Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジョン・エルウェイ

500-Yard passing game

NFL NETWORKのビデオで Top 10 500-Yard passing games というのが紹介されていました。

http://www.nfl.com/videos/nfl-videos/0ap3000000811790/Top-10-500-Yard-passing-games

この中でドルフィンズのQBダン・マリーノが521ヤードで6位にランクされていました。1988年10月23日の対ニューヨークジェッツ戦で記録したものです。ビデオの中では1998年となっていますが、1988年の間違いです。

ただし、この試合ドルフィンズは30‐44でジェッツに敗れていて、マリーノは3つのTDパスを決めたものの同時に5つのインターセプトも犯しています。ドルフィンズは前半終了時点で10−30と20点リードされていたため、マリーノがパスを投げまくったと思われ、実に60回のパスを投げています。

ちなみにトップはロサンゼルスラムズのQBノーム・バンブロックリンという人で、1951年9月28日に554ヤードのパスを投げておりNFL記録となっています。近年のQBがトップかと思ったんですが、今から半世紀も前の記録だったとは意外でした。昔のフットボールというのはランプレーが中心だというイメージがあるんですが、必ずしもそうではないんですね。

NFLで500ヤード以上パスを投げたQBが何人いるのかと思って調べてみたところ延べ20人いるようで、ピッツバーグスティーラーズのベン・ロスリスバーガーとニューオーリンズセインツのドリュー・ブリーズがそれぞれ2回ずつ記録しています。マリーノは前述の1回しか記録してなかったというのも意外でした。また、意外と言えばブレット・ファーブやペイトン・マニング、ジョン・エルウェイも500ヤードは投げていないということです。

1試合で500ヤード以上パスを投げるということはそれだけパスとランのバランスが崩れているということですから、必ずしもいい傾向ではないようで、20回の500パスヤード以上の試合の勝率は12勝8敗となっています。やはり試合に勝つためにはパスとランのバランスが大事だということですね。



Dolphins Daily News 1.12

RBジェイ・アジャイとWRジャービス・ランドリーがプロボウルに出場することになりました。アジャイはバッファロービルズのRBルショーン・マッコイの代替、そしてランドリーはシンシナティベンガルズのWR A.J.グリーンの代替として、それぞれ出場することになります。

アジャイ、ランドリー共に今シーズンの成績を考えたらプロボウルに出場して当然と言えますが、プロボウル選手の発表の時に欠場した選手の代替候補としてあげられていたので、出場する可能性は高かったです。

ドルフィンズのRBでプロボウルに出場したのは、近年では2008年シーズンのロニー・ブラウンで、このシーズンは有名なワイルドキャットオフェンスで大活躍しました。そしてその前は2002年シーズンのリッキー・ウイリアムスで、この年にウイリアムスはトレードでドルフィンズに移籍してきて大活躍しました。

ウイリアムスも今回のアジャイ同様、代替選手としての出場だったんですが、その試合でウイリアムスはMVPを獲得しています。アジャイも今回のプロボウルでMVPを獲得するような活躍を見せてくれることを期待しています。


DCバンス・ジョセフが正式にデンバーブロンコスのヘッドコーチに就任しました。ジョセフとブロンコスの契約は4年契約ということです。まあ、予期していただけにあまり驚かなかったんですが、ブロンコスのGMジョン・ウェルウェイはどうしてもジョセフが欲しかったんでしょうね。恐らく相当な好条件で迎えられたものと思われます。

というわけでドルフィンズはディフェンシブコーディネーターが不在となったんですが、先日からの報道のとおりLBコーチのマット・バークがディフェンシブコーディネーターを兼ねるだろうと言われています。

バークはジョセフと一緒にドルフィンズに来たんですが、その前は共にベンガルズのアシスタントコーチを務めていました。本来ならばジョセフはブロンコスのHC就任にあたってバークもアシスタントに加えたいんでしょうが、それはドルフィンズ側がやめてくれと言っていたんでしょうか、それともジョセフが遠慮したのか。

ジョセフがブロンコスでどんな実績を残すのかが注目されますが、早くも来シーズンにドルフィンズはブロンコスとの対戦を控えています。場所はドルフィンズのホームですが、アダム・ゲイスとジョセフの対戦で試合前は少なからず盛り上がるでしょうね。まだ先の話ですが楽しみでもあり、同時に厳しい試合になりそうな予感もあります。



ルイビル大学のWRコーチ

今年のドラフト1巡目指名選手であるWRデバンテ・パーカーについて、興味深い話題がありましたので紹介します。

パーカーはルイビル大学の4年生の時、元ドルフィンズのWRだったラマー・トーマスの指導を受けていたということです。トーマスは1993年のドラフトでタンパベイバッカニアーズに3巡目指名を受けてNFL入りし、1996年にドルフィンズに移籍してきました。

当時のドルフィンズはO.J.マクダフィーがエースWRで、トーマスは3番目ぐらいの選手でした。ドルフィンズには2000年まで在籍していたんですが、最後の2年間は故障者リスト入りしていました。最も活躍したのは1998年シーズンで、その時は43回のパスレシーブで603ヤードを獲得して5TDパスレシーブを記録しました。

その中で最も印象的な活躍をしたのが第16週の対デンバーブロンコス戦で、その試合でトーマスは6回のパスレシーブで136ヤードを記録して3つのTDパスレシーブを記録しています。

実はその試合は個人的にも特別な試合で、私がドルフィンズの試合で唯一現地観戦した試合でした。QBダン・マリーノが4TDパスを記録してジョン・エルウェイ率いるブロンコスを撃破したマンデーナイトゲームでした。また結果的にマリーノとエルウェイの最後の対戦となった試合でもありました。

トーマスは2008年からコーチのキャリアをスタートさせており、ルイビル大学には昨年から在職しています。NFLでのコーチ経験はありませんが、今後キャリアを積んでいずれはNFLのどこかのチームのコーチをするかもしれません。

トーマスはドルフィンズでの経験をパーカーに話したということで、今後は自分の教え子のパーカーの活躍と、そのパーカーが所属するドルフィンズに注目することでしょう。トーマスは、『私はまたドルフィンズのファンになる』と言っています。



 

ドルフィンズ、思い出の対ブロンコス戦

ドルフィンズのレギュラーシーズン第12週の対戦相手は、アウェイでの対デンバーブロンコス戦です。かつてブロンコスにはジョン・エルウェイという素晴らしいQBが在籍しており、ドルフィンズの偉大なQBダン・マリーノと何度か対戦していますので、その2人が対戦した試合も思い出に残っています。

特に1998年12月に行われたマンデーナイトゲームのブロンコス戦は、私は現地まで観戦に行きましたので、今でもその時の様子が鮮明に思い出されます。ただしこの試合はドルフィンズの地元マイアミで行われた試合ですので、今回はデンバーで行われた試合で思い出に残っている試合を紹介します。

その試合とは、2002年10月に行われたサンデーナイトゲームの対ブロンコス戦です。この試合は特に試合終了前、最後の1分間の間に大きなドラマがあり、しかも当時ライブでテレビ観戦していましたので興奮と感動も最高潮でした。結果はドルフィンズが24-22で逆転勝利を飾ったんですが、勝敗を抜きにしても素晴らしい試合内容でした。

第3Qを終了した時点でブロンコスが12-7とリードしていたんですが、第4Qに入って激しい攻防がありました。ドルフィンズはCBサム・マディソンのインターセプトをきっかけにRBリッキー・ウイリアムスが2ヤードのTDランを決めて14-12と逆転、さらに直後のブロンコスの攻撃でCBパトリック・サーティンが40ヤードのインターセプトリターンTDを決めて21-12と大きくリードを奪いました。

しかしブロンコスも粘りを見せてQBブライアン・グリーシーがRBマイク・アンダーソンに1ヤードTDパスを決めて2点差に迫り、そして次の攻撃でKジェイソン・イーラムがこの試合5本目となる55ヤードFGを決め、残り試合時間45秒で22-21と再逆転しました。

さすがにこの時点でドルフィンズの逆転勝利を予想した人はほとんどいなかったと思います。私自身も正直もうダメかと思っていました。しかしここからドラマが起こったのです。

QBジェイ・フィードラーが2回パスを失敗して3rdダウン残り10ヤード、ここでフィードラーが投じたパスをTEランディ・マクマイケルがアクロバティックなパスレシーブを決めて17ヤードをゲインすると、次のパスはブロンコスLBジョン・モーブリーにインターセプトされそうになりましたが、モーブリーの手をすり抜けて、後方にいたWRデドリック・ワードがキャッチしました。

これが大きなキープレーになったんですが、モーブリーがインターセプトし損なった時のブロンコスHCマイク・シャナハンの頭を抱えたリアクションが印象に残っています。

そして逆転をかけたKオリンド・マレーの53ヤードFGですが、実はマレーはこの試合で48ヤードFGを失敗していたので、たぶん今度は決めてくれるだろうと思っていたんですが、それでもこの年のマレーはFG失敗が多かったので不安もあり、ハラハラして見ていましたが、結局最後はしっかりと決めてくれました。

それにしても、残り試合時間1分を切った後での50ヤード以上のFGの蹴り合いというのはなかなか見られるものではありません。しかもどちらのFGも成功しているんですから。まあこれは、空気が薄くてボールがよく飛ぶと言われている高地のデンバーならではのことでしょうが、本当に貴重な瞬間を見せてもらったような気がします。

ところで、マレーが逆転FGを決めた後のグリーシーの表情も印象的だったんですが、この翌年にはそのグリーシーがドルフィンズに移籍して、ドルフィンズのQBとしてプレーしているんですから、運命というのは本当にわからないものです。

この試合の最後の1分間の攻防の様子はYouTubeにもアップされていますので、ぜひご覧ください。

 

2014年のロンドンゲーム

NFLから2014年シーズンのロンドン開催の公式戦出場チームが発表され、ドルフィンズもそれらの1つとなりました。対戦相手はオークランドレイダースで、ドルフィンズにとってはロードゲーム扱いだそうです。

ドルフィンズがロンドンで公式戦を行うのは2007年シーズン以来のことで、その時はニューヨークジャイアンツを相手にして、13-10でドルフィンズは敗れました。ちなみに2007年シーズンというと、ドルフィンズにとっては史上最悪の1勝15敗の成績に終わったシーズンでした。

ロンドンでのNFLの公式戦は最初はシーズン1試合だったんですが、来シーズンは3試合行われます。ロンドンのファンにとっては地元でNFLの試合が見られるということで、ファンにとっては大変羨ましいです。日本ではこれまでプレシーズンゲームは、アメリカンボウルとして東京ドームで開催されていたんですが、いつの頃からか廃止されています。

現時点で日本でNFLの公式戦が開催されるという可能性はないんですが、将来日本でも開催されたら、それは日本のファンにとって素晴らしいことです。いつの日か是非実現してもらいたいですね。

個人的にはNFLの試合を生で観戦したのは公式戦が2試合、プレシーズンゲームのアメリカンボウルが1試合です。そのうちドルフィンズの試合は公式戦1試合をマイアミで観戦しました。1998年12月のマンデーナイトゲーム、対デンバーブロンコス戦で、今や伝説となっている2人のQBダン・マリーノとジョン・エルウェイの対戦でした。

およそ15年前のことなんですが、その時のことはついこの間のことのように思い出されます。試合はマリーノが4TDパスを記録する活躍でドルフィンズが31-21で勝利しました。スタジアムでの熱狂と興奮、そしてドルフィンズの選手の活躍はファンにとっては素晴らしい経験で、一生の思い出になりました。



 
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