Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジョナソン・アマヤ

契約情報

いろいろなニュースが次々と入ってくるので混乱しそうですが、ここまでのドルフィンズの動きを整理しておきたいと思います。

まずニューオーリンズセインツとのトレードでRBレジー・ブッシュを獲得しました。見返りは下位のドラフト指名権とSジョナソン・アマヤです。ドラフト指名権については詳細は発表されていません。またアマヤは昨シーズンのドラフト外新人ですが期待の選手だったんですが仕方ないですね。新天地での活躍を願っています。

ブッシュは元ハイズマン賞獲得選手で2006年ドラフト全体2番目でセインツに入団しました。しかし16試合すべてに先発出場したのは新人の年だけ、昨シーズンも怪我のためにわずか8試合しか出場していません。あまり目立った記録も残していませんが、元ハイズマン賞のRBでセインツからトレードで獲得といえばリッキー・ウイリアムスを思い出します。ウイリアムスもドルフィンズに移籍してきて大活躍をしましたので、ブッシュにも是非ともドルフィンズでいい成績を残してもらいたいと思います。

そしてQB問題ですが、デンバーブロンコスのQBカイル・オートンとの交渉は上手く行かなかったのか、カロライナパンサーズからFAとなっていたQBマット・ムーアを獲得しました。2年契約で総額750万ドル(約5億7750万円)という契約内容だそうです。一応チャド・ヘニーとの先発QB争いが予想されますが、実績から見ても控えに回るのは確実です。

QBのポジションのグレードアップを期待していただけに、オートンを獲得できなかったのは残念なんですが、ただいろいろな情報を見ていると、ドルフィンズはまだ完全にオートンを諦めてはいないようで今後もしかしたらサプライズがあるかもしれませんが…

そしてサプライズといえば、LBチャニング・クロウダーが解雇されました。サラリーキャップの問題での解雇でしょうが、地元では人気のある選手だっただけにちょっと意外でした。ただ、これまでの成績から見れば解雇されても当然と言えます。加えて昨シーズン終盤にはファンに対して暴言を吐いたりしてましたしね。2005年ドラフト3巡目で入団したクロウダーですが、6シーズンで74試合に先発出場したものの469タックル、2.5QBサック、1インターセプトと期待を裏切りました。

そのクロウダーの代わりという感じで獲得したのがサンディエゴチャージャースからFAとなっていたLBケビン・バーネットです。契約内容は4年間で総額2100万ドル(約16億1700万円)ということです。バーネットはNFL7年目の選手ですが昨シーズンにブレークし、95タックル、6QBサック、2インターセプト、2ファンブルフォースを記録しています。

FAで獲得したムーアとバーネットですが、共にNFLしたのはダラスカウボーイズでした。2人とも現政権のGMジェフ・アイルランドとHCトニー・スパラノがカウボーイズのスタッフだった時に一緒にやっていた選手ですね。そういう意味では今回の獲得もダラスつながりでしたね。



対ジェッツ戦

ニューヨークジェッツとの対戦は天気予報どおり雨の中での試合となったので、予想通りインターセプトやファンブルといったターンオーバーが連発しました。スタッツ的にはほとんどジェッツが上回っており、特にオフェンスは見るも無残な結果でした。ただ、そんな状態でもジェッツに勝ったというのは気分がいいですね。まあジェッツのミスにだいぶ助けられた面もありましたが。

この試合の一番の殊勲者はやはりPブランドン・フィールズでしょうね。悪天候の中で10回のパントを決め、最長69ヤードというのを含めて平均56.4ヤードを記録しました。プレッシャーのかかる場面の連続だったでしょうが、安定したキックを続けてくれました。またそれに付随してカバーチームのレシャッド・ジョーンズとジョナソン・アマヤのタックルも素晴らしかったです。

フットボールは陣取り合戦とも言われます。ボールを前進させることも大事ですが、同時にボールを敵陣奥深くに後退させることも重要です。その意味で見ればフィールズのキックはそれによって窮地を脱しただけでなく、この試合の大きな勝因と言えるでしょう。

それともう1つの勝因はディフェンスの活躍ですね。まずジェッツのランプレーを抑えたことで、RBラダニアン・トムリンソンを19キャリーで49ヤード獲得(平均2.6ヤード)に抑え込みました。トムリンソンはシーズン後半になって数字を落としてきていたのでそれほど脅威ではなかったかもしれませんが、しっかり止められたことは大きかったと思います。

ジェッツQBマーク・サンチェスに対しては6回のQBサックを浴びせるなどパス44回投中17回成功に止めました。サンチェス自身も調子が悪かったし、レシーバー陣が何度も落球するなど相手のミスもありました。ただ、CBボンテ・デービス、ショーン・スミスなどのパスカバーは素晴らしかったと思います。

そのスミスですが、チームトップの4パスディフェンスを記録したんですが、サンチェスのパスをインターセプトできるチャンスが3回ありました。スミスは元WRなのでボールをキャッチするのは下手ではないはずですがそのあたりの玉際の強さを身につければもっと素晴らしいCBになれるんですけどね。

オフェンスはまったくいいところがなかったんですが、それでも2度のターンオーバーをいずれも得点に結びつけられたのはよかったと思います。ターンオーバーはドルフィンズの3回に対してジェッツは2回とドルフィンズの方が多かったんですが、ジェッツは3回のうち1回しか得点に結びつけられませんでした。この差も勝因の1つと言っていいでしょう。

あとこの試合の途中、パントキックのカバーの際にノーラン・キャロルがジェッツのアシスタントコーチであるサル・アロシに足を引っ掛けられて転倒したシーンがありました。映像を見る限りアロシはキャロルが目の前を走り抜けようとしていたところで明らかにひざを突き出しており、その気がなかったとしても非難されてしかるべきだと思います。

試合後にアロシはキャロルとHCトニー・スパラノに謝罪したそうですが、何よりもキャロルが大きな怪我をしなかったので安心しました。転倒後しばらく起き上がれなかったときはヒヤッとしましたので。ちなみにアロシはプレーオフも含めた残り全試合出場停止と罰金25,000ドルの処分を受けたようです。

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