トレーニングキャンプの開始もいよいよ今週末に迫ってきたんですが、今シーズンのドルフィンズについてよくいわれていることがNFLで最も厳しいスケジュールだということです。

ドルフィンズの今シーズンの対戦相手の昨シーズンの成績の合計は152勝104敗で勝率.594となっています。これは他のどのチームより高い数字です。細かく見ていくと、開幕から3試合はいずれもプレーオフ出場チーム(@アトランタファルコンズ、インディアナポリスコルツ、@サンディエゴチャージャース)で、その後は同地区のライバルチームとの対戦、さらに11月には5試合予定されているんですがそのうちの4試合はロードゲーム、勝負どころの12月には昨シーズンAFC最高勝率(13勝3敗)を記録したテネシータイタンズ、過去4回の対戦で1度も勝利していない相性の悪いヒューストンテキサンズ、そして最終戦は昨シーズンのスーパーボウル王者ピッツバーグスティーラーズとその厳しさがよくわかります。

まあドルフィンズは昨シーズン地区優勝したので対戦相手が厳しくなるのは当然といえるんですが、じゃあスーパーボウル王者のスティーラーズはというと全体で29番目、スーパーボウルに進出したアリゾナカージナルスは27番目と数字で見ればかなり楽な方です。さらに0勝16敗だったデトロイトライオンズが最も楽かという塗装ではなくて全体の21番目でスティーラーズやカージナルスより厳しいんですよね。

そういうデータもあって今シーズンのドルフィンズは昨シーズンより成績が堕ちるだろうといわれています。ちなみに昨シーズン最も厳しいスケジュールだったのはスティーラーズなんですが、そのスティーラーズはスーパーボウルに勝っています。チームの実力があれば対戦相手うんぬんはあんまり関係ないということですかね。