Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

トム・ブレイディ

Week 12 対ペイトリオッツ戦 プレビュー

NFL第12週、マイアミドルフィンズは同地区のニューイングランドペイトリオッツと対戦します。ペイトリオッツは現在8勝2敗で地区首位に君臨しています。4連敗中のドルフィンズにとっては今シーズン一番の難敵です。

今年の春、ドルフィンズのWRジャービス・ランドリーは対ペイトリオッツ戦に自信を持っていました。シーズン2回対戦するペイトリオッツとの試合に連勝すると発言していました。この試合はその2試合のうちの最初の試合となるんですが、現在のドルフィンズはとてもペイトリオッツに連勝できるようなチーム状態ではありません。

ドルフィンズがペイトリオッツに勝てる可能性は非常に少ないと思いますが、いざ試合が始まると何が起こるかわからないので100%負けるということはありません。ペイトリオッツの弱みといえばNFL32位(ラン24位、パス32位)のディフェンスです。ただ、ペイトリオッツはいくらディフェンスが得点を取られても、同2位(ラン16位、パス1位)という強力なオフェンスでそれ以上の得点を取り返してしまう強さがあります。

ドルフィンズのオフェンスはNFL30位(ラン29位、パス20位)、またスコアリングオフェンスは同31位となっていますので、いくらペイトリオッツのディフェンスが弱くても大量得点は望めないでしょう。この点だけを考えてもこの試合でドルフィンズが優位に立つことさえできないと言えるかもしれません。

それに加えてドルフィンズは怪我人の問題も深刻です。先発QBは先週の対タンパベイバッカニアーズ戦で脳震とうを起こしたジェイ・カトラーの欠場が決定しています。その他にも先発RGジャーモン・ブッシュロッド、DEウイリアム・ヘイズも欠場します。特にブッシュロッドの欠場はシーズン通して脆弱で不安定なオフェンシブラインにさらに弱体化をもたらすことが予想されます。

カトラーの代わりにはマット・ムーアが先発します。ムーアはバッカニアーズ戦の後半でプレーしてパス28回投中17回成功で282ヤードを獲得、1TDを記録しましたが、もう一歩というところでチームを勝利に導くことはできませんでした。また、今シーズン第8週のボルチモアレイブンズ戦で先発した時も2インターセプトを犯すなどで完封負けしています。

一方のペイトリオッツはQBトム・ブレイディがアキレス腱を、TEロブ・グロンコウスキーが内臓疾患で Injury Report にあげられていますが、プレーするのには問題がなく、ドルフィンズのアドバンテージとなることはないでしょう。ただ、WRクリス・ホーガンは欠場、TEマーテラス・ベネットもプレーするのは無理そうです。

ペイトリオッツを攻略するためにはブレイディにプレッシャーをかけることが必須となりますが、ドルフィンズはDTダムコン・スーが怪我のために練習を休んでおり本調子とはいえず、DEキャメロン・ウェイクも過去4試合でわずか1QBサックで不調とパスラッシュがまったくと言っていいほど機能していません。

またディフェンスに関しては今シーズンもTEへのパスカバーはよくなく、これまでの対戦でも各チームのTEへのパスを防げていません。ペイトリオッツの一番のパスターゲットはグロンコウスキーですが、このグロンコウスキーをカバーすることはかなり厳しいと思われます。それも含めてパスディフェンスは過去3試合で250ヤード以上献上しており、この試合でもかなりパスを通されるのではないかと予想されます。

ペイトリオッツのホームでドルフィンズが最後に勝利したのは2008年シーズンにさかのぼります。この時はあのワイルドキャットオフェンスでペイトリオッツのディフェンスを崩したんですが、ペイトリオッツに勝利するためには予測不能の特別なことをやらないと難しいと思われます。それが今のドルフィンズにできるかというと、ほぼ不可能でしょうね。

どこからどう見てもドルフィンズがペイトリオッツに勝利するイメージが想像できません。戦前の予想を見てもドルフィンズの勝利を予想するメディア関係者は当然ですが誰もいません。ロースコアの展開に持ち込めれば光明は見えてくるかもしれませんが、今のドルフィンズのディフェンスではペイトリオッツのオフェンスは止められないでしょうね。

本当に厳しく、試合をやる前から戦意喪失しそうな状況なんですが、大事なことはチームが1つになって全力で戦うことで、それが勝利への最低条件だと思います。それができるかどうかがこの試合だけでなく、今シーズン残りの試合にも影響してくることです。チームを正しい方向に導くことができるか、HCアダム・ゲイスをはじめコーチ陣の真価が問われるところですが、果たしてどんな結果になるんでしょうか。

普通に考えればドルフィンズは大量得点差で惨敗を喫するというところでしょうが、意外に僅差の試合になるかもしれません。いずれにしろやってみなければわからないんですが、オフェンス、ディフェンス共にどこまで我慢できるかどうかでしょうね。そこを期待するしかないように思います。


Dolphins Daily News 6.29―ジャージの売上

ドルフィンズはニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディに通算29試合中20敗していますが、今回別な分野でもブレイディに敗れています。

5月のジャージの売上でブレイディのジャージがフロリダ州でトップだったそうです。ということは、ドルフィンズはもちろん、ジャクソンビルジャガーズ、タンパベイバッカニアーズの3チームのどの選手よりもブレイディのジャージがフロリダ州で売れていたということです。

このニュースはドルフィンズのファンのみならず、ジャガーズやバッカニアーズのファンにとっても大変残念な結果なんですが、やはりブレイディはスーパースターですから人気があるということなんでしょう。チームは強くならなければダメだということですね。

ちなみにブレイディのジャージの売上はフロリダ州も含めて16の州でトップだったようで、その中にはNFLのフランチャイズのある州もフロリダ州を含めて3つあったということです。また、ドルフィンズの選手のジャージの5月の売上は25位まではだれも入っていません。ただし、ジャービス・ランドリーがWRの中では5番目の売上となっています。

http://www.nflshop.com/pages/Top_Selling_Jerseys

ドルフィンズの選手のジャージの売上を別なデータで見ると、ランドリーはNFLドラフト以降では22位でオフェンスの選手の中では18位、QBライアン・タネヒルは31位でオフェンスの選手の中では27位、そしてDTダムコン・スーがディフェンスの選手の中で10位となっています。



Dolphins Daily News 5.14

ニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディが今年発売されるビデオゲーム『MADDEN NFL 18』のカバーデザインとなることが発表されました。

『MADDEN NFL 18』はNFL公認のアメリカンフットボールゲームで、数多くのNFLファンの方がプレーしたことがあるかと思います。このゲームは1988年に最初に発売され、2000年以降は毎年NFLのスター選手がカバーのデザインとなっています。

ただ、毎年ゲームのカバーにデザインされた選手が、そのシーズンでは怪我などで成績を落としていることなどから ”マッデンの呪い” などと言われています。

例えば、昨年のカバーデザインとなったペイトリオッツのTEロブ・グロンコウスキーは怪我のためにプレーオフを含む8試合を欠場しています。その他にも遡ればマイケル・ヴィック、ドノバン・マクナブ、ショーン・アレキサンダー、ビンス・ヤング、ペイトン・ヒリスなど数々の選手が不振や何らかのトラブルに遭遇しています。

そんなジンクスがあることから、ラダニアン・トムリンソンはこのカバーデザインのオファーがあった時に断っていたそうです。

しかし中には成績を落としていない選手もあり、2012年のカルビン・ジョンソンはNFL新記録となる1964レシービングヤードを達成していますし、2015年のオデル・ベッカムは96回のパスレシーブで1450ヤードを獲得し13TDパスレシーブを記録しました。

今回ブレイディがカバーデザインとなることで、今シーズンのブレイディおよびペイトリオッツがこの ”マッデンの呪い” を受けて不本意なシーズンとなるかどうかは実際に終わってみなければわかりません。

ちなみにドルフィンズのWRジャービス・ランドリーが、今シーズンはペイトリオッツに連勝すると言っていましたが、もしドルフィンズがペイトリオッツ戦に連勝することがあれば、それはブレイディに ”マッデンの呪い” がかかったと言えるのかもしれません。ただ、そんなジンクスに頼らなくても連勝できるチーム力がドルフィンズに備わってくれることを期待したいですね。

MADDEN NFLのカバーデザインに選ばれた選手は今年も含めて20人ほどいるようですが、ドルフィンズの選手が選ばれたことはありません。選ばれてほしい反面、選ばれると嫌な予感がするかもしれませんので、できれば選ばれないほうがいいんでしょうかね。



Dolphins Daily News 5.10

昨シーズンのQBライアン・タネヒルは20ヤード以上のロングパスの成功率が61%(41回投中25回成功)で、これはNFLで2番目に高い数字だったようです。ちなみに1位はオークランドレイダースのQBデレック・カーで62.9%(54回投中34回成功)でした。

https://brickwallblitz.wordpress.com/2017/03/26/the-2016-17-deep-ball-project-part-33/

また16ヤード以上のパス成功率について見ると、タネヒルは64.1%(53回投中34回成功)でNFL4位でした。ちなみに、こちらは1位からミネソタバイキングスのQBサム・ブラッドフォード(66.7%)、2位がインディアナポリスコルツのQBアンドリュー・ラック(66.3%)、3位がカー(64.3%)となっています。

参考までに、ニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディはというと、20ヤード以上のパス成功率が44.7%(47回投中21回成功)でNFL18位、16ヤード以上では51.5%(66回投中34回成功)で同16位となっています。

数年前までのタネヒルは、ともすれば安全な短いパスばかり投げている、ロングパスの制度が悪い、などという酷評をされていましたが、昨年アダム・ゲイスがドルフィンズのヘッドコーチとなり、彼のオフェンスシステムでプレーすることにより安定感が増し、その結果ロングパスの能力も向上したものと思われます。

タネヒルは昨年、不幸にも左膝靭帯に大きな怪我を負ったわけですが、その怪我からは順調に回復しているようで、ゲイスの言葉では『昨年と同じように見える』という状態となっています。

今後、オフシーズンの練習やトレーニングキャンプ、プレシーズンゲームを経て本番のレギュラーシーズンに向かうわけですが、そこでどんなプレーができるのか若干の不安はあるものの、期待は持てそうです。今シーズンは少なくとも昨年並か、あるいは昨年以上の活躍を期待したいところです。



Dolphins Daily News 5.6

5月5日(日本時間6日)から3日間の予定で新人選手のミニキャンプが始まっています。このミニキャンプには4月末のドラフトで指名された選手のほか、ドラフト外で契約した14人の新人選手も参加しています。

ミニキャンプといってもフィールドでの練習はなく、内容はオリエンテーションやフィルムスタディなどが行われる予定です。

それにともなってドラフト外の新人選手14人との契約が正式に発表され、さらにドラフト指名7選手のうち5選手との契約も発表されています。

ドラフト指名選手のうち正式に契約が発表されたのは2巡目指名のLBレークワン・マクミラン、3巡目指名のCBコードレイ・タンカーズレイ、5巡目指名のOGアイザック・アシアタ、6巡目指名のDTビンセント・テイラー、7巡目指名のWRアイザイア・フォードの5人です。

契約内容は5人すべてが4年契約で、マクミランが446万9000ドル、タンカーズレイが310万ドル、アシアタが266万ドル、テイラーが255万ドル、そしてフォードが247万ドルと見られています。

なお、1巡目指名のDEチャールズ・ハリスと5巡目指名のDTダボン・ゴッドチョーはまだ正式に契約が発表されていませんが、いずれも4年契約で、ハリスが1090万ドル、ゴッドチョーが260万ドル程度の契約になると思われます。

そのハリスですが、着用するジャージのNo.はまだ発表されていないんですが、90番になるだろうと考えられています。ハリスは大学時代は91番を着けていたんですが、ドルフィンズの91番はキャメロン・ウェイクが着けています。したがって91番を着けることはできず、90番になりそうで、本人もそのつもりでいるようです。

ハリスは記者会見で、ファンが自分にトム・ブレイディにQBサックを決めることを望んでいる、というような発言をしています。91番のウェイクと90番のハリスがブレイディにパスラッシュをかける姿を早く見てみたいものですね。




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