Palm Beach Postのブログで、QBチャド・ヘニーは自信を回復することができるか? という記事がありました。その中でNFLネットワークのアナリストであるチャールズ・デービス氏、元QBでCBSテレビの解説者であるリッチ・ギャノン氏はいずれも、簡単ではないが可能性はあると言っています。

ドルフィンズは昨シーズン、最後の5試合で1勝4敗に終わりプレーオフ争いから脱落しました。その間のヘニーの成績は4TDパス、7インターセプトという内容で戦犯の1人にあげられていました。そしてОCダン・ヘニング、QBコーチのデビッド・リー、そしてWRブランドン・マーシャルとの関係も悪化していました。

両氏はまず第一にヘニーが信頼できる人たちと良好な関係を築くことが必要だといっています。新ОCブライアン・ダボール、新QBコーチのカール・ドレル、そしてマーシャルとの信頼関係がヘニー復活には不可欠だということですね。

ダン・マリーノ引退後、ドルフィンズの先発QBは短いスパンで次々と代わっており、現在もファンの目はすでに新しいQB獲得に向けられています。近年のNFLは短期間で成果をあげることを求められる傾向になってきているので、長い目で見て選手を育てるのは難しいかもしれません。

しかし、仮にドラフトなどで新しいQBを取ってきても必ず勝てる保障はありません。個人的にはもう少しヘニーにチャンスを与えてもいいんじゃないかと思います。確かにヘニーは超一流のQBではないかもしれませんが、非凡なものは必ず持っているはずです。ヘニーを取り巻く環境が良好になれば必ず向上していくものと信じています。