Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

パトリック・サーティン

Dolphins Daily News 7.18―Top 10 CBs

Sun SentinelのウェブサイトでドルフィンズのCBの選手の歴代トップ10が掲載されていました。

http://www.sun-sentinel.com/sports/miami-dolphins/sfl-miami-dolphins-top-10-cornerbacks-of-all-time-20170715-photogallery.html

1位がサム・マディソン、2位がパトリック・サーティン、3位がトロイ・ビンセント、そして4位にブレント・グライムスが入っています。

マディソンとサーティンはジミー・ジョンソンがドラフトした選手です。この2人がほぼ同時期にドルフィンズでプレーしていましたが、その時代を知っているだけに、最近のディフェンスバック陣は随分見劣りします。

マディソンは1997年のドラフト2巡目指名選手です。ドルフィンズには2005年まで在籍し、2006年にニューヨークジャイアンツに移籍しました。そして2008年を最後にNFLを引退しています。

ドルフィンズでの9シーズンで計31個のインターセプトを記録し、4度のプロボウルと4度のオールプロに選出されています。さらにジャイアンツ時代の2007年シーズンにはスーパーボウル制覇に貢献しています。

またサーティンは1998年のドラフト2巡目指名選手です。ドルフィンズには2004年まで在籍し、2005年にドラフト2巡目指名権との交換でカンサスシティチーフスに移籍しました。そして2008年シーズンまでチーフスでプレーした後、NFLを引退しています。

ドルフィンズでの7シーズンで計29個のインターセプトを記録し、3度のプロボウルと2度のオールプロに選出されています。

ちなみに、サーティンのトレードで獲得したドラフト2巡目指名権で、ドルフィンズが指名したのはDEマット・ロスでした。ロスはドルフィンズでは期待外れに終わった選手だったので、サーティンの代わりとしては大損だったんですが、サラリーの問題などもありトレードは仕方なかったんでしょうかね。

現在のザビアン・ハワードがマディソン、サーティンに匹敵する選手に成長してくれればいいんですが、2年目の今シーズンに期待したいと思います。



今週のドルフィンズ 1.25ー1.30

ドルフィンズとは関係がないんですが、今週1週間は寒波の影響で我が家も断水しとても不便な思いをしました。おかげさまで水道も元通りに出るようになり安堵しているところですが、いまだに断水で悩まされている方々にはお見舞いを申し上げます。

というわけで、この1週間はウェブサイトやブログの更新も滞っていたんですが、ようやくこちらも復旧しそうです。ドルフィンズの今週を振り返ってみたいと思います。

まず新たに2人の選手がプロボウルに加わりました。Sレシャッド・ジョーンズとCBブレント・グライムスです。ジョーンズはレジー・ネルソンの、そしてグライムスはアキブ・タリブの代替ということですが、特にジョーンズに関しては正規に選出されてもおかしくなかったですね。

これでドルフィンズからは5人の選手がプロボウルに選出されました。ジョーンズとグライムスの他にCマイク・パウンシー、LTブランデン・アルバート、そしてWRジャービス・ランドリーですが、パウンシー以外は代替選出です。

ちなみに5人が選出されたというのは、2002年シーズンに7人が選出されて以来の多数選出です。プロボウルの選出方法や価値も変わってきていて単純には比較できないかもしれませんが、それにしても今シーズンのドルフィンズはそれだけタレントが揃っていたということでしょう。

参考までに2002年シーズンの選出メンバーは、CBパトリック・サーティン、DEジェイソン・テイラー、LBザック・トーマス、RBリッキー・ウイリアムス、DTティム・ボウエンス、CBサム・マディソン、そしてSブロック・マリオンでした。そうそうたるメンバーなんですが、代替選手はウイリアムスとマディソンで、特にウイリアムスはプロボウルMVPに選出されています。


そして今週は新しいコーチングスタッフのメンバーがすべて決まっています。結局前政権のコーチ9人がチームに残留しています。そのうちレシーバーコーチだったケン・オキーフィとアシスタントディフェンシブバックコーチだったブルー・アダムスはリサーチアナリストということで現場からは離れることになります。

懸案だったディフェンシブラインコーチは、適任者が見つからなかったんでしょうか、結局テレル・ウイリアムスが留任ということになりました。また暫定ディフェンシブコーディネーターを務めていたルー・アナルモがディフェンシブバックコーチに戻っています。

アナルモに関しては一時ジャクソンビルジャガーズのディフェンシブコーディネーター候補となり、面談もしたようですが、結局ジャガーズ入りはならずドルフィンズに残留となりました。アナルモは地味ながら堅実なコーチだったので残ってくれたことは新政権にとってもプラスになると思っています。

一時はスペシャルチームコーディネーターのダレン・リジー以外は全員いなくなるのではという報道もされていましたが、やはり20人以上のコーチを新たに集めるのは難しいんでしょうね。



 

ドルフィンズ、思い出の対ブロンコス戦

ドルフィンズのレギュラーシーズン第12週の対戦相手は、アウェイでの対デンバーブロンコス戦です。かつてブロンコスにはジョン・エルウェイという素晴らしいQBが在籍しており、ドルフィンズの偉大なQBダン・マリーノと何度か対戦していますので、その2人が対戦した試合も思い出に残っています。

特に1998年12月に行われたマンデーナイトゲームのブロンコス戦は、私は現地まで観戦に行きましたので、今でもその時の様子が鮮明に思い出されます。ただしこの試合はドルフィンズの地元マイアミで行われた試合ですので、今回はデンバーで行われた試合で思い出に残っている試合を紹介します。

その試合とは、2002年10月に行われたサンデーナイトゲームの対ブロンコス戦です。この試合は特に試合終了前、最後の1分間の間に大きなドラマがあり、しかも当時ライブでテレビ観戦していましたので興奮と感動も最高潮でした。結果はドルフィンズが24-22で逆転勝利を飾ったんですが、勝敗を抜きにしても素晴らしい試合内容でした。

第3Qを終了した時点でブロンコスが12-7とリードしていたんですが、第4Qに入って激しい攻防がありました。ドルフィンズはCBサム・マディソンのインターセプトをきっかけにRBリッキー・ウイリアムスが2ヤードのTDランを決めて14-12と逆転、さらに直後のブロンコスの攻撃でCBパトリック・サーティンが40ヤードのインターセプトリターンTDを決めて21-12と大きくリードを奪いました。

しかしブロンコスも粘りを見せてQBブライアン・グリーシーがRBマイク・アンダーソンに1ヤードTDパスを決めて2点差に迫り、そして次の攻撃でKジェイソン・イーラムがこの試合5本目となる55ヤードFGを決め、残り試合時間45秒で22-21と再逆転しました。

さすがにこの時点でドルフィンズの逆転勝利を予想した人はほとんどいなかったと思います。私自身も正直もうダメかと思っていました。しかしここからドラマが起こったのです。

QBジェイ・フィードラーが2回パスを失敗して3rdダウン残り10ヤード、ここでフィードラーが投じたパスをTEランディ・マクマイケルがアクロバティックなパスレシーブを決めて17ヤードをゲインすると、次のパスはブロンコスLBジョン・モーブリーにインターセプトされそうになりましたが、モーブリーの手をすり抜けて、後方にいたWRデドリック・ワードがキャッチしました。

これが大きなキープレーになったんですが、モーブリーがインターセプトし損なった時のブロンコスHCマイク・シャナハンの頭を抱えたリアクションが印象に残っています。

そして逆転をかけたKオリンド・マレーの53ヤードFGですが、実はマレーはこの試合で48ヤードFGを失敗していたので、たぶん今度は決めてくれるだろうと思っていたんですが、それでもこの年のマレーはFG失敗が多かったので不安もあり、ハラハラして見ていましたが、結局最後はしっかりと決めてくれました。

それにしても、残り試合時間1分を切った後での50ヤード以上のFGの蹴り合いというのはなかなか見られるものではありません。しかもどちらのFGも成功しているんですから。まあこれは、空気が薄くてボールがよく飛ぶと言われている高地のデンバーならではのことでしょうが、本当に貴重な瞬間を見せてもらったような気がします。

ところで、マレーが逆転FGを決めた後のグリーシーの表情も印象的だったんですが、この翌年にはそのグリーシーがドルフィンズに移籍して、ドルフィンズのQBとしてプレーしているんですから、運命というのは本当にわからないものです。

この試合の最後の1分間の攻防の様子はYouTubeにもアップされていますので、ぜひご覧ください。

 

またひとりプロボウルへ

DEランディ・スタークスがプロボウルに追加選出されました。スタークスは初めてのプロボウル選出で、スーパーボウル出場が決まったピッツバーグスティーラーズのDEブレット・カイゼルの代替選手です。ちなみにカイゼルもNFL9年目にしてキャリア初のプロボウル選出だったようです。

これでドルフィンズのプロボウル選手はLTジェイク・ロング、LBキャメロン・ウェイク、LSジョン・デニーに次いでスタークスが4人目となりましたが、4人が選出されたのは2003年シーズン以来のことです。その時のメンバーはというとDEアデワール・オグンリエ、Sブロック・マリオン、CBパトリック・サーティン、LBザック・トーマスとすべてディフェンスの選手でした。

あとAP通信社が選出するオールプロチームが発表されてロングが1stチームに初選出されました。またウェイクはОLB部門で2ndチームに選出されています。

ダン・キャンベルのTEコーチ就任は正式に発表されましたが、デビッド・リーの代わりのQBコーチはまだ決定していません。一応クリス・パーマーが候補者のようですが、もう1人の名前が浮上してきました。現スティーラーズのQBコーチであるランディ・フィットナーに関心を持っているということですが、フィットナーと面談するのにスーパーボウルが終わらないとできません。それにスティーラーズに関しては昨年、現LBコーチのキース・バトラーのディフェンシブコーディネーター就任、Sライアン・クラークのFA移籍をいずれも断られていますので、仮にフィットナーと面談しても断られるんじゃないかと思ってしまいますが



 

コーナーバック

ESPN.comのティム・グラハム氏がblogの記事でコーナーバックについて興味深いデータを紹介しています。その内容ですが、50回以上のパスを投げられたコーナーバックがどのくらいのパスを許したかというものです。

それによるとニューヨークジェッツのCBダレル・レビスが108回のパスに対して40回しか許しておらず37.0%でNFLトップとなっています。2位はニューオーリンズセインツのCBジャバリ・グリアーで37.9%、3位はジェッツのCBドワイト・ローリーで40.7%となっています。またジェッツに関してはCBリト・シェパードも45.6%で6位にランクされています。

マイアミドルフィンズのCBボンテ・デービスとショーン・スミスについてはというと、デービスは76回のパスに対して46回を許して60.5%でこれは61位でAFCのCBの中では最悪です。一方スミスの方は73回のパスに対して35回を許して47.9%で16位となっています。

デービスとスミスは近い将来のドルフィンズのディフェンスバック陣の中心としての存在になるべき選手です。かつてのプロボウルCBサム・マディソンとパトリック・サーティンのようなCBタンデムに成長してくれることを期待しています。

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