Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

デベオン・スミス

Week 13 対ブロンコス戦 プレビュー

マイアミドルフィンズとデンバーブロンコスは昨シーズンは合わせて19勝をあげた、AFCでも優れたチーム同士でした。しかし、今シーズンはこの対戦を迎えるにあたって共に連敗中で、大きく期待を裏切る結果となっています。

ドルフィンズは現在4勝7敗で5連敗中、一方のブロンコスは3勝8敗で7連敗中です。勝った方が連敗脱出となるだけに、両チームとも絶対に負けられない試合となっています。

ブロンコスはドルフィンズより勝率が悪くなっていますが、ディフェンスを見るとNFL3位でランとパス、いずれのディフェンスも同4位とバランスが取れています。このディフェンスで3勝8敗という成績なのが信じられないぐらいです。

その要因となっているのはオフェンスにあると思われます。ブロンコスは先発QBが安定せず、シーズン開幕時はトレバー・シーミアンが先発して3勝1敗の好成績を残していましたが、その後3連敗して先発の座をブロック・オズワイラーに譲りました。

しかしそのオズワイラーも3連敗して先発を降格、昨年のドラフト1巡目指名のパクストン・リンチに交代しています。そのリンチですが、先週の対オークランドレイダース戦で足首を痛めてしまい、この試合には再びシーミアンが先発することになります。

3人の中ではシーミアンが最も期待できるQBですが、これまで10個のインターセプトを犯すなど不安定な要素もあります。

対するドルフィンズもQBのポジションには泣かされています。エースQBライアン・タネヒルがシーズン開幕前に怪我をしてプレーできなくなり、急遽引退していたジェイ・カトラーを復帰させたものの練習不足の不安定さに加えて怪我により2度の欠場を余儀なくされています。さらに控えQBマット・ムーアも先発した試合では0勝2敗と結果を出すことができていません。

この試合では先週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦を欠場したカトラーが先発しますが、脳震とうからの復帰となり、安定したプレーができるかどうかがポイントとなります。

そのカトラーを守るべきオフェンシブラインはシーズン当初の先発メンバーのうち2人が欠けています。RTジャワン・ジェームスはすでにシーズンアウト、そしてRGジャーモン・ブッシュロッドは先週のペイトリオッツ戦に続いてこの試合でも欠場が決定しています。そのオフェンシブラインはペイトリオッツ戦では7つのQBサックを許しています。

またカトラーのパスプレーの成否はランオフェンスにかかっていますが、ドルフィンズのRB陣はダミアン・ウイリアムスが肩を痛めて欠場、第3RBのセノリス・ペリーも脳震とうでプレーできません。そこで急遽練習生だった新人RBデベオン・スミスを昇格させていますが、NFLでの実績はまったくありません。

そんな中で2年目のケニアン・ドレイクがただ1人計算できそうなRBとしてプレーしますが、実績に乏しく、またこれまで4試合で2度のファンブルを犯しているということで、決して安心して任せられる状態ではありません。スミスにも多くの期待はできないでしょうし、ランが進まないと厳しいでしょうね。

この試合でドルフィンズが勝利するためにはカトラーの安定したプレーも必要ですが、それよりもまずオフェンスがブロンコスよりも先に得点をあげて優位に立つことです。NFL30位のオフェンスのドルフィンズがブロンコスのディフェンスから多くの得点を奪うことは容易ではありません。それだけに、先にリードを許してしまって追いかける展開になると、これまでの5試合のように勝てない可能性が高くなってきます。

また、ディフェンスがブロンコスのオフェンスを抑えることも必要です。ブロンコスのオフェンスはNFL22位、スコアリングオフェンスは26位と決してよくありません。ただし、ランオフェンスは同16位とそれほど悪くないので、このランをなんとしても止めることが必須です。

ランを止めてシーミアンにパスを投げさせる回数を増やすことで、パスラッシュをかけてオフェンスのリズムを崩させれば勝機は見えてくると思います。ただし、ドルフィンズもディフェンスバックのパスカバーがあまりよくないので、そこをしっかり守れるかがポイントとなります。

ドルフィンズのHCアダム・ゲイスとブロンコスのHCバンス・ジョセフは昨シーズンはドルフィンズで共に戦い、好成績を残してチームをプレーオフに導きました。今シーズンはそれぞれ敵としてこの試合を迎えるわけですが、まさかこんなチーム状態で対戦するとはシーズン当初は思ってもみなかったでしょう。

戦前の予想ではドルフィンズがほんの少し有利、ただしホームチームであるということを除けばブロンコスが有利とも言えます。ブロンコスの強みはやはりディフェンスだと思いますので、そのディフェンスに圧倒されるようだとドルフィンズが勝利するのはかなり難しいと言えます。

ただ、ホームゲームですし、なんとしても勝ってほしいです。11月は勝利がなかったドルフィンズですので、ファンとしては久しぶりに勝利する姿が見たいと思います。


Dolphins Daily News 11.30―QBカトラーが復帰

脳震とうのため先週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦を欠場したQBジェイ・カトラーが復帰して練習を行いました。カトラーは次の対デンバーブロンコス戦に先発出場する予定です。

カトラーは2006年にドラフト1巡目指名でブロンコスに入団してNFLデビューを果たしており、3年間プレーした後に2009年にシカゴベアーズにトレードされています。古巣との対戦は2015年に続いて2度目となりますが、前回は17-15でブロンコスに敗れています。ちなみにその時のベアーズのオフェンシブコーディネーターは現在のヘッドコーチであるアダム・ゲイスでした。

その他の話題としては、練習生のRBデベオン・スミスをロースターに登録しています。ドルフィンズのRB陣はダミアン・ウイリアムスが肩を痛めており、セノリス・ペリーも脳震とうで、2人とも次のブロンコス戦には出場できないと思われます。したがって、RBはケニアン・ドレイクただ1人となってしまったので、スミスを登録しています。

ブロンコス戦でスミスがNFLデビューを飾ることは間違いなさそうですが、どんなプレーを見せるのか注目です。今年ドラフト外で入団したスミスですが、ミシガン大学時代の過去2年間では25試合に出場して1599ヤードを走り16TDランを記録しています。

また、ブロンコスからTE A.J.ダービーという選手を獲得しています。ダービーは今シーズン、ブロンコスで9試合に出場して19回のパスレシーブで224ヤードを獲得しています。ブロンコスの情報収集という目的での獲得だと考えられますね。


Dolphins Daily News 11.19―LBマウアルーガを解雇

第11週の対タンパベイバッカニアーズ戦を直前に控えたこの時、ドルフィンズはベテランLBレイ・マウアルーガを解雇しました。その代わりに練習生のRBデベオン・スミスをロースターに登録しています。

マウアルーガの解雇については、詳しいことはわかりませんが犯罪を犯して逮捕されたことが原因のようです。不調のチームにまたも暗いニュースとなってしまいました。

マウアルーガは8月にドルフィンズと契約しました。先発ミドルLBとして期待していた新人のレークワン・マクミランがシーズンアウトの怪我をしたためですが、マウアルーガはこれまで6試合に出場して23タックルを記録しています。LBとしてはベテランらしい働きをしており、また最近ではオフェンスのプレーにも参加したりしていました。

チーム状態が悪くてチームが1つにならなければいけないこの時期に、このような不祥事が起こってしまうということはチーム内に何か問題があるのでしょうか。この事件がチームの士気に影響しなければいいのですが、これで明日のバッカニアーズ戦に敗れでもすれば、チームは一気に落ち込んでしまいそうで心配です。

ここはHCアダム・ゲイスがどのようにチームをコントロールするのか注目されます。


Dolphins Daily News 9.4―キッカー交代

昨日53人のロースターが決定したドルフィンズですが、早くも入れ替えがありました。Kアンドリュー・フランクスとLBトレバー・ライリーが解雇されて、その代わりにクリーブランドブラウンズを解雇されたKコディ・パーキーとカンサスシティチーフスを解雇されたLBジャスティン・マーチ-リラードを獲得しました。

パーキーはブラウンズがドラフト7巡目指名で獲得したKゼイン・ゴンザレスとのポジション争いに敗れた格好となりました。ところで、パーキーとドルフィンズは昨年ちょっとした因縁があって、昨年の両チームの対戦でパーキーは6本中3本のFGを失敗しブラウンズ敗戦の大きな要因を作っています。

こういう話を聞くと、そんなキッカーを獲得して大丈夫か? と思われますが、実はこれには裏話があって、パーキーがブラウンズと契約したのはドルフィンズ戦の前日で、もちろんロングスナッパーやホルダーの選手とは初めてプレーし、練習も試合前のウォームアップで少しやった程度だったということです。そんな状況でしたので失敗が多かったのもやむを得なかったのではないでしょうか。実際、その後の試合では19本中17本のFGを成功させています。

もともとパーキーは2014年にドラフト外でインディアナポリスコルツに入団してNFLのキャリアをスタートさせた選手です。しかし8月にはトレードでフィラデルフィアイーグルスに放出されました。ただ、この移籍がパーキーにとって転機となり、イーグルスで正キッカーとなり、FG34本中32本を成功させ、さらにエクストラポイントのキックも54本すべてを成功させて、NFL新記録となる150ポイントを獲得しています。

それまでの記録が1985年にシカゴベアーズのKケビン・バトラーが作った144ポイントだったので、実に29年ぶりに記録を更新したことになります。そしてパーキーはその活躍が評価されて新人ながらそのシーズンのプロボウルにも選出されました。

しかし、翌年の2015年には開幕してまもなく足の付け根を痛めて故障者リスト入りし、昨年のシーズン開幕前にイーグルスを解雇されました。そして昨年、Kパトリック・マレーを怪我で失ったブラウンズがパーキーと契約したという流れになっています。イーグルス時代の栄光をドルフィンズで再び取り戻せるのか 、非常に興味深いところですが、開幕までしっかりと練習を積んでもらいたいと思います。

一方解雇されたフランクスですが、プレシーズンゲームのイーグルス戦では56ヤードのFGを記録したんですが、先日のミネソタバイキングス戦では45ヤードを失敗しています。それが解雇の決め手になったんでしょうか、いずれにしても安定感という点では難があったので仕方なかったんでしょうか。

フランクスはTwitterでドルフィンズに対する感謝の言葉を述べています。すぐにとはいかなくてもいずれどこかのチームでプレーする機会があると思いますが、新天地でのフランクスの活躍を祈念したいと思います。


また、マーチ-リラードという選手についてですが、2015年にドラフト外でチーフスに入団していますが、1年目は故障者リストで過ごし、2年目も怪我のために5試合しか出場していません。怪我のリスクのある選手を獲得したわけですが、解雇したライリーよりも優れているのかよくわからないところです。


その他の話題として、QBブランドン・ドーティ、TEトーマス・デュアルテ、Sジョーダン・ルーカス、OTショーン・ヒッキー、WRドリュー・モーガンとマルコルム・ルイス、DEキャメロン・マルビュー、RBデベオン・スミスの8人を練習生として登録しています。


Dolphins Daily News 7.22―新人2人が怪我で出遅れ

少なくとも2人の新人選手がトレーニングキャンプのスタートが遅れることが報じられています。RBデベオン・スミスとOTエリック・スミスが怪我のためにリザーブリストに登録されたということです。

2人のスミスはいずれもドラフト外でドルフィンズに入団しました。デベオンはミシガン大学で2235ヤードを走って22TDを記録しています。またエリックはバージニア大学ではRTとしてプレーし、2014〜16年はすべての試合に出場しています。

なお、ふたりは怪我がよくなればチームに復帰して練習にも参加できるということです。


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