Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ディオン・シムズ

Dolphins Daily News 5.8

ドルフィンズの昨シーズンのトータルオフェンスはNFL24位の1試合平均332.8ヤード、得点は同17位の1試合平均22.7点でしたが、これに関連した興味深い数字がSun Sentinelのウェブサイトで紹介されていました。

それによると、ドルフィンズの1試合あたりのオフェンスプレーは57回で、これはNFLで最下位の数字だったそうです。にも関わらず獲得ヤード数や得点は最下位ではなかったというのはビッグプレーが多かったり、ランプレーが同9位の1試合平均114ヤードだったということもあるでしょう。

ただし、オフェンスを向上させていくためには、やはり数多くのオフェンスプレーをする必要があります。そのためにはNFL25位の36.7%だった3rdダウン時の1stダウン更新率をあげていくことが求められます。

ドルフィンズのオフェンスの先発メンバーは昨年とほぼ変わらず、抜けたのはTEディオン・シムズとLTブランデン・アルバートの2人だけです。そしてシムズの代わりにはジュリアス・トーマスが、そしてアルバートの代わりにはLGだったラレミー・タンシルが入り、そのタンシルの代わりにはテッド・ラーセンが加わっています。

オフェンスプレーの回数を増やすということはその分オフェンスで時間を使うということで、それだけディフェンスの負担を軽減するということに繋がります。チームにとっては好循環となりますので、今シーズンはそこを向上させていくことが必要ですね。


ところで、新しく加わったTEのトーマスですが、ドルフィンズがトーマス獲得を考慮した時にオフェンシブコーディネーターのクライド・クリステンセンは引退したQBペイトン・マニングの一助を受けたということです。

クリステンセンは2009〜10年シーズンにインディアナポリスコルツでオフェンシブコーディネーターを務めており、その時のQBがマニングでした。そしてそのマニングはデンバーブロンコス時代の2013〜14年シーズンはトーマスとともにプレーしています。ちなみにその時のオフェンシブコーディネーターが現HCのアダム・ゲイスであることは周知のとおりです。

トーマスはマニングとともにプレーしたブロンコス時代に2年連続で12TDパスレシーブを記録しています。今シーズン、ドルフィンズでそれが再現される保証はありませんが、クリステンセンは自信を持っており、トーマスへのパスプレーが機能すればオフェンスのプレーの幅が広がり、チームにとっては明らかにプラスとなります。

練習やキャンプでQBライアン・タネヒルとトーマスのコンビネーションを構築することが先決ですが、早い段階でそれが上手くいけばオフェンスは更に向上する可能性があります。あとはトーマスが健康でいられるかどうかで、怪我をしないことでしょうね。




Dolphins Daily News 4.2

昨日、DEディオン・ジョーダンが解雇されたわけですが、これで2013年のドラフト組がすべてドルフィンズからいなくなったことになります。

その年にドラフトされた選手全員の状況をまとめてみると次のようになります。

1巡目:ジョーダン(2017年解雇)
2巡目:CBジャマー・テイラー(2016年ブラウンズにトレード)
3巡目:OGダラス・トーマス(2016年解雇)
3巡目:CBウィル・デービス(2015年レイブンズにトレード)
4巡目:LBジェラニー・ジェンキンス(2017年FAでレイダースへ)
4巡目:TEディオン・シムズ(2017年FAでベアーズへ)
5巡目:RBマイク・ギリスリー(2015年解雇)
5巡目:Kカレブ・スタージス(2015年解雇)
7巡目:Sドン・ジョーンズ(2014年解雇)

この中で現在NFLのチームに所属していないのはジョーダンとデービスだけのようで、あとの選手はどこかのチームに拾われて、今現在もロースターに登録されているようです。

2013年といえばほんの4年前のことで、その時に合計9人の選手を指名しながら、それらの選手がほとんど役に立たなかったというのですから、チームが強くなっていかないわけですね。


昨日ドルフィンズと契約したS T.J.マクドナルドですが、昨年プレー内容が大きく向上したということです。Pro Football Focusによると、マクドナルドに対した相手QBのレイティングは68.8だったそうです。それまでの3年間ではQBレイティングが121.6だったのと比べて半分近くに向上しています。

ドルフィンズがマクドナルドを獲得したのはそのあたりの数字も考慮していたんでしょうね。シーズンの半分を欠場することが決定しているんですが、はたして復帰後のマクドナルドがどんなプレーを見せてくれるのか大いに注目されます。


Palm Beach Postのジョー・スカッド氏によると、LBザック・ブラウンとドルフィンズの契約はやはり難しいようですね。

https://twitter.com/schadjoe/status/847910312770551809





Dolphins Daily News 3.10

FA解禁初日、目まぐるしくいろいろな動きがありました。整理しきれないかもしれませんが、整理してみます。

1 TEジュリアス・トーマスとOTブランデン・アルバートのトレードが正式に発表されました。
2 Sレシャッド・ジョーンズが2012年まで契約延長を締結しました。
3 TEアンソニー・ファサーノをFAで獲得しました。
4 ファサーノ獲得に伴ってか、TEディオン・シムズがシカゴベアーズと契約する見込みです。
5 ニューイングランドペイトリオッツのDEジャバール・シェアードと面談する予定です。
6 Sイサ・アブドル-クドゥスを怪我のために解雇しました。
7 ベアーズのOGテッド・ラーセンと3年契約しました。
8 TEジョーダン・キャメロンが引退を表明しました。
9 ロサンゼルスラムズとのトレードでDEウイリアム・ヘイズを獲得しました。

本当にいろいろなことがあったのでそれぞれの詳細までカバーしきれないのが申し訳ありません。あとその他にも細かい話題があるようですが、とても追いかけきれません。

しかしこの日の結果でTEのポジションは埋まったような気がします。またオフェンシブラインのラーセンはOGだけでなくCもこなせるようなので、この獲得は結構大きいと思います。

DEのポジションもアンドレ・ブランチとの再契約の他にヘイズを獲得したことで補強ができました。ちなみにドルフィンズはヘイズを獲得するために6巡目指名を譲渡しましたが、ドルフィンズはラムズからヘイズと7巡目指名を獲得しています。これはお買い得だったんじゃないでしょうか。

あとキャメロンの引退は残念ですが、度重なる脳震とうでは仕方ないですね。またアブドル-クドゥスは期待していただけに痛いんですが、こちらも首の怪我で選手生命すらも奪われるだろうということです。アブドル-クドゥスがいなくなったことにより先発Sの選手を探す必要が出てきています。

そしてSといえばジョーンズと新たな5年契約を締結しました。契約内容は5年間で総額6000万ドル(約69億2300万円)ということです。ジョーンズの契約延長の動きはほとんど報じられていなかったので進展がないと思っていましたが、これでひと安心です。あとはWRジャービス・ランドリーですが、こちらはまだ難しいでしょうかね。

ファサーノ獲得はシムズとの再契約が上手くいかなかったからだと思われますが、シムズもトーマスの控えでは満足できなかったんでしょうか。ただ、シムズも先発TEとしてはやや物足りないところがあるので、果たしてベアーズでどんな結果を残すのか気になります。

あとはLBの補強ですが、ローレンス・ティモンズと面談する予定のほかは動きがないようです。ティモンズの結果次第でまた変わってくるでしょうが、これまでの動きでは4月のドラフト1巡目指名はLBとなる可能性が高くなったと言えるかもしれません。

というわけで、明日もいろいろな情報が出てくると思いますので、わかる範囲でお伝えしたいと思います。



 

Dolphins Daily News 3.6

昨日に続いてESPNのFA予想、今日はNFLの各チームがターゲットとすべき選手を予想していました。それによると、ドルフィンズはピッツバーグスティーラーズのLBローレンス・ティモンズを獲得すべきとなっています。

ティモンズは2007年にNFL入りしてから欠場したのは2009年の2試合だけ、そして2010年から7年連続で90タックル以上を記録、特に2012年からは5年連続100タックル以上と非常に優秀です。

ただ、この予想は現実味が低いような気がします。まず第一にティモンズがスティーラーズから離れるとは思えません。またスティーラーズとドルフィンズはディフェンス隊形が違いますし、それに馴染むかどうかもわかりません。それに今年の5月には31歳となりますので長期契約のメリットは薄いでしょう。

まあ、火のないところに煙は立たずと言いますからそういう動きがあるのかもしれませんが、獲得にはそれなりに金額がかかると思いますし、難しいでしょうね。


正式発表はまだですが、ドルフィンズはジャクソンビルジャガーズとのトレードでTEジュリアス・トーマスを獲得しています。HCアダム・ゲイスはそのトーマスとFAとなるTEディオン・シムズを2人ペアで起用する構想を描いているようです。ということはシムズがドルフィンズと再契約することはほぼ間違いないと思われます。 

昨シーズンのシムズは脳震とうで欠場したこともありましたが、26回のパスレシーブで256ヤードを獲得して4TDパスレシーブを記録しています。ブロッキング能力に長けた選手ですが、要所でのパスレシーブはオフェンスの幅を広げてくれました。

決して派手ではないんですが堅実な活躍をする選手で、今シーズンの活躍が期待されます。



 

Dolphins Daily News 2.23

ドルフィンズは米国時間の2月22日、ダン・マリーノ、ボブ・グリーシー、ナット・ムーア、ラリー・リトル、キム・ボカンパー、サム・マディソンの6選手との再契約を発表しました。そしてその6選手は翌23日にドルフィンズの選手として正式に引退することになります。

この6人はいずれもドルフィンズのチーム史上でトップ50選手に選ばれており、6人合計して3人が殿堂入り、2人がNFLのMVP受賞、2つの永久欠番、そしてオールプロの1stチーム選出が14回とプロボウル選出が25回という輝かしい経歴を持っています。

引退した選手が以前在籍したチームで1日だけ再契約して引退するという話は時々聞くんですが、6人一度にというのはちょっと珍しいんじゃないでしょうか。それにしてもこれだけのメンバーが揃えばイベントとしても華やかですね。


ドルフィンズへのトレードが内定しているTEジュリアス・トーマスですが、身体検査も問題なかったようで、正式に3月9日をもってドルフィンズにトレードされるということになりそうです。トーマスはドルフィンズの施設を訪れて数人のコーチと面談したようです。 

トーマスを獲得したことにより先発TEのポジションが埋まったことになりますが、ドルフィンズはFAとなるTEディオン・シムズとの再契約も視野に入れているようです。

トーマスがパスレシーブに長けた選手であるのに対して、シムズはランブロックに長けた選手です。タイプの違うTEを揃えておけばオフェンスにも幅が出ます。また怪我のリスクがあるトーマスですので、先発TEとしても使えるシムズを残しておきたいところです。

ただし、シムズがFAとなって他チームと交渉し、その結果好条件でのオファーを受ければドルフィンズを去ることも十分考えられるところです。その場合は、昨年末に再契約したマーキス・グレイが第2TEということになりますが、ちょっとインパクトに欠けるところがあります。

いずれにしてもトーマスを獲得したことにより、FAやドラフトではLB、DEといったディフェンスの選手が中心となりそうです。ベテランCBの補強を目論んでいるという報道もありますし、ディフェンスの強化を図ってくるでしょう。


ところでそのドラフトですが、トーマスとのトレードで7巡目指名権を失うドルフィンズは、今年のドラフトでは現時点で4つの指名権しか持っていないことになります。1巡目と2巡目、そして5巡目、6巡目の4つです。3巡目と4巡目は昨年のドラフトでWRレオンテ・カルーを指名するためのトレードアップで失ってしまいました。

ドラフト指名権が4つしかないというのはチーム史上最も少ない数となります。ちなみにこれまでの最少は2002年で、この時は5つの指名権しかなくて1巡目、2巡目がいずれもありませんでした。

ただ、ドルフィンズは昨年のFAでRBラマー・ミラーとDEオリビエ・バーノンを失っており、その補償として中位のドラフト指名権がもらえると思われますので、今抜けている3巡目、4巡目指名権が獲得できる可能性はあります。



 
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