昨年のドラフト3巡目指名WRレオンテ・カルーが、今シーズンの最終53人ロースターに残れないのではないかという話題がありました。

ドルフィンズは昨年のドラフトで自らの3巡目、4巡目、6巡目指名権をミネソタバイキングスに譲渡して、バイキングスから獲得した3巡目指名権でカルーを指名しました。すなわち、トレードアップしてまでカルーを獲得したということになります。

ドラフトの段階でドルフィンズはWRのポジションにジャービス・ランドリー、ケニー・スティルス、デバンテ・パーカーという3人の主力選手を保有していたにも関わらずカルーを指名したということは、カルーに大きな期待と可能性を抱いていたということでした。

しかし昨シーズンのカルーは14試合に出場したもののの、わずか3回のパスレシーブで29ヤード獲得、1TDパスレシーブに止まっています。

最終ロースターではWRのポジションは5〜6人の選手が予想されますが、今シーズンもランドリー、スティルス、パーカーの3人は健在で、残る2〜3人の枠をカルーやジャキーム・グラント、その他の選手で争うことになります。順当にいけばカルーはロースターに残れるかもしれませんが、決して安心できる状況ではなく、プレーの向上が求められます。

このカルーの話題と関連しているのだと思いますが、今週のチーム練習でドラフト外入団の新人WRドリュー・モーガンがいいプレーをみせていたようです。モーガンは練習で度々オープンとなり、少なくとも4回のパスをレシーブしたということです。また、2年目のWRラシャーン・スコットもいいパスレシーブをみせていたということです。

最終ロースター当落寸前のところでは毎年激しい争いが続けられますが、今年のWRのポジションでの争いも注目すべきポイントとなりそうです。