Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジョシュ・クリッブス

対ブラウンズ戦 プレビュー

ドルフィンズにとっては今シーズン初勝利の最大のチャンスとなる対クリーブランドブラウンズ戦です。ブラウンズの攻撃の中心はRBペイトン・ヒリスとWR/KRジョシュ・クリッブスという印象なんですが、故障者情報を見るとヒリスとクリッブスは共に Questionable で体調は万全とはいえない状態です。おそらく2人とも試合には出場するでしょうが、多少なりともプレーには影響が出るでしょう。その他にはエースWRモハマド・マサコイも足首を痛めています。

ドルフィンズはCBボンテ・デービスがハムストリングの怪我で試合に出られず、解雇したCBベニー・サップの代わりのCBウィル・アレンもハムストリングを痛めていて試合出場は微妙です。過去2試合で平均361.5ヤードを献上しているパス守備に不安がありますが、ブラウンズのQBコルト・マッコイは過去2試合でパス72回投中41回成功で424ヤード獲得、3TDと特出した成績は残していません。DL、OLBのパスラッシュと合わせるとある程度抑えるのは可能だと思われます。

気をつけないといけないのはTEへのパスで、マッコイの3つのTDパスすべてがTEベン・ワトソンとエバン・ムーアへのものです。ドルフィンズは先週の対ヒューストンテキサンズ戦で怪我をしたLBカルロス・ダンスビーが試合に出られるようなので、LBケビン・バーネットと共にこの2人のTEをカバーすることができます。ここをしっかりと抑えることが勝利への鍵となるでしょうね。

ドルフィンズの場合、問題はオフェンスでオフェンシブラインがどれだけ仕事をできるかでしょうね。ブラウンズは過去2試合で平均124.0ヤードのラッシングを相手チームに許していますので、ここが狙い目でしょうか。テキサンズ戦でNFLデビューを飾り、いきなり100ヤード以上のラッシングを記録したRBダニエル・トーマスが同様の活躍をできれば試合を優位に進められます。ただし得点力不足が深刻なので、点の取れる時に確実に点を取っておかないと苦しくなります。

QBチャド・ヘニーは昨シーズンのブラウンズ戦ではパス32回投中16回成功で174ヤード獲得に止まり3つのインターセプトを喫していますが、その時にはWRブランドン・マーシャルが欠場していました。今シーズン、2試合で13パスレシーブで218ヤードを獲得しているマーシャルへのパスがどれだけ決まるかが鍵ですね。

ブラウンズはここまで1勝1敗ですが、先週はインディアナポリスコルツに勝利しています。QBペイトン・マニングがいないコルツとはいえ、敵地での試合で勝利していますのでチーム状態はいいと思われます。逆にドルフィンズは開幕連敗でチーム状態は悪く、昨シーズン6勝2敗と好調だったロードゲームなんですが同じ成績をあげられる保証はありません。勝つためには相手チームよりミスを少なくして確実に点を取ること、これしかないと思います。

巷ではこの試合に負けたらHCトニー・スパラノの首が飛ぶ、などというようなことも言われているようですが、それはさておいて、是非とも今シーズンの初勝利を望みたいと思います。しかも今後に勢いをつけるような勝ち方になれば最高なのですが… 期待しています。





対ブラウンズ戦 Part 2

とても気分の悪い負け方をしたクリーブランドブラウンズ戦ですが、その中でも素晴らしいプレーがいくつかありました。まずはランディフェンスです。ブラウンズのオフェンスを抑えるにはRBペイトン・ヒリスを止めることだったんですが、18キャリーで57ヤード獲得(平均3.2ヤード)に止めました。

正直言ってヒリスにはもっと苦戦する、特に試合後半になるとかなり走られるんじゃないかと思っていました。しかしこの結果は上出来だったと思います。またブラウンズ側もヒリスが抑えられだしたらパスを多く投げるようになったので、それも助かりました。しつこくランプレーを続けられたらもっと走られていたでしょうね。

ランディフェンスではLBチャニング・クロウダーが欠場してLBティム・ドビンスが入っていたんですが、このドビンスの活躍が目立ちました。LBカルロス・ダンスビーの状態も100%でない中でチームトップの7タックルを決めた活躍は素晴らしかったです。

そしてもう1人はNTポール・ソリアイです。ソリアイは4タックルを記録してランディフェンスに大きく貢献しました。今シーズンはDEランディ・スタークスがNTにコンバートされてソリアイは控えに甘んじたんですが、DEジャレッド・オドリックの故障によりスタークスがDEに戻りソリアイが先発NTに復帰することになりました。当初は不安もあったんですが、現在は非常に安定しています。NFL4年目にしてブレークしてくれたかな。

そしてディフェンスではLBキャメロン・ウェイクが相変わらずいい動きをしています。この試合でも1.5QBサックを決めて、遂にNFLトップの12.0QBサックとなりました。これからどこまでこの数字を伸ばすのか楽しみです。

あとはスペシャルチーム、特にKダン・カーペンターですね。チーム新記録となる60ヤードのFGを決めました。実際は決して簡単ではないんでしょうが、見ていて当たり前のように決めていました。さすがはプロボウルキッカーで、試合に勝っていたらもっと賞賛されていたでしょうが、その点が残念でした。

それからブラウンズのリターナー、ジョシュ・クリッブスは要注意だったんですが、ほとんど仕事をさせませんでした。クリッブスに関しては今シーズンはあまり調子はよくないようですが、それでも完璧に抑えたスペシャルチームのプレーは見事でした。

ドラフトの重要性

先日話題に上っていたクリーブランドブラウンズのWRジョシュ・クリッブスのトレード話ですが、ブラウンズのHCエリック・マンジーニがはっきりと否定しましたね。クリッブスはブラウンズでチームキャプテンも務めているようですから、なかなかそんな選手を簡単に手放さないでしょう。

ニューヨークジェッツがWRブライロン・エドワーズをトレードで獲得し、これが成功を収めたようでトレードによる補強というのが注目されたという面もあると思いますが、NFLではシーズン中のトレードというのはあまり聞かないですよね。これがMLB(メジャーリーグベースボール)ならばトレード期限間近になると大物選手が続々とトレードされたりするんですが、やはりフットボールはチームスポーツで、それぞれのチームのシステムがありますので、そのシステムにすぐに順応することが難しいからでしょうか。

ちなみに昨シーズン、スーパーボウル制覇を果たしたピッツバーグスティーラーズは先発メンバー22人のうち実に15人がドラフト指名選手でドラフト外入団選手が5人、トレードで獲得した選手はいなかったということです。またインディアナポリスコルツはロースター中32人がドラフト指名選手でトレードで獲得した選手は全くいないようです。

チーム作りにおいてトレードで弱点を補強するという手段も効果はあると思いますが、スティーラーズ、コルツの例を見ると強いチームを作る基本はドラフトにあるということですね。ドラフトの重要性を改めて認識させられました。
 
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