Dol-fan Blog

Miami Dolphins と NFL を心から愛する人のためのページです。

ロバート・ワラス

WRワークアウト

ドルフィンズがニューイングランドペイトリオッツを解雇されたダンテ・ストールワースをテストしたことが報道されました。現在、ドルフィンズのWR陣は10人いるんですが、頼りになるWRはデボン・ベスひとりと言うのが現状です。ある程度計算できるベテランWRは、オフェンスにとって是非とも必要です。

これから各チームで最終ロースターが決定し、その結果解雇される選手も数多く出てきます。その中の誰かを補強するという可能性は大きいのではないでしょうか。WRだけでなく、TE、オフェンシブラインなど補強ポイントはいくつもあります。

ただ、どうせWRを補強するなら、ウエストコーストオフェンスのチームを解雇された選手が狙い目でしょうね。特にHCジョー・フィルビンとのつながりから、グリーンベイパッカーズの選手は最適でしょうが、そんな選手がパッカーズから解雇されるでしょうか。

本当はロバート・ワラス、マーロン・ムーア、クライド・ゲイツなどの若いWRがブレークしてくれるか、リシャード・マシューズ、ジェフ・フラー、B.J.カニンガム、クリス・ホーガンといった新人が台頭してくれれば一番いいんですけどね。



 

対バッカニアーズ戦

プレシーズンゲーム第1戦、対タンパベイバッカニアーズ戦ですが、試合の方は20-7でドルフィンズが敗れてしまいました。しかし内容的にはそんなに悪くはなかったのではないでしょうか。実際にレギュラーシーズンならば、最初のバッカニアーズの得点シーンで4thダウンギャンブルをやっていたか、そして前半終了間際のドルフィンズの攻撃でも4thダウンギャンブルをやっていたかと考えると、いずれもFGを敢行していれば10-3で前半を折り返していましたね。まあ、それは結果論で、プレシーズンゲームだからこそでしょうが。

この試合の見所は何といってもQBライアン・タネヒルですね。タネヒルのプレーはとても楽しみにしていたんですが、予想以上の内容でした。パス21回投中14回成功で167ヤード獲得、1TDパス、0インターセプト、0QBサックというデビュー戦としては上々の出来だったと思います。ただし、相手のディフェンスが控え選手だったことは割り引いて考えなければいけません。レギュラークラスのディフェンスを相手にしてどんなプレーが出来るのかが注目されますし、これからの課題でしょうね。

インターセプトはなかったんですが、危ないパスは少なくとも1本ありました。その1本は下手をするとリターンTDとなりそうなものだったので、ここは反省点だと思います。あとはスクランブルの時に頭から突っ込んでいましたが、これは修正すべきところだと思いました。しかし、その他はオフェンスのリズムもよかったし、いくつかの素晴らしいパスも投げていました。レシーバー陣のナイスキャッチもあったんですが、リズムやパスのよさがレシーバー陣のプレー向上にもつながるので、そのあたりでも実力を持っているということでしょうか。

その他では、試合前に先発QBと思われていたデビッド・ギャラードがひざの手術を行うということで欠場しました。かなり驚いたニュースだったんですが、ギャラードはプレシーズンゲームを全休しそうなのでこれからの去就が微妙になりそうです。特にタネヒルのプレー内容がいいので、あるいはギャラードはシーズン開始前に解雇という可能性もあるんでしょうか。

そして先発したQBマット・ムーアですが、昨シーズンの実績と自信が今シーズンどのように活かせるかですね。この試合ではノーハドルでプレーしていましたが、実際にレギュラーシーズンでもノーハドルオフェンスを多用するんでしょうか。結局ムーアは3回のオフェンスシリーズをプレーして、パス12回投中7回成功で79ヤード獲得、0TD、1インターセプトでした。インターセプトはちょっと不運なものでしたし、内容的には悪くなかったと思います。残念だったのは最初のオフェンスシリーズでのWRチャド・ジョンソンのパス落球でしたね。あのパスがしっかり通っていれば先制得点は確実だっただけに、ジョンソンのプレーが悔やまれます。

そのジョンソンですが、最新のニュースではどうやらDVで逮捕されたということです。ジョンソンに関しては最終ロースターに残れないだろうという可能性もあるので、この試合の落球とフィールド外での不祥事はかなりのマイナスポイントとなりそうです。

あとは若い選手が結構目立っていたので、これは今後が楽しみです。TEチャールズ・クレイ、WRロバート・ワラスとジュリアス・プルイット、そして新人のOTジョナサン・マーチンとTEマイケル・エグニュー、WRリシャード・マシューズなどです。

2年目のクレイはこの試合ではTDパスレシーブを決めましたし、今シーズンはオフェンスにおいてかなりの活躍が期待されます。マーチンは反則を2度犯すなど不安定な面も見せましたが、先発RTとして期待できる存在です。そしてマシューズはキックオフリターンでいい活躍を見せてくれました。

プレシーズンゲームは最終ロースター当落線上の若い選手の活躍が見所なんですが、この試合を見る限り今後の試合も非常に楽しみになってきました。ドルフィンズは前評判は決して高くないんですが、予想以上に期待できるシーズンとなりそうです。



WRハートライン、故障者リスト入り

WRブライアン・ハートラインが故障者リスト入りしました。今シーズンのハートラインはいずれも自己最高となる43回のパスレシーブで615ヤードを獲得していました。また平均獲得ヤード数はチームトップの14.3ヤードでした。1000ヤードパスレシーブの可能性もあっただけに、本人も非常に残念でしょうね。ただ、プレーオフ進出も絶望的となってしまいましたので、無理せずに来シーズンに備えて怪我を治してもらいたいと思います。

ハートラインが欠場してしまったのでWR陣は手薄になりました。明日の対ニューヨークジェッツ戦にはブランドン・マーシャルが復帰するようですが、状態は100%とはいえないでしょう。となると実質的に頼りになるWRはデボン・ベスだけで、大きな戦力ダウンは否めません。

しかしここは新人WRマーロン・ムーアとロバート・ワラスに奮起してもらいたいところです。あとはTEアンソニー・ファサーノも貴重なパスターゲットとなるでしょうが、もう1人頼りになるTEがいればファサーノももっと生きるんでしょうが… ちなみにハートラインの代わりに新人TEのデドリック・エップスをロースターに加えていますが、当然試合には使えないですね。

明日のジェッツ戦はどうやら雨の中でも試合となりそうです。悪天候の中での試合はロースコアとなることが予想されますが、そうなるとドルフィンズにもチャンスはありそうです。ただ、ファンブルやインターセプトなどターンオーバーが起りやすくなるので、ミスが少ない方が勝つでしょうね。あとは大きな怪我に気をつけてもらいたいです。

GO MIAMI DOLPHINS !!!




 

対レイダース戦 Part 1

対オークランドレイダース戦は予想外の今シーズン最高得点で勝利しました。久しぶりというか、今シーズン初ですかね、オフェンスが爆発しての素晴らしい勝利でした。しかし、プロボウルWRブランドン・マーシャルが欠場したにもかかわらず33得点をあげての快勝とは、ちょっと皮肉な結果となりました。

試合前にマーシャル欠場のために出番が増えるだろうWRマーロン・ムーアかロバート・ワラスのどちらかが活躍してくれること、そしてランを止めてランを出すという基本的なことが出来ることを期待していたんですが、そのどちらも実現しました。

まずムーアですが、第3Qに逆転となる57ヤードTDパスレシーブというビッグプレーを決めてくれました。後半に入って最初のオフェンスで逆転できたことでチームのムードも上がって、その後の追加得点も呼び込んだと思います。ややレイダースのディフェンスの動きが悪かったとも言えますが、新人のムーアにとっては大きな自信となるプレーだったでしょうね。

それから勝利の最も大きな要因となったランオフェンスですが、ロニー・ブラウンが24キャリーで85ヤード獲得、リッキー・ウイリアムスが20キャリーで95ヤード獲得と2人合わせて180ヤード獲得という内容でした。特にウイリアムスは第4Qに45ヤードTDランというビッグプレーも決めました。平均獲得ヤードはそんなに特筆すべき数字ではないんですが、何よりもランプレーを重ねることによって時間を消費できたことが大きかったと思います。

ひざの怪我から復帰したQBチャド・ヘニーですが、パス30回投中17回成功で307ヤード獲得2TD、1インターセプトという結果でした。パス成功率は60%を切っていますしインターセプトとなったパスは明らかにミスで、その点ではマイナスでした。しかしパスディフェンスがいいレイダースを相手に300ヤード以上を投げてオフェンスを指揮したのは大きな貢献だったと思います。

インターセプトを犯した後はやや内容がよくなかったんですが、10-14と逆転された直後のオフェンスで3rdダウンロングという状況に3回直面しながらいずれもWRデボン・ベスにパスを通して1stダウンを更新し、最終的に15プレー、75ヤードというドライブを演出して、TDは奪えなかったもののFGで3点をあげたのはヘニーにとっても自信になったと思うし、この試合全体を考えても非常に意味のあるオフェンスだったと思います。

第3Qに一時タイラー・シグペンがQBを務めていたんですが、昨シーズンのパット・ホワイトのようなプレー内容でした。ワイルドキャットはこの試合でも何度か使って少しは効果があったと思いますが、シグペンが入ることによりパスが投げられますしワイルドキャットもより効果的に使うことができるのではないでしょうか。このシグペンを起用したプレーはこれから使えるかなと思いました。

ドルフィンズがこの試合で記録したTDはいずれも25ヤード以上のビッグプレーで、オフェンスが不調で得点力不足が深刻だった今シーズンの状況を考えたら素晴らしい内容でした。これをきっかけにしてオフェンスが向上してくれたらと期待しています。

対レイダース戦 プレビュー

現在5勝5敗のドルフィンズにとっては対オークランドレイダース戦は負ければほぼシーズン終了というプレーオフモードに入った試合となります。そのためにもなんとしても勝ちたい試合です。ドルフィンズはロードで4勝1敗、対するレイダースはホームで4勝1敗という対戦で、試合前の予想ではやはりレイダースが有利なようです。

レイダースと対戦するにあたって、レイダースはパスディフェンスがNFL4位と強いので、ドルフィンズはランプレーで試合の主導権を握りたいところです。ただ、ランではここ3試合ほとんどボールを進めることができていませんし、レイダースがどうと言うよりはドルフィンズオフェンスがランにしてもパスにしてもどれだけ自分たちのフットボールができるのかにかかっていると思います。

先発QBはおそらくチャド・ヘニーが務めると思います。ヘニーは対テネシータイタンズ戦では先発の座から降格しましたが、代わりに先発を務めたチャド・ペニントンが欠場した後はよくオフェンスを引っ張ったと思います。タイタンズ戦の勝利の立役者はヘニーだと言っても過言ではないと思います。それだけにもしレイダース戦に先発するのならそのプレー内容には注目です。

ただし、対シカゴベアーズ戦で崩壊を見せたオフェンスラインがどれだけ回復しているかが問題です。Cジョー・バーガーは先発に復帰するようですし、LTジェイク・ロングもベアーズ戦の時よりは状態はいいようです。パスプロテクションもよくなるでしょうし、ベアーズ戦で使えなかったワイルドキャットもこのレイダース戦では準備してくるでしょう。

ドルフィンズにとってマイナスポイントはWRブランドン・マーシャルです。マーシャルはベアーズ戦でハムストリングを痛めてレイダース戦は欠場することが濃厚です。WRブライアン・ハートラインとデボン・ベス、TEアンソニー・ファサーノがパスレシーブの中心となりますが、せめてもう1人、新人WRロバート・ワラスかマーロン・ムーアのどちらかが存在感を示してくれればいいんですけどね。

ディフェンスがしっかりと相手のランを止めてオフェンスがランを出す、この基本的なことができればレイダース攻略は難しくはないと思います。ディフェンス陣はもちろんですが、RBロニー・ブラウンとリッキー・ウイリアムス、そしてオフェンスライン陣に期待したいと思います。

livedoor プロフィール

どるふぃんわん

楽天市場
最新コメント
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ