ディオン・シムズ

January 10, 2017

Dolphins Daily News 1.10

ドルフィンズはディビジョナルプレーオフでピッツバーグスティーラーズに敗れて2016年シーズンが終了しましたが、それに伴って4月に開催されるNFLドラフトの指名順が全体の22番目となるようです。ちょっと気の早い話ですが、今から楽しみです。

ドルフィンズが1巡目で誰を指名することになるのか気になるところですが、補強ポイントとしてはまずLB、そしてDE、OL、TEといったところが考えられますが、なかでもLBのポジションは少なくとの2人の即戦力が必要で、1巡目で適切な選手を指名したいところです。


ドラフトの前にはFAがありますが、早くもFAの話題も伝えられています。今年のドルフィンズのFA選手は次のとおりです。

TEジョーダン・キャメロン、DEディオン・ジョーダン、DEアンドレ・ブランチ、OGジャーモン・ブッシュロッド、LSジョン・デニー、LBスペンサー・ペイシンガー、LBドナルド・バトラー、QB T.J.イェイツ、Sマイケル・トーマス、TEドミニク・ジョーンズ、Sバカリ・ランボ、LBジェラニー・ジェンキンス、TEディオン・シムズ、WRケニー・スティルス

これらの選手の中で、ブランチ、トーマス、スティルスあたりは残留を希望しているようですが、サラリーキャップの問題もありどうなるかわかりません。この3人に加えてシムズにも残ってもらいたいんですが、FA以外にSレシャッド・ジョーンズとWRジャービス・ランドリーの契約延長の話も出てくると思いますので、そうなるとFA交渉が一層難しくなりそうです。


去就が注目されているDCバンス・ジョセフですが、現地時間1月10日(日本時間11日)にデンバーブロンコスとヘッドコーチ就任について面談を行うようです。ブロンコスは2年前にもジョセフにヘッドコーチ就任について打診しており、今回も最有力候補としているようです。ということは、明日にでもジョセフのヘッドコーチ就任が発表されるかもしれません。

今シーズンのドルフィンズのディフェンスは喪失ヤード数でチーム史上ワーストを記録したんですが、その割には失点はそれほど多くなかったです。またシーズン終盤までは3rdダウン時のディフェンスでNFLトップだったという実績もあります。そのあたりはジョセフの手腕であったと言ってもいいと思います。

特に今シーズンはディフェンスの先発選手に数多くの怪我人が出ましたが、その中でプレーオフに進出できたチームのディフェンスを構築したジョセフの功績は評価に値するものです。できればドルフィンズに残留してもらいたいんですが、こればかりはわかりません。ジョセフが行くといったらドルフィンズは引き留められないでしょうね。

仮にジョセフが去ってしまうとドルフィンズは新しいディフェンシブコーディネーターを就任させなければいけません。外部から誰かを招聘するか、あるいは内部昇格という可能性もあります。もし内部昇格ならば、現在LBコーチを務めているマット・バークが有力のようですが、果たしてどうなるのか注目されます。



 

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December 30, 2016

TEグレイも契約延長 ほか最新情報

昨日、OTサム・ヤングの契約延長の話題をお伝えしましたが、今日はTEマーキス・グレイの契約延長が報じられました。契約期間は2年間だということです。

今シーズンのグレイは7試合の先発を含む15試合に出場して、14回のパスレシーブで174ヤードを獲得しています。数字的にはそれほどでもないんですが、先発TEジョーダン・キャメロンと第2TEディオン・シムズが共に欠場した試合では、もうひとりの控えTEドミニク・ジョーンズと共に、パスレシーブだけでなくランブロックでもチームに貢献しています。

27歳のグレイは2013年にドラフト外でサンフランシスコ49ersに入団してNFLでのキャリアをスタートさせました。その後クリーブランドブラウンズ、ミネソタバイキングス、バッファロービルズと渡り歩いて、今年からドルフィンズに加わっています。

NFLではほとんどTEとしてプレーしてきましたが、ミネソタ大学時代にはQB、RB、WRなどのポジションをこなしていた器用な選手だったようです。QBライアン・タネヒルが負傷したときにも、QBとしてのプレー経験があることが紹介されていました。

今シーズンのドルフィンズの快進撃の陰では、このグレイの活躍も目立たないんですが、決して見逃すことはできません。ヤングについてもそうですが、グレイのような苦労人が活躍して評価されることはチームにとってもいい影響を及ぼすと思います。今後も、そして来シーズン以降も地味なところでの貴重な活躍を期待したいと思います。意外にドルフィンズの秘密兵器になるかもしれませんね。


Sマイケル・トーマスが2016年の “Good Guy Award"に選出されたことが公式に発表されました。この賞はプロフェッショナリズムとメディアに対する支援における礼儀正しさが評価されて与えられるものだということです。

トーマスはドルフィンズでは控えのSですが、昨日先発Sイサ・アブドル-クドゥスが故障者リスト入りしたことにより、今後は先発Sとしてプレーすることが期待されます。

トーマスといえば、今から3年前の2013年12月15日の対ニューイングランドペイトリオッツ戦で、ドルフィンズと契約したばかりで試合出場し、試合終了間際にQBトム・ブレイディのパスをエンドゾーン内でインターセプトしてチームに勝利をもたらした選手です。あの時のプレーの再現を次のペイトリオッツ戦、そしてプレーオフで見せてくれることを期待しています。




 

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December 19, 2016

Week 15 対ジェッツ戦

QBライアン・タネヒルが負傷欠場して、代役として控えQBマット・ムーアが先発したこの試合、およそ5年間公式戦でほとんどプレーしていないムーアがどんなプレーをするのか、そしてその結果ドルフィンズがどういう戦い方をするのか、多くのドルフィンズファンの方が注目していたことと思います。

しかし結果は、ムーアが4TDパスを記録するという大活躍で、ドルフィンズは34-13という大差でジェッツを粉砕しました。敵地での試合でもあり、勝つにしてもまさかこんな大差で勝てるとは思いませんでした。近年、ジェッツには大差で負けたことは何度かありましたが、これだけの差で大勝するのは何年ぶりのことなのか、ほとんど記憶にありません。

ちなみに、ドルフィンズのQBがジェッツを相手にして4TDパスを記録したというのは、1994年のダン・マリーノ以来およそ22年ぶりのことだそうです。あの試合はいまだに語り継がれる一戦で、“フェイク・スパイク”とも”クロック・プレー”とも呼ばれています。試合終了間際、24-21で劣勢だった状況で、マリーノが時間を止めるためにスパイクをするふりをしてTDパスを決め、28-21でドルフィンズが勝利した試合でした。

マリーノ引退以降のドルフィンズのQB事情を考えれば、対ジェッツに限らず1試合4TDパスというのもあったかどうかあまり記憶がないんですが、それだけジェッツはドルフィンズにとって難敵であったということが言えると思います。そのジェッツを相手に4TDパスを決めたムーアのプレーは本当に素晴らしかったと思います。

今シーズンのドルフィンズの試合を予想するにあたって、ランを止めてランを出す、すなわちRBジェイ・アジャイのランプレーが出なければ苦戦するのではないかというのが大方の見方だと思っていました。実際にこの試合もアジャイのランが出なければムーアにも負担がかかり、それが要因となって試合に敗れるのではないかという懸念もありました。

結果的にはアジャイはジェッツのディフェンスにほぼ完璧に抑え込まれ、19キャリーで51ヤード(平均2.7ヤード)獲得に止まったんですが、それでも試合には勝っています。これを見ると、ランが出ない=勝てない、という図式は必ずしも当てはまらないと思えます。ただ、そこには他の要因、例えばターンオーバーや相手のミスなどがあってのことだと思うので、やはりランを出すことは大切です。

しかし、この試合ではランが出ないにしてもプレー回数はラン27回に対してパス18回と圧倒的にランプレーが多いです。また後半は大差がついたのでランが多くなりましたが、前半だけでみてもラン10回に対してパス12回と若干パスが多いもののバランスが取れていると言えます。やはりランとパスのバランスがよかったので、ランであまりヤードを稼げなくても効果的だったのかもしれません。

全体的に見ると、第3QのSウォルト・エイケンズのパントブロックからのリターンTDで試合の流れが一気にドルフィンズ側に移り、それが勝因だったと言えますが、それ以外にも前半の2つのターンオーバーがこの試合では大きな意味を持っていたと思います。試合開始直後のジェッツのオフェンスで簡単にTDを取られて7点を先制され、さらに次の攻撃でも自陣奥深くまで攻め込まれました。そこで3点ないし7点を取られていたら、この試合は恐らく勝てる可能性が低くなっていたと思います。

しかし、そこでDEキャメロン・ウェイクがQBサックを決めてターンオーバーを誘発させたというのが、非常に大きかったと思います。さらに第2QでもムーアがTEディオン・シムズにTDパスを決め、同点かと思っていたところでエクストラポイントを失敗した後、ジェッツに自陣27ヤード地点まで攻め込まれた場面がありましたが、そこでもウェイクがインターセプトして得点を許しませんでした。あの場面でも3点ないし7点を取られていたら、ドルフィンズのムードはあまりよくなかったと思います。

その2つのターンオーバーでは、ドルフィンズは得点をあげていないんですが、仮にそのターンオーバーがなければ前半をリードして折り返せなかったのではないかと思いました。それにしてもウェイクのインターセプトは非常に珍しいプレーで、キャリア初ということですが、ウェイクのプレースタイルからしてありえませんよね、貴重なものを見せてもらいました。

個々の選手に注目してみると、ムーアやエイケンズ、ウェイクもそうなんですが、DTダムコン・スーやCBのザビアン・ハワードやトニー・リペットなども素晴らしい活躍をしました。特にハワードはこの試合が怪我からの復帰戦で、CBバイロン・マックスウェルが試合早々に足首を痛めて退いてからはジェッツのエースWRブランドン・マーシャルとマッチアップしました。

そしてそのマーシャル相手に素晴らしいカバーを見せてくれました。怪我の回復状態が心配されたんですが、それを感じさせない動きで3パスディフェンス、結果としてマーシャルは11回もパスを投げられながらわずか1回しかレシーブできず、獲得ヤードは16ヤードに止まりました。目立たないんですが、それも勝因の1つだったと思います。

それとHCアダム・ゲイスの2回のチャレンジもこの試合では非常に効果的でした。当然といえば当然かもしれませんが、あのチャレンジがジェッツ側に傾きそうだった試合の流れを自軍に押し戻す結果となりました。それにしてもシムズのTDパスレシーブは難しいパスキャッチを見事に決めてくれました。

これで9勝5敗となり2008年シーズン以来の勝ち越しを決めました。加えて過去9試合で8勝1敗という成績は、いくら対戦相手の勝率が悪いとはいえ立派な成績だと思います。Sレシャッド・ジョーンズが欠場し、タネヒルが倒れ、Cマイク・パウンシーもいなくなり、さらに入れ替わりで怪我人が出ている状況でのこの成績は素晴らしい、まさにチーム力での勝利だと思います。残り2試合がどんな結果になるのかわかりませんが、このチーム力がある限り大きな希望が持てる気がしています。



 

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December 04, 2016

Week 13 対レイブンズ戦 プレビュー

6連勝中のドルフィンズ、今週の対戦相手はかなりの強敵と言っていいボルチモアレイブンズです。レイブンズは現在6勝5敗ですが、AFC北地区で首位に立っています。ドルフィンズは7勝4敗ですので勝率ではドルフィンズが勝っているんですが、戦前の予想を見るといよいよドルフィンズの連勝がストップするかというものが多いようです。

その背景としてはいろいろな見方があると思いますが、まずこの試合がレイブンズのホームゲームであるということです。レイブンズは今シーズン、ホームで4勝2敗、それに対してドルフィンズはアウェイで2勝3敗です。加えてドルフィンズは寒冷地での12月の試合を苦手としています。

レイブンズのオフェンスはNFL24位(ラン28位、パス17位)ですが、それに対してディフェンスは同2位(ラン1位、パス6位)となっています。これを考えるとレイブンズのディフェンス対ドルフィンズのオフェンスというのが1つのポイントになってくると思われますが、ドルフィンズはオフェンスが同25位(ラン6位、パス28位)と決して強力ではないので多くの得点をあげるのは難しいでしょう。

ドルフィンズのオフェンスを考える上で、まずRBジェイ・アジャイがどれだけ走れるかなんですが、先週の対サンフランシスコ49ers戦では49ersのNFL最下位のランディフェンスに対して18キャリーで45ヤードしか走れませんでした。したがってレイブンズのランディフェンスを相手にしたらほとんど走れないだろうというのが数字的には考えられます。

ドルフィンズの6連勝はアジャイの活躍によるところが多かっただけに、その点を考えてもドルフィンズの敗戦が予想されるんでしょうが、アジャイは第9週の対ニューヨークジェッツ戦では、当時NFL1位だったジェッツのランディフェンスを相手に111ヤードを走って勝利に貢献しました。しかしアジャイのランプレーも研究されているでしょうし、今回はさすがに厳しいのではないでしょうか。

ただ、49ers戦ではLTブランデン・アルバートとLGラレミー・タンシルが欠場していましたが、その2人が復帰するようなのでその点はランプレーについてはプラスになります。それにパスプレーを活かすためにもランプレーは出していかなければいけません。たとえ大きなヤードを稼げなくてもアジャイのランプレーは有効だと思います。

そしてそのパスプレーですが、QBライアン・タネヒルはこの6連勝中は9TDパスに対してインターセプトはわずか1つで、49ers戦ではアジャイのランがあまり出ない中で、パス30回投中20回成功で285ヤード獲得、3TDパスを記録しています。しかし直近3回のレイブンズ戦では計13回のQBサックを浴びており、オフェンシブラインのパスプロテクションがポイントとなります。

また最近好調だったWRデバンテ・パーカーが背中を痛めてこの試合は欠場が濃厚となっています。他の2人のWR、ジャービス・ランドリーとケニー・スティルスはマークされるでしょうから、49ers戦でNFL初TDパスレシーブを記録したWRレオンテ・カルーのプレー機会が増えると思われます。さらにTEディオン・シムズへのパスも有効な武器になり、それらに対するパスプレーの成否が勝利の鍵となります。

 他方、レイブンズのオフェンスについてですが、QBジョー・フラッコは11TDパスに対して10インターセプト、QBレイティングは80.4とプレー内容は不安定となっています。またフラッコはこれまで450回のパスを投げており、これはNFLで2番目の多い数字です。ということはランでヤードが稼げないのでパスが多くなるという傾向があると思われますが、その割には得点力は低いのでショートパス中心のオフェンスとなっています。

ドルフィンズのディフェンスは49ers戦ではQBコリン・キャパニックの足に苦しめられましたが、フラッコにはその機動力はありません。フラッコはこれまで23回のQBサックを受けており、これはNFLで16位タイとなっています。ドルフィンズとしてはDEキャメロン・ウェイクを中心としたパスラッシュが有効になります。 

またレイブンズのランオフェンスは平均87.8ヤードでNFL28位とよくありません。ただし最近の3試合ではいずれも90ヤード以上走っており、そのうちの2試合では100ヤードを超えています。ドルフィンズのランディフェンスはNFL30位で、49ers戦でも193ヤードのラッシグを許しています。レイブンズのランプレーを止められなければパスも通されやすくなりますので、ここはしっかりと守ってもらいたいと思います。

両チームとも得点力はあまり期待できないのでロースコアの試合となる可能性が高いと思われます。したがって1つのミスやターンオーバーが試合展開に大きく影響しそうです。また僅差の試合展開になった時にはスペシャルチームのプレー内容も重要なポイントとなります。レイブンズにはKジャスティン・タッカーがおり、これまで27回のFGをすべて成功させており、特に50ヤード以上のFGも7回すべて決めています。対するドルフィンズはキックオフ、パントのリターンには定評があり、今シーズンはいずれもリターンTDを記録しています。

レイブンズのディフェンスに対してドルフィンズのオフェンスがどう戦うのか、その部分がこの試合だけでなく今シーズン残りの対戦相手にも関わってくることだと思いますので、注目してみたいと思います。ドルフィンズ不利という見方が多いようですが、レイブンズも現実に5敗していますので勝機は必ずあると思っています。





 

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November 30, 2016

Week 12 対49ers戦

5連勝中のドルフィンズと9連敗中の49ersの対戦は、戦前の大方の予想どおりドルフィンズが勝利しました。ただ、それにしてもきわどい勝利で、最後はディフェンスが49ersの猛攻をよく凌いでくれました。途中31-14になった時には久しぶりに楽勝かと思ったんですが、試合は最後までわからないものですね。

ランを止めてランを出す…ドルフィンズの勝利のポイントはそこだったんですが、逆に49ersにやられてしまいました。49ersのランディフェンスはNFL最下位だったので、ドルフィンズはランプレー主体のオフェンスになるかと思ったんですが、RBジェイ・アジャイのランが止められてしまいました。

アジャイはこの試合で18キャリーで45ヤード獲得(平均2.5ヤード)に止まりました。試合前の成績からは考えられない数字なんですが、これがNFLで、試合前のスタッツはまったく当てになりません。まあ、ドルフィンズを相手にする時にはまず最初にアジャイのランを止めることを考えるでしょうし、49ersのディフェンスもそこに集中していたような気がします。

それとアジャイのランプレーも、先週の対ラムズ戦といい、相手チームにかなり研究されてきているのかなという印象を受けました。それでもアジャイはTDランを決めましたし、18ヤードのロングランもありました。相手もプロですからそうそうロングランや100ヤード以上のラッシングもさせてもらえないので、こんな時もあるでしょう。

ランが出ない時にはパスでオフェンスを展開していくしかないのですが、QBライアン・タネヒルがよかったです。タネヒルはパス30回投中20回成功で285ヤードを獲得、3TDパスを記録してQBレイティングは130.6で、これは対チャージャース戦と同じく今シーズン最高のレイティングでした。49ersもランディフェンスに重点を置いてパスディフェンスが甘かったかなという印象もありましたが、それにしてもタネヒルは勝利に大きく貢献しています。

その他オフェンスではWRデバンテ・パーカーがこの試合でもいい働きをしました。パスレシーブは3回で64ヤード獲得だったんですが、ビデオ判定で覆されたのが2つありました。キャッチした位置がよくなかっただけでパスは通っていました。パーカーにパスが多く通るようになると本当にオフェンスの幅が広がります。途中で背中を痛めて退いたみたいですが、大したことはなさそうで安心しています。

それとTEディオン・シムズが4回のパスレシーブで53ヤードを獲得してTDパスレシーブも決めました。このシムズが安定してパスレシーブに絡んでくると、相手チームにとっても守りにくくなり、オフェンスの大きな武器になります。この試合のようなTDパスレシーブができればエンドゾーン内での重要なパスターゲットとなりますね。

他方ディフェンスの方ですが、49ersのQBコリン・キャパニックの足を止めることができるのかがポイントだったんですが、まったくと言っていいほど止められませんでした。キャパニックには10キャリーで113ヤードを許してしまったんですが、これはちょっと走られすぎでしょう。ただ、キャパニックも実力のある選手ですからなかなか止めるのは難しいところがあります。まあ、最後の最後で肝心なところで止めてくれたのは本当によかったです。

その最後のプレーですが、DTダムコン・スーとLBキコ・アロンソがキャパニックのTDランを阻止した形になりました。たぶんどちらかひとりでは止めきれなかったと思うので、その点ではスーとアロンソがいい位置に守っていたということが言えると思います。

そのアロンソはこの試合でチームトップの12タックル、そしてファンブルリカバーとインターセプトの2つのターンオーバーを記録する大活躍でした。その2つのターンオーバーがこの試合の勝因の1つでもあるので、非常に価値ある活躍だったと思います。それにしてもアロンソはシーズン当初に比べて、試合を重ねるごとにプレー内容がよくなっています。ディフェンスのシステムにも関連してのことでしょうが、いつの間にかディフェンスの中心的な存在となっています。

あと目立たないところですが、インターセプトを誘発したのはCBトニー・リペットのタックルでしたし、最後の49ersのドライブではCBバイロン・マックスウェルがキャパニックのTDパスを阻止しています。それとDEキャメロン・ウェイクはこの試合でもQBサックを決めて、この6連勝中すべての試合でQBサックを記録しています。

ドルフィンズのディフェンスは喪失ヤード数から見ると決して圧倒的に強いという印象はありません。しかし3rdダウン時のディフェンスはNFLトップの成績ですし、肝心なところで相手のオフェンスをしっかりと止めているという印象があります。この試合でも49ersの最後2回のドライブでは4thダウンロング、3rdダウンロングを止めきれませんでしたが、相手も勝つために必死で攻撃しているわけで、それを止めるのは容易ではありません。でもその2回のドライブを攻め込まれながらFG1本に抑えたのは評価に値するのではないでしょうか。

試合展開から見れば、31-21となった後、そして31-24となった後のオフェンスでいずれもスリー&アウトで終わってしまったことが苦しんだ要因となっています。そのいずれかで1stダウンを更新して時間を消費できればもっとすんなりと勝てたかもしれませんが、前述と同様に相手も必死でプレーしているし、NFLのチームですから決して簡単ではありません。それがNFLの醍醐味の1つでもあると思います。

何はともあれ、これで2005年シーズン以来の6連勝で7勝4敗となっており、現時点で考えればプレーオフに進出することになります。こんな状況は本当に久しぶりなんですが、プレーオフを考えるのではなくて一戦一戦大事に戦っていくことが重要だと思います。その意味でも次の試合にもまた0から臨んでもらいたいと思います。




 

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