Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ジョー・フィルビン

Dolphins Daily News 5.21

デニス・ヒッキーがバッファロービルズのスカウトに就任したことが報道されています。ヒッキーは2014〜15年シーズンにドルフィンズでGMを務めていました。

ビルズは先日、ドルフィンズのフロントからジョー・ショーンを引き抜いたんですが、今回のヒッキー獲得にはそのショーンの意向が反映されていると思われます。ドルフィンズ時代はショーンとヒッキーは一緒に仕事をしていました。

前GMのジェフ・アイルランドが解任された後、ドルフィンズは数人のGM候補者との面談を行いましたが次々と断られ続け、最終的に残ったのがヒッキーでした。当時のドルフィンズはHCジョー・フィルビンを解任させられなかったため、面談したGM候補には嫌がられました。

それまでGMの経験がなかったヒッキーでしたが、ドルフィンズでは堅実でいい仕事をしてくれたと思います。2014年のドラフトでは1巡目でOTジャワン・ジェームス、2巡目でWRジャービス・ランドリーを指名しました。特にランドリーを獲得できたのは大きな収穫で、ヒッキーの功績は大きかったと思います。その他にもSウォルト・エイケンズ、DEテレンス・フーデイが現在もロースターに残っています。

2015年もGMを務めていたんですが、その時は実質的にマイク・タネンバウムが選手人事の実権を握っており、ヒッキーはほとんど形だけのGMだったと思われます。そして2015年シーズンの最終戦前日にドルフィンズを解雇されました。

ドルフィンズでは地味ながら貴重な貢献をしてくれたヒッキーですが、ビルズでの活躍を祈念したいと思います。



Dolphins Daily News 5.9

Palm Beach PostのウェブサイトにLSジョン・デニーの記事が掲載されていました。デニーはこれから24歳のウィンストン・チャップマンという選手とのポジション争いが予想されています。

デニーは2005年にドラフト外でドルフィンズに入団しました。Palm Beach Postの記事の中では36歳と紹介されているんですが、実際には1978年12月13日生まれの38歳です。そして新人の年からLSとしてプレーし、これまで192試合連続出場で1試合も欠場していません。

LSですから当然目立った記録はないんですが、41タックル、3ファンブルリカバーという記録があります。また2010年と2012年にはプロボウルにも選出されています。

2005年といえば、ニック・セイバンがドルフィンズのヘッドコーチに就任した年で、その年にドルフィンズ入りしたデニーはその後カム・キャメロン、トニー・スパラノ、トッド・ボウルズ、ジョー・フィルビン、ダン・キャンベル、そしてアダム・ゲイスと、暫定ヘッドコーチも含めて計7人のヘッドコーチの下でプレーしてきました。

プロボウルにも選出されていますから非常に堅実な選手で、192試合連続出場はもちろんチーム記録で、それが今シーズンも継続される可能性は高いと思います。しかしチャップマンとのポジション争いがどうなるのか注目すべきポイントとなります。

チャップマンは現在25歳で、ミシシッピー州立大学の出身なんですが2015年の4年生の時に靭帯を痛めています。ただし、その怪我も今は完治しているようです。ちなみにPalm Beach Postの記事の中ではチャップマンの年齢も間違っていて、24歳と紹介されていました。

スペシャルチームコーディネーターのダレン・リジーによると、チャップマンは非常に堅実なプレーをするスナッパーだそうです。チームの運営としてはよりサラリーが安くて若いチャップマンがベテランのデニーを上回る結果を出してほしいところもあるでしょうが、デニーとしても簡単にはポジションを明け渡さないでしょうね。




Dolphins Daily News 2.22

ドルフィンズはウィンストン・チャップマンという24歳のロングスナッパーの選手と契約しました。

チャップマンは2012〜15年までミシシッピー州立大学に在籍していましたが、4年生の時に靭帯を痛めるまで通算40試合に出場して、その間一度もスナップミスを犯したことがなかったようです。

卒業後はドラフトにもかからず、ドラフト外でもNFLのチームと契約することはなかったようで、今回ドルフィンズと契約したのがNFLとの最初の関わりです。

現在の先発LSデニーは2005年にドラフト外でドルフィンズに入団して以来、12年間に渡ってドルフィンズでプレーし1試合も欠場したことがありませんでした。そしてその間、ニック・セイバン、カム・キャメロン、トニー・スパラノ、トッド・ボウルズ、ジョー・フィルビン、ダン・キャンベル、アダム・ゲイスと暫定も含めれば7人のヘッドコーチの下でプレーしてきました。

38歳となるデニーは今年FAとなりますので、今回のチャップマンとの契約により、もしかしたらドルフィンズには戻ってこないかもしれません。しかしデニーは非常に安定したLSで、2010年と2012年にはプロボウルにも選出されていますので、再契約してチャップマンと競争させるということも考えられます。

ただ、ドルフィンズとしてはデニーの年齢のこともありますので、若い選手に出てきてもらいたいということもあるんでしょうね。2017年シーズンの開幕時にドルフィンズのLSが誰になっているのか、気になるところですね。




 

FA交渉解禁への準備

ドルフィンズはWRグレッグ・ジェニングスの解雇、そしてDTダムコン・スーとLBコア・ミーシーの契約見直しを公式に発表しました。これによってドルフィンズは現時点で、サラリーキャップ枠におよそ2000万ドルの余裕を作ることができているようです。3月9日(日本時間10日)のFA交渉解禁に向けた準備ですね。

ジェニングスはベテランとしての経験とリーダーシップを期待されたんですが、わずか19回のパスレシーブでTDパスレシーブもわずか1つと期待を裏切っています。ただ、前HCジョー・フィルビンとの繋がりでドルフィンズ入りしているでしょうから、新政権になって構想外となったのも1つの要因でしょう。

スーについては、今年の契約は見直したものの、そのしわ寄せが来年以降に来そうです。そこをどう考えるのかが問題ですが、逆に言うと今年の状況が非常に厳しいということでしょう。

さらにもしトランジション選手の指定をしたDEオリビエ・バーノンが他チームと契約してチームを去るとしたら、計3200万ドルの余裕をサラリーキャップ枠に作ることができます。

そしてドルフィンズはTEジョーダン・キャメロンのサラリー見直しも考慮しているようです。当初はキャメロンは解雇される可能性が高かったんですが、HCアダム・ゲイスはキャメロンを必要としているのでチームに残す可能性が高くなっています。これまでゲイスのオフェンスではTEが重要なポイントとなっていたので、実績のあるプロボウラーであるキャメロンは必須といえるかもしれません。

このようにサラリーキャップ枠に余裕を作るということは、FA交渉において当然意中の選手がいるものと思われます。解禁と同時にどんな選手の名前があがってくるのか注目されます。

ところで、バッファロービルズを解雇されたDEマリオ・ウイリアムスがドルフィンズと面談をしました。ウイリアムスは2012〜14年まで計38QBサックを記録していたんですが、昨シーズンは15試合でわずか5QBサックに終わりました。これはビルズのディフェンス隊形が4-3から3-4に変わったためで、新しいシステムに馴染めなかったのが大きな要因となっています。

ドルフィンズのディフェンスは4-3なのでウイリアムスの実力を発揮できる可能性はありますが、契約締結とはいかずにマイアミを去っています。ただしウイリアムス自身も4〜5チームと面談したい意向があるようですし、ドルフィンズと契約する可能性が完全に消滅したわけでもないようです。

仮にバーノンが残留して、さらにウイリアムスと契約するようなことがあれば、DEキャメロン・ウェイクを解雇するということも考えられるのかもしれません。ウェイクは今年34歳となり、昨年はアキレス腱断裂という大怪我を負っていて、そこからの回復具合が懸念されるところです。

いずれにしても、これからの1週間で大きな動きがあることが予想され、それによってチーム構成がどう変わってくるのか、ますます目が離せなくなりそうです。 




 

今週のドルフィンズ 2.15ー2.20

今週は契約に関するニュースがいろいろとありました。まずFAとなる予定のRBラマー・ミラーについてですが、ドルフィンズと再契約する可能性もあります。ミラー自身はドルフィンズに残りたいと思っているようですが、再契約するとなると少なくとも年平均500万ドルぐらいでの複数年契約が妥当だと考えられています。

当然ミラーとドルフィンズの間で契約に関する話し合いが行われるでしょうが、ミラーは適正な評価とコンスタントなプレー機会を望んでいると思われます。ミラーはFAとなるRBの中では若く、2016年シーズンを迎えるときにはまだ24歳です。この若さというのは大きな魅力で、もしFA市場に出ていけばミラーを欲しがるチームは少なくないと思います。

ドルフィンズがミラーの望む条件を飲めるかというのがポイントですが、仮にミラーがいなくなると2年目のジェイ・アジャイがエースRBということになり、正直ちょっと不安が残るかなという気がします。ただ、他にも補強ポイントが多くある中で、ミラーにそれほどお金を使うことはできないのではないでしょうか。

同じくFAとなる予定のWRリシャード・マシューズですが、ドルフィンズは再契約の意志がある旨のニュースがありました。新しいオフェンスシステムでマシューズが必要なのかもしれませんが、こちらの場合はミラー以上に難しいような気がします。

まず契約するに当っては、マシューズは当然先発としてプレーできることを視野に入れていると思います。しかしドルフィンズに残って先発WRとして起用されるかというと、答えはノーでしょう。来シーズンの先発WRはすでにジャービス・ランドリーとデバンテ・パーカーで決まっているでしょうし、マシューズが残ったとしてもよくて第3WR、もしかするとケニー・スティルスに次ぐ第4WRになるかもしれません。

昨年マシューズはトレードに出してほしいとアピールしていたこともありますし、前述の理由によりドルフィンズに残る可能性は低いのではないかと思います。ただ、他チームと契約する場合でも先発WRとして契約してくれるチームがどれだけあるかはわかりません。

それとこれはFAの話ではないんですが、DEキャメロン・ウェイクとの契約延長の話があるようです。どのような条件になるのかはわかりませんが、サラリーの見直しも含めた契約延長であるのは間違いなく、サラリーキャップ対策が大きな要因だと思います。これによって、FAとなるDEオリビエ・バーノンを引き止めるという意図もあるようで、バーノンをフランチャイズ選手に指定するという見方もされています。


今週2人の選手と契約しています。WR A.J.クルーズとCBチムディ・チェクワですが、このうちクルーズはアリーナフットボールリーグ(AFL)出身の選手です。実はクルーズは昨年シカゴベアーズに3年契約で入団しているんですが、開幕直前のロースターカットで解雇されています。

クルーズはNFLのドラフトでも指名されず、ドラフト外入団もできませんでした。2014年からAFLでプレーしていたんですが、昨年ベアーズがNFLでのプレー経験のない選手と3年間という契約を結んだということは、何か特出したものを持っていたということなんでしょうか。

ただ、今回クルーズと契約したということはHCアダム・ゲイスの希望だったと思います。ゲイスは昨年ベアーズでOCを務めていましたから、当然クルーズのことも知っていたでしょう。ちなみにクルーズはAFLではキックオフリターンでリーグトップの成績を残していますので、WRというよりリターナーとして期待されていると思われます。


最後になりますが、今週WRグレッグ・ジェニングスが、QBライアン・タネヒルはエリートQBではない、と発言して話題となっていました。ただ、ジェニングスは同時に、コーチ陣がタネヒルの成長を妨げたとも言っており、タネヒルを批判するというよりもコーチ陣を非難しています。

以前にも触れたと思いますが、前HCジョー・フィルビンは2014年にドラフトで現オークランドレイダースのQBデレック・カーを指名したかったということで、すでに2014年からタネヒルに不信感を抱いていたと思われます。また前OCビル・レイザーは、ジェニングスによると、タネヒルに対してオーディブルなどの自由を与えなかったにもかかわらず、メディアに対してはリーグで最も自由にプレーをしていると嘘をつき、そのことはロッカールームでは誰もが知っていたということでした。

これらのことが事実だとすれば、HCやOCからまったく信頼されていないQBがプレーヤーとして成長することはできないでしょうし、チームを勝利に導くことも難しいでしょう。確かにタネヒルはエリートQBからは程遠いかもしれませんが、選手を正しい方向に導くべきコーチ陣のサポートなしにはどんなエリートQBでもいいプレーはできないでしょう。新HCにゲイスを選んだ理由の1つはそこにあるのではないかと思います。



 
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