Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

テッド・ギン

Sデルマス、シーズンアウト

Sルイス・デルマスが靭帯を損傷して今シーズン絶望となりました。ドルフィンズはここまで大きな怪我人もなく順調にきていたんですが、カロライナパンサーズとの合同練習で不運な事故が起こってしまい、非常に残念です。

デルマスは昨年も12月に靭帯を損傷して最後の3試合を欠場していました。その怪我も癒えて、今シーズンは開幕から出場できるということで期待していました。チームのディフェンスにとっても大変痛いですが、何よりデルマス本人にとって残念な結果となってしまいました。またデルマスはリーダーシップに長けていた選手なので、チームの士気という点でもこの欠場は痛いです。

デルマスはパンサーズWRテッド・ギンとの1対1のパスカバー練習時に怪我をしたということですが、ギンといえばかつてのドルフィンズのドラフト1巡目指名選手で、ドラフトの失敗例としてたびたび話題に上っている選手です。そのギンが絡んでの怪我ということで、ドルフィンズにとっては皮肉な話です。別にギンがわざと怪我させたわけではないんですが、何か因縁めいた話です。

まあ失ったものは仕方がないので、デルマスの穴を埋めてくれる選手に期待したいと思います。今のところ先発Sを争うのはマイケル・トーマスとウォルト・エイケンズです。元々のデルマスのバックアップはトーマスだったんですが、エイケンズの成長が著しく、エイケンズが一歩リードしているようです。

今後プレシーズンゲームを通じて査定が行われるでしょうが、両選手にとっては飛躍できる大きなチャンスです。開幕戦で誰が先発Sとしてプレーしているのか注目されます。デルマスの分まで活躍してもらいたいですね。



 

数字で振り返る ドルフィンズの50年 Part 5

ドルフィンズの過去49シーズンを1年ごとに1つの数字で振り返る企画。今回は2005年シーズンからで、HCはニック・セイバン、カム・キャメロン、トニー・スパラノと続く時代です。

2005 - 9
この年の8月、QBダン・マリーノがプロフットボールの殿堂入りを果たしました。これはドルフィンズのチーム史上では9人目の快挙となりました。

2006 - 0
12月10に行われた対ニューイングランドペイトリオッツ戦に21-0で勝利しました。ペイトリオッツを無失点(0得点)に抑えたのは、実に1972年11月12日以来で、その時には52-0で勝利しています。

2007 - 1
このシーズン、ドルフィンズはチームワーストの開幕13連敗を記録しました。12月16日に行われた対ボルチモアレイブンズ戦に、オーバータイムの末に22-16で勝利してシーズン初勝利をあげましたが、このシーズンの勝ち星はその1勝だけでした。結局チーム史上ワーストでNFL史上8チーム目となる1勝15敗でシーズンを終えました。

2008 - 11
この年、チーム史上8人目のHCとしてトニー・スパラノを迎えたドルフィンズは、新兵器ワイルドキャットオフェンスで快進撃を続け、結局シーズンを11勝5敗で終えて、2000年シーズン以来のAFC東地区優勝を決めました。

2009 - 100
11月1日に行われた対ニューヨークジェッツ戦で、KRテッド・ギンが100ヤード、101ヤードのキックオフリターンTDを記録して、ドルフィンズは30-25で勝利しました。1試合で100ヤード以上のキックオフリターンTDを記録したのはNFL史上でも初の快挙となりました。

2010 - 1
このシーズンのドルフィンズはロードゲームで勝利を重ねる一方でホームゲームでは連敗を続けるという、不可思議なチーム成績となりました。11月14日の対テネシータイタンズ戦でホームゲーム初勝利を記録したんですが、その後もホームでは負け続け、結局7勝9敗でシーズンを終えたうちのホームゲームでの勝利はわずかに1勝だけでした。

2011 - 7.0
このシーズンはLBジェイソン・テイラーがドルフィンズへ2度目の復帰を果たしたシーズンだった。そのテイラーは2試合の先発を含む16試合すべてに出場して、チーム2位となる7.0QBサックを記録した。そしてこのシーズンを最後にNFLから引退した。 



 

2013年チームMVPとQBクインの話題

ドルフィンズの2013年シーズンの表彰選手が発表されています。チームMVPと言える Dan Marino Most Valuable Player にはCBブレント・グライムスが選出されています。また Don Shula Leadership Award にはDEキャメロン・ウェイクが、そして Nat Moore Community Service Award にはLSジョン・デニーとPブランドン・フィールズが選出されています。

CBの選手がチームMVPに選出されるのは過去に1度だけで、1999年にサム・マディソンが選出されています。ちなみに2012年にはウェイクがMVPに選ばれています。

昨シーズンのグライムスの活躍はチームMVPに値するのに十分な内容で、16試合すべてに先発出場して60タックル、17パスディフェンス、4インターセプトを記録、ハロウィーンの夜に行われた対シンシナティベンガルズ戦では94ヤードのインターセプトリターンTDを決めています。シーズン終了時にはプロボウルに選出されるなど、2012年のシーズンを棒に振るほどの大怪我から見事に復活を果たしています。

今年も少なくとも昨年並みの活躍を期待したいんですが、まずは怪我をしないようにシーズンを通して活躍しチームの勝利に貢献してくれたらと思います。


それと今回ドルフィンズ入りしたQBブレイディ・クインについてですが、この選手についてあまり知識はなかったんですが、よく調べてみると2007年のドラフト1巡目指名選手なんですね。もっと最近NFL入りした選手かと思っていました。

ノートルダム大学時代には優秀な成績を残しドラフト前の評価も高かったようですが、1巡目指名ながら全体では22番目という位置でクリーブランドブラウンズに指名されました。ちなみにその年のドルフィンズのドラフト1巡目指名選手は、今はもうチームにいないWRテッド・ギンで、全体9番目で指名されています。

ブラウンズとは5年契約を結んだんですが、契約交渉が難航したためにトレーニングキャンプを欠席したことが大きく影響して思うような成績を残せず、契約期間途中の2010年シーズン終了後にRBペイトン・ヒリスなどとの交換でデンバーブロンコスにトレードされています。

その後、カンサスシティチーフス、シアトルシーホークス、ニューヨークジェッツ、セントルイスラムズを転々としたわけですが、今回のドルフィンズ入りも控えQBとして最終ロースターに残れるかどうかは微妙なところだと思います。


 

結局、獲得した選手は…

WRアーモン・ビンスのシーズンアウトに伴って、ベテランWRローレント・ロビンソンのワークアウトを実施したドルフィンズですが、その他にも元インディアナポリスコルツのWRオースチン・コリーもテストしていました。しかしいずれの選手も獲得しませんでした。ロビンソンもコリーもそれなりに実績があるんですが、2人とも脳震とうのリスクがあり、獲得は難しかったんでしょうね。

それで、結局ビンスの穴埋めとなった選手は、元ドルフィンズのWRジュリアス・プルイットでした。プルイットは2010、11年にドルフィンズに在籍し、2011年は主にスペシャルチームの選手として活躍しました。昨年のシーズン開始前に解雇されていますが、昨年は現政権の下で練習なども行なっているでしょうから、攻撃システムも知っているというのも獲得の要因になったでしょうね。

しかし、今回のビンスの怪我で改めて思うのは、近年のドルフィンズでジャージNo.19をつける選手には不遇が続くということです。2007年にドラフト1巡目指名で入団したWRテッド・ギンは期待外れで2010年にトレードで放出、その後のWRブランドン・マーシャルもそこそこ活躍したものの結局トレードで放出、さらに昨年の開幕ロースターに名を連ねたWRレガドゥ・ナーニーは全く戦力にならずすぐに解雇、そして今年のビンスと、ちょっと考え過ぎかもしれませんが、何か呪われたジャージNo.みたいな気がします。

話がそれましたが、プルイットはスペシャルチーム選手としてはある程度の活躍が期待できそうですので、本業のWRとしてもこれをきっかけに花開いてくれるといいのですが、期待したいですね。


 

対ジェッツ戦 Part 1

パントブロックからのTD、FGブロック、ロングキックオフリターンなど、スペシャルチーム大活躍でドルフィンズの素晴らしい勝利でした。この内容にQBライアン・タネヒルが負傷退場したことも忘れてしまいそうな結果でしたね。スペシャルチーム活躍での対ニューヨークジェッツ戦の勝利というと、3年前にKRテッド・ギンが2つのキックオフリターンを決めた試合を思い出しました。

本当に素晴らしかったスペシャルチームなんですが、その中で1つ注目したいのは、試合序盤でのオンサイドキック成功です。ここではオフェンスがスリーアンドアウトとなって、おまけにタネヒルが怪我をしたのでオンサイドキック成功がかすんでしまったんですが、これは結構意味のあるプレーだったと思います。

試合序盤でオンサイドキックを敢行し、しかもそれを成功させるというのは、本当にスペシャルチームも含めたチーム全体の状態がよくなければできないことだと思います。それができたドルフィンズのチーム状態というのは、本当にいいのではないかと思います。あのオンサイドキック成功を見た直後は、この試合はほとんどの確率で勝つだろうと思いました。しかし、その後タネヒルが負傷してQBマット・ムーアが出てきた時にはかなり不安になりましたが…

そのムーアのプレーですが、すごく安定していて素晴らしい内容だったと思います。ムーアのプレーはプレシーズンゲームしか見ていませんし、その時はとても見られたものではありませんでした。その印象が強かったのでどうかなと思いましたが、ムーアというのは、昨シーズンもそうでしたが、本番に強いというか実戦向きだなと思いました。時折素晴らしいパスも投げていましたしね。

ムーアが出場してすぐ後ぐらいにパントブロックからのTDで7点を追加して10点差になったのも、チームにとっても、そしてムーアにとっても大きかったと思います。そのパントブロックですが、その前のQBサックも見逃せません。あのQBサックが直後のパントブロックを呼び込んだといってもいいのではないでしょうか。そしてその両方を決めてみせたSジミー・ウイルソンはこの試合における最高の殊勲者だといっても過言ではないでしょう。

最終的に総獲得ヤード数で100ヤード以上、ジェッツより下回ったんですが、大量得点差がついた試合なのでこれは仕方がないですね。逆にジェッツQBマーク・サンチェスに対して4QBサック、1インターセプトを決めたのでディフェンスとしては素晴らしかったと思います。その他にも2つぐらいインターセプトできそうなのがありましたね。それとサンチェスの内容の悪さにも助けられました。



 

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