先週敵地でフィラデルフィアイーグルスを破って、今週久しぶりのホームゲームでダラスカウボーイズを撃破、という期待を抱いていたんですが、結局カウボーイズのための試合、言い換えれば怪我から復帰したQBトニー・ロモのための試合となってしまいました。
ドルフィンズはロモの盛り立て役で、QBライアン・タネヒルはロモとは対象的な結果に終わってしまい、ファンとしては本当にフラストレーションが溜まる内容でした。
イーグルスに勝ったことでチームが上昇してくかと思ったんですが、相変わらずオフェンスは進まない、大事なところでの反則やミスが目立つなどで波に乗っていけません。ドルフィンズが勝つためには最初に得点を取ってリードを奪わなければいけないんですが、結局この試合でもそれができませんでした。
3rdダウンコンバージョンでは10回中わずか1回しか成功させることができず、それがオフェンスのリズムをつかめなかった原因なんですが、とにかく3rdダウンで残りが5ヤード以上という状況がほとんどです。10ヤード以上ということも珍しくなく、これでは1stダウン更新が難しくなるのは当然です。この状況を改善しないかぎりオフェンスの向上は望めないでしょうね。
せっかくディフェンスがインターセプトでターンオーバーを奪ってもそれを得点に結びつけることができなければ、チーム全体も乗っていけませんし、試合のモメンタムも引き寄せることができません。ビッグプレーをしても反則で取り消されたこともあり、どうも上手くいきません。
ディフェンスは合計386ヤード献上、ランでも166ヤードを与えてしまったんですが、前半はよく守っていたと思います。ただ、オフェンスが続かないので守る時間が長くなり、その結果後半の勝負所ではドルフィンズのディフェンスは疲弊していたんでしょう。第3Qに同点に追いついた直後の守備を守りきれなかったのは疲れてきていたせいもあったと思います。
相変わらず不可解なのがランプレーに関してです。この試合でドルフィンズは平均5.0ヤードのランを記録しているんですが、ランプレーの回数はわずか14回しかありません。特にRBラマー・ミラーは試合開始直後に2回のキャリーで21ヤードを獲得しているんですが、この試合でのランプレーの回数は合計でわずか7回です。もうひとりのRBジェイ・アジャイも4回しか走らせていません。
なぜもっとランプレーを出さないのか、それについては多くの人が疑問に思っていることだと思います。最初にリードされていなければもっと出していたのかもしれませんが、この試合の展開ではランプレーが出しにくかったということはないと思いますので、オフェンスのプレーコールに問題ありだと思いました。
その結果、ボール保持時間はカウボーイズの38分50秒に対してドルフィンズはわずか21分10秒でした。これではとても勝てない、特にドルフィンズのように得点力のないチームは非常に厳しいでしょう。極端な話、徹底してランプレーをコールしてもいいんじゃないかと思ってしまいます。そうすればタネヒルへの負担も減り、パスも投げやすくなるでしょう。
タネヒルのプレー内容についても相変わらず不安定で、特に今シーズンは好不調の波が激しすぎます。WRケニー・スティルスにTDパスを決めましたが、スティルスとのコンビネーションは開幕当初よりはよくなっており、ロングパスも以前よりは精度がよくなっているような気がします。しかしパスの判断力はよくなくて、どうしてもパスを投げるのが遅くなってQBサックされるケースが目立ちます。
試合後のコメントでLBケルビン・シェパードが、残り試合を全勝するというようなことを言っているみたいです。その意気込みは大いに買いますし、残り試合全勝の可能性もまったくないわけではありません。しかし、現実的に考えてそれはほとんど無理でしょうし、今シーズンの勝ち越しも危うい状況です。
カウボーイズは決して強い相手ではなく、勝てるチャンスはいくらでもあったように思いますが、ミスや反則、そしてコーチや選手などチーム全体が何かやることなすことちぐはぐに思えます。今シーズンはこのまま状況が変わらず終わるのかと思うと寂しいですが、やはりまたチームを作りなおさなければいけないんですかね…
ドルフィンズはロモの盛り立て役で、QBライアン・タネヒルはロモとは対象的な結果に終わってしまい、ファンとしては本当にフラストレーションが溜まる内容でした。
イーグルスに勝ったことでチームが上昇してくかと思ったんですが、相変わらずオフェンスは進まない、大事なところでの反則やミスが目立つなどで波に乗っていけません。ドルフィンズが勝つためには最初に得点を取ってリードを奪わなければいけないんですが、結局この試合でもそれができませんでした。
3rdダウンコンバージョンでは10回中わずか1回しか成功させることができず、それがオフェンスのリズムをつかめなかった原因なんですが、とにかく3rdダウンで残りが5ヤード以上という状況がほとんどです。10ヤード以上ということも珍しくなく、これでは1stダウン更新が難しくなるのは当然です。この状況を改善しないかぎりオフェンスの向上は望めないでしょうね。
せっかくディフェンスがインターセプトでターンオーバーを奪ってもそれを得点に結びつけることができなければ、チーム全体も乗っていけませんし、試合のモメンタムも引き寄せることができません。ビッグプレーをしても反則で取り消されたこともあり、どうも上手くいきません。
ディフェンスは合計386ヤード献上、ランでも166ヤードを与えてしまったんですが、前半はよく守っていたと思います。ただ、オフェンスが続かないので守る時間が長くなり、その結果後半の勝負所ではドルフィンズのディフェンスは疲弊していたんでしょう。第3Qに同点に追いついた直後の守備を守りきれなかったのは疲れてきていたせいもあったと思います。
相変わらず不可解なのがランプレーに関してです。この試合でドルフィンズは平均5.0ヤードのランを記録しているんですが、ランプレーの回数はわずか14回しかありません。特にRBラマー・ミラーは試合開始直後に2回のキャリーで21ヤードを獲得しているんですが、この試合でのランプレーの回数は合計でわずか7回です。もうひとりのRBジェイ・アジャイも4回しか走らせていません。
なぜもっとランプレーを出さないのか、それについては多くの人が疑問に思っていることだと思います。最初にリードされていなければもっと出していたのかもしれませんが、この試合の展開ではランプレーが出しにくかったということはないと思いますので、オフェンスのプレーコールに問題ありだと思いました。
その結果、ボール保持時間はカウボーイズの38分50秒に対してドルフィンズはわずか21分10秒でした。これではとても勝てない、特にドルフィンズのように得点力のないチームは非常に厳しいでしょう。極端な話、徹底してランプレーをコールしてもいいんじゃないかと思ってしまいます。そうすればタネヒルへの負担も減り、パスも投げやすくなるでしょう。
タネヒルのプレー内容についても相変わらず不安定で、特に今シーズンは好不調の波が激しすぎます。WRケニー・スティルスにTDパスを決めましたが、スティルスとのコンビネーションは開幕当初よりはよくなっており、ロングパスも以前よりは精度がよくなっているような気がします。しかしパスの判断力はよくなくて、どうしてもパスを投げるのが遅くなってQBサックされるケースが目立ちます。
試合後のコメントでLBケルビン・シェパードが、残り試合を全勝するというようなことを言っているみたいです。その意気込みは大いに買いますし、残り試合全勝の可能性もまったくないわけではありません。しかし、現実的に考えてそれはほとんど無理でしょうし、今シーズンの勝ち越しも危うい状況です。
カウボーイズは決して強い相手ではなく、勝てるチャンスはいくらでもあったように思いますが、ミスや反則、そしてコーチや選手などチーム全体が何かやることなすことちぐはぐに思えます。今シーズンはこのまま状況が変わらず終わるのかと思うと寂しいですが、やはりまたチームを作りなおさなければいけないんですかね…