Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ダン・ヘニング

QBヘニーの評価

ドルフィンズはドラフトでQBを指名する可能性がありますが、ESPNの解説者で元プロボウラーのQBトレント・ディルファーは、それは得策ではないと言っています。そして2011年シーズン、ドルフィンズはQBチャド・ヘニーで十分勝てると思っているようです。

またディルファーは新しいOCブライアン・ダボールが昨シーズンまでのOCダン・ヘニングよりもヘニーにはいい影響をもたらすだろうと信じています。

一方、同じくESPNのドラフト解説者であるメル・キッパーは、ドルフィンズがヘニーを将来の先発QBとして指名したことは間違いだったと言っています。

どちらの味方が正しいのか、現状ではキッパーの意見が正しいということになりますが、果たしてダボールという新しい要素が加わってどうなるかはシーズン開幕を待つしかありませんね。




 

自信を取り戻せ!

Palm Beach Postのブログで、QBチャド・ヘニーは自信を回復することができるか? という記事がありました。その中でNFLネットワークのアナリストであるチャールズ・デービス氏、元QBでCBSテレビの解説者であるリッチ・ギャノン氏はいずれも、簡単ではないが可能性はあると言っています。

ドルフィンズは昨シーズン、最後の5試合で1勝4敗に終わりプレーオフ争いから脱落しました。その間のヘニーの成績は4TDパス、7インターセプトという内容で戦犯の1人にあげられていました。そしてОCダン・ヘニング、QBコーチのデビッド・リー、そしてWRブランドン・マーシャルとの関係も悪化していました。

両氏はまず第一にヘニーが信頼できる人たちと良好な関係を築くことが必要だといっています。新ОCブライアン・ダボール、新QBコーチのカール・ドレル、そしてマーシャルとの信頼関係がヘニー復活には不可欠だということですね。

ダン・マリーノ引退後、ドルフィンズの先発QBは短いスパンで次々と代わっており、現在もファンの目はすでに新しいQB獲得に向けられています。近年のNFLは短期間で成果をあげることを求められる傾向になってきているので、長い目で見て選手を育てるのは難しいかもしれません。

しかし、仮にドラフトなどで新しいQBを取ってきても必ず勝てる保障はありません。個人的にはもう少しヘニーにチャンスを与えてもいいんじゃないかと思います。確かにヘニーは超一流のQBではないかもしれませんが、非凡なものは必ず持っているはずです。ヘニーを取り巻く環境が良好になれば必ず向上していくものと信じています。

オフェンシブコーディネーター

QBコーチのデビッド・リーがミシシッピー大学のオフェンシブコーディネーターに就任するそうです。ドルフィンズの2008年シーズンの地区優勝はリーが発案したワイルドキャットフォーメーションによるところが大きいのでその意味ではチームに貢献してくれたと思いますが、QBチャド・ヘニーに対する指導力はどうだったかと考えると決して十分ではなかったような気がします。

しかし、これによってドルフィンズはQBコーチと、そして引退するダン・ヘニングの代わりのオフェンシブコーディネーターを探す必要が出てきました。Palm Beach Postのウェブサイトでは次期ОC候補の名前が報じられていますが、その顔ぶれは次の7人です。

モーリス・カーソン
現カンサスシティチーフスのアシスタントHC。ダラスカウボーイズでビル・パーセルズの下でОCを務めていた。

ビル・マスグレイブ
現アトランタファルコンズのQBコーチ兼アシスタントHC。マット・ライアンとマット・シャウブを育てた。

クリス・パーマー
現UFL(ユナイテッドフットボールリーグ)のハートフォードコロニアルズのHC。カウボーイズでパーセルズの下でQBコーチを務めた。

ロブ・チャドジンスキー
現サンディエゴチャージャースのアシスタントHC兼TEコーチ。2004年と200708年にクリーブランドブラウンズでОCを務めた。

カール・ドレル
現ドルフィンズのWRコーチ。現在のコーチングスタッフの中では一番の適任者。

ジミー・レイ
前サンフランシスコ49ersОC。2001年はワシントンレッドスキンズでОCとして、トニー・スパラノと一緒に働いた。

ポール・クリスト
現ウィスコンシン大学のОC。


この中の誰かか、あるいは別の名前が出てくるのかわかりませんが、いずれにしても選手の能力を最大限生かせる指導力を持った人に就任してもらいたいです。

 

スパラノ続投→契約延長

昨日、HCトニー・スパラノの続投が報じられたんですが、今日はなんと、そのスパラノの契約延長のニュースが報じられています。2013年シーズンまでの2年間の延長で、その上に人事権にも口を出せる立場になったそうです。これにはかなり驚きました。

普通に考えると、オーナーがあれだけ新HC候補を物色していたということはスパラノを失格と見なしていたわけで、その解雇同然だったスパラノに新たな契約と人事権を与えることなどあり得ないと思いますが… それってスパラノに対する慰謝料みたいなものなんでしょうかね。

ただ、いくら契約が延長されたといっても来シーズンは必ず結果を残さないと今度は本当に解雇されるでしょう。したがって来シーズンが本当の勝負の年となります。スパラノ自身も当然わかっているでしょうから、その意味での人事権獲得だったんでしょうかね。

来シーズンに向けては、さしあたってアシスタントコーチを整備しなければいけません。OCダン・ヘニングは引退、QBコーチのデビッド・リーも退団するでしょう。さらにアシスタントHC兼セカンダリーコーチのトッド・ボウルズもダラスカウボーイズ入りが噂されています。

また選手についてもQB、RBなど補強ポイントがありますが、まずはスパラノの得意分野であるオフェンスラインを再構築しなければならないでしょう。ここがしっかりしていないとどんなQBを持ってきても難しいでしょうから。スパラノにとっては今シーズン以上に大きなプレッシャーとなることでしょうが、こうなったからにはなんとしてもチームを建て直してもらいたいと思います。




 

対ペイトリオッツ戦

今日の対ニューイングランドペイトリオッツ戦はドルフィンズにとって2010年シーズンの最終戦でした。ということは我々ファンにとっても今シーズンの見納めでした。すでにプレーオフ進出はなくなっていたんですが、最後の試合なので楽しみにしていました。結果は…全く情けない、惨敗でした。なんでこのチームはこんな試合しかできないのか、理解に苦しみます。

今日の試合を見ていて1999年シーズンのプレーオフ、対ジャクソンビルジャガーズ戦を思い出しました。あの試合はQBダン・マリーノとHCジミー・ジョンソンの最後の試合で、ドルフィンズは7-62で歴史的大敗を喫しました。ただし、あの時のドルフィンズはその前の試合ですべての力を使い果たしチームは疲弊していました。でも今日の試合はどうでしょう、確かに怪我人は少なくないですが、ただ選手の不甲斐なさだけが目立ちました。

WRブランドン・マーシャルは、『ドルフィンズのオフェンスは同じ言葉を話していない』と言っています。意思疎通ができていないというかチームが1つになっていないという意味なんでしょうね。まあ、そう言っているマーシャル自身がQBチャド・ヘニーと口をきいてなかったようですから、マーシャルの言葉にも説得力があるとは言えないでしょうけどね。

でもそういうふうになってしまったというのはやっぱりコーチ陣の責任ではないでしょうか。先週の対デトロイトライオンズ戦後にHCトニー・スパラノはまだ自信を持っていると言っていました。その言葉の意味をこの試合で出してくれればと思っていたんですが、一体この一週間、このペイトリオッツ戦に向けて何を準備していたんでしょう。それはOCダン・ヘニングもしかりですが、まあ退団が決定的だからやる気がなかったんでしょうかね。

ディフェンス陣が今シーズン最悪の502ヤードを献上しましたが、これはあまり非難する気にはなりません。苦労してターンオーバーをとってもTDはおろかFGもミスしてしまわれたらディフェンスとしての士気も大きく下がりますよね。

この試合を前にして、負けてもいいからせめてLBキャメロン・ウェイクにサック王のタイトルを取らせてやりたいと思っていました。しかし前半はあまりウェイクのパスラッシュがなかったようですし、結果的にQBサックはなくサック王にはなれなかったようです。ペイトリオッツがRBベンジャーバス・グリーン-エリスに1000ヤード走らせようと試合が決まってもずっと使い続けていたのとは対照的でした。

ヘニーは自信喪失にダメ押しをしてしまった感じですし、QBタイラー・シグペンもよくやったと思いますがエースQBとしては不足だと思います。やはり新しいQBを探さなければいけないんでしょうね。

本当に情けない試合で完封負けも仕方ないと思っていたんですが、最後にWRデボン・ベスがワンハンドキャッチでTDパスレシーブを決めてくれたことが唯一の救いだったと思います。あのプレーを来シーズンにつなげていってもらいたいです。




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