Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

デトロイトライオンズ

OGマーフィーを解雇

トレード期限のこの日、マイアミドルフィンズに関してはトレードがありませんでした。しかしロースターの変更はありました。昨年のドラフト4巡目指名のOGショーン・マーフィーが解雇され、ルーキーのOTライドン・マーサと契約しました。

マーフィーはMLB(メジャーリーグベースボール)のスーパースターだったデール・マーフィーの息子で、今シーズン開幕前には一時先発RGとして期待もされていました。しかし開幕してからは一度もフィールドに立つことはありませんでした。マーフィーに関しては個人的には期待もしていたんですが、やはり先発の座を奪うには力不足だったようですね。今後どこか別のチームでプレーする機会があることを願っています。

そして新しく獲得したマーサですが、今年のドラフト7巡目指名でデトロイトライオンズに入団した選手です。しかし開幕前に解雇され、その後にライオンズの練習生として契約していました。ネブラスカ大学時代は23試合の先発を含む40試合に出場しています。
 

あの人は今… ジャマー・フレッチャー

8月29日にシンシナティベンガルズが CBジャマー・フレッチャーを解雇しました。ジャマー・フレッチャー… ドルフィンズファンにとっては懐かしい名前ですね。というか、ベンガルズにいたんですね、まったく知りませんでした。

フレッチャーは2001年ドラフト1巡目指名でドルフィンズに入団しました。1巡目指名ですので期待されての入団だったんですが、当時のドラフト評価ではフレッチャーの指名は疑問視されていました。確かに当時のドルフィンズはディフェンスよりもオフェンスを強化しなければいけない状態でした。

ちなみにフレッチャーよりあとに指名された選手としてはWRレジー・ウェイン、TEトッド・ヒープ、QBドリュー・ブリーズなどのちにプロボウラーとなる選手がいましたし、ドルフィンズは2巡目でWRクリス・チャンバースを指名していますから1巡目で前述の選手を指名していてもよかったはずです。

話がそれましたが、フレッチャーは3年間ドルフィンズでプレーした後、サンディエゴチャージャースにトレードされました。そこまでは覚えていてその後は失礼ながらNFLから消えたかと思っていましたが、チャージャースの後2006年にはデトロイトライオンズ、2007年にはヒューストンテキサンズ、そして2008年にはベンガルズに在籍していずれも10試合以上でプレーしていたようです。

今後フレッチャーがどうなるのかわかりませんが、どのような形になるにしろ彼の活躍を期待したいですね。
 

全敗阻止の立役者

ジャクソンビルジャガーズがQBクレオ・レモンを解雇しました。レモンは昨年の2月に3年契約でジャガーズに入団しましたが、契約帰還途中での解雇となりました。3年契約ですから期待はされていたんでしょうが、ジャガーズのシステムになじめなかったんでしょうかね。

レモンは2007年、ドルフィンズがあわやシーズン全敗かと言われた時に、全敗を阻止した殊勲者でした。そのシーズン、レモンは正QBトレント・グリーンの欠場を受けて、第6週の対クリーブランドブラウンズ戦から先発QBを務めましたが結果が出ず4連敗して新人QBジョン・ベックに先発の座を譲りました。

しかしそのベックでも勝てなかったドルフィンズはレモンが第15週の対ボルチモアレイブンズ戦で先発QBに復帰しました。そのレイブンズ戦、オーバータイムにもつれ込んだ試合でレモンがWRグレッグ・カマリロに64ヤードの決勝TDパスを決めてチームをそのシーズン唯一の勝利に導きました。結局その試合ではパス39回投中23回成功で315ヤードを獲得して、さらにその活躍が認められてその週のAFC最優秀攻撃選手にも選出されています。

シーズンも残り3試合しかなくてまったく勝てていないとなるとレモンはもちろん、他の選手も相当なプレッシャーの中で試合をしていたと思います。現実に昨シーズンにデトロイトライオンズがシーズン全敗という結果を記録していますので、なおさらそのレイブンズ戦で勝利を決めたというのはものすごく貴重なことだと思います。

レモンはもともと大学を卒業した2001年にはドラフトにかからず浪人という形だったんですが、翌2002年にレイブンズに入団しました。その後サンディエゴチャージャースを経て、NFLでデビューしたのは2006年のドルフィンズ時代でした。

レモンが今後別のチームでプレーするのか、それともNFLを去ってしまうのかはわかりませんが、あの2007年の全敗阻止のレイブンズ戦はレモンの心の中には大きな想い出として残っているでしょうし、ファンの間でも記憶に残る一戦となっていることでしょう。
 

史上最高の控えQBは?

Sun-Sentinel紙のコラムニスト、デーブ・ハイド氏のブログでマイアミドルフィンズ史上最高の控えQBは誰か? という記事が載っていました。その中でハイド氏は1972年のアール・モラル、1982年のドン・ストロック、そして1993年のスコット・ミッチェルの3人の名前をあげています。

その中で実績から言えば38歳の高齢で9試合に出場して1972年のパーフェクトシーズンに貢献したモラルが一番でしょう。しかし、個人的に一番印象に残っているのはミッチェルです。

1993年、ドルフィンズではエースQBダン・マリーノが第6週の対クリーブランドブラウンズ戦でアキレス腱を断裂する大怪我を負って欠場、ミッチェルはその後を受けて試合に出場し、パス233回投中133回成功で1773ヤードを獲得、12TD、8インターセプト、QBレイティング84.2という成績でした。

このミッチェルの活躍に当時一部のファンの間ではマリーノをトレードに出してミッチェルをドルフィンズの正QBにという声さえ聞かれたほどです。しかし結局ミッチェルはシーズン終了後にFAでデトロイトライオンズに移籍しました。

ライオンズには5年間在籍して2度チームをプレーオフに導くなど、そこそこの実績を残しましたが、1998年には新人チャーリー・バッチに正QBの座を奪われてライオンズを去り、その後ボルチモアレイブンズ、シンシナティベンガルズにいずれも控えQBとして在籍し、2001年シーズン終了後にNFLから引退しました。

引退後については、2008年の1月に地元ユタ州の高校のフットボールチームのヘッドコーチに就任したということです。いずれはNFLのコーチに就任するかもしれません。今後のミッチェルの活躍を願いたいですね。

いよいよ明日から…NFLドラフト

いよいよ明日25日(現地時間24日)からNFLドラフトが始まりますが、それを前にして全体1位の指名権を持つデトロイトライオンズが予定通りジョージア大学のQBマシュー・スタッフォードを指名することを決めて、最大で6年間、総額7800万ドル(約75億6600万円)という契約を交わしたようです。

ちなみに昨年の全体1位指名のOTジェイク・ロングはドルフィンズと5年契約で総額5750万ドル(約55億7750万円)ですから、それと比べたら今回のライオンズとスタッフォードとの契約は大きなものとなりました。

まあ、それだけスタッフォードが期待されていて、その期待に応えるだけの能力をNFLの世界でも発揮できると思われたんでしょうが、全体1位指名選手で特にQBというのは実績が伴わない例もあるのでかなりのリスクがあるのではないでしょうか。ちょっと契約が大きすぎるような気もしますけどね。

さて、ドルフィンズのドラフト指名選手なんですが、いろいろなメディアでのドラフト予想を見て見ると、本当にいろいろな選手の名前が出てきています。WR、CB、LBなどですが、他チームとの兼ね合いもあるのでいざ蓋を開けて見ないとわかりませんよね。

ドルフィンズが1巡目指名で誰を指名するのか、非常に楽しみです。
 
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