Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ニック・セイバン

Dolphins Daily News 5.13

元クリーブランドブラウンズのWRマイケル・ジャクソンがオートバイの事故で亡くなったというニュースがありました。オートバイを運転していたジャクソンが事故を起こして本人は死亡、同時に他の車を運転していた20歳の女性も巻き込まれて死亡したということです。

ジャクソンについて思い出されるのは、ドルフィンズが1992年シーズンの開幕戦でブラウンズと対戦し、その試合でTDパスレシーブを記録したことです。アメリカのエンターティナーと同名だったため印象に残っています。

また、その試合はドルフィンズにとっても印象的な試合で、そのシーズンの開幕戦、ドルフィンズはニューイングランドペイトリオッツと対戦する予定だったんですが、フロリダ地方を襲ったハリケーン・アンドリューの影響で中止となり、その結果第2週の対ブラウンズ戦が開幕戦となっています。

試合は第4Q途中までドルフィンズが20‐3とリードしていたんですが、そこからブラウンズが反撃して一時は逆転しました。しかし土壇場でドルフィンズがRBマーク・ヒッグスのTDランで逆転し27‐23で勝利しています。

この試合はNHKのBSで放送されました。ヒッグスのTDランが決まった瞬間のQBダン・マリーノのガッツポーズ、ブラウンズのTEマーク・ババーロがTDパスレシーブを決めて十字を切っていたシーン、ドルフィンズLBジョン・オファドールとブライアン・コックスのQBサックなど見どころが多い試合でした。

ちなみに、その時のブラウンズのヘッドコーチはビル・ベリチック、そしてディフェンシブコーディネーターはニック・セイバンでした。のちにセイバンはその試合でのマリーノのプレーを見てQBの重要性を認識したというような記事をどこかで見たことがあります。

ジャクソンは当時無名の選手だったんですが、”マイケル・ジャクソン”という名前でなかったらおそらく覚えていなかったと思います。ジャクソンの冥福を祈ります。



Dolphins Daily News 5.9

Palm Beach PostのウェブサイトにLSジョン・デニーの記事が掲載されていました。デニーはこれから24歳のウィンストン・チャップマンという選手とのポジション争いが予想されています。

デニーは2005年にドラフト外でドルフィンズに入団しました。Palm Beach Postの記事の中では36歳と紹介されているんですが、実際には1978年12月13日生まれの38歳です。そして新人の年からLSとしてプレーし、これまで192試合連続出場で1試合も欠場していません。

LSですから当然目立った記録はないんですが、41タックル、3ファンブルリカバーという記録があります。また2010年と2012年にはプロボウルにも選出されています。

2005年といえば、ニック・セイバンがドルフィンズのヘッドコーチに就任した年で、その年にドルフィンズ入りしたデニーはその後カム・キャメロン、トニー・スパラノ、トッド・ボウルズ、ジョー・フィルビン、ダン・キャンベル、そしてアダム・ゲイスと、暫定ヘッドコーチも含めて計7人のヘッドコーチの下でプレーしてきました。

プロボウルにも選出されていますから非常に堅実な選手で、192試合連続出場はもちろんチーム記録で、それが今シーズンも継続される可能性は高いと思います。しかしチャップマンとのポジション争いがどうなるのか注目すべきポイントとなります。

チャップマンは現在25歳で、ミシシッピー州立大学の出身なんですが2015年の4年生の時に靭帯を痛めています。ただし、その怪我も今は完治しているようです。ちなみにPalm Beach Postの記事の中ではチャップマンの年齢も間違っていて、24歳と紹介されていました。

スペシャルチームコーディネーターのダレン・リジーによると、チャップマンは非常に堅実なプレーをするスナッパーだそうです。チームの運営としてはよりサラリーが安くて若いチャップマンがベテランのデニーを上回る結果を出してほしいところもあるでしょうが、デニーとしても簡単にはポジションを明け渡さないでしょうね。




Dolphins Daily News 4.18

制限付きFAだったSマイケル・トーマスが、ドルフィンズが提示していた1年間180万ドル(約1億9600万円)のオファーにサインし再契約したようです。

Palm Beach Postのウェブサイトによると、トーマスは他の2チームから興味を持たれていて、そのうちの1つからは3年契約のオファーを受けていたようですが、ドルフィンズに残る決断をしたということです。

トーマスはスペシャルチームの中心選手として、またニッケルCBやSの控えとして貴重な活躍をしてくれていますので、今回ドルフィンズに残ってくれたことは嬉しいですね。

トーマスが再契約したことにより、ドルフィンズの制限付きFAで去就が決まっていないのはRBダミアン・ウイリアムスだけとなりました。ウイリアムスについてはニューイングランドペイトリオッツと面談を行ったということですが、その後の情報はありません。ウイリアムスもドルフィンズに残ってくれればいいんですが。


ドルフィンズのオフシーズンプログラムが4月17日(日本時間18日)から始まっています。各選手の参加は自由で、練習内容はコンディショニングが主なメニューとなっていますが、QBライアン・タネヒルやCマイク・パウンシー、WRジャービス・ランドリーなどの主力選手も参加しているようです。

そのランドリーについてですが、一部報道ではオフシーズンプログラム開始までに契約延長を締結するかもしれないと言われていましたが、まだ交渉はまとまっていないようです。しかし、自由参加の練習に参加しているということは契約も間近なのではないかなと思います。少なくともシーズン開始までにはまとまるのではないでしょうか。 


Palm Beach Postのウェブサイトではドルフィンズ史上最悪のドラフトとなったシーズンはいつか、というのを投票により決める企画をやっています。それによると、最後の2つが2006年と1984年となっています。

1984年は1巡目でLBジャッキー・シップを指名していますが、このシップという選手はドラフトの失敗例としてたびたび紹介されています。また、2006年はHCニック・セイバンの2年目のシーズンで、1巡目ではSジェイソン・アレンを指名しており、2巡目の指名権はQBダンテ・カルペッパーを獲得するために譲渡しています。そのカルペッパーがまったく使い物にならなかったことは、当時からのファンの方ならよくご存知だと思います。

いずれにしても、数日後にはどちらが最悪のドラフトだったかという結果が出るものと思います。個人的には1984年当時のことはよくわからないので比較のしようがないのですが、2006年に指名された選手の名前を見ると史上最悪候補だと言われるのも頷けます。



 

Dolphins Daily News 2.22

ドルフィンズはウィンストン・チャップマンという24歳のロングスナッパーの選手と契約しました。

チャップマンは2012〜15年までミシシッピー州立大学に在籍していましたが、4年生の時に靭帯を痛めるまで通算40試合に出場して、その間一度もスナップミスを犯したことがなかったようです。

卒業後はドラフトにもかからず、ドラフト外でもNFLのチームと契約することはなかったようで、今回ドルフィンズと契約したのがNFLとの最初の関わりです。

現在の先発LSデニーは2005年にドラフト外でドルフィンズに入団して以来、12年間に渡ってドルフィンズでプレーし1試合も欠場したことがありませんでした。そしてその間、ニック・セイバン、カム・キャメロン、トニー・スパラノ、トッド・ボウルズ、ジョー・フィルビン、ダン・キャンベル、アダム・ゲイスと暫定も含めれば7人のヘッドコーチの下でプレーしてきました。

38歳となるデニーは今年FAとなりますので、今回のチャップマンとの契約により、もしかしたらドルフィンズには戻ってこないかもしれません。しかしデニーは非常に安定したLSで、2010年と2012年にはプロボウルにも選出されていますので、再契約してチャップマンと競争させるということも考えられます。

ただ、ドルフィンズとしてはデニーの年齢のこともありますので、若い選手に出てきてもらいたいということもあるんでしょうね。2017年シーズンの開幕時にドルフィンズのLSが誰になっているのか、気になるところですね。




 

新ヘッドコーチはアダム・ゲイス

ドルフィンズの新しいヘッドコーチにシカゴベアーズのオフェンシブコーディネーターだったアダム・ゲイスが就任しました。数人に候補者との面談の結果、このゲイスに決定したんですが、この人はどんな人なのかよくわからないので調べてみました。

1978年3月29日生まれで現在37歳ということで、NFLで最年少のヘッドコーチということです。これまでにヘッドコーチの経験はありませんが、37歳という若さのわりには16年間のアシスタントコーチ歴があるということです。

キャリアのスタートは2000年にルイジアナ州立大学でのアシスタントということですが、その当時ゲイスは22歳で、ルイジアナ州立大学のヘッドコーチはニック・セイバンが新しく就任した年です。セイバンはその前年までミシガン州立大学でヘッドコーチを務めており、ゲイスもその間同大学の学生でした。

ということはセイバンがゲイスをルイジアナ州立大学にアシスタントとして連れてきたということになります。ちなみにゲイスは大学でのプレー経験がなかったということですが、それにもかかわらずセイバンがゲイスをアシスタントに加えたということは、ある意味ゲイスはセイバンに認められていたということで、何か特筆すべきものを持っていたということでしょうか。

その後ゲイスは2003年にデトロイトライオンズでスカウトのアシスタントに就任してNFLでのキャリアをスタートさせました。そしてライオンズでは2005年からオフェンスのアシスタント、2007年にはQBコーチを歴任しています。

2008年にはサンフランシスコ49ersでアシスタントを務め、2009〜2014年はデンバーブロンコスに在籍していました。ブロンコスではWRコーチ、QBコーチ、そしてオフェンシブコーディネーターを歴任し、2011年にはQBコーチとしてティム・ティーボウを指導してプレーオフに導いています。

2013年と2014年はオフェンシブコーディネーターを務め、QBペイトン・マニングという存在があったとはいえ、総得点、トータルオフェンス、パスオフェンスでいずれもNFL1位の成績を残しています。特に2013年には、ブロンコスはゲイスの指導の下、オフェンスのスコアリングで14ものNFL記録を更新しています。

2015年はシカゴベアーズのオフェンシブコーディネーターとしてベアーズのランオフェンスを前年のNFL27位から同11位に向上させ、同時にQBジェイ・カトラーの成績向上に大きな影響を与えています。

今回のヘッドコーチ就任にあたって、ゲイスはオフェンスのプレーコールを担当するということと、それに加えて53人のロースターの決定権も与えられているということです。今まであまり聞いたことがないのですが、新人のヘッドコーチがそこまでの権限を与えられるということは特別なことではないでしょうか。つまりはそれだけの資質がゲイスにはあるということでしょうね。

しかし、これでドルフィンズではカム・キャメロン、トニー・スパラノ、ジョー・フィルビンに続いて今回もオフェンスマインドの新人ヘッドコーチの就任となりました。個人的にはヘッドコーチ経験のある人物を想像しており多少不安もあるんですが、他チームを見るとカロライナパンサーズのロン・リベラやピッツバーグスティーラーズのマイク・トムリンなど過去にヘッドコーチ経験がなくても成功している例もありますので、今回のゲイスには期待しています。

ちなみに、すでにアシスタントコーチの名前も報道されており、ディフェンシブコーディネーターにシンシナティベンガルズのDBコーチのバンス・ジョセフ、そしてベンガルズのLBコーチのマット・バークやベアーズのDLコーチのクリント・ハート、ダラスカウボーイズのDBコーチのジェローム・ヘンダーソンが加わるだろうと予想されています。

オフェンシブコーディネーターの名前はあがってきていませんが、ゲイス自身がプレーコールも担当するということで、もしかしたらゲイスが兼任するのかもしれませんね。また現在のアシスタントで誰が残留するのか、一部ではダン・キャンベルも残るのではと言われていますが、いずれにしてもこれからアシスタントコーチも順次発表されるものと思われます。



 
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