Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジェラニー・ジェンキンス

Dolphins Daily News 1.10

ドルフィンズはディビジョナルプレーオフでピッツバーグスティーラーズに敗れて2016年シーズンが終了しましたが、それに伴って4月に開催されるNFLドラフトの指名順が全体の22番目となるようです。ちょっと気の早い話ですが、今から楽しみです。

ドルフィンズが1巡目で誰を指名することになるのか気になるところですが、補強ポイントとしてはまずLB、そしてDE、OL、TEといったところが考えられますが、なかでもLBのポジションは少なくとの2人の即戦力が必要で、1巡目で適切な選手を指名したいところです。


ドラフトの前にはFAがありますが、早くもFAの話題も伝えられています。今年のドルフィンズのFA選手は次のとおりです。

TEジョーダン・キャメロン、DEディオン・ジョーダン、DEアンドレ・ブランチ、OGジャーモン・ブッシュロッド、LSジョン・デニー、LBスペンサー・ペイシンガー、LBドナルド・バトラー、QB T.J.イェイツ、Sマイケル・トーマス、TEドミニク・ジョーンズ、Sバカリ・ランボ、LBジェラニー・ジェンキンス、TEディオン・シムズ、WRケニー・スティルス

これらの選手の中で、ブランチ、トーマス、スティルスあたりは残留を希望しているようですが、サラリーキャップの問題もありどうなるかわかりません。この3人に加えてシムズにも残ってもらいたいんですが、FA以外にSレシャッド・ジョーンズとWRジャービス・ランドリーの契約延長の話も出てくると思いますので、そうなるとFA交渉が一層難しくなりそうです。


去就が注目されているDCバンス・ジョセフですが、現地時間1月10日(日本時間11日)にデンバーブロンコスとヘッドコーチ就任について面談を行うようです。ブロンコスは2年前にもジョセフにヘッドコーチ就任について打診しており、今回も最有力候補としているようです。ということは、明日にでもジョセフのヘッドコーチ就任が発表されるかもしれません。

今シーズンのドルフィンズのディフェンスは喪失ヤード数でチーム史上ワーストを記録したんですが、その割には失点はそれほど多くなかったです。またシーズン終盤までは3rdダウン時のディフェンスでNFLトップだったという実績もあります。そのあたりはジョセフの手腕であったと言ってもいいと思います。

特に今シーズンはディフェンスの先発選手に数多くの怪我人が出ましたが、その中でプレーオフに進出できたチームのディフェンスを構築したジョセフの功績は評価に値するものです。できればドルフィンズに残留してもらいたいんですが、こればかりはわかりません。ジョセフが行くといったらドルフィンズは引き留められないでしょうね。

仮にジョセフが去ってしまうとドルフィンズは新しいディフェンシブコーディネーターを就任させなければいけません。外部から誰かを招聘するか、あるいは内部昇格という可能性もあります。もし内部昇格ならば、現在LBコーチを務めているマット・バークが有力のようですが、果たしてどうなるのか注目されます。



 

Dolphins Daily News 1.5

プレーオフで復帰する可能性を報じられているQBライアン・タネヒルですが、現地時間の1月5日水曜日の練習も休んだようです。これでプレーオフ初戦の対ピッツバーグスティーラーズ戦はQBマット・ムーアが先発することが確実となりました。

まあ、タネヒルに関しては怪我の状態からしてプレーするのは厳しいし危険過ぎます。本人も残念でしょうが、しっかりと治して来シーズンに復帰してもらいたいと思います。

その他怪我人の情報ですが、CBバイロン・マックスウェルとSバカリ・ランボが練習を休んでいます。マックスウェルは足首、ランボは胸部を痛めているということで、特にランボがスティーラーズ戦を欠場するとなると非常に痛いです。

他方、レギュラーシーズン最後の2試合を欠場したLBジェラニー・ジェンキンスはスティーラーズ戦には出場できるということです。



 

Dolphins Daily News 1.4

元ドルフィンズのDEジェイソン・テイラーが2017年のNFL殿堂入りの最終候補者15人の中に選ばれました。殿堂入り選手はスーパーボウルの前日に決定される予定です。

テイラーは2011年に引退しましたが、NFL15年のキャリアのうち13年をドルフィンズで、そしてワシントンレッドスキンズとニューヨークジェッツでそれぞれ1年過ごしました。キャリア通算139.5QBサックを記録していますが、そのうちドルフィンズでは131QBサックを記録して、これはドルフィンズのチーム記録となっています。

テイラーは殿堂入りの資格を得た最初の年で最終候補まで残りました。実力的には殿堂入りしても問題ないのですが、最初の年でいきなり選ばれるかどうかはわかりません。ちなみにドルフィンズの選手としては2013年にWRクリス・カーター、2007年にRBサーマン・トーマスが選ばれていますが、この2人はドルフィンズの選手としての印象はほとんどありません。それを除くと、もし選ばれたら2005年のQBダン・マリーノ以来ということになります。


ドルフィンズはCFL(カナディアンフットボールリーグ)のLBデオン・レイシーと契約するようです。もちろん、これは2017年シーズンに向けての契約ということで、プレーオフに対する補強ではありません。

2017年シーズンに向けてはLBのポジションの補強が必須となります。特に現在のメンバーのうち、ジェラニー・ジェンキンス、ドナルド・バトラー、スペンサー・ペイシンガーの3人がこのオフにFAとなりますし、故障者リスト入りしているコア・ミーシーもどうなるかわりません。

現在26歳のレイシーは2013年にドラフト外でダラスカウボーイズに入団しましたが、開幕前に解雇され、翌年からCFLのエドモントンエスキモーズでプレーしていました。エスキモーズでの3年間では通算で54試合に出場して114タックル、7QBサック、3インターセプトの成績を残しています。


DEマリオ・ウイリアムスがシーズン終了後に解雇されるだろうと見られています。ウイリアムスは昨年、FAで2年契約でドルフィンズと契約していますが、今シーズンは13試合に出場してわずか1.5QBサック、13タックルと大きく期待を裏切っています。

まだ正式に決まった話ではないでしょうが、先日のレギュラーシーズン最終戦の対ニューイングランドペイトリオッツ戦にも出場しませんでしたし、サラリーも高いので解雇されるのはほぼ間違いないでしょう。プレーオフに向けて大事な週なのになにとも寂しい話題ですが、本当に期待していただけに残念です。


最後に、DCバンス・ジョセフについてですが、デンバーブロンコスは新ヘッドコーチの招聘にあたってジョセフと面談することが決定しているようです。ちなみにジョセフの他にはアトランタファルコンズのOCカイル・シャナハン、カンサスシティチーフスのスペシャルチームコーチのデーブ・トウブとも面談を予定しているということです。

ブロンコスとジョセフは2年前にもHC就任の件で面談していますので、もしかするとジョセフは2017年シーズンにはブロンコスのヘッドコーチとしてドルフィンズと対戦することになるかもしれませんね。



 

Week 17 対ペイトリオッツ戦 プレビュー

今シーズンのレギュラーシーズン最終戦、ドルフィンズとニューイングランドペイトリオッツの対戦です。両チームともすでにプレーオフ進出を決めていますので、本来ならば消化試合的な意味もあるんですが、普段と変わらずレギュラーメンバーでの対戦をお互いに表明しています。なぜならば、最終的にプレーオフのシード順が確定していないということがその理由だと考えれられています。

ドルフィンズは現在第6シードですが、この試合に勝利して、なおかつカンサスシティチーフスがサンディエゴチャージャースに敗れれば第5シードになります。一方ペイトリオッツの方は現在第1シードですが、この試合に勝利するか、あるいはオークランドレイダースがデンバーブロンコスに敗れれば、第1シードが確定するとともにプレーオフでのホームフィールドアドバンテージを獲得することになります。

ただ、冷静に考えると仮にドルフィンズが勝利してもチーフスがチャージャースに敗れる可能性は低いでしょうし、先発QBを失ったレイダースがアウェイでブロンコスに勝利する可能性は低いでしょうから、ペイトリオッツは負けても第1シードとホームフィールドアドバンテージを獲得することになると思われます。

したがって、試合展開次第では両チームとも、というか特にペイトリオッツは主力を休ませることも十分考えられます。ペイトリオッツ側から見ると、試合前半に全力でプレーして大量得点差をつけて、試合後半は主力を引っ込めるという戦い方が理想ではないかと思います。ただ、ドルフィンズにとってはそうされないように、なんとか食い下がって試合を壊さないようにしたいところです。

実際に今シーズン最初の対戦では前半で24-3とペイトリオッツがリードし、ドルフィンズが後半追い上げたもののあと一歩及ばず、31-24でドルフィンズが敗れています。しかもこの試合でペイトリオッツはQBトム・ブレイディが欠場しており、第2QBジミー・ガロポロも途中で負傷退場したにもかかわらず、ドルフィンズはペイトリオッツに追いつくことはできませんでした。しかし今回はブレイディが出場しますので、試合前半にもっと得点を取られてリードを奪われる可能性は十分にあります。

ドルフィンズはこの試合を迎えるにあたって、先発Sイサ・アブドル-クドゥスが肩を怪我してシーズンアウトとなっています。また前の試合から欠場しているCBバイロン・マックスウェルとLBジェラニー・ジェンキンスも出場できない見込みです。ディフェンスの主力選手が多数欠場するドルフィンズにとって、ブレイディ率いるペイトリオッツのオフェンスを止めることは非常に難しいと言えます。

ペイトリオッツを攻略するためにはブレイディにプレッシャーをかけていき、ターンオーバーを奪うことが必要ですが、ブレイディはこれまで25TDパスに対してインターセプトはわずかに2つしか犯していません。またブレイディのパスは非常に素早く、パスラッシュが届く前にパスを成功させてしまいます。

ドルフィンズはDEキャメロン・ウェイクとDTダムコン・スーを中心としたパスラッシュで活路を見出したいところですが、それが空回りしてしまいそうです。かといって、やはりパスラッシュをかけなければブレイディにより自由にパスを投げられて、オフェンスを進められてしまいますので、非常に頭が痛いところです。

ドルフィンズが勝利するためには、まずオフェンスができるだけボールをコントロールして時間を消費してペイトリオッツの攻撃時間をなるべく少なくさせる、そして絶対にターンオーバーを犯さず先に得点をあげてリードを奪うことです。リードを奪われて追いかける展開になると圧倒的に不利ですし、得点の取り合いとなったらまず勝つことは難しいでしょう。

前回の対戦と違うと言えばペイトリオッツ側はブレイディの存在なんですが、ドルフィンズもQBがライアン・タネヒルではなくて第2QBのマット・ムーアであることです。さらにRBジェイ・アジャイの存在も大きく違います。前回の対戦ではアジャイはわずか5キャリーで14ヤード獲得とオフェンスの主力ではありませんでした。

その後のアジャイのプレー内容を考えると、ペイトリオッツにとってアジャイは初対戦の選手と言っても過言ではないと思います。当然ペイトリオッツ側もアジャイを最重点課題として対策を講じてくるでしょうから、そのペイトリオッツのディフェンスに対してアジャイがどんなプレーをするのかが大きなポイントとなります。ちなみにペイトリオッツのランディフェンスはNFL3位と強力で、対するアジャイは先週の対バッファロービルズ戦で肩を痛めていますのでその点が懸念されます。

戦前の予想ではペイトリオッツが圧倒的に有利と言えますが、ドルフィンズにとっての強みはホームゲームであるということです。ドルフィンズは今シーズン、ホームでは6勝1敗で現在5連勝中、さらに対ペイトリオッツ戦では現在3連勝中です。ただ、ペイトリオッツも当然その結果は承知しているでしょうし、いつまでも負け続けることはしないでしょう。その意味でもベストメンバーで戦うという意思を示していると思います。

いろいろな角度から見てもペイトリオッツの優位は変わらないと思いますが、ペイトリオッツを倒すためには相手の想定外の展開に持ち込むことが必要です。その意味では初対戦のムーア、そして前回の対戦時とはガラッと変わったチームの状態が、この試合に光明を見出すかもしれません。とにかくどんな形でもいいからペイトリオッツを苦しめてもらいたいと思います。




 

Week 14 対カージナルス戦 プレビュー

先週ボルチモアレイブンズに38-6と大敗を喫したドルフィンズは、今週末ホームでアリゾナカージナルスと対戦します。カージナルスは5勝6敗1引分で、過去6試合を見ても2勝3敗1引分と勝率は芳しくありません。ただし、オフェンス、ディフェンスの成績を見てみると、オフェンス(ラン15位、パス9位)、ディフェンス(ラン11位、パス3位)となっています。

その成績を見る限り、なぜ負け越しているのか不可解なのですが、やはり何か理由があるのだと思います。しかしカージナルスは昨年は13勝3敗という成績を残し、プレーオフではNFC決勝まで行ったチームで、今シーズンは当初はスーパーボウル候補にもあげられていたいような気がしますので、実力は十分あると思われます。

この試合はドルフィンズのディフェンスがカージナルスのオフェンスを抑えられるかが1つのポイントとなります。ドルフィンズのディフィエンスは過去2試合で計971ヤードを相手チームに献上しています。特に先週の対ボルチモアレイブンズ戦ではパスで386ヤード喪失、そして先々週の対サンフランシスコ49ers戦ではランで193ヤード喪失と、ランもパスも抑えられていない状況となっています。

このディフェンスをなんとしても立て直していかないといけないのですが、この試合を迎えるに当たって最大の懸念材料となっているのがLBキコ・アロンソの怪我です。アロンソはレイブンズ戦で親指とハムストリングを痛めており、この試合に出場することはほぼ絶望的となっています。

また同じくLBジェラニー・ジェンキンスも膝の怪我で出場は無理そうです。アロンソとジェンキンスの代わりには、それぞれマイク・ハルとネビル・ヒューイットが務めることになりますが、戦力ダウンは否めません。LB陣が手薄となるとランディフェンスに大きく影響しますし、パスディフェンスでもTE、RBへのパスカバーが厳しくなります。レイブンズ戦ではTEへのパスをカバーできなかったことが敗因の1つともなっています。

カージナルスのオフェンスの中心はRBデビッド・ジョンソンで、今シーズンのジョンソンはすでに1005ヤードを走って11TDランを記録しています。それに加えてパスレシーブでも64回で704ヤードを獲得しており、WR並のヤード数を稼いでいます。アロンソとジェンキンスの先発LB2人が欠場するドルフィンズが、このジョンソンを止めることはかなり厳しいことが予想されます。

そしてカージナルスのもうひとつの武器はWRラリー・フィッツジェラルドです。今シーズンはこれまで88回のパスレシーブで880ヤードを獲得して5TDパスレシーブを記録しています。フィッツジェラルドをカバーするのはニッケルCBのボビー・マッケインが主になるんでしょうが、これも容易なことではないでしょうね。

カージナルスのQBカーソン・パーマーは18TDパスに対して11インターセプト、QBレイティングは85.5でこれはNFL23位の成績となっており、特筆していい成績ではありません。しかし先週の対ワシントンレッドスキンズ戦では300ヤードを投げて3TDパスを記録し、チームの31-23の勝利に貢献しています。 

ドルフィンズとしてはパスラッシュでパーマーにプレッシャーをかけて自由にパスを投げさせないようにすることが勝利につながりますが、先週のレイブンズ戦ではQBジョー・フラッコにプレッシャーを与えられず、1つもQBサックを決められませんでした。この試合でもパーマーにプレッシャーをかけられなければレイブンズ戦の二の舞となる可能性が高くなります。

 他方、ドルフィンズのオフェンスはやはりRBジェイ・アジャイのランプレーが鍵となります。カージナルスのランディフェンスはNFL11位ですが、過去4試合で相手チームに100ヤード以上走られたのは1試合しかありません。アジャイはあと92ヤード走れば1000ヤードラッシャーとなりますが、もしこの試合でそれが達成されるようならば、ドルフィンズが勝利する可能性は高まります。

またQBライアン・タネヒルは先週のレイブンズ戦でパス40回投中29回成功で226ヤードを獲得しましたが、自己ワーストの3インターセプトを犯しています。カージナルスのパスディフェンスはNFL3位と強力で、今シーズンは相手QBに250ヤード以上を許した試合はわずか1試合、ニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディに対した時の257ヤードだけです。

そしてタネヒルを守るパスプロテクションも大切で、カージナルスはLBのチャンドラー・ジョーンズとマーカス・ゴールデンがそれぞれ8.0QBサック、7.0QBサックを記録しており、この2人を中心としたパスラッシュにも注意が必要です。

先週から復帰したLTブランデン・アルバートとLGラレミー・タンシルは怪我で体調が万全ではなく、Cマイク・パウンシーはこの試合も出場できません。オフェンシブラインにも不安を抱えるドルフィンズがカージナルスのパスラッシュからタネヒルを守れるのか、またプレッシャーを軽減するためのランプレーやプレーアクションパスの成否が勝敗に影響すると考えられます。

いろいろな角度から見てもカージナルスの優位は変わらないんですが、ただ1つ、ドルフィンズにとって優位な条件といえばホームゲームであるということです。今シーズンのドルフィンズはホームで5勝1敗、対するカージナルスはアウェイで1勝4敗、さらに東海岸での試合は0勝3敗です。その流れがこの試合でも影響するようならばドルフィンズにも勝機は訪れるでしょう。

ただし、大切なことはやはりカージナルスよりも先に得点を取って試合を優位に進めることだと思います。先週のレイブンズ戦でも序盤の得点チャンスを無駄にしたことが敗戦につながっています。確実に得点してターンオーバーなどのミスを犯さないことが勝利の鍵だと思います。

そして、あとはやはりディフェンスがどこまで踏ん張れるかにかかってくるでしょうね。ジョンソンかフィッツジェラルドのどちらか一方でも抑えることができれば、カージナルスのオフェンス、特にパーマーもリズムを崩すでしょうし、そうすればミスも誘発することができると思います。とにかくディフェンス陣の奮起に期待したいです。



 
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