Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ブレント・グライムス

Dolphins Daily News 12.14ーCBハワードが週間MVP

CBザビアン・ハワードが第14週のAFC週間最優秀守備選手に選出されました。ハワードは12月11日に行われた対ニューイングランドペイトリオッツ戦で2インターセプト、3パスディフェンスを記録して、ドルフィンズの27-20の勝利に大きく貢献しました。

ハワードが同賞を受賞したのはドルフィンズのCBとしては5回目で、過去にはサム・マディソン、テレル・バックリー、ブレント・グライムスが受賞しています。直近では2014年にグライムスが受賞していますね。また、ディフェンスの選手としては2015年のDEキャメロン・ウェイク以来の受賞となります。

今シーズンに関してはKコディ・パーキーが第2週のAFC週間最優秀スペシャルチーム選手に選出されており、ハワードの週間最優秀選手賞の受賞は2回目となります。

ちなみにハワードは第13週の対デンバーブロンコス戦でも2つのインターセプトを記録しており、2試合連続で複数のインターセプトを記録したのはドルフィンズのチーム史上でハワードが初めてとなっています。


ところで、第15週の対バッファロービルズ戦を前にしたInjury Reportが発表されていますが、ドルフィンズでは9人の選手が水曜日の練習を休んでいます。その中には週間最優秀選手賞を受賞したハワードも含まれており、内臓疾患ということですが、重症ではないと思われます。

その他にはDEアンドレ・ブランチ(ひざ)、OGジャーモン・ブッシュロッド(足)、QBマット・ムーア(足)、Cマイク・パウンシー(臀部)、DTダムコン・スー(ひざ)、CBコードレイ・タンカーズレイ(足首と肩)、Sマイケル・トーマス(ひざ)、そしてRBダミアン・ウイリアムス(肩)となっています。

ブッシュロッド、ムーア、タンカーズレイ、ウイリアムスの4人はペイトリオッツ戦を欠場していますが、次のビルズ戦の出場はどうなんでしょうか。ウイリアムスにはそろそろ帰ってきてもらいたいんですけどね。


Dolphins Daily News 7.18―Top 10 CBs

Sun SentinelのウェブサイトでドルフィンズのCBの選手の歴代トップ10が掲載されていました。

http://www.sun-sentinel.com/sports/miami-dolphins/sfl-miami-dolphins-top-10-cornerbacks-of-all-time-20170715-photogallery.html

1位がサム・マディソン、2位がパトリック・サーティン、3位がトロイ・ビンセント、そして4位にブレント・グライムスが入っています。

マディソンとサーティンはジミー・ジョンソンがドラフトした選手です。この2人がほぼ同時期にドルフィンズでプレーしていましたが、その時代を知っているだけに、最近のディフェンスバック陣は随分見劣りします。

マディソンは1997年のドラフト2巡目指名選手です。ドルフィンズには2005年まで在籍し、2006年にニューヨークジャイアンツに移籍しました。そして2008年を最後にNFLを引退しています。

ドルフィンズでの9シーズンで計31個のインターセプトを記録し、4度のプロボウルと4度のオールプロに選出されています。さらにジャイアンツ時代の2007年シーズンにはスーパーボウル制覇に貢献しています。

またサーティンは1998年のドラフト2巡目指名選手です。ドルフィンズには2004年まで在籍し、2005年にドラフト2巡目指名権との交換でカンサスシティチーフスに移籍しました。そして2008年シーズンまでチーフスでプレーした後、NFLを引退しています。

ドルフィンズでの7シーズンで計29個のインターセプトを記録し、3度のプロボウルと2度のオールプロに選出されています。

ちなみに、サーティンのトレードで獲得したドラフト2巡目指名権で、ドルフィンズが指名したのはDEマット・ロスでした。ロスはドルフィンズでは期待外れに終わった選手だったので、サーティンの代わりとしては大損だったんですが、サラリーの問題などもありトレードは仕方なかったんでしょうかね。

現在のザビアン・ハワードがマディソン、サーティンに匹敵する選手に成長してくれればいいんですが、2年目の今シーズンに期待したいと思います。



Dolphins Daily News 6.24―CBにコンバート

Sウォルト・エイケンズがこのオフのチーム練習などでCBのポジションをこなしていたことは以前お伝えしました。

エイケンズは2014年にドラフト4巡目指名でドルフィンズに入団したんですが、リバティ大学時代はCBの選手でした。それを当時のHCジョー・フィルビンをはじめ首脳陣は、すぐにエイケンズをSのポジションにコンバートしました。

このコンバートの背景は何だったのかよくわかりませんが、当時のドルフィンズのロースターを見るとCBは元プロボウラーのブレント・グライムスとコートランド・フィネガンが先発で、控えには2013年のドラフト組であったジャマー・テイラーとウィル・デービスがおり、頭数としては揃っていました。

逆にSは先発のレシャッド・ジョーンズとルイス・デルマス以外はほとんど経験のない選手ばかりで控えの層が厚いとは言えませんでした。そういうことでエイケンズをSとして育てたかったのかもしれません。

しかし今年、HCアダム・ゲイスとDCマット・バークはエイケンズをCBとして使うことを考えました。その結果、オフのメディアに公開された練習では、エイケンズは2つのインターセプトを記録しています。

2015年は先発Sとして起用されていたエイケンズも昨年はほとんどスペシャルチームの選手としての起用に止まっていました。ある意味では降格ともとれる処遇だったんですが、にも関わらずエイケンズはスペシャルチームで素晴らしい実績を残しています。

今シーズンのドルフィンズのCBは先発が予想されるバイロン・マックスウェルとザビアン・ハワード、そして控えには昨年チープトップの4インターセプトを記録したトニー・リペット、そしてドラフト3巡目指名のコードレイ・タンカーズレイ、ニッケルCBのポジションではボビー・マッケインとマイケル・トーマスがポジションを争うなど戦力的には充実しかけてきている状況です。

その中にエイケンズが入ってCBのデプスチャートに残れるかどうかはわかりませんが、本人にとっては大きな挑戦だと思います。これからのトレーニングキャンプとプレシーズンゲームでエイケンズがCBとしてどんな結果を残すのか、非常に興味深いところです。




FAのLB、QBと面談

ドルフィンズはピッツバーグスティーラーズからFAとなっているLBショーン・スペンスと3月11日(日本時間12日)に面談を行っています。スペンスは地元マイアミ大学出身の選手です。

スペンスは2012年にドラフト3巡目指名でスティーラーズに入団しました。最初の2年間は膝の怪我でプレーできなかったようですが、過去2年間はパートタイムの先発インサイドLBとしてプレーしていました。2014年は53タックルで1QBサック、昨年は37タックルで1QBサックという成績でした。

スティーラーズでは3-4のディフェンス隊形だったんですがドルフィンズでは4-3隊形です。そのあたりの違いがどうなのかはわかりませんが、地元出身の選手ですので、もしドルフィンズ入りすることになれば活躍してもらいたいです。

また12日(日本時間13日)にはダラスカウボーイズからFAとなっているQBブランドン・ウィーデンと面談する予定です。ウィーデンは2012年にドラフト1巡目指名でクリーブランドブラウンズに入団しています。全体22番目なのでQBライアン・タネヒルより下位指名だったことになります。

2014年にダラスカウボーイズに移籍し、昨年は11月にカウボーイズを解雇された後、ヒューストンテキサンズでプレーしました。昨年カウボーイズとテキサンズで計6試合に出場(4試合に先発)してパス成功率69.3%、1043ヤードを獲得して5TDパスを記録し、さらにTDランも1つ記録しています。

ドルフィンズではベテランQBマット・ムーアがチームを離れることが確実で、すでにカウボーイズやインディアナポリスコルツと面談を行っているようです。ということでドルフィンズのロースターにはタネヒルの他にローガン・トーマスとザック・ディザートという2人の若いQBがいます。ただ控えQBとしてベテランの存在も必要となりますので、ウィーデン獲得へと動いているんでしょう。

その他ドルフィンズと面談予定だったDEロバート・アイヤーズですが、面談することなくタンパベイバッカニアーズと契約しました。3年契約で総額2100万ドルと報じられています。

ところでそのバッカニアーズはドルフィンズを解雇されたCBブレント・グライムスとも契約しています。こちらの方は2年間で総額1650万ドルということだそうです。グライムスに関してはサラリーの見直しに応じなかったということで解雇されたという報道がありましたが、それとは別にドルフィンズはトレードを打診していたようです。ただ、そのトレードがまとまらなかった1つの要因にグライムスの夫人の存在があったとのことです。

その記事の真偽については不明なのですが、ある意味納得させられる話だと思います。サラリーの見直しを拒否したのも夫人の存在が大きかったと予想されますし、夫人の存在は他チームからも少なからず疎まれているようです。グライムス夫人はSNSを使って多方面に口撃を加えており、選手本人ではないんですが、そんな問題児を抱えるのを嫌がるのは当然でしょうね。




FA交渉解禁前、早くも大きな動きが…

FA交渉解禁が迫ってきていますが、早くも大きな動きが報じられています。ドルフィンズはフィラデルフィアイーグルスとのトレードでCBバイロン・マックスウェルとLBキコ・アロンソを獲得しています。その見返りとしてドルフィンズはドラフト指名権を譲渡することになりますが、詳細は不明です。

3月9日(日本時間10日)のFA交渉解禁と同時に正式に発表されるものと思います。その時にはドルフィンズがイーグルスに譲渡するドラフト指名権の詳細も明らかになります。一体どの程度の指名権を放出するのか気になるところです。

マックスウェルは最初の4年間はシアトルシーホークスでプレーし、昨年イーグルスと6年間で総額6300万ドルという大型契約を結びました。イーグルスでは14試合に出場して64タックル、2インターセプト、10パスディフェンスという成績を残しましたが、高額なサラリーが影響して今回のトレードとなっています。

またアロンソは2013年にバッファロービルズに入団し、新人の年には16試合すべてに先発出場して159タックル、2QBサック、4インターセプトと素晴らしい結果を残しました。しかし翌年は前十字靭帯を損傷してシーズンを全休、イーグルスにトレードされた昨年は11試合に出場しましたが43タックルに止まっています。

ドルフィンズとしては一応補強が必要なポジションを埋めた形のトレードになりますが、マックスウェルはともかく、アロンソに関してはLBのポジションの向上になるかというと疑問が残ります。もしかしたらこれ以上にLBの選手を補強する可能性もあるでしょう。

ところで、このマックスウェルを獲得したことにより、CBブレント・グライムスの解雇が濃厚となっています。解雇の理由はグライムスがサラリーの見直しに応じなかったことのようで、それが今回のマックスウェル獲得に大きく関係していると思われます。グライムスはプロボウラーでもあり手放すには惜しいのですが、サラリーが高額なことと昨年は特に相手チームのエースWRに苦戦していました。

グライムスとマックスウェルを比べた時に、大きな違いはマックスウェルがグライムスより長身で5歳若いということです。年齢もさることながら、大型WRにほとんど太刀打ちできなかった昨年のグライムスの印象が強かったので、その部分も影響しているのでしょう。

他方、RBラマー・ミラーとの交渉も決裂したようで、ミラーの離脱が決定的となっているようです。ミラーは昨年RBデマルコ・マレーとイーグルスが締結した5年間総額4000万ドルという規模の契約を望んでいるようですが、ドルフィンズにはとても用意できないでしょうし、そもそもそこまでの価値があるのかというのも疑問視されています。

FA交渉解禁まであと2日と迫りました。この他にどんな動きがあるのか注目してみていきたいと思います。



 
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