Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

マーキス・グレイ

今年のドラフト指名権

今年のドルフィンズのドラフト指名権は全部で8つで、その詳細は次のようになっています。

1巡目:22番目(全体22番目)
2巡目:22番目(全体54番目)
3巡目:33番目(全体97番目)
5巡目:22番目(全体166番目)
5巡目:35番目(全体178番目)
5巡目:41番目(全体184番目)
7巡目:5番目(全体223番目)
7巡目:22番目(全体240番目)

ちなみに4巡目と6巡目の指名権を持っていないのは、NFL全体でドルフィンズだけとなっています。

しかし、このドラフト指名権も当日になってトレードが考えられますので、最終的に何人の選手を指名するのかはやってみなければわかりません。

ESPNのウェブサイトではドルフィンズがドラフトで指名しないであろうポジションが予想されていました。それによるとQB、WR、TEだということです。

QBは先日デビッド・ファレスを獲得しましたので、現在4人体制となっています。あとはドラフト外でQBを拾う可能性はあるでしょうが、ドラフトで指名する必要はないと見ています。

また、WRはケニー・スティルスと再契約したことでジャービス・ランドリー、デバンテ・パーカーを含めた3人、そして昨年ドラフト3巡目指名で獲得したレオンテ・カルーがいますので、こちらもドラフト外で獲得すれば十分だと思われます。

最後のTEもトレードでジュリアス・トーマス、FAでアンソニー・ファサーノを獲得し、マーキス・グレイとも契約延長してますのでベテラン3人は確定しています。そして、こちらも昨年ドラフト7巡目指名で獲得したトーマス・デュアルテがいます。

その他のポジションはスペシャルチームを除いては指名される可能性はありますが、その中でも一番可能性が低いのはRBでしょうかね。昨年はオフェンスが中心の指名だったのですが、今年はディフェンス中心になるのは間違いないでしょうね。



 

Dolphins Daily News 2.23

ドルフィンズは米国時間の2月22日、ダン・マリーノ、ボブ・グリーシー、ナット・ムーア、ラリー・リトル、キム・ボカンパー、サム・マディソンの6選手との再契約を発表しました。そしてその6選手は翌23日にドルフィンズの選手として正式に引退することになります。

この6人はいずれもドルフィンズのチーム史上でトップ50選手に選ばれており、6人合計して3人が殿堂入り、2人がNFLのMVP受賞、2つの永久欠番、そしてオールプロの1stチーム選出が14回とプロボウル選出が25回という輝かしい経歴を持っています。

引退した選手が以前在籍したチームで1日だけ再契約して引退するという話は時々聞くんですが、6人一度にというのはちょっと珍しいんじゃないでしょうか。それにしてもこれだけのメンバーが揃えばイベントとしても華やかですね。


ドルフィンズへのトレードが内定しているTEジュリアス・トーマスですが、身体検査も問題なかったようで、正式に3月9日をもってドルフィンズにトレードされるということになりそうです。トーマスはドルフィンズの施設を訪れて数人のコーチと面談したようです。 

トーマスを獲得したことにより先発TEのポジションが埋まったことになりますが、ドルフィンズはFAとなるTEディオン・シムズとの再契約も視野に入れているようです。

トーマスがパスレシーブに長けた選手であるのに対して、シムズはランブロックに長けた選手です。タイプの違うTEを揃えておけばオフェンスにも幅が出ます。また怪我のリスクがあるトーマスですので、先発TEとしても使えるシムズを残しておきたいところです。

ただし、シムズがFAとなって他チームと交渉し、その結果好条件でのオファーを受ければドルフィンズを去ることも十分考えられるところです。その場合は、昨年末に再契約したマーキス・グレイが第2TEということになりますが、ちょっとインパクトに欠けるところがあります。

いずれにしてもトーマスを獲得したことにより、FAやドラフトではLB、DEといったディフェンスの選手が中心となりそうです。ベテランCBの補強を目論んでいるという報道もありますし、ディフェンスの強化を図ってくるでしょう。


ところでそのドラフトですが、トーマスとのトレードで7巡目指名権を失うドルフィンズは、今年のドラフトでは現時点で4つの指名権しか持っていないことになります。1巡目と2巡目、そして5巡目、6巡目の4つです。3巡目と4巡目は昨年のドラフトでWRレオンテ・カルーを指名するためのトレードアップで失ってしまいました。

ドラフト指名権が4つしかないというのはチーム史上最も少ない数となります。ちなみにこれまでの最少は2002年で、この時は5つの指名権しかなくて1巡目、2巡目がいずれもありませんでした。

ただ、ドルフィンズは昨年のFAでRBラマー・ミラーとDEオリビエ・バーノンを失っており、その補償として中位のドラフト指名権がもらえると思われますので、今抜けている3巡目、4巡目指名権が獲得できる可能性はあります。



 

TEグレイも契約延長 ほか最新情報

昨日、OTサム・ヤングの契約延長の話題をお伝えしましたが、今日はTEマーキス・グレイの契約延長が報じられました。契約期間は2年間だということです。

今シーズンのグレイは7試合の先発を含む15試合に出場して、14回のパスレシーブで174ヤードを獲得しています。数字的にはそれほどでもないんですが、先発TEジョーダン・キャメロンと第2TEディオン・シムズが共に欠場した試合では、もうひとりの控えTEドミニク・ジョーンズと共に、パスレシーブだけでなくランブロックでもチームに貢献しています。

27歳のグレイは2013年にドラフト外でサンフランシスコ49ersに入団してNFLでのキャリアをスタートさせました。その後クリーブランドブラウンズ、ミネソタバイキングス、バッファロービルズと渡り歩いて、今年からドルフィンズに加わっています。

NFLではほとんどTEとしてプレーしてきましたが、ミネソタ大学時代にはQB、RB、WRなどのポジションをこなしていた器用な選手だったようです。QBライアン・タネヒルが負傷したときにも、QBとしてのプレー経験があることが紹介されていました。

今シーズンのドルフィンズの快進撃の陰では、このグレイの活躍も目立たないんですが、決して見逃すことはできません。ヤングについてもそうですが、グレイのような苦労人が活躍して評価されることはチームにとってもいい影響を及ぼすと思います。今後も、そして来シーズン以降も地味なところでの貴重な活躍を期待したいと思います。意外にドルフィンズの秘密兵器になるかもしれませんね。


Sマイケル・トーマスが2016年の “Good Guy Award"に選出されたことが公式に発表されました。この賞はプロフェッショナリズムとメディアに対する支援における礼儀正しさが評価されて与えられるものだということです。

トーマスはドルフィンズでは控えのSですが、昨日先発Sイサ・アブドル-クドゥスが故障者リスト入りしたことにより、今後は先発Sとしてプレーすることが期待されます。

トーマスといえば、今から3年前の2013年12月15日の対ニューイングランドペイトリオッツ戦で、ドルフィンズと契約したばかりで試合出場し、試合終了間際にQBトム・ブレイディのパスをエンドゾーン内でインターセプトしてチームに勝利をもたらした選手です。あの時のプレーの再現を次のペイトリオッツ戦、そしてプレーオフで見せてくれることを期待しています。




 

Week 6 対スティーラーズ戦

ドルフィンズがホームにピッツバーグスティーラーズを迎えて行われたこの試合、当初の予想ではドルフィンズの圧倒的不利、それどころか大敗を喫すのではないかと各方面で予想されていました。ドルフィンズファンの皆様もほとんどの方がドルフィンズの敗戦を予想されていたのではないでしょうか。私もその1人だったのですが、予想が外れてくれて逆に嬉しい結果となりました。

この試合を前にして、オフェンスではとにかく1stダウンを更新してドライブを続けてもらいたい、そうすればオフェンスが変わってきて、それに伴ってディフェンスも変わってくる、そうなれば光明が見えてくるかもしれないと思っていましたが、本当にその通りになってくれました。

最初の攻撃でTDは取れなかったものの、9プレーで53ヤードというドライブを継続させたのを見て、もしかしたらこの試合はいけるのではないかと思いました。

その直後にすぐに逆転されたんですが、その後の攻撃で12プレーで85ヤードというドライブを続け、これもTDは取れなかったもののFGで3点を返し、さらにインターセプトからのターンオーバーでまたFGの3点を加えたことがチームに勢いをつけたのではないかと思います。

スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーが怪我をしたことも勝因の1つだったかもしれませんが、仮に怪我をしていなくてもあるいはドルフィンズが勝利していたのではないかという気がするぐらいチームに勢いがあったと思います。

ドルフィンズはこの試合で、今シーズン初めてオフェンシブラインの先発選手5人が揃いましたがそれも影響したんでしょうか、オフェンスのプレーが非常に安定していました。QBライアン・タネヒルはパス32回投中24回成功で252ヤードを獲得してTDパスはなかったもののインターセプトもなく、何よりもQBサックを1つも受けませんでした。スティーラーズのパスラッシュも激しくなかったのかもしれませんが、ラッシュをかわしてロングパスを投げたプレーもありましたし、タネヒル自身もよく足を使っていてプレー内容もよかったと思います。

それとランプレーもよく出ていました。ほとんどがRBジェイ・アジャイなんですが、アジャイは25キャリーで204ヤード獲得2TDランという素晴らしい内容でした。もちろんいずれもアジャイにとっては自己最高の成績なんですが、チームとしても1人の選手が1試合で200ヤード以上走ったのは2003年のリッキー・ウイリアムス以来ではないかと思いますが、間違っていたらこめんなさい。

それでそのランプレーなんですが、それを支えたのがオフェンシブラインはもちろんなのですが、ほとんど目立たないところでTEマーキス・グレイとドミニク・ジョーンズのランブロックがあったのも見逃せないことろだと思います。地味ながら本当にいい働きをしてくれたと思います。

それに加えてグレイに関してはタネヒルのロングパスをキャッチして得点に結びつけたプレーは見事でした。あのプレーに関してはタネヒルがQBサックされそうになったのを回避してパスを投げたんですが、グレイはよく諦めずに走って自身をフリーにしてタネヒルに投げさせたことがよかったと思います。

ちなみにTEのポジションでは先発のジョーダン・キャメロンに次いでこの試合では第2TEのディオン・シムズも脳震とうを起こしてしまい、次の試合は両者とも出場できない可能性があります。そうなればグレイとジョーンズのプレー内容がより大切となってきます。

それとランプレーに関しては、スティーラーズのランディフェンスはこの試合前までNFL5位の77.0ヤードだったんですが、それに対してランプレーを挑み、計222ヤードのランを出したのは大いに評価できますし、チームにとっては自信になると思います。

一方ディフェンスに関しては、ランディフェンスは特に悪くはなかったと思います。スティーラーズのランは128ヤードだったんですが、RBレベオン・ベルは53ヤードに抑えました。ただし平均では5ヤード以上のランを出されていますのでまだ十分ではないですが。

そしてパスディフェンスについてはスティーラーズのエースWRアントニオ・ブラウンへのパスプレーをどう防ぐのかが注目だったんですが、ロスリスバーガーの怪我の影響もあってか、4回のパスレシーブでわずか39ヤード獲得に抑えています。そのパスディフェンスで光ったのが4パスディフェンスを記録したCBバイロン・マックスウェルでした。マックスウェルは控えに降格されていたんですが、この試合で奮起してくれたのか素晴らしい活躍だったと思います。

またこの試合では先発DEにキャメロン・ウェイクとアンドレ・ブランチが起用されました。これまで先発を務めていたマリオ・ウイリアムスは控えに降格となったわけですが、ブランチは1.5QBサックを記録して期待に応えた格好になりました。ウイリアムスもマックスウェル同様、今後奮起してプレー内容が向上してくれることを期待しています。

あと気になるところでは、ディフェンス選手で最も信頼がおけるSレシャッド・ジョーンズが肩を痛めて今シーズン絶望の可能性が大きくなっています。正式にはまだ発表されていませんが、かなり深刻な状態のようです。せっかくいい勝ち方をした後なので非常に残念なニュースです。

その他全体的に見るとFGのミス、不必要な反則などがあったんですが、インターセプトやファンブルといった致命的なターンオーバーがなかったことが勝因の1つと言えると思いますし、それらのミスにも影響されないほどチームが一丸となっていたように見えました。ボール保持時間も今シーズン初めて相手チームより多い36分半で、オフェンスのプレーにもリズムがあったと思います。

この試合の前まではタネヒルの降格論、選手の解雇や怪我など暗いニュースばかりでしたが、この勝利をきっかけにチームがいい方向に向いていってくれることを期待します。



 
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