Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

マイケル・ヴィック

Dolphins Daily News 5.14

ニューイングランドペイトリオッツのQBトム・ブレイディが今年発売されるビデオゲーム『MADDEN NFL 18』のカバーデザインとなることが発表されました。

『MADDEN NFL 18』はNFL公認のアメリカンフットボールゲームで、数多くのNFLファンの方がプレーしたことがあるかと思います。このゲームは1988年に最初に発売され、2000年以降は毎年NFLのスター選手がカバーのデザインとなっています。

ただ、毎年ゲームのカバーにデザインされた選手が、そのシーズンでは怪我などで成績を落としていることなどから ”マッデンの呪い” などと言われています。

例えば、昨年のカバーデザインとなったペイトリオッツのTEロブ・グロンコウスキーは怪我のためにプレーオフを含む8試合を欠場しています。その他にも遡ればマイケル・ヴィック、ドノバン・マクナブ、ショーン・アレキサンダー、ビンス・ヤング、ペイトン・ヒリスなど数々の選手が不振や何らかのトラブルに遭遇しています。

そんなジンクスがあることから、ラダニアン・トムリンソンはこのカバーデザインのオファーがあった時に断っていたそうです。

しかし中には成績を落としていない選手もあり、2012年のカルビン・ジョンソンはNFL新記録となる1964レシービングヤードを達成していますし、2015年のオデル・ベッカムは96回のパスレシーブで1450ヤードを獲得し13TDパスレシーブを記録しました。

今回ブレイディがカバーデザインとなることで、今シーズンのブレイディおよびペイトリオッツがこの ”マッデンの呪い” を受けて不本意なシーズンとなるかどうかは実際に終わってみなければわかりません。

ちなみにドルフィンズのWRジャービス・ランドリーが、今シーズンはペイトリオッツに連勝すると言っていましたが、もしドルフィンズがペイトリオッツ戦に連勝することがあれば、それはブレイディに ”マッデンの呪い” がかかったと言えるのかもしれません。ただ、そんなジンクスに頼らなくても連勝できるチーム力がドルフィンズに備わってくれることを期待したいですね。

MADDEN NFLのカバーデザインに選ばれた選手は今年も含めて20人ほどいるようですが、ドルフィンズの選手が選ばれたことはありません。選ばれてほしい反面、選ばれると嫌な予感がするかもしれませんので、できれば選ばれないほうがいいんでしょうかね。



Week 13 対ジェッツ戦 プレビュー

残り5試合でドルフィンズはプレーオフモード、すなわち1つも負けられない状況で試合を行わなければいけません。まずその初戦としてマンデーナイトゲームでニューヨークジェッツと対戦します。ちなみにドルフィンズは現在マンデーナイトで5連敗中という、非常に嫌らしい記録も紹介されていました。

ジェッツ戦は2試合残しているんですが、今回はジェッツの本拠地での試合です。対戦成績を見ると過去6試合のジェッツの本拠地での試合はドルフィンズが5勝1敗と圧倒的に勝ち越しており、昨年の対戦でも23-3で圧勝しています。

QBライアン・タネヒルはその試合でパス43回投中28回成功で331ヤードを獲得、2TDパスに対して1インターセプトという内容でした。しかし、昨シーズンの最終戦で地元マイアミでジェッツと対戦した時にはパス40回投中20回成功で204ヤード獲得、1TDに対して3インターセプトという内容で20-7でチームは敗れています。

タネヒルは過去6試合でパス成功率はNFL3位の70.9%で12TDパスに対して3インターセプトと素晴らしい記録を残しているんですが、先週の対デンバーブロンコス戦では第4Qに勝敗を左右する手痛いインターセプトを犯しています。

その試合では新人WRジャービス・ランドリーが2つのTDパスを記録したほか、WRマイク・ウォレスも今シーズン7つ目のTDパスレシーブを記録しました。ちなみにウォレスは過去3試合のジェッツ戦でいずれもTDパスレシーブを記録しています。

ドルフィンズの今シーズンの得失点を見ると第3Qまでに231得点に対して137失点となっており、その得失点差はNFLで2番目に大きな数字となっています。それに対してジェッツは試合前半の平均失点が15.8点とNFLで2番目に多い失点を許しています。ドルフィンズは今回の試合でも序盤に得点を重ねていくことが必要になるでしょう。

ジェッツのディフェンスはNFL7位の平均324.8ヤード喪失なんですが、平均失点は27.5点で同30位となっています。先日行われたバッファロービルズとのデトロイトで行われたマンデーナイトゲームでも38失点して敗れています。

その試合ではマイケル・ヴィックが先発QBを務めましたが、パス19回投中7回成功で76ヤードしか獲得できず、第3Qにジーノ・スミスに交代させられています。スミスはその試合でパス12回投中10回成功で89ヤードを獲得し、次のドルフィンズ戦の先発QBに指名されています。

スミスは今シーズンの先発QBだったんですが、10月26日に行われたビルズとの試合中に3シリーズ連続でインターセプトを犯してベンチに下げられました。その影響もあり試合は43-23でジェッツが敗れています。

スミスは昨年のドルフィンズとの2試合ではいずれも先発しており、初戦はパス10回投中4回成功で29ヤード獲得、1インターセプトで交代させられましたが、2度目の対戦ではパス27回投中17回成功で190ヤードを獲得し、3回のロングスコアリングドライブを指揮してチームを勝利に導きました。

ジェッツは先日のビルズ戦では92ヤードしか走れませんでしたが、その前の4試合では平均170.5ヤードのラッシングを記録しています。ドルフィンズのディフェンスはブロンコス戦でシーズン最多の201ヤードラッシングを許しており、ジェッツもランプレーを主体にオフェンスを展開してくるものと予想されます。

ドルフィンズはブロンコス戦で負傷したCBジャマー・テイラーの欠場が決まっており、先発CBコートランド・フィネガンの出場も微妙です。しかしブロンコス戦を欠場したTEチャールズ・クレイと同じくブロンコス戦で負傷退場したOTジャワン・ジェームスが復帰してくるとみられています。

一方のジェッツはDEムハマド・ウィルカーソンと、新人のTEの中では最高の34回のパスレシーブで291ヤードを獲得しているジェイス・アマロの欠場が濃厚となっています。

戦前の予想ではドルフィンズが圧倒的に有利で、ジェッツはすでに9敗しておりプレーオフ進出の可能性がないだけでなく、シーズンの負け越しも決定しています。しかしドルフィンズとジェッツは長くライバル関係にあり、ジェッツの選手もドルフィンズ戦となると闘志を燃やしてくるでしょう。失うものがないだけにジェッツは厄介な相手と言えます。

ドルフィンズにとっては勝利することは必須として、最近特に怪我人が目立っていますので、これ以上怪我人を増やさないようにしてもらいたいと思います。どうせプレーオフに進出するならできる限りのベストメンバーで戦ってほしいと思います。



 

新オフェンシブコーディネーター決定!

急転直下、ドルフィンズの新しいオフェンシブコーディネーターがビル・レイザーに決定しました。本当に、えっ!、という感じで驚きだったんですが、前日の報道ではレイザーはデトロイトライオンズのオフェンシブコーディネーターに就任したということになっていました。しかしそれは誤報だったんですね。

41歳のレイザーは2013年シーズンを迎えるにあたって、フィラデルフィアイーグルスの新HCチップ・ケリーの下、QBコーチに就任しました。それ以前は3年間バージニア大学のオフェンシブコーディネーターを務めていました。さらにそれ以前は9年間に渡ってNFLでコーチを務め、ワシントンレッドスキンズとシアトルシーホークスでもQBコーチを務めています。

今シーズンのイーグルスはアップテンポなオフェンスを展開し、レイザーもそれに伴ってさまざまなシステムをコーディネートしてきたようですが、バックグラウンドはウエストコーストオフェンスです。レイザーはNFLでプレーコールをした経験はないので、それについては未知数なんですが、今シーズンのイーグルスが展開してきたオフェンスがドルフィンズでも見られるかもしれません。

イーグルスはエースQBマイケル・ヴィックが怪我をしたんですが、その代わりを務めた2年目のQBニック・フォールズがレイザーの指導の下で大活躍し、NFL最高のQBレイティング119.2を記録しています。

ドルフィンズのQBライアン・タネヒルは2年目の今シーズン、NFL10位の3913パッシングヤードを記録したんですが、QBレイティングは同24位の81.7に終わっています。タネヒルのさらなる成長のためにはレイザーの加入はプラスになるだろうという見方が強いようです。

ただ、レイザーはQBコーチではなくてオフェンシブコーディネーターで、現QBコーチのザック・テイラーは残留すると思われますので、レイザーとテイラーは上手く連携を取ってタネヒルの成長を支援してもらいたいと思います。


 

新しい人材探し

ドルフィンズは現地時間の水曜日に新しいオフェンシブコーディネーター候補として、現フィラデルフィアイーグルスのQBコーチであるビル・レイザーと面談したようです。

イーグルスといえば、今シーズン開幕時の先発QBはマイケル・ヴィックだったんですが、シーズン途中で2年目のQBニック・フォールズが先発QBの座を奪いました。そしてイーグルスはNFC東地区で優勝しプレーオフ進出を果たしています。惜しくもプレーオフでは初戦で敗退したものの、地区優勝の原動力となったのはフォールズであり、それを指導したレイザーだと言えます。

レイザーはプロではオフェンシブコーディネーターの経験はないんですが、カレッジではバージニア大学でオフェンシブコーディネーターの経験があります。ドルフィンズの他にも面談を求めてくるチームがあるかもしれません。

また先に名前のあがっていたベン・マカドゥですが、こちらの方はニューヨークジャイアンツのオフェンシブコーディネーター候補として面談を行うようです。この人については他にも興味を持っているチームがあるかもしれません。

さらにヒューストンテキサンズを解雇されたゲーリー・キュービアックも新オフェンシブコーディネーター候補にあがっているようです。ただし、キュービアックの場合は実績があるのでどこかのチームのヘッドコーチになる可能性がありますし、昨年試合中に倒れたという体調面も心配されます。

そしてもう1つ、新しいGMの候補者ですが、現地時間の金曜日から新GM候補との面談が行われるようです。有力候補としてはスコット・ピオリ、マイク・タネンバウムの他にイーグルスで人事を担当しているトム・ギャンブルという人の名前もあがっています。

新しいGM、オフェンシブコーディネーターともに早く決まってほしいんですが、誰に決まるにしても有能で期待できる人物であってほしいですね。


 

対イーグルス戦

HCトニー・スパラノにとってこの対フィラデルフィアイーグルス戦がドルフィンズでの最後の試合になってしまいましたね。シーズンも残り3試合ということで、シーズン中の解任はないと思っていたんですが、突然のニュースで驚きました。まあこの件についてはまた後日触れることにして、試合の方を見ていくことにします。

試合序盤はドルフィンズの動きが非常によかったです。イーグルスの攻撃を止めてCBジミー・ウイルソンがパントブロック、それをきっかけにQBマット・ムーアからWRブランドン・マーシャルへのTDパスが決まって先制しました。その後もイーグルスの攻撃を止めて、さらにFGで追加点を狙った… とここまではよかったんですけどね。そのFGを失敗してから完全に流れがイーグルス側に移ってしまいました。

この試合の大きな敗因は第2Qの24失点、特に3つのターンオーバーからの17失点なんですが、それを呼び込んだのはその前の7点だったと思います。Kダン・カーペンターが55ヤードのFGを失敗した直後のイーグルスの攻撃をほとんど止められず6プレーで54ヤードをドライブされてRBレショーン・マッコイにTDランを決められました。

ドルフィンズのディフェンスはこの試合を通して非常によかったと思います。QBマイケル・ヴィックのパスを30回投中15回成功で208ヤード獲得に抑え、マッコイに対しては27キャリーでわずか38ヤード獲得に止め、さらに試合後半はイーグルスのオフェンスを計87ヤードに抑えています。にもかかわらず、最初のマッコイのTDドライブの時はロングゲインも許すなど簡単にボールを進まれてしまいました。あのドライブの時だけ、何か集中力が途切れてしまったように見えただけに、あとになって悔やまれる場面でした。

あのカーペンターのFG失敗ですが、パントを蹴るのかなと思っていましたがFGにトライしました。蹴って蹴れない距離じゃなかったし積極的にいったのは悪くないんですが、あの場面でパントを蹴っていたらおそらくその後の展開は違っていて、イーグルスの状態からするとドルフィンズが勝っていた可能性もあります。

ただ、ドルフィンズにとって非常に痛かったのはLTジェイク・ロングが第1Q途中に怪我で欠場したことでしょう。その結果なんとイーグルスディフェンスに9QBサックを浴びてしまいました。さらにムーアも故障して試合途中で退場してしまいました。ロングがいなくなっただけでオフェンシブラインがあれだけガタガタになってしまうのかと思うと、今までのロングの存在を改めて思い知るんですが、まあイーグルス側もそこをついて積極的にパスラッシュを仕掛けてきたというのもありました。ロングの代わりに入ったネイト・ガーナーが全く期待外れでした。ガーナーとRTマーク・コロンボの2人のパスプロテクションは酷かったですね。

3rdダウン、4thダウン時のランプレーも全く進めませんでした。これもロング欠場の影響もあったでしょうが、それにしても残り2ヤードという状況が6回あり、そのうち3rdダウン残り1ヤードが2回、4thダウン残り1ヤードが2回とすべてボールを進められなかったというのは、イーグルスのディフェンスがよかったということを割り引いてもちょっと情けない結果でした。

これで遂に9敗目を喫して3年連続で負け越し決定です。残り試合も3試合ですので、この試合で怪我をしたロングやムーアには無理をさせないでもらいたいです。ここで無理してプレーさせて来シーズンにも影響するようなことになると最悪です。特にロングは100%でなければ休ませてもらいたいです。





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