Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

マーロン・ムーア

対ジャガーズ戦 プレビュー

残り3試合を全勝しなければ4年連続の負け越しが決定してしまうドルフィンズですが、まずはこの対ジャクソンビルジャガーズ戦はなんとしても勝ちたい試合です。

ジャガーズはトータルオフェンスとトータルディフェンスが共にNFL31位と低迷しており、ロードゲームには4連敗中、そして過去2試合のロードゲームでは計77失点しています。シーズンの成績が2勝11敗ということもあり、この試合はドルフィンズ勝利の予想ばかりです。ドルフィンズも現在2連敗中、そしてここ6試合では5敗を喫しているんですが、総合的に見ればドルフィンズの方が有利でしょうね。

ジャガーズで注目はやはり先発QBチャド・ヘニーですね。ヘニーはご存知のとおり、過去4年間はドルフィンズに在籍していました。そして先発QBとして期待されていたんですが結果が出せず、昨シーズン終了後にFAとなってジャガーズに移籍しました。ヘニーの古巣へのリベンジか、などと言われていますが、内容的にはリベンジできる可能性は低いでしょう。

QBブレイン・ギャバートの負傷欠場の後に先発QBを務めているヘニーですが、これまでの成績は8TDパスに対して5インターセプトとそれほど悪くありません。ただ、過去2試合に限ってみれば、パス成功率47.1%、1TDパスに対して3インターセプト、QBレイティングはいずれも58以下とよくありません。

ドルフィンズのパスディフェンスはNFL25位とよくないんですが、過去5試合では相手チームのQBを250ヤード以下に抑えています。この数字どおりにヘニーを抑えられるとは限らないものの、大きなミスがなければジャガーズのパスオフェンスは恐れることはないと思います。マークすべきは45回のパスレシーブで614ヤード獲得、3TDパスレシーブを記録しているWRジャスティン・ブラックモン、そして過去4試合で614ヤード、1TDパスレシーブの新人WRセシル・ショーツでしょう。

また、ジャガーズといえばエースRBモーリス・ジョーンズ-ドリューがオフェンスの中心でしょうが、そのジョーンズ-ドリューは怪我で試合出場することができません。それ以外のRBについても怪我をしており、現在先発RBとなっているのは第4RBのモンテル・オウエンスです。ドルフィンズのランディフェンスはオウエンスのランプレーをしっかり抑えてくれると思いますが、ただしこのオウエンスは先週の対ニューヨークジェッツ戦では14キャリーで91ヤード獲得、1TDランを記録しており、決して油断はできません。

ドルフィンズはオフェンスが低迷し、得点力不足が深刻化していますが、この試合では第2WRデボン・ベスが怪我のため出場することができません。QBライアン・タネヒルもシーズン前半の輝きもなく、オフェンス力のさらなる低下は避けられません。しかしここは現有戦力で戦うしかありません。エースWRブライアン・ハートラインはマークされるでしょうから、WRマーロン・ムーアとリシャード・マシューズの奮起を望みたいと思います。

そしてドルフィンズが勝利するためにはやはりランプレーを出さなければいけません。ドルフィンズのランオフェンスもシーズン序盤の勢いがありませんが、ジャガーズのランディフェンスもよくありません。RBレジー・ブッシュ、ダニエル・トーマス、そしてラマー・ミラーの3人で150ヤード以上走ってもらいたい、そうすればタネヒルを助けることにもなります。

先週の対サンフランシスコ49ers戦、先々週の対ニューイングランドペイトリオッツ戦を見ていると、ドルフィンズのディフェンスは非常によく相手を抑えていると思います。ただ、オフェンスが低調だとどうしても我慢しきれなくなり、肝心なところで失点をしてしまうという結果になっています。ディフェンスを助ける意味でも、ジャガーズ相手のこの試合でオフェンスのなお一層の向上を期待しています。

ドルフィンズの平均得点は18.5点とよくないんですが、ジャガーズはそれより悪い16.6点です。ロースコアの試合になる可能性が高いんですが、そうなると1つのミスが命取りになりかねません。直ちに失点に結びつくようなミスは絶対にしてはいけませんし、ミスから相手に試合の流れがいってしまうと、いくら戦前の予想で有利でも、第10週の対テネシータイタンズ戦の二の舞となるかもしれません。とにかく大きなミスをせず、堅実なプレーをしてもらいたいと思います。そうすればおのずと結果もついてくるでしょう。

特に格下と思われる相手との試合ですから、何か来シーズンにつながるものを見せてもらいたいと思います。タレント不足と言われているドルフィンズですが、1つきっかけをつかめばいろいろなところが上手く回って、チーム力が向上していくような気がします。この試合が終わった後に、そんな気持ちにさせてくれることを期待したいと思います。





対タイタンズ戦 プレビュー

先週インディアナポリスコルツに惜敗したドルフィンズは、今週末同じくAFC南地区のテネシータイタンズと対戦します。タイタンズは現在3勝6敗と低調で2連敗中、先週の対シカゴベアーズ戦では20-51と大敗しています。しかし明るいニュースとして、エースQBジェイク・ロッカーが肩の怪我から復帰して、ドルフィンズ戦に先発するようです。

戦前の予想ではドルフィンズが圧倒的に有利となっており、タイタンズの成績と比較しても、総合力で上回っていると思われます。ただ、決して油断はできない相手で、ラン、パスバランスのとれた攻撃と、コルツ戦で大きく成績を落としたパスディフェンスの復調が勝利の鍵になるでしょう。

タイタンズは平均失点がNFL最下位の34.2点、9試合での総失点はすでに308点で、昨シーズンの総失点317点をこの試合で更新しそうな状況です。また、ランディフェンスも同30位の平均141.6ヤードです。

ドルフィンズのランオフェンスはNFL13位の平均111.9ヤードですが、エースRBレジー・ブッシュは70ヤード以上のラッシングを記録したのがわずか1試合、チームとしても100ヤード以上のラッシングはわずか2試合しかありません。対戦相手がブッシュのランプレーを第一に警戒していることが要因でしょうが、タイタンズの悪いと言われているランディフェンス相手にどれだけ走れるかが課題でしょうね。

ただ単に数字だけを見るとドルフィンズのランオフェンスが機能しそうなんですが、数字はあまりあてにならないものなので、ブッシュのランプレーを助けるためにもオフェンシブラインの奮起が望まれます。

QBライアン・タネヒルはちょうどシーズン半分を消化したところで、QBレイティングはNFL27位の78.2、TDパス5つに対してインターセプトは6つという成績ですが、試合を重ねるごとに成長しており、過去4試合ではQBレイティング95.5、TDパス3つに対してインターセプトはありません。

タイタンズのパスディフェンスも平均273.4ヤード喪失、20TDパス献上に対してインターセプトはわずかに6つしか記録できていないなどNFL27位とよくありません、。ドルフィンズはブッシュやRBダニエル・トーマスのランオフェンスを活かすためにも、タネヒルの安定したプレーが必要になります。

先発WRブライアン・ハートラインとデボン・ベスはもちろん、先週初TDパスレシーブを記録したTEチャールズ・クレイ、そして第3WRとしてマーロン・ムーアやジャバー・ガフニーの活躍に期待したいところです。

また、コルツ戦ではQBアンドリュー・ラックに433パッシングヤードを献上したドルフィンズのパスディフェンスですが、この試合では同じようにロッカーにパスを通されていては勝利することは難しくなります。ディフェンスバック陣のパスカバーももちろん大切ですが、ロッカーに対して思い切ったパスラッシュを仕掛けていくことも必要です。 

タイタンズの一番大きな武器はやはりRBクリス・ジョンソンでしょう。ジョンソンは過去6試合で平均115ヤードのラッシングを記録しており、過去3試合では83ヤード、80ヤードといったビッグプレーのTDランも決めています。ドルフィンズのランディフェンスはNFL3位で、過去22試合にわたって100ヤードラッシャーを許していません。

ジョンソンは過去2試合のドルフィンズ戦ではいずれも100ヤード以上を走っており、この試合での内容が試合展開に大きく影響しそうです。ジョンソンのランが出るようならばロッカーのパスも通りやすくなるので、ドルフィンズとしてはジョンソンに自由に走らせないようにしなければいけません。

ドルフィンズにとってはプレーオフ進出ということを抜きにしても絶対に負けられない試合となります。この試合に負ければ4勝5敗と負け星が先行してしまいますし、地元での敗戦は避けたいところ、さらにこの試合の後は短いスパンでアウェイでの対バッファロービルズ戦が控えており、同地区対決を優位に迎えるためにもここで勝って勢いをつけたいです。

どの試合にも言えることですが、ミスが多いほうが試合に負ける確率が大きくなります。つまらないミスをしないこと、そして決めるべき時はしっかりと決め、守るべき時はしっかりと守る、これが基本です。今シーズンのドルフィンズのフットボールをすればこの試合はかならず勝つことができると思っています。すっきりと気持ちのいい勝利を期待したいですね。




対コルツ戦 プレビュー

今週末の対インディアナポリスコルツ戦ですが、共にドラフト1巡目指名のQB同士、ドルフィンズのライアン・タネヒルとコルツのアンドリュー・ラックの対決が期待されています。しかし、最新の故障者情報ではタネヒルが "QUESTIONABLE" となっており、出場が微妙です。実際に100%の状態ではないでしょうから、出場させるかどうかの決断は難しいところだと思います。

今回の対戦はコルツの本拠地、しかも控えQBマット・ムーアも先週の対ニューヨークジェッツ戦を見る限り、調子は非常にいいようです。無理してタネヒルを起用する場面ではないと思いますけどね。タネヒルとラックの対決はこれからも度々見られるでしょうし。

さて、今回の試合ですが、戦前の予想ではドルフィンズが圧倒的に有利となっています。これはタネヒルが出る、出ないにかかわらずということでしょう。今シーズンのコルツの戦いぶりを見てみると、ホームでは3勝1敗と好調です。しかし、グリーンベイパッカーズに勝ってジャクソンビルジャガーズに負け、またアウェイですがジェッツには大敗しているなど、強いのか弱いのかよくわかりません。

コルツのオフェンスは総獲得ヤード数でNFL8位の373.0ヤード、しかし平均得点は19.4点で同24位とヤードは稼ぐものの得点は思ったほど取れていないという結果になっています。ターンオーバー率はマイナス10とよくなく、4勝3敗と勝ち越しているものの、プレーオフ進出候補と見られているのには疑問が残ります。

ラックはTDパス8個に対してインターセプトも8個、パス成功率55.6%でQBレイティングも74.6と平凡な記録です。しかし、オフェンスで注意すべきはベテランWRレジー・ウェインで、54回のパスレシーブで757ヤードを獲得しています。その他のレシーバーは獲得ヤード数でウェインの半分以下、そしてチーム3位のパスレシーブ数を記録しているTEコビー・フリーナーが欠場します。ウェインをしっかりと抑えられれば、コルツのパスオフェンスは脅威ではないでしょう。

しかしラックは足もあるようで、自らのランで14回の1stダウンを更新、3つのTDランを記録しています。このラックのスクランブルにも警戒すべきで、かき回されると意外にやっかいなことになり、ディフェンス陣の消耗にもつながる可能性があります。その他のコルツのランプレーですが、過去2試合は148ヤード、171ヤードとかなり走っています。また、100ヤード以上走った試合では3勝1敗となっています。ドルフィンズはNFL2位のランディフェンスを誇っていますので、コルツのランをしっかりと止めてくれるでしょう。

そしてドルフィンズの勝利の鍵もやはりランプレーになるのではないでしょうか。コルツのランディフェンスは平均137.4ヤードでNFL27位、1回平均でも4.8ヤードのランを許しています。ドルフィンズは1回当りのラン獲得ヤードが3.7ヤードでNFL28位に低迷していますが、それでも1試合あたりでは115.9ヤードで同11位の成績です。コルツ側も当然ドルフィンズのランを止めにくるでしょうが、RBレジー・ブッシュとダニエル・トーマスのランプレーに期待をしたいところです。

また、先発がタネヒルかムーアかわかりませんが、パスオフェンスに関して注意したいのはコルツのパスラッシュです。DEドワイト・フリーニーとロバート・マシスのパスラッシュは強力ですから、オフェンシブラインがしっかりとQBを守ることですね。コルツのパスディフェンスはNFL7位なんですが、これは相手チームがあまりパスを投げていないことが影響していると思われます。実際に13TDパスを許していますがこれはNFL23位、インターセプトもわずか2つしか記録していません。

ドルフィンズはエースWRブライアン・ハートラインが怪我で練習なども制限されているようですが、おそらく試合には出場してくると思います。ただ、完璧なプレーができない場合は、WRデボン・ベスやジャバー・ガフニー、マーロン・ムーア、そしてTEアンソニー・ファサーノなどのレシーバー陣の活躍が必須になります。

いつも言えることですが、やはりミスを多くした方が試合に負ける可能性が大きくなります。一番嫌な感じがするのはコルツのホームゲームであるということです。致命的なミスをすると、それをきっかけに試合の流れが一気にコルツ側に行ってしまいそうな気がします。パッカーズ戦では3-21から逆転勝利を決めているように、コルツには意外に爆発力があるようです。ビッグプレーなどを許してコルツを調子に乗せてしまわないようにしなければいけませんね。





バーノン、週間MVP

新人DEオリビエ・バーノンが第8週のAFC週間最優秀スペシャルチーム選手に選出されました。バーノンはパントブロックされたボールを押さえてTDを記録していますし、FGブロックも決めています。選ばれて当然の活躍だと思うんですが、個人的にはそのパントブロックをしたジミー・ウイルソンにも何か賞をあげたい気がします。

まあ、何はともあれ、こうしてドルフィンズの選手が週間最優秀選手に選出されるということは、チームが好調な証拠ですし、大変喜ばしいことです。今シーズンはすでにRBレジー・ブッシュ、DTランディ・スタークスが受賞していますので、今回のバーノンの受賞でオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのすべてが受賞したことになります。

先週の試合で負傷欠場したQBライアン・タネヒルが練習に復帰したようです。ただし、限定的な内容で、1stチームでの練習はQBマット・ムーアが主だったようです。次週の対インディアナポリスコルツ戦への出場は微妙ですが、プレーできるのならば100%回復していなくても出場すべきだという見方もあります。コルツQBアンドリュー・ラックとの対戦が注目されていて楽しみではありますが、絶対に無理はしてほしくないですね。

WRアンソニー・アームストロングが解雇されました。先週の試合では出場できず、WRジャバー・ガフニーやマーロン・ムーアが使えそうだということでの解雇でしょう。結局ドルフィンズでの成績は5試合に出場して、3回のパスレシーブで12ヤード獲得という内容でした。

しかし、アームストロングは最初はドルフィンズに入団したんですが練習生扱い、ワシントンレッドスキンズでは大ブレークして活躍、再びドルフィンズと契約したものの十分な活躍ができませんでした。ドルフィンズとは相性が悪いんでしょうかね。ちなみに、早速ジャクソンビルジャガーズと契約したようです。ジャガーズではどんな結果を残すのでしょうか、健闘を祈っています。






WRボウを狙ってる?

ドルフィンズがカンサスシティチーフスのWRドウェイン・ボウの獲得を目論んでいる? というような記事が出ていますが、どうなんでしょうか。チーフスは現在1勝5敗と低迷、そしてボウは今年が契約最終年のようなのでトレード話が盛り上がってくるのもわかります。そしてドルフィンズはWRが不足している。となると可能性はあるでしょうか。

ドルフィンズのWR陣の成績を見てみると、パスキャッチをしているのはブライアン・ハートラインとデボン・ベスの2人だけと言ってもいいです。ハートラインが29回で514ヤード、ベスが28回で388ヤードとなっていますが、その他のWRはアンソニー・アームストロングとマーロン・ムーアが共に3回ずつのパスレシーブを記録している他は、解雇されたレガドゥ・ナーニーの1回だけです。

ただし、ムーアに関しては先週の対セントルイスラムズ戦で3キャッチを記録していますので、今後の試合での成績がどうかによって第3のWRとなれる可能性はあります。ただし、もしそうなったとしても数が不足していることは確かです。

先日獲得したベテランWRのジャバー・ガフニーはラムズ戦にも出場しませんでした。バイウイーク明けの対ニューヨークジェッツ戦にはおそらく出場すると思いますが、どれほどの活躍ができるのかは未知数です。また、ガフニーの場合、仮に今年活躍しても来年はチームに残っていないと思います。

ハートラインがブレークしてきただけに、もう1人実力のあるWRがいれば、QBライアン・タネヒルのパスプレーも充実してくると思います。WRブランドン・マーシャルとCBボンテ・デービスのトレードで得たドラフト指名権があるので、思い切って動くのか?

ちなみに、ボウはドルフィンズの地元マイアミの生まれでNFL6年目、今シーズンもすでに34回のパスレシーブで427ヤードを獲得、3TDパスレシーブを記録しています。





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