The Finsiders のジョン・コンゲミ氏とО.J.マクダフィー氏が、ドルフィンズが行ったチーム練習などのオフシーズンプログラムで印象に残った7人の選手をあげています。それによると、その7人とは次の選手です。

QBライアン・タネヒル
CBブレント・グライムス
WRジャービス・ランドリー
WRグレッグ・ジェニングス
CBジャマー・テイラー
CBトニー・リペット
RBラマイケル・ジェームス



この中で個人的に気になったのはテイラーとリペットです。テイラーについてはコンゲミ氏がディフェンスのキープレーヤーになると言っています。

ドルフィンズのディフェンスではDTダムコン・スーが加入したことにより強力なディフェンシブラインが形成されたことが大きな焦点となっています。またLB陣についても先発が予想されるクリス・マッケインやドラフト外新人選手のことが話題となっていますが、ディフェンスバック陣についてはあまりふれられていません。

テイラーはグライムスの反対サイドの先発CBとなるでしょうが、当然相手QBからは狙われる場面が多くなります。しかし体調もいいようですし、チーム練習などでもかなりいい動きをみせていたようですので、今シーズンは1年を通して活躍を期待したいと思います。

またリペットについては両氏ともチーム練習で3インターセプトを決めたことに驚いているようです。どちらかというとWRの経験が多い選手のようですのでボールをキャッチする能力には長けていると思います。しかしCBというポジションはボールをキャッチするよりは、いかに相手QBのパスコースを読めるかとか、パスに対する判断力というのが大切になってきます。

これから本格的なキャンプが始まってどうかということでしょうが、そこでも周囲を驚かせるような結果を残せばあるいはロースター入りということも考えられるのかもしれません。しかしNFLは経験というのが大きな要素を占めるので、CBとしての経験が少ないリペットには厳しいような気もします。ただ、将来性が期待されそうな選手ですので、できればチームに残ってもらいたいと思います。