Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

マイク・ジマー

新しいGM候補、そしてLBコーチについて

ドルフィンズは7人目の新GM候補と面談しました。タンパベイバッカニアーズの人事担当のデニス・ヒッキーという人です。ヒッキーは18年間に渡ってバッカニアーズのフロントでチームの人事などに貢献してきました。

ところで、バッカニアーズもドルフィンズ同様、GMのマーク・ドミニクが解雇されて新しいGMを探しているんですが、このヒッキーとは面談を行っていないようです。

ドルフィンズの新GM選びも佳境に入ってきているんでしょうか、今週中には決定すると思っていたんですが、来週まで延びそうな雰囲気です。1月25日のシニアボウルまでには決定したいところで、早々に決着をしてほしいと思います。ただ、新OCのように突然発表されたりするので、目が離せません。

別の話題で、LBコーチのジョージ・エドワーズがドルフィンズを去りました。エドワーズはミネソタバイキングスのディフェンシブコーディネーターに就任することになったようです。

バイキングスの新HCに就任したマイク・ジマーとエドワーズはかつてダラスカウボーイズで共にアシスタントコーチを務めていた仲ですので、そのつながりでのバイキングス入りということでしょう。

エドワーズは2005-09年、そして2012-13年とドルフィンズのLBコーチとしてチームに貢献してくれました。新天地での活躍を祈っています。

なお、エドワーズの後任はまだ決まっていませんが、アシスタントLBコーチのデビッド・コラオが昇格する可能性もあります。



 

フィッシャーはラムズに決定

ジェフ・フィッシャーは結局セントルイスラムズのヘッドコーチに就任することが決定しました。ドルフィンズに来る可能性もあったようですが、最終的には人事権などで有利な条件だったラムズを選んだようです。いろいろな駆け引きなどがあったのでしょうが、あまりにも時間がかかりました。今週初め頃には決定するんじゃないかと思っていたので、もうどっちでもいいや、という気持ちになっていました。

フィッシャーは確かに経験も実績もありビッグネームのヘッドコーチですが、果たしてビッグネームのヘッドコーチがいいのかというと疑問です。正直ここまで引っ張られると非常に印象が悪いです。逆に実績があるからこそあれこれと注文をつけるんでしょうか、だとしたらそんなヘッドコーチには来てもらわなくてよかったと思っています。

ジミー・ジョンソン、ニック・セイバン、そしてビル・パーセルズ…ドルフィンズはドン・シューラ勇退後次々とビッグネームのヘッドコーチを招聘してきましたが、ほとんど満足のいく結果を残さずに去っていきました。今回の件をきっかけに、もう名前でヘッドコーチを選ぶのはやめてもらいたいですね。

名前がなくても実績を残すことはできます。そのいい例が、ヘッドコーチではないんですが、ドルフィンズではオフェンシブコーディネーターのブライアン・ダボールだと思います。ダボールが就任した時は疑問だらけで、オフェンスを向上させるどころかさらに悪くなるんじゃないかという憶測まで出ていました。しかし、今シーズン通してみれば、ドルフィンズのオフェンスはここ数年では最もいい結果に終わったのではないでしょうか。

これで新ヘッドコーチ選びは振り出しに戻った形になったんですが、今までに面談した中で現時点ではマイク・ジマーが有力候補なんでしょうか。ただ、ドルフィンズは今後新たなヘッドコーチ候補との面談も予定しているようです。最終的に誰に落ち着くのかわかりませんが、名前ではなく、その人物をしっかりと見極めて選択してもらいたいです。あとは契約問題でグズグズしない人がいいですね。




スパラノがジェッツへ

元ドルフィンズHCトニー・スパラノがニューヨークジェッツのオフェンシブコーディネーターに就任するようです。ジェッツは今シーズン、オフェンシブコーディネーターを務めていたブライアン・ショッテンハイマーが退団し、かねてから噂のあったスパラノのOC就任が決定的となったようです。まあ、ショッテンハイマーについてはシーズン中からオフェンス低迷について非難を浴びていましたから、これは自然な流れだったでしょうね。

スパラノがジェッツのオフェンスを向上させることができるのかは疑問ですが、ドルフィンズに対してはいい印象を持っていないだけに、ドルフィンズ相手には闘志を燃やしてくるでしょうね。しかもドルフィンズのことをよく知っているだけに、ちょっと嫌な感じはします。ただ、ジェッツだけを相手にするわけではないですから大きな問題ではないですね。

その他、ドルフィンズの新ヘッドコーチ候補と言われていたマイク・ムラーキーがジャクソンビルジャガーズのヘッドコーチに就任したようです。またヘッドコーチ候補として面談を行ったジョー・フィルビンは、息子が死亡したためにヘッドコーチ就任どころではなくなってしまいました。

というわけで、ジェフ・フィッシャーの動向がわかりませんが、それ以外では今日面談を行ったマイク・ジマーが有力候補になってきたんでしょうかね。しかしこうなってくると、暫定HCを務めたトッド・ボウルズがそのままヘッドコーチに昇格するという可能性も高くなってきたような気がします。




フィッシャーはラムズへ?

ドルフィンズが新しいヘッドコーチ候補として目論んでいたジェフ・フィッシャーですが、どうやらセントルイスラムズ行きが濃厚になってきたようです。ラムズにはサム・ブラッドフォードという将来有望なQBがいますし、今年のドラフト順位は全体の2位指名権を持っているなど魅力のある部分がありました。そういうことも影響してのことでしょうね。

というわけで、ドルフィンズはまた新たなヘッドコーチ候補を模索していくようです。Miami Heraldなどのウェブサイトによると、アトランタファルコンズのオフェンシブコーディネーターであるマイク・ムラーキーとシンシナティベンガルズのディフェンシブコーディネーターであるマイク・ジマーとの面談を行うだろうとのことです。

ムラーキーは2004〜05年にかけてバッファロービルズのヘッドコーチを務めており、その後ドルフィンズで2006年はオフェンシブコーディネーターを、2007年はタイトエンドコーチを務めていました。またジマーは12年間にわたってNFLでディフェンシブコーティネーターを務めており、ダラスカウボーイズ時代には現GMジェフ・アイルランドと友好関係にあったようです。

ただ、ムラーキーのファルコンズとジマーのベンガルズはいずれもプレーオフで敗退しており、すぐにでも交渉は可能でしょうが、今回の敗戦でちょっと印象を悪くした感は否めません。

ちなみに現地時間金曜日と土曜日の両日にわたって面談したグリーンベイパッカーズのオフェンシブコーディネーター、ジョー・フィルビンは好感触だったと報じられていますが、パッカーズはまだシーズンが終了していませんのでどうなんでしょうかね。

あと関係ない話ですが、ドルフィンズを解雇されたトニー・スパラノがニューヨークジェッツの新しいオフェンシブコーディネーターの候補にあがっていると報じられています。ジェッツは現オフェンシブコーディネーターのブライアン・ショッテンハイマーの去就が未定なのでどうなるかわかりませんが、もしスパラノがジェッツに加わったらドルフィンズファンはますますジェッツを嫌いになるでしょうね。




ラインバッカーコーチにシェリダンが就任

元ニューヨークジャイアンツのDCだったビル・シェリダンがマイアミドルフィンズの新しいラインバッカーコーチに就任する模様です。シェリダンはラインバッカーコーチとして2007年シーズンのジャイアンツのスーパーボウル制覇に貢献し、2009年シーズンにはDCに昇格しました。しかし成績不振のためシーズン終了後にジャイアンツを解雇されていました。

一方ポール・パスカローニの解雇により空位となっているDCですが、候補者の1人と見られていたマイク・ジマーがシンシナティベンガルズと3年の契約延長を行ったようでジマーの可能性は消えました。またもう1人の有力候補であるアル・グローはジョージア工科大学のDCに就任する可能性があります。

こうなってくるとトッド・ボウルズがDCに昇格する可能性が高まってきましたが、どうなるでしょう。今後に注目ですね。
 
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