WRジャービス・ランドリーに関して、ドルフィンズがトレードを画策しているという記事が掲載されていました。このオフにドルフィンズはランドリーとの契約延長交渉を行わず、またWRデバンテ・パーカーの成長が見込まれるというのが理由のようです。しかし、HCアダム・ゲイスはこれを否定しています。

これでとりあえずランドリーは今シーズンはドルフィンズでプレーすることになりますが、シーズン終了後にはFAとなるので残留させるとなると大きなお金が必要になります。パーカーやWRケニー・スティルスの成績次第ですが、再契約は難しいでしょうか。まあ、それはシーズン終了後の話ですね。


プレシーズンゲームも残り1試合ですが、それが終わればロースターが今の90人から53人になります。多くの選手が一気に解雇されるわけですが、生き残りをかけた争いが大詰めを迎えています。

パンターのポジションは3年目のマット・ダーとドラフト外入団の新人マット・ハークがいますが、この2人のどちらかがカットされることになります。これまでの成績はダーが平均43.2ヤードであるのに対して、ハークは平均46.5ヤードです。しかし20ヤード以内に落としたパントはダーが5回でハークは2回となっています。

数字的にはどちらも甲乙つけがたいところがあるんですが、最後のロースターカットではあるいはダーが落とされるということも十分考えられます。ダー自身も3年前に、当時プロボウラーだったブランドン・フィールズを差し置いて正パンターとして抜擢されました。同じことが今年起こっても不思議ではないですね。

また、RBのポジションも注目されます。最終ロースターではRBは4人体制となる可能性が高く、そうなればジェイ・アジャイ、ケニアン・ドレイク、ダミアン・ウイリアムスの3人は確定として、残りの枠は1つとなります。その1つを争うのがセノリス・ペリーとストーム・ジョンソンだとみられています。

これまでの成績ではペリーが平均4.0ヤードを走っているのに対して、ジョンソンは平均2.2ヤードと劣っています。最後のプレシーズンゲームでは両選手ともプレー機会が与えられるでしょうから、そこでどんな結果を残せるのかで最終的に決まるんでしょうね。ただ、どちらの選手も低調だった場合、他チームを解雇された選手と契約するという可能性もあります。

上記2つのポジションだけでなく、最終ロースターの当落線上にいる選手は最後のプレシーズンゲームが非常に大切になってきます。次の試合はそういう意味でも注目点はいろいろとありそうですね。