Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジョシュ・フリーマン

新人RBをリザーブリストに登録

新人RBジェイ・アジャイがリザーブリストに登録されました。これによってアジャイは今シーズン最初の8週間は試合に出場できないことになりました。先日のプレシーズンゲームで肋骨を痛めたようですのでその影響によるのでしょう。

その代わりにロースターに登録されたのがアリゾナカージナルスを解雇されたQBローガン・トーマスという選手です。トーマスは昨年ドラフト4巡目指名でカージナルスに入団しましたが、9月5日に解雇されていました。

トーマスは昨年カージナルスで2試合に途中出場しており、パス9回投中わずか1回しか成功させておらず、QBサックを2回受けています。ただしその1回の成功というのが81ヤードのTDパスだったために、QBレイティングは101.6という数字が記録されています。

ドルフィンズのQBはライアン・タネヒルとマット・ムーアの2人しかおらず、第3QBが必要だったということでの獲得でしょうが、それにしてもオフェンスシステムを知らないトーマスを獲得したということは、先日解雇したマクラウド・ベセル-トンプソンとジョシュ・フリーマンが使いものにならないということで、寂しい結果となっています。まあプレシーズンゲームでの2人のプレーを見ているとそれも頷けますけどね。ただし、ベセル-トンプソンは練習生として登録されました。

アジャイにはしっかりと怪我を完治させて、また課題のパスブロックを勉強してから、シーズン後半にロースター入りしてチームに貢献してもらいたいです。先日の対タンパベイバッカニアーズ戦では素晴らしいランプレーを見せてくれただけに、今後上手く成長してくれることを期待しています。





Preseason Game 対バッカニアーズ戦

プレシーズンゲームの最終戦、対タンパベイバッカニアーズ戦ですが、最終ロースターへの生き残りをかけた最後の実戦の場ということで、いわゆる当落線上にいる選手にとっては大切な試合でした。結果は反則を含めたミスの連発でドルフィンズが敗れましたが、現時点ですでに最終ロースターが決定していますので、その部分も含めて振り返ってみたいと思います。

まず2人のQB、マクラウド・ベセル-トンプソンとジョシュ・フリーマンにはがっかりさせられました。周りが控え選手ばかりだったのでその部分は割り引いて考えなければいけませんが、それにしても不甲斐ない内容だったと思います。それぞれ2つずつのインターセプトを犯していますが、特にフリーマンの2つは逆転がかかった攻撃でのベテランらしからぬものでした。

今シーズンは第2QBのマット・ムーアがプレシーズンゲームでは調子が悪かっただけに、ここでいい活躍を見せればあるいは第2QBの座を勝ち取れる可能性もあったと思います。それにもかかわらず、結局4試合のプレシーズンゲームでは2人ともほとんどいいところがありませんでした。結果として2人とも解雇されていますが、当然でしょうね。

そしてこの試合で大きな話題といえば、ドラフト1巡目指名WRデバンテ・パーカーがNFLデビューしたことです。パーカーへのパスは3回投じられて、そのうち1回成功しており11ヤードを獲得しています。ゲームプランとしてパーカーにパスを取らせることは最優先事項だったのでしょう。

RBのポジションでは確定していなかった2つの枠をラマイケル・ジェームス、マイク・ギリスリー、ジェイ・アジャイの3人が争っていました。最も目立ったのはギリスリーで、17キャリーで69ヤード獲得、2TDランで生き残りをアピールしました。アジャイも9キャリーで66ヤード獲得といい数字を残したんですが、怪我をしたようです。そしてジェームスは最初のパントリターン時にファンブルしてしまって印象はよくなかったです。

結果としてはギリスリーが解雇されたんですが、アジャイの怪我がどの程度なのかが心配されます。怪我の回復具合によっては今後ギリスリーがロースターに入ってくることもあるかもしれません。アジャイはこの試合で非常によかったので楽しみなのですが、パスブロックに難があるという話もありますし、これからの成長を期待したいです。

そしてWRではマット・ヘイゼルが最終ロースターに残りました。この試合でも7回のパスレシーブで96ヤード獲得といいプレーを見せてくれました。ただし現時点では6番目のWRということで、実際に試合でどの程度プレーできるのかが問題ですが。

こちらも注目のキッカーですが、この試合ではアンドリュー・フランクスしか出場しませんでした。結果的にフランクスが残ってカレブ・スタージスが解雇されたんですが、これによってキッカーとパンターがいずれもドラフト外の新人選手ということになりました。この試合では長い距離のFGが見れなくて残念だったんですが、フランクスはキック力が評価れているということで距離は問題ないでしょう。課題はキックの正確性でしょうが、その部分では非常に心配です。

あとこの試合ではCBウィル・デービスがインターセプトを2つ記録しています。デービスについてはこの試合の前に、チームがトレード先を探しているというような報道がされていましたので、本人も内心穏やかではなかったでしょう。この試合での活躍によりとりあえずは放出されるようなことはないでしょうが、今後もより気持ちを引き締めてプレーしてもらいたいと思います。ちなみにデービスがインターセプトを記録した直後、CBブレント・グライムスをはじめとした主力選手がデービスを祝福している姿が印象に残りました。

その他、ドラフト外新人のLB4人のうちザック・ビジルとネビル・ヒューイットが最終ロースターに残っています。マイク・ハルとジェフ・ラックは解雇されたわけですが、ビジルは当然としてヒューイットは意外でした。その他のLBではジョーダン・トリップが解雇されてスペンサー・ペイシンガーが残っています。ペイシンガーはスペシャルチームの選手として評価が高かったようです。 

最終ロースターが決定しましたが、開幕までにはまだ数日あります。例年通り今後も多少の選手の入れ替えがあると思うので、特に若い選手についてはロースターに残ったとはいえ、まだまだ安心はできないでしょうね。



 

チーム練習

今週も先週に続いて現地時間の月、火、木曜日の3日間でチーム練習が行われます。報道陣に公開されるのは初日だけなんでしょうか、その練習の様子が紹介されています。

トップパフォーマー3人は、3インターセプトを記録したCBトニー・リペット、2TDパスレシーブを記録したTEトム・セミッシュ、そして2QBサックを記録したDEオリビエ・バーノンだったようです。リペットはマット・ムーアから2つ、ジョシュ・フリーマンから1つ、インターセプトを奪ったようです。

リペットは今年のドラフト5巡目指名選手ですが、大学時代はどちらかというとWRとしてのプレーが多かったようです。ドラフトの時もこの選手のプロフィールにはWRとCB両方で掲載されているのを見かけました。CBでのプレーはまだ経験が浅いんですが、ドルフィンズはCBとして起用する方針のようです。線が細い印象を受けたんですが、順調に育ってくれたらと思います。

2年目のWRジャービス・ランドリーが今シーズンもキックオフ、パントのリターナーを務めたい意向を示しています。より多くの機会でプレーに関わりたいということですが、リターナーはどうしても怪我のリスクがあります。ランドリーの昨シーズンの活躍からしたらWRに専念させた方がいいような気がしますが…代わりの選手が出てくれば、ですかね。

QBライアン・タネヒルはドラフト1巡目指名WRデバンテ・パーカーと新加入のWRケニー・スティルスにTDパスを決めたようです。このパーカーと新加入のTEジョーダン・キャメロンはレッドゾーンでのパスターゲットとしての活躍が大きく期待されています。シーズン開幕までにタネヒルとのコンビネーションをしっかりと構築してもらいたいです。

その他気がかりなニュースが1つあります。Kカレブ・スタージスが足を痛めて練習ができず、ひょっとしたら7月のトレーニングキャンプまで回復しないかもしれないということです。ドルフィンズにはもう1人アンドリュー・フランクスというドラフト外新人のキッカーがいるんですが、こちらも練習では不安定な内容だそうです。

今シーズンはエクストラポイントのキックの距離が伸びましたので、キッカーが不安定だと僅差での試合に大きく影響します。第3のキッカーを補充しなければいけない状況になるのか、今後の経過に注目したいと思います。



 
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