生き残りをかけた争いも激化してくるでしょう。個人的には先発Cがジェイク・グローブになるのかジョー・バーガーになるのかということと、5番目のWRの座を争うパトリック・ターナー、マーロン・ムーア、ロバート・ワラスのプレー、そのあたりに注目しています。



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