Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジャマー・テイラー

Dolphins Daily News 4.2

昨日、DEディオン・ジョーダンが解雇されたわけですが、これで2013年のドラフト組がすべてドルフィンズからいなくなったことになります。

その年にドラフトされた選手全員の状況をまとめてみると次のようになります。

1巡目:ジョーダン(2017年解雇)
2巡目:CBジャマー・テイラー(2016年ブラウンズにトレード)
3巡目:OGダラス・トーマス(2016年解雇)
3巡目:CBウィル・デービス(2015年レイブンズにトレード)
4巡目:LBジェラニー・ジェンキンス(2017年FAでレイダースへ)
4巡目:TEディオン・シムズ(2017年FAでベアーズへ)
5巡目:RBマイク・ギリスリー(2015年解雇)
5巡目:Kカレブ・スタージス(2015年解雇)
7巡目:Sドン・ジョーンズ(2014年解雇)

この中で現在NFLのチームに所属していないのはジョーダンとデービスだけのようで、あとの選手はどこかのチームに拾われて、今現在もロースターに登録されているようです。

2013年といえばほんの4年前のことで、その時に合計9人の選手を指名しながら、それらの選手がほとんど役に立たなかったというのですから、チームが強くなっていかないわけですね。


昨日ドルフィンズと契約したS T.J.マクドナルドですが、昨年プレー内容が大きく向上したということです。Pro Football Focusによると、マクドナルドに対した相手QBのレイティングは68.8だったそうです。それまでの3年間ではQBレイティングが121.6だったのと比べて半分近くに向上しています。

ドルフィンズがマクドナルドを獲得したのはそのあたりの数字も考慮していたんでしょうね。シーズンの半分を欠場することが決定しているんですが、はたして復帰後のマクドナルドがどんなプレーを見せてくれるのか大いに注目されます。


Palm Beach Postのジョー・スカッド氏によると、LBザック・ブラウンとドルフィンズの契約はやはり難しいようですね。

https://twitter.com/schadjoe/status/847910312770551809





ドラフト3日目

NFLドラフトの最終日、この日は4巡目から7巡目の指名が行われました。ドルフィンズは指名開始時には5巡目指名権を1つと7巡目指名権を2つ保有していたんですが、指名権を増やすためにニューイングランドペイトリオッツとのトレードで5巡目を譲渡する代わりに6巡目と7巡目の指名権を獲得しました。

さらにドルフィンズはトレードで6巡目指名権を獲得し、その指名権でテキサス工科大学のWRジャキーム・グラントという選手を指名しました。このグラントは身長が168cmと非常に小柄なんですが、スピードがある選手です。昨年は90回のパスレシーブで1268ヤードを獲得して10TDパスレシーブを記録しています。

またWRか、と思われますが、ドルフィンズはグラントをキックオフとパントのリターナーとして起用する方針だということです。グラントがリターナーとして使えれば、3巡目で指名したWRレオンテ・カルーはオフェンスに専念させることができます。


そしてもう1つの6巡目指名権ではペンシルベニア州立大学のSジョーダン・ルーカスを指名しています。大学時代には最初はCBとしてプレーしていたんですが、その後Sにコンバートされています。通算の成績は180タックル、3インターセプト、4QBサックということです。ちなみにドルフィンズではCBとして起用される見込みです。


7巡目の指名の前にはクリーブランドブラウンズとのトレードで7巡目指名権をトレードアップするとともに、同時にCBジャマー・テイラーを譲渡しています。7巡目の指名順位をあげるためにテイラーを譲渡するというのはどうかと思いますが、足元を見られた感じですかね。

すでにテイラーが戦力外となっていたこともあるでしょうが、6巡目でルーカスを指名していたというのも、テイラー放出の要因となったと思われます。

そしてその7巡目ではウエスタンケンタッキー大学のQBブランドン・ドーティを指名しました。ドルフィンズがドラフトでQBを指名するのは2012年のライアン・タネヒル以来のこととなります。

ドーティは昨年パスで4830ヤードを投げて49TDパスを記録しています。またフロリダ州デイビーで育っており、高校時代はダン・マリーノの息子と同窓だったということで、ドルフィンズに指名されたというのも不思議な因縁です。


最後の7巡目指名権ではUCLAのTEトーマス・デュアルテを指名しました。昨年は53回のパスレシーブで872ヤードを獲得して10TDパスレシーブを記録しています。

この選手はブロッキングよりもレシービングに長けていて、タイプとしては以前ドルフィンズに在籍していたTEチャールズ・クレイのような選手でしょうか。ただ、ブロッキング能力が向上しなければNFLで生き残ることは難しいかもしれません。 


以上、今年のドルフィンズは結果的に4巡目、5巡目の指名権を失ったんですが、計8人の選手を指名しました。その中で何人が最終ロースターに残るのかわかりませんが、ひとりでも多くドルフィンズで活躍してくれることを願っています。



 

Week 14 対ジャイアンツ戦

マンデーナイトゲーム、ドルフィンズとニューヨークジャイアンツの対戦はドルフィンズのチーム創設50周年を記念した試合ということで、しかもリアルタイムで中継を見ることができましたので、非常に楽しみにしていました。もちろんドルフィンズの勝利に期待していたんですが、結局残念な結果に終わりました。

ドルフィンズのホームということだったんですが、スタジアムにはジャイアンツファンも多く見られ、ある意味ドルフィンズのホームとは思えないような雰囲気でした。ジャイアンツファンがバカンスも兼ねてマイアミまで試合を見に来ていたんでしょうか、そんな印象も受けました。

肝心の試合の方ですが、途中まではいい感じで勝てそうだったのですが、第3Qに同点に追いつかれてからは試合の流れがジャイアンツペースになってしまったような気がします。FGを失敗させた後の攻撃がチャンスだったのですが、それを無駄にしてしまったのが悔やまれるところでした。

振り返ってみて、数字的なものを見てもあまり差はなかったんですが、一番大きく違ったのが反則の数と罰退ヤードです。ジャイアンツは3回で25ヤードだったのに対して、ドルフィンズは12回で123ヤードを罰退、しかも第4Qの大事なところでのメジャーペナルティがチームにとって大きな痛手となっています。

第4Qに逆転された後、時間は10分以上残っていましたので、追いつき追い越すことは十分可能だったはずです。しかし最初の攻撃では敵陣内31ヤード地点まで攻め込みながらオフェンシブラインのホールディングで罰退したあげくにパントに終り、さらにその次の攻撃は敵陣48ヤード地点からと絶好のフィールドポジションだったにもかかわらず、WRジャービス・ランドリーが感情に任せたまったく無意味な反則で15ヤード罰退して自滅した格好になりました。

ランドリーに関してはこの試合でWRとして11回のパスレシーブで99ヤードを獲得したほか、パントリターンやキックオフリターンで非常に大きな貢献をしてくれていました。それだけに、あのつまらない反則ですべてを台無しにしてしまったような気がします。

この試合はランドリーとジャイアンツWRオデル・ベッカムのライバル対決のような見方もされていました。ルイジアナ州立大学のチームメイトということで両者とも意識していたと思うし、全米のファンからも注目されていたところがあったと思います。しかし終わってみればベッカムの方が大きく評価される結果になってしまいました。

ただ敗戦の要因はそれだけではなく、得点を取ったらすぐに取り返されるディフェンスも不甲斐ないものでした。特にパスディフェンスにいたっては最悪で、QBイーライ・マニングのパスをほとんど防ぐことができませんでした。マニングは31回のパスのうち失敗はわずか4回で337ヤード獲得、4TDパス、QBサックとインターセプトはなしとほぼ完璧な内容でした。

まあマニングが常にそんな成績をあげていたらチームが負け越していることはないと思うので、マニング自身の調子もよかったのでしょう。ただ、それにしてもドルフィンズのディフェンスは悪すぎました。プロボウルCBブレント・グライムスもベッカムにはまるで歯が立たなかったですし、それに加えて不可解だったのが決勝点となった84ヤードTDパスレシーブの時はなぜCBジャマー・テイラーをベッカムとマッチアップさせていたのかということです。

テイラーは先発から降格となり、先週は試合にも出場していませんでした。先発CBボビー・マッケインが欠場してしまったという不運はあったにせよ、あの起用には疑問が残りました。結果、セーフティの選手との連携が取れずベッカムを完全にフリーにしてしまいました。

あと毎度のことですが、試合に負けると必ずと言っていいほどランプレーの議論が起こります。この試合でRBラマー・ミラーは12キャリーで89ヤードを獲得して2TDランを記録していますが、前半に7キャリーで69ヤードを獲得したのに対して、後半はわずか5キャリーで20ヤード獲得に止まっています。

当然なぜかという疑問が湧いてきますが、ある情報によればミラーが足首を痛めてしまったからだということです。しかし別な情報ではミラー自身は問題なかったということですし、どっちが本当なのかわかりません。痛めていたことは事実でチームとしては大事を取ってのことだったのかもしれませんが、負ければ完全にプレーオフへの道が絶たれるという状況で大事を取るというのはあり得ません。

12月のこの時期になれば先発選手で五体満足というのはほとんどいなくて、みんなどこかしら痛めたりしているものだと思います。ましてやミラーはこの試合までチームトップの7TDを記録しており、この試合でも2TDをあげているんですから、チーム最強の武器とも言っていいでしょう。その選手を勝負どころで使わないという手はありません。

ちなみに今シーズン、ミラーが13回以上走った試合は全勝、12回以下だと全敗という結果が出ています。ということはミラーに数多く走らせれば試合に勝てる可能性が高いということなので、オフェンスのゲームプランとしては当然ミラーのランを中心に組み立てるものだと思うのですが…

この試合を前にオフェンスのランとパスのバランスについて注目していました。なぜならば先週の試合でパスがほとんど出なかったので、この試合ではまたパスが多くなるんじゃないかという懸念がありました。ジャイアンツのパスディフェンスが悪いということもあったんでしょうが、やはりパスが多くなってバランスが悪くなりました。

そしてそのパスについてもバランスが悪く、ランドリーをターゲットとしたものが18回で、それ以外の選手は3分の1以下です。ひとりの選手にパスが偏るというのもどうかと思うのですが、ランドリーが先週の試合でパスレシーブが少なかったことに不満を爆発させていたようですが、まさかその影響でもないでしょうが。

これで5勝8敗ということで今シーズンもまた勝ち越すことはできなくなり、よくて8勝8敗の5割ですがその可能性も非常に低いと思います。しかしファンとしては勝てば気分がいいですが負ければ悪くなりますので、消化試合だから無理に勝たなくてもその分ドラフトの順位を上げれば、などとは絶対に思いません。1つでも多くのいいプレー、そして1試合でも多く勝ってもらいたいと思っています。



 

Week 7 対テキサンズ戦

暫定HCダン・キャンベルとなっての2試合目、対ヒューストンテキサンズ戦は予想以上のドルフィンズの圧勝に終わりました。戦前の予想からも勝つ可能性は高かったんですが、これほどオフェンスが爆発するとは思いませんでした。

QBライアン・タネヒルの25回連続パス成功、50ヤード以上のTDプレーが前半で4つ、第1Qでの21得点、さらに前半41得点連取とまさに記録ラッシュの試合でありました。これほどビッグプレーが連発するドルフィンズを見るのはいつ以来でしょうか、あまり記憶にありません。

テキサンズのディフェンスがよくなかったということもあるでしょうが、何かドルフィンズのチームとしての勢いというのが異常に目立ったような気がします。指揮官がキャンベルに代わってから、本当に別なチームになったようです。

ディフェンスの方も前半はほぼ完璧で、特に第1Qはテキサンズのオフェンスを完璧に抑え込んでいました。テキサンズのミスにもずいぶん助けられていた面もありますが、ミスを犯すのもやはりチームの勢いの差だったと思います。前半終了間際のDTダムコン・スーとDEキャメロン・ウェイクによる3連続QBサックは圧巻でした。

前半のテキサンズのオフェンス、ディフェンスを見ていて、何か1ヶ月前のドルフィンズの姿を思い出しました。あの時のドルフィンズは本当にやることなすこと裏目に出て上手くいかなかったところがありましたが、まさにこの試合でのテキサンズもそうでした。

結局タネヒルはパス19回投中18回成功で282ヤード獲得、4TDパスでQBレイティングは最高値の158.3でした。最後に失敗したパスもTEディオン・シムズが落球したようなものでしたので、残念でした。ただ、そのタネヒルの活躍を呼び込んだのはやはりランオフェンスだったと思います。

ランプレーはRBラマー・ミラーの14キャリー、175ヤード獲得をはじめ、チーム全体で35回で248ヤードを獲得しています。これだけランが出るとタネヒルの負担も軽減されるわけで、タネヒルが19回しかパスを投げる必要がなかったというところにつながっています。

しかし、勝った勝ったと喜んでばかりもいられない要素もありました。確かに前半は41-0という大差をつけて余裕の状況だったんですが、後半に限ってみれば3-26と完全に分が悪かったです。前半の状況からすれば後半に26点も取られるとは思いませんでした。

普通前半であれだけの大差がつけば後半も淡々と試合が進んでしまうものなのですが、テキサンズは最後まで諦めず、しぶとく食い下がってきていました。ドルフィンズも大差がついたことにより力を抜いていた部分もあったと思いますが、それにしてもテキサンズの粘りは敵ながらあっぱれと言わざるを得ません。

ドルフィンズは前半に41得点したので後半も2つぐらいTDが取れるかと期待していたんですが、FGによる3点のみでした。まあ後半は選手を休ませながらプレーさせていたのでしょう、WRジャービス・ランドリーやミラーの姿をほとんど見ませんでした。

あと3rdダウン時の1stダウン更新率が9回中わずか1回でした。これが後半テキサンズに反撃を許したのと同時に、後半にわずか3点しか取れなかった要因でした。またQBサックを4回受けていますが、怪我のリスクもあるのでそこは反省材料だと思います。

それと後半はテキサンズによくパスを通されていました。CBブレント・グライムスの反対サイドを守るCBジャマー・テイラーがどうしても狙われるわけですが、ここをきちんと守れるようにならないと僅差での試合や強豪相手にはかなり苦しいです。

まあ、そうは言ってもこれだけの大勝で、しかもホームでの勝利ですからチーム状態は非常によくなっていると思います。この調子をどこまで維持できるのかが課題ですが、戦力は揃っていると思いますので、これからが本当の勝負ですね。



 

プレシーズンゲーム第3戦に向けた最新情報

ドルフィンズは今週末にプレシーズンゲーム第3戦、対アトランタファルコンズ戦を行いますが、この試合は今シーズン初めてのホームゲームで、改装された新しいサンライフスタジアムでの試合となります。新しくなったスタジアムが見れるので楽しみです。

ただ、現在のドルフィンズは主力に怪我人が多く、その試合にもベストメンバーで臨めません。最新のニュースではプロボウルLTブランデン・アルバートがフルスピードでの練習を始めたようですが、次の試合にはおそらく出場しないでしょう。

その場合はこれまでどおりジェイソン・フォックスがLTを務めることになりますが、フォックスは先日の対カロライナパンサーズ戦で脳震とうを起こしており、次の試合にも出場はできないでしょう。そうなるとLTのポジションは誰が務めるのか、現時点では不明です。

LTに誰が入るにせよ、オフェンシブラインの弱体化は否めませんが、そうすると怪我のリスクなどが上がり、QBライアン・タネヒルがプレーする上では大きな支障となります。通常ですとプレシーズンゲームの3戦目には1stチームの選手は試合前半ぐらいをプレーするはずですが、そこまでプレーさせるかどうかは疑問です。怪我を恐れていては何もできませんが、いざタネヒルが壊れてしまうと大変なことになります。

その他にもパンサーズ戦で怪我をしたCBジャマー・テイラーやLBジョーダン・トリップも次の試合には出場しないでしょう。新人WRのデバンテ・パーカーもまだ試合には出場できません。

朗報としては、LBコア・ミーシーが練習に復帰したということです。ミーシーが次の試合に出場するかどうかはわかりませんが、仮に出場したとしてもそのポジションが定まっていません。ミドルLBとなるのかアウトサイドLBとなるのかが最終的に決定していないようで、現在ミドルLBを務めているケルビン・シェパードの出来次第ということになるのでしょうか。いずれにしてもその動向が注目されます。

その他、あまり関係がありませんが、FAのOGエバン・マシスがデンバーブロンコスと契約したようです。マシスに関してはドルフィンズが興味を持っていた選手ですが、金銭面で契約は難しいだろうと思っていました。ただ、400万ドル(約4億8000万円)の1年契約だということで、スーパーボウルを狙えるチームを選んだということでしょうね。



 
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